飛龍山・雲取山を日帰りで歩く（道の駅「たばやま」起点・周回ハイク）

2014年04月27日(日) [日帰り]

• GPS: 11:10
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,679m
• 下り: 2,679m

コースタイム

通算所要時間　11時間10分

4:10駐車場 ― 4:19登山口 ― 5:50サオラ峠5:55 ― 7:16前飛龍山7:24 ― 8:19飛龍山8:20 ― 8:48北天ノタル ― 10:25三条ダルミ ― 10:56雲取山11:04 ― 11:21三条ダルミ ― 三12:24条の湯12:27 ― 14:06サオラ峠14:09 ― 15:11登山口 ― 15:20駐車場

【主な所要時間】
道の駅―飛龍山 4:09
飛龍山―雲取山 2:36
雲取山―道の駅 4:16

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅「たばやま」駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

◆道の駅〜サオラ峠
　動物除けの柵を3つ通過して、九十九折りの急坂を歩く。最後の部分は、山腹を巻くように道で、現在は、雪の影響からか、滑りやすく、バランスを崩すと、滑落の危険大。初心者は道の整備が確認されるまで、様子見することをおススメします。

◆サオラ峠〜前飛龍山〜飛龍山
　前飛龍までは、尾根歩きから急坂となるが、時間が解決してくれる。危険なか所はない。前飛龍から先は、雪害で倒木、残雪が多く、時間に余裕が必要。

◆飛龍山〜雲取山
　残雪がなくなるまでは、アイゼン持参をおススメします。
　
◆雲取山〜三条の湯〜サオラ峠〜道の駅
　昔の要路を存分なく味わえます。サオラ峠直下のルートは、慎重に歩かないと、谷底に落ちます。

写真

4/27 4:10

4:10道の駅をスタート
真っ暗でも鳥のさえずりが聞こえます

4/27 4:19

塩山側に約10分歩いて、登山口
スタンド手前を右に行く

4/27 5:14

サオラ峠までは九十九折りの急坂
あまりにも急斜面で花が目の前にある

4/27 5:20

九十九折りの道の落ち葉が溜まっている場所に、押しつけた跡。よく見ると白い直毛が沢山。鹿が寝ていた場所？登山道に何か所もある。

4/27 5:50

歩きだして1:40でサオラ峠。尾根に出て、ようやく日差しが当たりだした。

4/27 5:50

帰りは三条の湯からここに戻る予定です。
何時ころ戻ってこれるかな？

4/27 5:55

飛龍山方面は、これまでの急坂がウソのようななだらかな尾根道です。最初だけね。

4/27 6:29

歩きだして2時間10分経過して、やっと富士山が見えた。

4/27 6:30

熊倉山付近
頂上では、男性一人が休んでいたので、ピークでの撮影は控えました。

4/27 6:56

残雪が出てくるようになってきた
先週は降雪もあったらしいし。

4/27 7:02

前飛龍直前の急坂。ここがとにかくツライ。
岩場を登るイメージです。
谷川岳の西黒尾根のミニ版って感じ？

4/27 7:16

前飛龍にやっと到着

4/27 7:16

前飛龍は、ぽこっと出た場所です。

4/27 7:16

小さい標識がくっついている

4/27 7:17

正面は富士山どーん

4/27 7:17

南アルプスどーん

4/27 7:17

登ってきた尾根道がよく見える

4/27 7:17

自分の影も写しちゃえ

4/27 7:18

飛龍山頂上を撮影

4/27 7:35

前飛龍からすぐに、分厚い残雪。すかさず、軽アイゼン装着。ゆるくて、ズボズボしだす。

4/27 7:59

飛龍山直下の権現様のある分岐点

4/27 7:59

小さな石の祠があります。

4/27 8:05

権現様から先は、残雪としゃくなげのやぶこぎです。東側には雲取山が見えている。

4/27 8:10

南西は、南アルプス、左が仙丈ケ岳で右が甲斐駒ケ岳

4/27 8:10

西側奥は、八ヶ岳かな？

4/27 8:19

飛龍山頂上到着。
道の駅から4時間余り。
遠い山です。

4/27 8:19

山頂は、林の中で展望はなし。

4/27 8:26

雲取山方面は、残雪で道が分からず、ウロウロ。
幸い、三条の湯から上がってきた人がいて、ルートが分かりました。

4/27 8:27

尾根道にでた。ここから雲取山まではピーク直下の山腹をずっと歩きます。

4/27 8:27

大体は、急斜面の林を横に突っ切るイメージです

4/27 8:30

雲取山と石尾根かな？

4/27 8:34

降雪が多かったのか、登山道は荒れています。

4/27 8:38

木道の下は、ヒュー状態です

4/27 8:41

滑ったら、谷底へ落ちます。雪がやわらかくて、怖い怖い・・・

4/27 8:48

北天ノタルです。三条の湯からの道との合流点です。男性二人が休んでいました。アイゼンがなくて大丈夫かと聞かれたので、自己判断ですね。滑りやすいですよ、と自重を促しました。

4/27 8:51

北天ノタルを振り返る。危ない残雪ゾーンが写真ではなかなか表現できません

4/27 9:12

尾根道でも富士山が見えてます。

4/27 9:12

意外とアップダウンがあって、結構キツイ尾根道です。

4/27 20:25

登山者が少なく、南側が開けているので、私好みのルートです。

4/27 9:38

三条ダルミに近づくと、広い笹の尾根道になります

4/27 9:46

ここは狼平。茶色い部分がある場所だよな

4/27 9:46

狼平の残雪。鹿の足跡つきです。
ケモノ道が沢山クロスしています

4/27 10:24

狼平からしばらく歩くと、雲取山直下の三条ダルミ。三条の湯との分岐点です。

4/27 10:25

三条ダルミの標識

4/27 10:25

三条ダルミからの富士山

4/27 10:53

三条ダルミからは急坂を登り、ようやく雲取山頂上に到着した。すぐに富士山を探す。

4/27 10:54

やった、富士山をアップ

4/27 10:54

石尾根を撮影

4/27 10:56

で、お決まりの構図で、一枚。

4/27 10:56

飛龍山方面を撮影。こうみると、随分遠いです。
距離で6キロ位？

4/27 10:56

雲取山の三角点
この付近に遠隔操作事件のSDカードが埋められていたの？

4/27 10:57

なにげに三角点アップ

4/27 11:19

先が長いので、すぐ下山開始。ここは三条ダルミ。

4/27 11:21

残雪の下の雪解け水をためて飲む。埃っぽいのがご愛嬌。

4/27 11:24

鹿の親子が登山道を歩いている。

4/27 11:24

私を先導して歩いてくれました。
ハートのお尻が印象的です

4/27 11:26

振り返って、雲取山を撮影

4/27 11:41

三条の湯までの道は、緩やかな勾配で、日当りも良好。気持ちがいいです。ときどき、スカスカで見通しの良い木橋を通過します。

4/27 12:27

三条ダルミから1時間余で三条の湯に到着。まだ先があるので、すぐ出発します。

4/27 12:46

サオラ峠までは、何度も沢を通過します。その度に下って、登るの繰り返し。

4/27 13:14

巻いて、沢越えて、登る。これが、ツライ。気が滅入る・・・。

4/27 13:42

雲取山もはるか上に見えるようになってしまった

4/27 14:02

サオラ峠に近い場所

4/27 14:06

サオラ峠に戻ってきた。

4/27 14:26

サオラ峠から下界までは、真下に見える感じです。
見通しが良いので、恐怖感が結構あります。

4/27 14:59

登山道道は畑の中を通過します。

4/27 15:00

畑は、高電圧の走る柵で囲われています。
柵を3回通過します。

4/27 15:05

畑作業をしている人は、柵の中

4/27 15:20

11時間余をかけて、道の駅到着。おしまい。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

MUSICA001

いろいろな想いを胸に秘めて、超静かな飛龍山に、ちょこっと雲取山を添えて歩きました。

先週登られた方のレコを参考に残雪歩きを覚悟して、時間に余裕を持たせ、暗いうちに出発しました。
クマが怖かったので、鈴とラジオを鳴らしながら、歩きました。

落ち葉の多い、登山道部分は、ところどころ、落ち葉が平らになっている場所がありました。
きっと、鹿さんが休んだ場所なんでしょうね。白い毛が沢山落ちていました。

このルートは、距離や標高差に表れないワイルドさがあるので、煩悩を抱え、時間と体力のある方の方がその良さを楽しめると思います。