白馬八方尾根 無名沢スキー
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 934m
- 下り
- 1,934m
コースタイム
10:30 八方池付近
12:00 唐松山荘手前
12:20 無名沢入り口
12:50 南滝を高巻き
14:00 林道入り口
15:15 二股
*谷の中など、ところどころGPSデータに誤差があるところもあります。
天候 | 晴れのち薄曇り。風は殆どなし。 fine in the morning, later cloudy. Wind calm. |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ・リフト2つを乗り継いで八方池山荘に。 Parked at Happo-one ski parking lot. Rode "ADAM Gondola" lift , "Alpen Quad" lift, "Grad Quad" lift to get Happo-ike Sansou. |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池山荘から唐松岳への稜線はところどころ、雪切れ。 スキーを背負うかトラバースして進みました。私が通ったトラバース路に凍結場所はありませんでしたが、クラックが入った斜面もあり、注意が必要です。 無名沢以降はクラック・デブリ多数。滑走注意です。 無名沢と唐松沢の出合い下にある南滝は、ほぼ雪切れです。高巻きしました。 二股までの林道は雪がほぼ無しでした。90%以上の距離は歩きになりました。 |
写真
感想
<登り>
少し出遅れてスタート。ゴンドラに乗り込みます。ゲレンデ下部は雪がなく閉鎖されています。八方には2013年12月以来ですが、あの時はパウダーだったなと思うとシーズンが終わりつつあるのをしみじみ感じます。
兎平を一本滑ろうかとも思いましたが、時間がないのでパスしてアルペンクワッド・グラートクワッドを乗り継いで八方池山荘に。スキーにスキンを貼りつけ、準備します。
尾根は雪が切れていたので、しばらくはスキーを背負って歩きます。日当たりも良く結構暑いです。
八方山付近からシール登高にします。尾根上は雪が切れがちで、板を背負ったり履いたりと効率が上がりません。
八方池くらいまでくると雪がつながってきました。途切れているところもありますが、トラバースしやすそうな斜面は、トラバースしてシール登高を続けました。先行者のトレースがあるので、トラバースでも比較的足元が安定します。
ただ、ツボ足でトラバースラインを歩いている人は踏抜きなどで足元が安定せず大変そうでした。この後は、シールがよく利いたので、シールでずっと登高しました。特に凍結箇所などもありませんでした。
汗をかきながらのペースを維持して登っていきます。クライマーズライトには白馬三山が美しく、クライマーズレフトには五竜・鹿島槍が悠然と構えており、風景も楽しみながら登ります。途中、雷鳥も見かけて満足でした。
唐松山荘まで行きたかったのですが、時間がお昼になったので、登高はやめて、途中で滑降準備に入りました。あと30分早く出ていればよかったかも。。
<滑り>
ひとまず、無名沢の入り口まで、尾根上もしくは尾根の近くを滑っていきます。快適なザラメで、すぐ沢の入り口につきました。
無名沢では楽しそうな斜面が広がっていました。しかし、気温も高く雪崩にも警戒が必要と思い、なるべく沢の真ん中は避けて降りていきます。狭い部分はスピーディーに通過するように心がけました。
高度を落としていくと、デブリがあちこちに広がっていました。見た感じでは直近もののではなさそうで少しホッとします。
完全に谷底に降りる前に、ガラガラ沢に抜けようと思い、スキーヤーズライト方面にトラバース(&若干登り)してみます。しかし、雪が切れているようでしたので、当初のラインと違う沢を滑ることにしました。
しかし、この沢はクラック多く、サッと抜けないと危なさそうです。上からは見にくいクラックに近づかないように注意しながら降りていきます。途中カモシカ君が斜面を横切りましたが、カメラを出す余裕はありませんでした。この斜面の滑降はあまりすべきではなかったかもしれません。
そうこうするうちに南滝のところにでました。雪は繋がっているかは不明だったので、右岸側をツボ足で高巻きします。たまに踏みぬいて苦労しながら小尾根を巻きました。少し降りたところでスキーを履いて降ります。滝の周辺はデブリだらけで滑れません。このデブリのおかげで川が出ていないとも言えるかもしれませんが。。下から滝を見ると、かろうじて雪が繋がっている感じでしたが、あまり通りたい感じではなく、高巻きして正解だったかと思います。
ここからは、ツボ足でデブリの山を超えていきます。最初の堰堤は左岸側を乗り越えました。渡渉なしで行けるかと少し期待しましたが、南北方向に流れている川(湯ノ入沢)を渡渉するハメになりました。
渡渉後は、ひたすら林道を滑りたいところでしたが、最初の登りだけ雪があって、下りにはありませんでした。1時間と少し、ひたすら忍耐の林道歩きになりました。。登り斜面ではスキーヤーをそこそこ見かけましたが、林道では出会う人はいませんでした。
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