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Yamareco

記録ID: 4357121
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

小笊越しに朝焼けの富士が見たくて笊ヶ岳~生木割山~伝付峠周回

2022年06月02日(木) 〜 2022年06月03日(金)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
19:14
距離
30.5km
登り
3,097m
下り
3,075m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:27
休憩
0:33
合計
10:00
4:49
4:59
238
8:57
9:13
101
14:00
14:06
17
14:23
2日目
山行
8:19
休憩
0:40
合計
8:59
4:32
17
4:49
4:50
29
5:19
5:21
37
5:58
6:02
31
6:33
6:34
46
7:20
7:20
119
9:19
9:29
6
9:35
9:35
32
10:07
10:16
40
10:56
11:02
84
12:26
12:28
31
12:59
12:59
26
13:25
13:30
1
13:31
伝付峠入口BS
天候 6/2晴、6/3晴
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
伝付峠入口14:09~大島14:30 400円+荷物代200円
大島14:35~老平入口14:57 200円
把握済みの看板だが、テンション下がる
2022年06月02日 04:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/2 4:51
把握済みの看板だが、テンション下がる
倒木帯。全てが間伐、登山者にやさしくない
2022年06月02日 05:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/2 5:51
倒木帯。全てが間伐、登山者にやさしくない
花?と言えばこれくらい
2022年06月02日 07:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/2 7:49
花?と言えばこれくらい
登りが終わった。
2022年06月02日 08:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/2 8:55
登りが終わった。
大岩現る!左から巻いて岩上に出る踏跡あり。
2022年06月02日 09:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/2 9:44
大岩現る!左から巻いて岩上に出る踏跡あり。
数少ない見晴らしから南方。山名わからず
2022年06月02日 11:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/2 11:18
数少ない見晴らしから南方。山名わからず
ようやく小笊が現れた。もうくたくた_| ̄|○
2022年06月02日 13:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/2 13:42
ようやく小笊が現れた。もうくたくた_| ̄|○
取り敢えず小笊に到着。後は笊に登り返すだけだが…。
2022年06月02日 13:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/2 13:58
取り敢えず小笊に到着。後は笊に登り返すだけだが…。
笊から荒川岳
2022年06月02日 14:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/2 14:20
笊から荒川岳
荒川岳UP
2022年06月02日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/2 14:21
荒川岳UP
赤石岳UP
2022年06月02日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/2 14:21
赤石岳UP
上河内岳?
2022年06月02日 14:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/2 14:21
上河内岳?
笊山頂の特等席が今夜のお宿
2022年06月02日 15:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/2 15:27
笊山頂の特等席が今夜のお宿
これが見たかった\(^o^)/雲がかかっているがこれも愛嬌
2022年06月03日 04:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/3 4:08
これが見たかった\(^o^)/雲がかかっているがこれも愛嬌
朝焼け、富士、小笊。一応目的達成!
2022年06月03日 04:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
6/3 4:08
朝焼け、富士、小笊。一応目的達成!
朝日がのぞく
2022年06月03日 04:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 4:29
朝日がのぞく
手前がハイ松尾、左奥が生木割
2022年06月03日 04:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/3 4:30
手前がハイ松尾、左奥が生木割
笊から北へ下るとこんな感じの尾根道
2022年06月03日 04:58撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/3 4:58
笊から北へ下るとこんな感じの尾根道
ハイ松尾の登りで振り返ると笊の双耳峰が
2022年06月03日 05:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/3 5:28
ハイ松尾の登りで振り返ると笊の双耳峰が
今日はこんなもんか
2022年06月03日 05:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 5:29
今日はこんなもんか
○○コザクラ?
2022年06月03日 05:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/3 5:43
○○コザクラ?
基本的にはそうだが…。迷った!
2022年06月03日 05:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/3 5:44
基本的にはそうだが…。迷った!
一応甲斐百山なので寄ってみた。生木割よりは展望があった
2022年06月03日 05:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 5:55
一応甲斐百山なので寄ってみた。生木割よりは展望があった
ハイ松尾のガレ場越しに笊
2022年06月03日 06:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
6/3 6:13
ハイ松尾のガレ場越しに笊
目的の生木割。地味!
2022年06月03日 06:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/3 6:13
目的の生木割。地味!
今山行一番の目的地、生木割に到着!静岡の百山99座目
2022年06月03日 06:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5
6/3 6:30
今山行一番の目的地、生木割に到着!静岡の百山99座目
下山間近になって雲が取れた荒川岳
2022年06月03日 08:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 8:29
下山間近になって雲が取れた荒川岳
聖岳?
2022年06月03日 08:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 8:30
聖岳?
伝付峠付近のきれいなカラマツ林
2022年06月03日 08:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/3 8:41
伝付峠付近のきれいなカラマツ林
伝付峠の展望台から塩見岳
2022年06月03日 09:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 9:21
伝付峠の展望台から塩見岳
展望台から見納めの富士
2022年06月03日 09:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/3 9:22
展望台から見納めの富士
伝付峠。何年振り❓
2022年06月03日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/3 9:25
伝付峠。何年振り❓
取水口。梯子が掛かっているはずだが…
2022年06月03日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/3 10:33
取水口。梯子が掛かっているはずだが…
沢沿いの道。橋が落ちて、この綱一本が頼り。ここだけは橋を架けて欲しい。
2022年06月03日 11:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/3 11:16
沢沿いの道。橋が落ちて、この綱一本が頼り。ここだけは橋を架けて欲しい。
この場所だけはおっかない。梯子が掛かっているだけいいのか
2022年06月03日 12:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
6/3 12:00
この場所だけはおっかない。梯子が掛かっているだけいいのか
撮影機器:

感想

 長年残り3座になった静岡の百山だが、その一番の原因は生木割山だ。眺望も期待できないマニアックな山で、この山だけに一泊は勿体ない。そこで小笊と富士の三角形が重なる朝日とランカン尾根を組み合わせ、更に伝付からの現状偵察を兼ねての1泊山行を計画した。これによって更に難しくなってしまい棚上げが続いていた。そして遂に重い腰を上げて決行することにした。
 下山時刻は奈良田発の3便(伝付峠入口BS14:09発)に乗車予定だ。しかしギリギリなので乗れる自信がない。だが老平に戻るためにはこの便に乗り大島BSでオンデマンドバスに乗継ぐ他ない。そこで電話予約しておいた。
〇老平P~ヒソダイラ
 前泊しいつもより早い4時出発。Pには名古屋ナンバーの車が一台、仮眠中であった。水は途中補給ができないので3.5ℓにしたが、重い(T_T)結局曇って暑くなかったので下山までもった。
 まずは10年位前に泊まった硯の里キャンプ場へ。尾根入口には例の看板があり、さあこれからという気持ちが凹む。
 林道は100m位で終わり、尾根に乗る。笊頂上まで濃淡はあるものの踏跡はある。テープ類はまばら。激急登はないが、ヒソダイラまで標高差1,200m位あり、ず〜っときつい登りが続く。
 H950m辺りの倒木帯は乱雑な間伐が原因で歩きにくい。登山者のことも考えてくれよと言いたくなるが、一般登山道ではないので文句は言えない。尾根の東端に踏跡がある。これを辿れば少しは楽。
 H1,000m辺りで間伐帯を突破するとアセビ藪に突入する。先人が苦闘し乱れた踏跡を拾って漕ぎながら歩く。基本尾根芯を外さず歩くのがよいと思う。ここで体力と気力が随分削られた。
 藪を突破すればまずまず歩きやすい道だ。
〇ヒソダイラ~笊ヶ岳
 一応休みない急登は終わるが、ここからもまだ標高差は800mアップダウンで厳しい。TS地はチラホラある。ヤセ尾根になるので踏跡はしっかりする。ただ枝木がザックに引っ掛かったり、つっかえたりするので 体力を奪われる。
 大岩が立ちはだかると緊張するが、巻き道がある。巻いた後にお助けロープが欲しいような登りがある。だからと言って特段の危険は感じなかった。
 小笊が現れるころには、もうヨレヨレ状態でこの登りはきつかった。だが笊への登り返しは更にきつい。
 笊山頂には2張りのTS地があった。風が当たらないいい場所だ。どこも登山道の一部で、通行者がいたらゴメンナサイという場所だ。
 湿度の高いこの時期、ガスっても仕方ない。富士山は見えないが南アルプスは見えたのでありがたかった。
〇笊ヶ岳~伝付峠
 翌朝は雲はあるものの、小笊越しの富士がきれいに見えた。南アルプスは山頂が雲に隠れて残念だった。
 バスの乗車時刻があるので、先を急いだ。一般登山道なので気を使わないだけ楽であった。ハイ松尾への踏跡は薄い。案の定、帰りに迷い随分下に出てしまい、戻るのに体力を使う羽目になった。
 生木割は思った通りの展望全くなしの山頂だった。一回来れば十分な山頂だ。
 伝付峠辺りはきれいなカラマツ林で癒される。時間があればゆっくり休みたい場所だ。テン泊もいいな。展望台は近いので折角なら行った方がいい。南アルプスと富士山がよく見える。
〇伝付峠~BS
 10年位前にここから入り、塩見岳~間ノ岳~笹山と縦走した際に使った道だ。最近のレコは少なく荒れているとのこと。現状はどうなのか不安たっぷりで下り始めた。
 すぐに登山者と行き会った。情報を貰うと荒れてはいるがそれほどでもないとの感触を得た。
 沢出会いまではカラマツ林のいい道だ。沢に出てから二股までが分かりにくいが、以前歩いているので迷うことはないし変わったところもなかった。
 その後何度が渡渉したが、基本右岸を歩けばよい。特に荒れているという印象はなかった。取水口手前で間違って左岸を歩いてしまい滝に突き当たってしまった。しかし左岸にも道があって、おっかないが取水口に出てしまった。本来は取水口に梯子がかけられていて、梯子を下りるようだ。
 保利小屋からは道がはっきりする。しかし落ちた橋が直してないなどの整備不良はあるが、10年前と差して変わっていないとの印象を受けた。
 峠からの下りは沢に下るまで全てロープ場。おっかないけどロープがあれば危険ではない。
 ヘリポート辺りにリニアの工事現場があり、ダンプの通行が頻繁でうるさい。奈良田への県道もひっきりなしにダンプが走り回り、登山を終えたまったり時間を楽しめなくなっている。
〇オンデマンドバス
 大島BSで乗り換えたが、既に大型タクシーが待っていてくれて、乗ったらすぐに発車してくれた。おかげで15分位も早く到着した。話し好きの運ちゃんで退屈しなかった。それでも運賃は200円。申し訳なく思ってしまう。登山者の皆さん使ってあげてください。
〇ヴィラ雨畑♨
 運ちゃんの話では休業が多いとのことであったが、行ってみると営業中であった。日帰り入浴550円で独り占めだ。こちらも使わないと廃業になってしまう。
〇PS
 ランカン尾根の登りでダニにやられた。無意識に爪で掻いたらダニが取れてしまった。痒くなければラッキーだがと思ったが、やっぱり痒い。それからは時々全身を調べている。
 同じくランカン尾根の登りで白いキャップ帽子を拾いました。心当たりの方は連絡を。写真は後日UPします。連絡なければ処分します。

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