入笠山から美ヶ原へ
- GPS
- 04:28
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 662m
- 下り
- 592m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:55
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:30
牛伏山〜王ヶ頭 1:05 4.6Km
王ヶ頭〜王ヶ鼻〜王ヶ頭ホテル 1:24 7.1Km
物見石山 0:45 3.3Km
(合計) 4:28 20.2Km
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
牛伏山〜王ヶ頭(美ヶ原):大門街道〜ビーナスライン/山本小屋ふる里館駐車場 王ヶ頭〜王ヶ鼻〜王ヶ頭ホテル:王ヶ頭ホテルから周回 物見石山:道の駅・美ヶ原高原美術館(往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
入笠山には「岩場コース」がありましたが、全く危険無。 |
その他周辺情報 | 王ヶ頭ホテルについて 2015年春に広小場に車を停めて美ヶ原から王ヶ頭を目指し、途中お土産を手に入れた「王ヶ頭ホテル」にいつか泊ってみたいねとツレと話していました。あれから7年、珊瑚婚を迎え米寿間近の母と3人での宿泊です。 宿泊は初めてでしたが、一言で言って「演者が揃っている」。 もちろん、ウエルカムドリンク(お代わりも出来ました)や部屋の冷蔵庫に冷やされていた水。浴場にタオル類が用意されていて手ぶらで入れることや各種イベント(事前案内だけでなく館内放送でも案内)といったことが2000mを超えた山の上のホテルに用意されています。 マニュアルがしっかりできていて素晴らしい語りのあるアミューズメントは世の中に多くありますが、当たり前のように基本が出来ていて、突然の質問などにも楽しく柔軟に対応してくれる、優れたアドリブというよりも、自然で高度な会話が「演者」と感じた理由です。20時からのスライド上映会は、講談師のような話術に引き込まれてあっという間の時間が過ぎました。 まだまだ、感動の応対は数多くありますが、実際に宿泊して体験することをお勧めします。 |
写真
装備
個人装備 |
ジップシャツ
パンツ
靴下
トレラン靴
ザック
行動食
飲料
計画書
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
スマホ
時計
タオル
カメラ
ココヘリ
筆記用具
ファーストエイドキット
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感想
1日目の一発目は「入笠山」から始まります。
富士見パノラマリゾートの駐車場からゴンドラの山麓駅までのんびり歩いても発券時間前。10人ぐらいづつ4列位の列に並んで、往復券1800円を購入します。mont-bellのカードがあると1名は1600円になりました。また往復券購入者は入笠山に咲く花の小冊子がもらえます。今回は加えて富士見町の提携店の割引券や下山時に山麓駅で山野草の苗がもらえるという特典も付いていました。
さて、山頂駅までの4人乗りゴンドラはグループ単位で案内してくれるので、家族3人で乗車。ゴンドラは次々に到着するので待たされ感も無く乗り込みます。乗り場では短い間隔と感じますが、解き放たれると十分な間隔で八ヶ岳を後ろに見ながら登っていきます。山頂駅を出ると目の前がお花畑「入笠すずらん山野草公園」。同行家族にはゆっくり散策したりカフェに入って楽しんでいるように言い残して、一人山頂へ。大きくは「入笠湿原」「花畑(入笠山登山口)」の3か所に広大な花咲き乱れる場所があり、ニホンシカなどからの害などを避けるための防護柵(人通りの少ない山中の扉と異なり、ロック無しで開けたら自重で自動的に閉まる構造)を抜けて進みます。残念ながら、お世辞にも花畑といえる状態ではありませんでしたが、眩しい緑と抜けるような青空に感動しながら先に進みます。途中サルオガセだらけの木々を横目に進んで、気付いたら山頂。方位盤も設置されている360度の大展望を目に焼き付けて下山は「岩場コース」を下って行きます。途中、鎖もありましたが、それを必要とするような「いわゆる、岩場」は無くスムーズに山頂駅に戻りました。
1日目の二発目は「美ヶ原」です。
富士見パノラマリゾートを後にして大門街道でまずは白樺湖を目指します。途中「いじわるばあさん」という名の食堂に開店時間(11:30)と同時に飛び込みランチ。食事後はビーナスラインを通って「山本小屋ふる里館」にある駐車場に車を停めて宿泊先ホテルの送迎バスを待ちます・・・いや、送迎バスの第一便よりも1時間半近く早く到着し、85歳の母がホテルまで1時間歩けるというので、いざとなったら背負えば良いと思い歩くことに(荷物は決められた場所に指示通りタグを付けて置いておくと送迎バスがホテルまで運んでくれます)。同行者には先に向かってもらい、私は後から追いかけることに。。。何故なら駐車場の少し上にある「牛伏山」に登っておきたかったから。。。牛伏山の山頂には山頂標識こそ見当たりませんでしたが、中心に「牛伏山」と書かれた方位盤が設置されていました。山頂からは美ヶ原の全景とその先のホテルまで見渡すことが出来ました。牛伏山を15分程で往復し美ヶ原の一般車両進入禁止ゾーンに入って美しの塔で同行者に追いつきます。多くの牛が柵に寄ってくる観光客との接近エリア(もちろん接触禁止)でした。塩くれ場を過ぎるとホテルまで登りであることがはっきりとイメージできるようになります。また、大きく湾曲した道は、いくら歩いても目標物(ホテル)が近づかないという錯覚に陥ります。「美ヶ原高原」の大きな看板に辿り着いたらホテルは目の前です。ここで再度同行者離れてホテルの裏にある「王ヶ頭山頂」と三角点を再訪し、ホテルの玄関で同行者と再合流します。
(ここからホテルでの素晴らしい時間があるのですが、省略します)
2日目の一発目は「王ヶ鼻」です。
4:25の日の出を拝んでからほぼピストンで向かうつもりでした(ホテルのイベントとしては6:30に王ヶ鼻展望ツアーのバスが山頂の0.2Km手前まで行きますが自力での往復を選びました。ちなみに同様の自力者が他に1名。この日のバスは2台出ていました)。実際は日の出時刻には外は真っ白でしたから6時過ぎに視界が開けるのを待って向かいました。戻る途中でイベントバスとすれ違い、途中からホテルの南側真下を通る「アルプス展望コース」に入ります。ホテルの中心辺りに直接ホテルに登って行くルートがありましたが、「折角の展望コースなのだから”もう少し”進んでみよう」と思ったのが間違いだったのか、百曲がり園地までの北側は電気の流された牧柵が続く一本道でエスケープも出来ず進んで行きました。結局、昨日も通った塩くれ場に出てホテルまで走ったり歩いたり。。。朝飯前のコースでしたが、ホテル到着は朝食予約の5分前。朝食時間を30分遅らせる連絡をして浴場のシャワーで汗を流してからゆっくりとした朝食(3杯飯)の時間を過ごし、最後にコーヒーと軽いパンが出される前に、朝の陽ざしも明るい窓際席に誘導され、更にゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
2日目の二発目は「物見石山」です。
ホテルから駐車場までは送迎バスのお世話になり、自家用車で「山本小屋ふる里館」から丁度「牛伏山」の反対側にある「道の駅:美ヶ原高原美術館」へ800台の駐車場の一角に車を停め。同行者は美術鑑賞。私は一人「物見石山」を目指します。登山口には「つつじ群生地」と書かれた大きな看板がありましたが、まだ、堅いつぼみの状況でした。あっという間に到着した山頂には、山頂を示す標識と三角点がありました。山頂から一望できる牛伏山東斜面に広がるおおよそ東京ドーム3個分(4万坪)の美術館に向かって走り出し、2日間の山行は全て終了となります。
コメント
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中央分水嶺トレイルのゴール後に泊まってみたい。と言うことで、中央分水嶺トレイルをプランしたいと思います(^^)
コメントありがとうございます。中央分水嶺トレイルいいですね。寄り道しなければ38Kmという情報を見かけました。出来れば、三角点をゲットしながら進みたいですね。ただし、ホテルの予約が取れるかで日程が決まることになるかと。。。(今回の予約も苦労しました)
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