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記録ID: 439136
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

椿丸〜大栂〜菰釣山〜城ヶ尾峠〜地蔵平 (椿丸南ルート〜菰釣山-椿丸ルート〜甲相国境尾根〜地蔵尾根ルート〜大又沢幹線林道)

2014年05月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
poohta その他1人
GPS
09:33
距離
22.2km
登り
2,061m
下り
2,061m

コースタイム

5:16 浅瀬ゲート手前駐車スペース
7:24 椿丸
7:59 織戸峠
8:44 大栂
9:30 菰釣山
10:07 ブナ沢ノ頭
10:18 中ノ丸
10:40 城ヶ尾山
10:45 城ヶ尾峠
11:34 信玄平
12:41 地蔵平 (昼食) 13:30
13:51 千鳥橋
14:41 浅瀬橋
14:47 浅瀬ゲート手前駐車スペース
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山北山中湖線 浅瀬ゲート手前駐車スペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:見当たりませんでした

道の状況
※椿丸南ルート
 取付直後は急な登りですが、この個所がルート解り難いです。
 その後は赤リボンを頼りに進み、分岐では方向を確認しながら進みなんとかなりました。
 「西丹沢登山詳細図」の二つ目の「迷」ポイント直後は急な下りで細心の注意が必要でした。

※菰釣山〜椿丸ルート
 南ルートに比べるとリボン等の目印は減っていました。
 織戸峠過ぎてからの登りは、乾燥した落ち葉で滑りやすかったです。
 大栂から先は、笹藪ということもあり、踏跡は比較的明瞭でした。ただし三角点過ぎた後は、踏跡多岐にわたり注意が必要でした。菰釣方面からの下りに使う場合は特に注意が必要でしょう。

※甲相国境尾根
 特に危険な個所はありませんでした

※地蔵尾根ルート
 信玄平までは、城ヶ尾峠からすぐの崩壊部をはじめ、危険と思われる個所が4,5か所ありました。
 信玄平からは、踏跡明瞭でした。しかし最後沢におりる分岐から先は、解り難くく時間を費やしました。

※大又沢幹線林道
 大きな落石個所がありました。注意しながら進むことはもちろんですが、念のため沢側を歩いたほうが良いでしょう。
 
今日はここからスタート
因みにゴールもここです
2014年05月03日 05:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:16
今日はここからスタート
因みにゴールもここです
山に朝日があたりはじめました
2014年05月03日 05:21撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:21
山に朝日があたりはじめました
ここから取り付きます
2014年05月03日 05:29撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:29
ここから取り付きます
反対からみるとカーブミラーがあります
2014年05月03日 05:29撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:29
反対からみるとカーブミラーがあります
赤テープたよりに急斜面をよじ登ります
2014年05月03日 05:42撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:42
赤テープたよりに急斜面をよじ登ります
水源の森林標柱がありました
2014年05月03日 05:50撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:50
水源の森林標柱がありました
立派な木でした
2014年05月03日 05:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 5:54
立派な木でした
富士山見え始めました
2014年05月03日 05:55撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:55
富士山見え始めました
森林浴
新緑に心も眼も洗われました
2014年05月03日 05:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:58
森林浴
新緑に心も眼も洗われました
振り向けば不老山
2014年05月03日 06:03撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:03
振り向けば不老山
水源の森契約地看板
2014年05月03日 06:05撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:05
水源の森契約地看板
木段現れました
2014年05月03日 06:18撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:18
木段現れました
西丹沢登山詳細図:椿丸南ルート最初の「迷」マークポイント
2014年05月03日 06:20撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:20
西丹沢登山詳細図:椿丸南ルート最初の「迷」マークポイント
バナナタイム
2014年05月03日 06:21撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 6:21
バナナタイム
木段 ここは長い
2014年05月03日 06:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:34
木段 ここは長い
二つ目の「迷」マークポイント
2014年05月03日 06:36撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:36
二つ目の「迷」マークポイント
とてもとても急な下りでした
2014年05月03日 06:42撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:42
とてもとても急な下りでした
2014年05月03日 06:44撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:44
見事な植林帯
2014年05月03日 06:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 6:54
見事な植林帯
「赤テープ」ポイント
2014年05月03日 07:02撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:02
「赤テープ」ポイント
2014年05月03日 07:05撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:05
しばらく植林帯と自然林のはざまを行きます
2014年05月03日 07:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:11
しばらく植林帯と自然林のはざまを行きます
2014年05月03日 07:14撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 7:14
「主尾根上」ポイント
2014年05月03日 07:18撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:18
「主尾根上」ポイント
椿丸への最後の急な登り
2014年05月03日 07:22撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:22
椿丸への最後の急な登り
椿丸着
2014年05月03日 07:25撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 7:25
椿丸着
2014年05月03日 07:25撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 7:25
大栂とその真後ろに菰釣山
2014年05月03日 07:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 7:31
大栂とその真後ろに菰釣山
2014年05月03日 07:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:32
椿丸俯瞰
2014年05月03日 07:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:33
椿丸俯瞰
東方面
2014年05月03日 07:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:33
東方面
峪の陰影がすばらしかった
2014年05月03日 07:37撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 7:37
峪の陰影がすばらしかった
権現山(右)と屏風岩山(左)だと思います
すると間は二本杉峠
2014年05月03日 07:38撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:38
権現山(右)と屏風岩山(左)だと思います
すると間は二本杉峠
織戸峠着
この標識見つけるのに少々時間かかりました
2014年05月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 3, Canon
4
5/3 7:59
織戸峠着
この標識見つけるのに少々時間かかりました
織戸峠俯瞰
2014年05月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:59
織戸峠俯瞰
この堆積した葉っぱが乾燥しており表面がつるつるなので滑りました
2014年05月03日 08:06撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:06
この堆積した葉っぱが乾燥しており表面がつるつるなので滑りました
とても立派な木
ブナでしょうか?
2014年05月03日 08:13撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:13
とても立派な木
ブナでしょうか?
急な斜面を登ります
2014年05月03日 08:40撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:40
急な斜面を登ります
大栂着
2014年05月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 8:44
大栂着
大栂俯瞰
2014年05月03日 08:45撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:45
大栂俯瞰
つつじ
2014年05月03日 08:56撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:56
つつじ
菰釣山
2014年05月03日 08:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 8:58
菰釣山
2014年05月03日 08:59撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 8:59
笹帯に突入
2014年05月03日 09:00撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 9:00
笹帯に突入
つつじと富士山
2014年05月03日 09:01撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:01
つつじと富士山
2014年05月03日 09:06撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:06
「広場」
2014年05月03日 09:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:10
「広場」
2014年05月03日 09:12撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:12
2014年05月03日 09:18撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:18
三角点到着
2014年05月03日 09:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 9:24
三角点到着
菰釣頂上直下の笹帯
2014年05月03日 09:25撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:25
菰釣頂上直下の笹帯
菰釣山着
2014年05月03日 09:30撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 9:30
菰釣山着
少し雲がでてきましたが
とてもきれいでした
2014年05月03日 09:30撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 9:30
少し雲がでてきましたが
とてもきれいでした
大栂方向
2014年05月03日 09:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:31
大栂方向
御正体山
2014年05月03日 09:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:32
御正体山
菰釣山頂俯瞰
2014年05月03日 09:40撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 9:40
菰釣山頂俯瞰
避難小屋通過
2014年05月03日 09:53撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 9:53
避難小屋通過
ブナ沢ノ頭通過
2014年05月03日 10:07撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:07
ブナ沢ノ頭通過
中ノ丸通過
2014年05月03日 10:18撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:18
中ノ丸通過
くちたベンチ
2014年05月03日 10:18撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:18
くちたベンチ
大栂が見えました
2014年05月03日 10:26撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:26
大栂が見えました
椿丸方向
ほぼ中央が椿丸だと思います
2014年05月03日 10:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:32
椿丸方向
ほぼ中央が椿丸だと思います
中央の伐採された頂が
おそらく椿丸
2014年05月03日 10:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:33
中央の伐採された頂が
おそらく椿丸
城ヶ尾山着
2014年05月03日 10:40撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:40
城ヶ尾山着
2014年05月03日 10:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:41
2014年05月03日 10:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:41
城ヶ尾山俯瞰
2014年05月03日 10:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:41
城ヶ尾山俯瞰
城ヶ尾峠着
2014年05月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:45
城ヶ尾峠着
2014年05月03日 10:49撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:49
いよいよ地蔵尾根ルートに入ります
入口は極めて明瞭でした
2014年05月03日 10:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:54
いよいよ地蔵尾根ルートに入ります
入口は極めて明瞭でした
すぐに崩落帯
2014年05月03日 10:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 10:54
すぐに崩落帯
大きく高巻いて登山道に戻りました
2014年05月03日 11:05撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:05
大きく高巻いて登山道に戻りました
2014年05月03日 11:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:10
ここ直進してしまいました
木に彫られた「←」に従い
左方向をうろうろしていると
2014年05月03日 11:19撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:19
ここ直進してしまいました
木に彫られた「←」に従い
左方向をうろうろしていると
パートナーさんが朽ちた木段を発見
2014年05月03日 11:19撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:19
パートナーさんが朽ちた木段を発見
ようやく「古道標」ポイントに到着
2014年05月03日 11:22撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 11:22
ようやく「古道標」ポイントに到着
2014年05月03日 11:25撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:25
この橋は使用可でした
2014年05月03日 11:27撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:27
この橋は使用可でした
信玄平着
私には厳しく長い道のりでした
2014年05月03日 11:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 11:34
信玄平着
私には厳しく長い道のりでした
2014年05月03日 11:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:34
信玄平からは踏跡明瞭
2014年05月03日 11:38撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:38
信玄平からは踏跡明瞭
植林帯を行きます
2014年05月03日 11:45撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:45
植林帯を行きます
鹿除けネット越しに
菰釣山と大栂
だと思います
2014年05月03日 11:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:52
鹿除けネット越しに
菰釣山と大栂
だと思います
これが恐らく沢への分岐マーク
でもここから先、踏跡薄く難儀しました
2014年05月03日 12:03撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 12:03
これが恐らく沢への分岐マーク
でもここから先、踏跡薄く難儀しました
ようやく沢にでて
なんとか飛び石ジャンプで
渡渉回避できました
2014年05月03日 12:37撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 12:37
ようやく沢にでて
なんとか飛び石ジャンプで
渡渉回避できました
地蔵平着
2014年05月03日 12:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 12:41
地蔵平着
奥に富士見橋
2014年05月03日 12:43撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 12:43
奥に富士見橋
時が止まってました
2014年05月03日 12:43撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 12:43
時が止まってました
昼食
2014年05月03日 12:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 12:54
昼食
今日はカレーうどん
2014年05月03日 12:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 12:58
今日はカレーうどん
2014年05月03日 13:28撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 13:28
地蔵平入口
2014年05月03日 13:30撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 13:30
地蔵平入口
千鳥橋上の水たまりに大量のオタマジャクシ
2014年05月03日 13:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 13:51
千鳥橋上の水たまりに大量のオタマジャクシ
2014年05月03日 13:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 13:52
千鳥橋俯瞰
2014年05月03日 13:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 13:52
千鳥橋俯瞰
笹子沢
2014年05月03日 14:20撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:20
笹子沢
林道分岐まで戻って来ました
2014年05月03日 14:40撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:40
林道分岐まで戻って来ました
浅瀬橋
2014年05月03日 14:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:41
浅瀬橋
ゲートを通過すれば
2014年05月03日 14:46撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:46
ゲートを通過すれば
本日のゴール
2014年05月03日 14:47撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:47
本日のゴール
撮影機器:

感想

 今日はいつものパートナーさんと年初に入手できた「西丹沢登山詳細図」掲載の椿丸〜大栂〜菰釣山と下りは地蔵尾根ルートに挑み、地蔵平へ出て昼食をとるという盛沢山の目的を持って出かけました。

 今日もパートナーさんの車で目的地に向かいました。早朝というよりは深夜に近い時間帯にも関わらず、東名高速はすでに渋滞ということで、パートナーさんの的確な判断により、西湘バイパス経由で現地に入り渋滞を回避できました。浅瀬ゲート前の駐車スペースまで行くと路駐も含めすでに多くの車が止まってました。何とか駐車スペース確保していよいよスタートです。空はもうすっかり明るくなってます。

 椿丸南ルートは取付きからしばらく急登に喘ぎますが、その後はテープに導かれて行き、分岐さえ注意すれば、さほどの困難さはありませんでした。ただし、下りに使用する場合は難易度は一気に上がるように思いました。椿丸まで結構長く感じたのは、小刻みなアップダウンが多かったせいだと思います。椿丸手前では、しばらく植林帯と自然林のはざまを歩きますが、その妙はなかなかでした。椿丸山頂は東から西側の眺望が開けており、天気も良くとても気持ちの良いところでした。大栂に向けてしばらくこの眺望を楽しみながら進めます。

 椿丸からの菰釣山〜椿丸ルートは、南ルートに比較すると赤テープ等の印が少なかったです。より慎重に進みました。織戸峠では標識がなかなか見つからず、私一人であれば見過ごししていたでしょう。大栂への登りも私にとってはタフでしたがなんとかこなして到着できました。大栂は眺望効きませんが、静かな山頂でした。大栂を過ぎると一旦下り、いよいよ菰釣山への登りに入ります。前面に意外と近く菰釣が大きく迫っていました。この辺からつつじも姿を見せ始め彩りを加えてくれました。笹藪帯に突入し、かきわけかきわけ進むともうすぐ頂上というところに三角点がありました。三角点を越えれば頂上はすぐそこです。ここまで約4時間、私にとっては長い長い道のりでしたが、充実した静かな山行を満喫できました。

 山頂には先客が1名いらっしゃいました。思えば今日初めてお会いする方でした。景色を楽しみながら小休止しました。ここからは城ヶ尾峠まで甲相国境尾根を行きます。思っていたよりもハイカーは少なくてここでも静かな山行を楽しめました。アップダウンに体力をはぎ取られながらも城ヶ尾峠まで来ました。いよいよここから地蔵尾根ルートに入ります。すぐに崩落帯に出くわし、大きく高巻いてクリアできましたが、いきなり最高潮の緊張感でした。その後も道がほぼ消失しているような個所のトラバースなど危険個所が多く、信玄平まで緊張の連続でした。正直、私は再訪したいとは思いません。信玄平からは一転して一般ルートと思えるほどに快適な道でした。しかし最後の沢に出る分岐からは、踏跡がかなり怪しくなり、難儀しました。結局詳細図上のコースタイム1時間半のところ2時間以上費やして何とか地蔵平に到着できました。

 地蔵平では心地良い風に当たりながら、レジャーシートを敷いてお互いに思い思いの昼食をとりました。確か昭和30年代までは、ここにも小学校があったと聞いた記憶があります。決して少なくない人口があったものと推察しますが、今はそこには何もなく更地となっており、当時をしのばせるものは、入り口に鎮座されるお地蔵様と林道を少し行ったところの河原側に建てられた神社のみのようでした。時間が止まった感のある場所での昼食は、本日の充実した山行の余韻と地蔵平の過去に思いを馳せていたこともあり、いつもより長めとなりました。ここにはまた是非再訪したいと思います。

 地蔵平からは長い林道歩きです。周りの山の新緑に眼を洗われ、時に渓流の景色を楽しみながら快調に進み、出発地点に戻って来ました。

 山北駅裏のさくらの湯に身を浸して疲れを癒して帰途につきました。今日もパートナーさんのおかげでとても充実した山行となりました。感謝です。

本日の温泉:さくらの湯(3回目)

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積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
地蔵平〜信玄平〜城ヶ尾〜菰釣山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
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体力レベル
4/5

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この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
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