ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 439749
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雪の涸沢テント泊 そこから上は行けるところまで行ってみた!

2014年05月02日(金) 〜 2014年05月03日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
33.2km
登り
1,661m
下り
1,656m

コースタイム

5/2
5:06 沢渡バスターミナル
5:35 上高地バスターミナル着
5:40 上高地バスターミナル発
6:31 明神館
7:23 徳沢
8:28 横尾
10:00 本谷橋
12:46 涸沢テン場

5/3
5:40 涸沢テン場発
7:34 穂高岳山荘着 涸沢岳に向かうが途中で撤退
8:09 穂高岳山荘発
9:40 涸沢テン場着
10:51 涸沢テン場発
12:00 本谷橋
13:07 横尾
14:26 徳沢
15:15 明神館
16:14 上高地バスターミナル



天候 5/2 午前中快晴
   午後時々くもりで、夜からは快晴
5/3 午前中快晴(雲ひとつ無い)
   午後くもり
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナルまでは、自家用車
そこから上高地までは、バス
コース状況/
危険箇所等
横尾までは特に問題なし。
雪もほぼなかった。

横尾から先は、本谷橋の少し手前から積雪あり。
アイゼンはあったほうが良いかなというぐらい

本谷橋からは、ずっと雪の上
雪は、ぐずぐずなので、アイゼンなくてもいけるがあったほうが安心
涸沢まで危険なところは無し。

涸沢から、穂高岳山荘までは、沢をまっすぐのぼる感じで、ザイテングラードの左側に沿って上っていった。

朝の早いうち(9:00頃まで)なら、雪がしまって、ザクザク登れた感じでした。
予約できる山小屋
横尾山荘
沢渡バスターミナルの駐車場(かすみざわ)からの朝模様

うん、いい天気だ!
2
沢渡バスターミナルの駐車場(かすみざわ)からの朝模様

うん、いい天気だ!
バスが定時より早く出してくれたのだ早く着いた。

上高地もいい天気
バスが定時より早く出してくれたのだ早く着いた。

上高地もいい天気
この時間は、そんなに人はいません

5/2だしね。
思惑通りだ(^^)v
この時間は、そんなに人はいません

5/2だしね。
思惑通りだ(^^)v
河童橋からの穂高

いつ見てもわくわくするなあ
4
河童橋からの穂高

いつ見てもわくわくするなあ
うーん、かっこいい
3
うーん、かっこいい
明神岳の前衛の山かな
明神岳の前衛の山かな
明神館で休憩
これが明神岳?
いやはや、いい天気です。
いやはや、いい天気です。
雪の山はかっこいい
4
雪の山はかっこいい
徳沢に到着。

テントは少なめでした。
徳沢に到着。

テントは少なめでした。
今回は、ソフトクリームは食べません
今回は、ソフトクリームは食べません
横尾に着きました。

鯉のぼりがいい感じ
1
横尾に着きました。

鯉のぼりがいい感じ
青空バックに白い山

最高やね
3
青空バックに白い山

最高やね
人がすくな〜い

ここで、大休憩しました。
ここからようやく山道です。
人がすくな〜い

ここで、大休憩しました。
ここからようやく山道です。
屏風岩!
本谷橋までは快調でした。

ここから夏道を外れて、沢を登っていきます。
1
本谷橋までは快調でした。

ここから夏道を外れて、沢を登っていきます。
ここからが長い。

ずっとのぼりで地味にきつい
2
ここからが長い。

ずっとのぼりで地味にきつい
なかなか進みません。
4
なかなか進みません。
急なところも時々出てきます。
2
急なところも時々出てきます。
ド〜ンという、音の後に雪崩発生。

登山道までは到達しない規模だったので、怖くはなかったです。

このあと、何回もありました。
ド〜ンという、音の後に雪崩発生。

登山道までは到達しない規模だったので、怖くはなかったです。

このあと、何回もありました。
みなさん、がんばってます。
2
みなさん、がんばってます。
お〜、だんだん近づいてきた〜
3
お〜、だんだん近づいてきた〜
ようやく、鯉のぼりがみえました。

ここからが長いとよく聞くけど、ほんとに長かった。
4
ようやく、鯉のぼりがみえました。

ここからが長いとよく聞くけど、ほんとに長かった。
奥穂方面にも人が連なってます。
2
奥穂方面にも人が連なってます。
ようやく、分岐点

もうすぐ目の前なのに、なかなかテン場に着きませんでした。
ようやく、分岐点

もうすぐ目の前なのに、なかなかテン場に着きませんでした。
あそこまでいけば、いいんだ!
1
あそこまでいけば、いいんだ!
到着〜

テン場は、そんなに混んでませんでした。
(この時点では)
1
到着〜

テン場は、そんなに混んでませんでした。
(この時点では)
テン場の受付は、14:00からで、先に張ってくださいとのこと。
1
テン場の受付は、14:00からで、先に張ってくださいとのこと。
さて、どこに張ろうかな〜
1
さて、どこに張ろうかな〜
テントを張っていると、県警のヘリが下りてきました。

どうやら、滑落者がいた模様。
7名ぐらいが歩いて乗って行かれました。

この日は、前日の雨や気温が高いことから、北穂沢はかなり崩れたとのこと。
巻き込まれて、20mほど落ちたとか、そういう話をまわりでしてました。
1
テントを張っていると、県警のヘリが下りてきました。

どうやら、滑落者がいた模様。
7名ぐらいが歩いて乗って行かれました。

この日は、前日の雨や気温が高いことから、北穂沢はかなり崩れたとのこと。
巻き込まれて、20mほど落ちたとか、そういう話をまわりでしてました。
新居歓声。

あこがれの雪の涸沢テント泊!
雪のブロックが積んであるところが開いていたのでそこを拡張して張ることが出来ました。
3
新居歓声。

あこがれの雪の涸沢テント泊!
雪のブロックが積んであるところが開いていたのでそこを拡張して張ることが出来ました。
だいぶ、テントが増えてきた〜
2
だいぶ、テントが増えてきた〜
ひと仕事終えたあとは、これでしょう。

生ビールとおでん

ビールのうまいことうまいこと

6
ひと仕事終えたあとは、これでしょう。

生ビールとおでん

ビールのうまいことうまいこと

だって、この景色やし

喉も乾いているし、からだに染み込みました。
2
だって、この景色やし

喉も乾いているし、からだに染み込みました。
午後からは、すこしガスが出てきてますね。
1
午後からは、すこしガスが出てきてますね。
北穂沢は、雪崩の跡がたくさんです。
5
北穂沢は、雪崩の跡がたくさんです。
光の陰影がいい感じ
3
光の陰影がいい感じ
ランプがおしゃれ
ランプがおしゃれ
テラスの高さまで雪が積もってます。

テン場も同じ高さでした。
テラスの高さまで雪が積もってます。

テン場も同じ高さでした。
太陽が向こう側に行っちゃった。
1
太陽が向こう側に行っちゃった。
17時前の感じです。
2
17時前の感じです。
奥穂方面
前穂と吊尾根
で、朝です。

4:21

ちょっとくらいけど、実際にもこんな感じでした。
1
で、朝です。

4:21

ちょっとくらいけど、実際にもこんな感じでした。
東の空は明るくなってきています。
1
東の空は明るくなってきています。
テン場と涸沢小屋
1
テン場と涸沢小屋
朝のこの時間が一番好きです。
5
朝のこの時間が一番好きです。
すでに、穂高岳山荘に向かって登っている集団がいますね。
2
すでに、穂高岳山荘に向かって登っている集団がいますね。
太陽がのぼり始めました。
5
太陽がのぼり始めました。
うひゃ〜、きれい(^^)
3
うひゃ〜、きれい(^^)
最高です(^^)v
前穂もかっこいいですね。
4
前穂もかっこいいですね。
さて、俺も出発

とりあえず、穂高岳山荘に向かうことにしました。
さて、俺も出発

とりあえず、穂高岳山荘に向かうことにしました。
自分撮り
テン場がちいさ〜い

太陽も見えてきました。
テン場がちいさ〜い

太陽も見えてきました。
ひたすらの急登です
1
ひたすらの急登です
テン場をズーム
この辺りは、まだ斜面はゆるい方でした。
1
この辺りは、まだ斜面はゆるい方でした。
結構のぼります。

高低差は700mぐらいかな
結構のぼります。

高低差は700mぐらいかな
一歩ずつあがります。

酸素も薄めで心肺もきつい。
1
一歩ずつあがります。

酸素も薄めで心肺もきつい。
すごいのぼって来たなあ
3
すごいのぼって来たなあ
あとすこし!
穂高岳山荘に到着

あ、奥穂にのぼってる人がいる!
見てるだけでも怖い。
4
穂高岳山荘に到着

あ、奥穂にのぼってる人がいる!
見てるだけでも怖い。
だいぶ除雪がすすんでますが、雪に埋もれてます
だいぶ除雪がすすんでますが、雪に埋もれてます
常念と蝶

その右奥が八ヶ岳かな
1
常念と蝶

その右奥が八ヶ岳かな
稜線はかなりの強風でしたが、奥穂にも次々登って行かれます。

岐阜県警の方が、登山者のことを、ここから、ずっと見てました。
ご苦労さまです。
5
稜線はかなりの強風でしたが、奥穂にも次々登って行かれます。

岐阜県警の方が、登山者のことを、ここから、ずっと見てました。
ご苦労さまです。
奥穂は絶対無理なので、涸沢岳ならなんとかいけるかなあと思いつつ。
1
奥穂は絶対無理なので、涸沢岳ならなんとかいけるかなあと思いつつ。
いつかは、こっちも行きたくなるんだろか?
3
いつかは、こっちも行きたくなるんだろか?
ヘリポートから

かっこいいけど、恐ろしい。
4
ヘリポートから

かっこいいけど、恐ろしい。
結局、涸沢岳には行かず。
強風と時間切れということで!
4
結局、涸沢岳には行かず。
強風と時間切れということで!
さて、降りましょう。

下りは慎重にね
1
さて、降りましょう。

下りは慎重にね
結構の傾斜です。
3
結構の傾斜です。
なかなか遠い

でも、目に焼き付けながら、焦らずに降ります。
1
なかなか遠い

でも、目に焼き付けながら、焦らずに降ります。
また来るね
みんなすごいなあ

みんなすごいなあ

かっちょいい
振り返って!

続々のぼっていかれます。
2
振り返って!

続々のぼっていかれます。
結構、急なんですよ。
2
結構、急なんですよ。
みなさん、お気をつけて!
1
みなさん、お気をつけて!
ちょっと雲が出てきましたね。
1
ちょっと雲が出てきましたね。
吊尾根です。
テン場に着きました。

休むまもなく撤収開始
テン場に着きました。

休むまもなく撤収開始
さて、降りますか

この日は、5/3なので、大勢のぼって来ます。
列が途切れないので、行き違いがたいへんでした。
1
さて、降りますか

この日は、5/3なので、大勢のぼって来ます。
列が途切れないので、行き違いがたいへんでした。
本谷橋〜
横尾大橋
横尾のテン場もいっぱいでした。
横尾のテン場もいっぱいでした。
徳沢も、テントがわんさか

このあたりでは、ザックの重さがこたえてきて、結構ヘロヘロでした。
2
徳沢も、テントがわんさか

このあたりでは、ザックの重さがこたえてきて、結構ヘロヘロでした。
ここまでくれば、大丈夫でしょう。
ここまでくれば、大丈夫でしょう。
お〜、河童橋に着いた

地震が多発してたらしく、観光客の方も不安げでした。
あと、寒い!雨も降りました。
お〜、河童橋に着いた

地震が多発してたらしく、観光客の方も不安げでした。
あと、寒い!雨も降りました。
無事、到着〜

いい山行でした。

ありがとう
3
無事、到着〜

いい山行でした。

ありがとう

感想

5/1の乗鞍岳挑戦は、撤退という結果になったけど、今回の主目的はこっち。

去年、雪崩の誘発で入山規制された涸沢に行ってテント泊して、景色を満喫するのだ〜

天気予報とにらめっこして、入山日を決定。
計画段階では、5/2〜5/4で行こうと考えていたけど、出発直前になって、
5/4の午前中には帰ってきて欲しいとの家族からのお願いがあり、一日短縮することになりました。
ま、山に行かせてもらえるだけでも、ありがたいですもんね。

短縮の結果、北穂は無理だろうなあ、それより以前に、実力として無理があるだろうなあと
思っていました。涸沢まで行ってみて、現地を見て考えればいいかという感じで出発です。

乗鞍岳から下りてきて、ふもとの天峰の湯で汗を流して、沢渡に移動。
この日のうちに、上高地入りしようかと思ったんですが、沢渡でライブカメラを見ると上高地はしっかりとした雨模様。

なので、沢渡で車中泊となりました。
ホンダのライフでの車中泊は、結構きついものがありましたが、どこでも寝れる体質なので、意外とぐっすり。
4時30分に起きて準備を整え出発です。

この時期のバスは、5:40発が始発なんだけど、客が大勢いれば早めにバスがでることもあったので、5時に乗り場に向かうと、案の定もうすぐバスが来ますとのこと。ラッキー!

で、上高地には、5:35くらいに着きました。

ここから、重い荷物を背負って歩き始め。
今回は、真冬のテン泊装備とのことで、カメラも入れると総重量21kgでした。
12月の天狗岳以来のテン泊なので、かなりきつい
大丈夫なのか!俺。

横尾までは、道も平坦で、元気いっぱい、しかも快晴で快調でした。
横尾から本谷橋までもまだ余裕。

でもそこからがきつかった。
残雪期ははじめてなので、積雪のある沢をザクザク直登です。

足が重かった・・・・・
涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてからも遠かったし、涸沢小屋との分岐からもなかなかつかず
しんどかったです。本谷橋から涸沢の間は、3回めだけど、夏でも冬でも辛いということがよくわかりました。何故かここの道、苦手です。

涸沢のテン場について、場所を確保したら、ホッとして、座り込んでしまいました。
食欲もないぐらいバテた感じ・・・いかんなあ

なんとか、気力を振り絞りテント設営。
雪のブロックって積むの結構むずかしいんですね。これまたはじめてでした。

テント張ってたら、県警の方が来て、いまからまたヘリが来ますので、飛ばされないように!って

ちょっと待ってると、バラバラと言いながらヘリが到着
そこに、歩いて7名ぐらいの人が乗って行きました。

滑落して怪我でもしたのかなあ。この日、北穂沢は結構崩れてたみたいですし。
これ見て、少しビビリました。GW前半には、死亡事故もあったとのこと。

テント設営したら、テントでパタンと横になり、一時間ほど寝てました。気持ちよかった。

14時に起きて、テントの受付をして、ヒュッテに行って、生ビールセットを注文
ヘロヘロで、ビール飲んだらまずいかなあとは思ったけど、つい頼んでしまいました。
このビールがうまいうまい。乾いた身体に染み入る感じでした。
おでんもあったかでうまかった。

あとは夕暮れを楽しみながら、ボケーと景色を満喫。
こののんびりした感じがテン泊の醍醐味ですよね〜

隣のテントに方に、声をかけてもらい、明日はどうします?と意見交換。
その方、去年は涸沢岳に行かれたらしい。で今年は北穂に行こうか、行けるかなあと
悩んでいるとのこと。
俺も北穂には行きたいけど、滑落したら止まらないみたいだし、明日、下山なので、厳しいかなと思ってますと話し、明日の朝の天気次第ですねと話が落ち着きました。

暗くなったところで、晩ご飯をつくって食べて、早々に寝る。
ちょうど目の前に、大学生?の団体(6人ぐらいの女子と2名ぐらいの男子)がいて、わいわい楽しそうに喋ってるのを聞きながら、コテンと寝てしまいました。(楽しそうなのはいいですよね〜)
で、真夜中に起きて、星空チェック。
きれいな星空でした。カメラで撮ろうとしたけれど、うまく取れず。
やはり、レリーズかリモコンシャッターや三脚がないとうまく撮れないですな。

朝は、4時半に起床して、朝ごはん。
天気めっちゃいいやん。
今日下山だけど、行けるとことまで行こうと決めました。
となりのおじさんとまた意見交換し、おじさんは北穂に行くとのこと。
俺は、スキルと時間を考えると北穂は難しいかもとの事もあり、涸沢岳を目標に穂高岳山荘を目指しました。

テン場を出てすぐのところで、県警の方に話しかけられました。4名がこっちに向かってくるので、ちょっとビビリましたが、どこに行くのかとか、どこから来たのとか、そういうチェックでした。
ソロの身としては、こういうのはありがたいですよね。
おつかれさまです。

で、気合を入れてのぼり始めます。
雪は適度に硬く、とても登りやすかったです。
傾斜はだんだんきつくなって、足も止まってしまいがちですが、楽しく登ることができました。
予定通り、白出のコルに到着。
穂高岳山荘でトイレ休憩して、準備して涸沢岳に向かいました。

ところが、ヘリポートを超えたところで、飛騨側からの強風が!
こりゃいかんと、一度戻って、バラクラバ装着。

再度チャレンジしたけど、どう歩いても風が強いので、ゆっくりしか歩けない。
しかも、油断すると足がふらつくので、雪面を歩くには心もとない感じ。
のぼり始めた方もいたのですが、強風のためか、3名が引き返してきた。うーん。

そんなに厳しい道ではないのでじっくりいけば行けるやろなと思ったんですが、時間がかかるだろうなあと思いはじめたところで、アタックは止めにしました。
焦って行っていいこと無いし、今回はここまでにして、快晴の展望を楽しもう!

奥穂への道もしっかり確認できました。
とは言っても、あそこを歩く自信はまだまだ無いですけどね。

景色は最高でした。
夏とはまた違う厳しくて美しい感じで、すごいところにきたなあと思いました。

さあ、下りは景色をみながら降りましょう。
降り始めたところで、あることに気がつく!

昨晩、星を撮影したときに、カメラのフォーカスをマニュアルに切り替えたんですが、それをオートに
戻さずにいたことを!!

今朝の朝からの写真はすべてピンぼけかも!
これはかなりショックでした。いや〜やってしもた。自分のまぶたに焼き付いてるからいいんだとか、慰めながら降りました。(下山してチェックしたところ、アップはぼけてるけど、引きの写真はなんとか見られる写真でした)

涸沢まであと1/3ぐらいのところからは、尻セードでおりました。
楽で気持ちいいですな。

で、テントに戻って、撤収開始。
撤収時に、ド〜ンを縦揺れして、すぐに奥穂の真下あたりの雪がバーンといいながら崩れてきました。
テン場までは全然届かない感じでしたが、今まで見た中では一番大きい雪崩でした。
あの勢いで崩れたらよけられないですね。
地震を感じたのはこの時だけでした。(震源地にいたので、縦揺れだけだったのかも)

撤収には手間取ってしまい、テン場を出たのが11時過ぎ
下りは多少早いとはいえ、17時のバスにはギリギリかも
と焦りつつ下山開始。

この日(5/3)は、午前中は快晴で、GW後半初日ということもあり、下から登ってくるわ登ってくるわ
列が全然途切れないので、本谷橋から横尾の間は、行き違いで相当時間がかかりました。
でも、いいですね。みんなワクワクした顔してるんやもん。

横尾からは、だらだらの平坦歩き。
この長い感じが苦手です。

横尾も徳沢も小梨平もテントがいっぱいでした。
さすがGW!

このあたりで、地震が群発していることをはじめて知りました。
上高地はかなり揺れたみたいですね。
中の湯までの道も一時は通行制限がかかったみたい。

上高地バスターミナルには、16:14に着きました。
すぐにバスが来て、乗ることが出来ました。


今回のGW山行は、どちらもピークを踏むことはできませんでした。
去年は入山規制でいけず、今年は涸沢までと一歩一歩しか進めてません。
今となっては、やっぱりちょっと悔しいなあ。

でも、自分で決めて判断したことだし、まだまだ知らないことや、身につけなきゃいけなことがたくさんあるんだなあと気付かされた山行だったと思います。

ちゃんと修行して、今度は山頂からの景色をみるぞ〜

ながながとした文章にお付き合いくださいましてありがとうございました。


やま最高!!!(^^)v

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:524人

コメント

ついに!
雪の北アルプス潜入ですね〜
おめでとうございます⭐️
来年は涸沢カールに連れてってくださーい
2014/5/10 11:41
39taroさん
去年は、涸沢には入れなかったからね〜
ありがとう。

予定が合えばぜひ行きましょう。
きれいなところですよ〜
2014/5/11 15:27
冬の涸沢いいですねー!
私も次のシーズンは涸沢テントチャレンジしたいなぁ!
今年の冬はなかなか遠くに行けなくて出遅れてしまったぁぁ。。
それにしても、凄く綺麗なモルゲン。・
雪が被ってると余計に綺麗に色が映って神秘的ですね!
私も見たいなぁ!
2014/5/13 21:50
よかったよ〜
雪の涸沢は想像以上に綺麗でした。

GWなら小屋もやってるから安心だよ
トイレと水場もしっかりあるしね

是非チャレンジを

ばったり会えたらいいね
2014/5/14 7:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら