岡山県鏡野町＆真庭市 霰ヶ山周回 ササユリ＆鹿に吠えられる
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:39
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 781m
- 下り
- 772m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:37
歩行距離11km、歩行時間4時間30分、歩行数18,200歩、消費カロリー2,170Kcal
| 天候 | 曇り後時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。霰ヶ山（あられがせん）南西の地形図の破線の道終点から往路のルートに合流するまでは、道ではありません。高さ70�冂�のササが密生していることもありますが、かき分けずに歩けます。林道には水がちょろちょろと流れている箇所があるので、雨天や大雨後は避けたほうがいいかもしれません。 作業道入口から霰ヶ山登山口を経て霰ヶ山までは道は整備されています。林道は最初は砂利やコンクリートが多く、次第に土になりますが、足元の草もまばらで霰ヶ山登山口までは問題ありません。 登山口は、赤テープが少し奥に見えるのでスルーしやすいですが、斜めに丸太が埋まっており、今ならエゴノキ＜写真16＞の白い花がたくさん落ちて目印になります。登山道は明瞭な細道で、濡れていると滑りやすそうな黒土ですが、案外滑りにくいです。丸太と土の階段状の部分は、階段が崩れている箇所もありますが安全です。 霰ヶ山登山口から反時計回りに林道（地形図の破線の道）終点までは、真庭市側に入ると次第に植物が茂ってきます。一部、足元が見えにくいほどススキが茂っていましたがかき分けずに歩けました。なお、水たまりにクマの前足跡のようなものがありました。 霰ヶ山登山口から北上すると、しばらくは自動車が通れるほど広く歩きやすい砂利道が続きました。霰ヶ山北東斜面岩群＜写真29,30＞の少し北には大きめの水たまりがあり、連れがクマの前足跡があるように見えたと言っていました。 真庭市に入るとすぐに轍以外には草が生えた土道になりました。仲良しササユリ＜写真35＞撮影地点の少し東から轍のないところにまばらにススキが生えるようになりました。ここからは微妙に草も増えたり減ったりを繰り返しましたが、よけて通れました。 櫃ヶ山＆星山ズーム＜写真41＞撮影地点手前は、足元も見えにくいほどススキが茂っていましたがかき分けずに歩けました。小石がゴロゴロしていたのは石の天然ダム⁉＜写真38＞周辺だけです。地形図上で道がなくなる地点に近づくと、ススキは増えたり減ったり、たまに避けて通れるぬかるみや倒木があったりと、なんとなく荒れてきました。 林道（地形図の破線の道）終点から往路のルートに合流するまでは道ではありません。ササが密生している箇所もありますが、かき分けずに歩けました。 地形図の破線の道が途切れる辺りで、予想通り林道は突然なくなりました。周辺は植林帯で、細い踏み跡が西北西に下る方向と東南東に上る方向に見えます。西北西は舗装道路が近いですがゴールまでが遠いので、一か八かで東南東に上り往路の林道に戻ることにしました。 踏み跡はすぐになくなり、雨上がりで多少崩れやすい斜面を木を掴んで適当に登り尾根に出ると、切られた木が散乱していますが歩きやすくなりました。 標高810m辺りから植林帯はなくなり高さ20�冂�のササがまばらに生えていました。そのうちにササは70�冂�の高さで密生してきました。足元はよく見えませんが、かき分けずに歩け、たまに踏み跡のように見えることもありました。 鏡野町と真庭市の境界尾根には特に道も踏み跡もなく、相変わらずササの茂った尾根を南に下りはじめると、標高830m辺りでいったんササは低くまばらになりました。ここからはササはまた密生し一部は高さ70�冂�にはなったものの、再び植林帯となり、なるべく踏み跡らしいところを選んで下ると、元来た林道に合流しました。 |
| その他周辺情報 | 東に向かい国道179号線を北上すると、道の駅奥津温泉があります。「温泉亭」のランチバイキングは、日曜日は14時頃なら待たずに入店できます。入店は14時半まで、閉店は15時です。 |
写真
01カノコソウ直径5�伉�の花はツルカノコソウに似ていますが、上部の葉は輪生しているように見え、中部から下は整った形の鋸歯のある葉が対生しています。実ができかけていました。
直径5�伉�の花はツルカノコソウに似ていますが、上部の葉は輪生しているように見え、中部から下は整った形の鋸歯のある葉が対生しています。実ができかけていました。
02ウツボグサ＆トラマルハナバチ
ウツボグサは咲き始めでここだけでした。トラマルハナバチは腹部の先端から半分くらいが縞模様です。おとなしく、人間には近寄ろうとしません。花粉を集めているところを動画に撮りました。
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＆トラマルハナバチ
ウツボグサは咲き始めでここだけでした。トラマルハナバチは腹部の先端から半分くらいが縞模様です。おとなしく、人間には近寄ろうとしません。花粉を集めているところを動画に撮りました。
03コモチマンネングサへら型の葉の付け根に小さな葉がかたまってつくむかごがあります。花の直径は1�冂�です。メキシコマンネングサなど似た花が多いのですが、葉を見るとわかりやすいです。
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へら型の葉の付け根に小さな葉がかたまってつくむかごがあります。花の直径は1�冂�です。メキシコマンネングサなど似た花が多いのですが、葉を見るとわかりやすいです。
04アキノタムラソウアキと名が付きますが夏から咲きます。花の下部の模様と全体的な毛深さが特徴でシソ科の中ではわかりやすいほうです。この周辺だけでしたが、これから増えてくるでしょう。
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アキと名が付きますが夏から咲きます。花の下部の模様と全体的な毛深さが特徴でシソ科の中ではわかりやすいほうです。この周辺だけでしたが、これから増えてくるでしょう。
05ヒミズモグラに似ていますが、鼻先からお尻まで6cm、尻尾は3cm程と、より小型です。猛禽類などの捕食者が独特の臭いを放つというヒミズを食べずに置き去りにしたのでしょうか、それとも事故に遭ったのでしょうか。側にいるだけでは臭いはわかりませんでした。とりあえず合掌。
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モグラに似ていますが、鼻先からお尻まで6cm、尻尾は3cm程と、より小型です。猛禽類などの捕食者が独特の臭いを放つというヒミズを食べずに置き去りにしたのでしょうか、それとも事故に遭ったのでしょうか。側にいるだけでは臭いはわかりませんでした。とりあえず合掌。
06マタタビ開花時期になると葉の表側に空気が入り白く見えるようになります。ちなみに、ネコ科が反応するのはネペタラクトールという蚊の殺虫効果がある成分です。今月半ばに発表された研究では、ネコ科は本能的にこれを好み葉を噛んでより多く放出させ体にこすりつけることで、蚊に刺されるのを防いでいることがわかりました。これを活用した蚊の忌避剤は現在開発中で、人体や他のペットなどへの影響はまだ不明です。
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開花時期になると葉の表側に空気が入り白く見えるようになります。ちなみに、ネコ科が反応するのはネペタラクトールという蚊の殺虫効果がある成分です。今月半ばに発表された研究では、ネコ科は本能的にこれを好み葉を噛んでより多く放出させ体にこすりつけることで、蚊に刺されるのを防いでいることがわかりました。これを活用した蚊の忌避剤は現在開発中で、人体や他のペットなどへの影響はまだ不明です。
07コガクウツギ装飾花の白い萼片は3〜5枚です。中央の両性花は小さく目立ちません。岡山県にはよく似たガクウツギはないそうです。林道でよく見かけました。
装飾花の白い萼片は3〜5枚です。中央の両性花は小さく目立ちません。岡山県にはよく似たガクウツギはないそうです。林道でよく見かけました。
08キアシドクガドクガの仲間ですが、無毒です。この時季になると大量発生します。透き通るような純白の翅で優雅にひらひらと乱舞するさまは、まさに白い妖精です😍足元に飛んできて翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
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ドクガの仲間ですが、無毒です。この時季になると大量発生します。透き通るような純白の翅で優雅にひらひらと乱舞するさまは、まさに白い妖精です😍足元に飛んできて翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
歩きやすい林道は、あまり展望が効きません。ここは目指す霰ヶ山（あられがせん）が見える数少ないスポットです。
斜面の少し上のほうに1株1輪だけでした。今年初ササユリ発見！
昼間に活動し花の蜜を吸います。紋が黄色い黄紋型もいます。この個体は、一部うっすら黄色っぽく見える微妙な色合いでした。
林道の脇です。やはり1株1輪だけでした。中心部は黄緑色を帯びてきれいです。ズームして動画も撮りました。
13クロヒカゲヒカゲチョウに似ていますが、後翅裏側の筋模様は、一番上の蛇の目模様に沿ってきつくカーブします。また、クロヒカゲモドキにも似ていますが、前翅の裏側の蛇の目模様は2つか3つで、上から3つ目は小さく色が薄いです。
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ヒカゲチョウに似ていますが、後翅裏側の筋模様は、一番上の蛇の目模様に沿ってきつくカーブします。また、クロヒカゲモドキにも似ていますが、前翅の裏側の蛇の目模様は2つか3つで、上から3つ目は小さく色が薄いです。
14コナスビ地面を這うように生育し、直径1cm程の花がまばらにつきます。直径数mmの丸い実はナスというよりもミニトマトに見えます。ナス科ではなくサクラソウ科です。この株は花弁が細めでした。
地面を這うように生育し、直径1cm程の花がまばらにつきます。直径数mmの丸い実はナスというよりもミニトマトに見えます。ナス科ではなくサクラソウ科です。この株は花弁が細めでした。
15アサヒナカワトンボ♀光の加減で翅まで薄茶色に見えますが、透明翅型のようです。縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。
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光の加減で翅まで薄茶色に見えますが、透明翅型のようです。縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。
16エゴノキ霰ヶ山（あられがせん）登山口に咲いていました。花はハクウンボクに似ていますが、花柄が長く5�冂�あります。また、葉はハクウンボクのほうが丸っこく見えます。登山口は目印の赤テープが少し奥にありスルーしやすいですが、今なら白い花がたくさん落ちているのでわかりやすいです。
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霰ヶ山（あられがせん）登山口に咲いていました。花はハクウンボクに似ていますが、花柄が長く5�冂�あります。また、葉はハクウンボクのほうが丸っこく見えます。登山口は目印の赤テープが少し奥にありスルーしやすいですが、今なら白い花がたくさん落ちているのでわかりやすいです。
17ヒメカバイロタケ？カサの直径は1.5〜2cmで実物はもう少し明るいオレンジ色にちかく見えました。裏のひだは同色です。柄がカサの中心にあればヒメカバイロタケ、少しずれていればヒメカバイロタケモドキだそうです。キノコはややこしい😅
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カサの直径は1.5〜2cmで実物はもう少し明るいオレンジ色にちかく見えました。裏のひだは同色です。柄がカサの中心にあればヒメカバイロタケ、少しずれていればヒメカバイロタケモドキだそうです。キノコはややこしい😅
18ツマグロヒョウモン♂ヒョウモンチョウの仲間は翅の表側はよく似ておりわかりにくいですが、これは黒斑がまばらですっきりした感じです。メスの前翅の先端付近には黒い模様があるのでツマグロといいます。後翅が破れてボロボロですが、元気にパタパタしていたので動画を撮りました。
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ヒョウモンチョウの仲間は翅の表側はよく似ておりわかりにくいですが、これは黒斑がまばらですっきりした感じです。メスの前翅の先端付近には黒い模様があるのでツマグロといいます。後翅が破れてボロボロですが、元気にパタパタしていたので動画を撮りました。
19霰ヶ山頂上三角点「霰ヶ山」
標高1,074.1mの霰ヶ山頂上です。周辺は開けており、北東から南東のみ展望が効きます。残念ながら、天気はいまいちで周辺の山々は霞んでいました。
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「霰ヶ山」
標高1,074.1mの霰ヶ山頂上です。周辺は開けており、北東から南東のみ展望が効きます。残念ながら、天気はいまいちで周辺の山々は霞んでいました。
20ニガナ花の直径は1.5cm程です。花弁のように見える舌状花が5〜7枚と少ないこと以外はハナニガナに似ています。葉は細長く先端が尖り、鋸歯があります。今回はあまり見かけませんでした。
花の直径は1.5cm程です。花弁のように見える舌状花が5〜7枚と少ないこと以外はハナニガナに似ています。葉は細長く先端が尖り、鋸歯があります。今回はあまり見かけませんでした。
21霰ヶ山頂上より大空牧場＆扇山
中央は大空牧場の辺り、右奥は扇山です。この左に見えるはずの大空山や富栄山（ふえいざん）は雲に覆われて見えませんでした。
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大空牧場＆扇山
中央は大空牧場の辺り、右奥は扇山です。この左に見えるはずの大空山や富栄山（ふえいざん）は雲に覆われて見えませんでした。
南東方面、奥津湖の西にあるきれいに尖った山です。展望があまり効かない中、天ガ山のシルエットは存在感がありました。
直径4cm前後の丸っこく毛深い葉が特徴です。実は夏に熟し食べられるそうです。
24ギンリョウソウ真っ白できれいでした。ツツジ科の多年草で葉緑体がないため全体が白く見えます。中の青みがかっているのはめしべの柱頭です。往路では気づきませんでした。
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真っ白できれいでした。ツツジ科の多年草で葉緑体がないため全体が白く見えます。中の青みがかっているのはめしべの柱頭です。往路では気づきませんでした。
25エゴノキ落花登山道にはエゴノキが数本ありましたが、このように花がすべて落ちてしまっているのも多かったです。じゅうたんとまではいきませんが、これはこれできれいでした。
登山道にはエゴノキが数本ありましたが、このように花がすべて落ちてしまっているのも多かったです。じゅうたんとまではいきませんが、これはこれできれいでした。
26ウツギ＆テングチョウ岡山県内に自生しているのはウツギとヒメウツギで、マルバウツギは植栽です。もっともよく見かけるのがこのウツギで、やたら毛深いのが特徴です。テングチョウも成虫で越冬するので毛深く、胴体の毛が風になびいていることがあります😄
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岡山県内に自生しているのはウツギとヒメウツギで、マルバウツギは植栽です。もっともよく見かけるのがこのウツギで、やたら毛深いのが特徴です。テングチョウも成虫で越冬するので毛深く、胴体の毛が風になびいていることがあります😄
＆ミドリヒョウモン♂
後翅の裏側の白い筋模様が特徴です。オスの前翅には黒条に沿って白っぽい部分があります。
28ウツギの蜜を吸うミドリヒョウモン♂
動画を撮っていると、ストローのような口吻を花と花の間に突っ込むなど、なかなか蜜のありかがわからないようでした。あっちこっち探っている様子が可愛かったです😊
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ミドリヒョウモン♂
動画を撮っていると、ストローのような口吻を花と花の間に突っ込むなど、なかなか蜜のありかがわからないようでした。あっちこっち探っている様子が可愛かったです😊
林道を歩いていると、斜面に巨岩が見えたので行ってみました。動画も撮りました。
岩はさらに西に続いていました。この一角だけがこのように苔むした岩だらけで不思議な空間でした。
31霰ヶ山北斜面より北方面不意に北方面に真庭市と鏡野町の境界尾根が見えました。左が973.3m三角点「大仙屋敷」峰、中央は1026m峰南南東斜面です。
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不意に北方面に真庭市と鏡野町の境界尾根が見えました。左が973.3m三角点「大仙屋敷」峰、中央は1026m峰南南東斜面です。
32ヤマボウシ白い花弁のように見えるのは総苞片、中心部分の小さな粒一つ一つが花です。総苞片は傷んでいますが、花が咲いているのはわかりやすいです。
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白い花弁のように見えるのは総苞片、中心部分の小さな粒一つ一つが花です。総苞片は傷んでいますが、花が咲いているのはわかりやすいです。
33薄ピンクのササユリ分岐を左折するはずでしたが、これが見えたので寄り道しました。この山域は白が多いようですが、これはうっすらピンク色を帯びていました。ここを過ぎるとすぐに走り去る子鹿の姿が見え、母鹿？に吠えられました😓
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分岐を左折するはずでしたが、これが見えたので寄り道しました。この山域は白が多いようですが、これはうっすらピンク色を帯びていました。ここを過ぎるとすぐに走り去る子鹿の姿が見え、母鹿？に吠えられました😓
34ヤマアジサイエゾアジサイに似ていますが、花序はより小型で直径10�儖焚爾任后Ｃ羚饕亙�のヤマアジサイは葉が大きめらしく、これは大きいものでは12�冂�ありました。咲き始めでこの木にしか気づきませんでした。
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エゾアジサイに似ていますが、花序はより小型で直径10�儖焚爾任后Ｃ羚饕亙�のヤマアジサイは葉が大きめらしく、これは大きいものでは12�冂�ありました。咲き始めでこの木にしか気づきませんでした。
轍のない部分にススキが茂った道の脇で、ササに埋もれるように咲いていました。
36霰ヶ山西南西斜面より櫃ヶ山＆星山
不意に南西方面が見えました。中央手前の尖っているのが櫃ヶ山（ひつがせん）、そのすぐ左奥が星山（ほしがせん）です。今回初めて霰ヶ山の南西側を歩いたおかげで見えました。星山のササユリもそろそろ!?
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櫃ヶ山＆星山
不意に南西方面が見えました。中央手前の尖っているのが櫃ヶ山（ひつがせん）、そのすぐ左奥が星山（ほしがせん）です。今回初めて霰ヶ山の南西側を歩いたおかげで見えました。星山のササユリもそろそろ!?
朱色がほとんどですが、ピンクなどもあるようです。今年は遅めなのか、きれいな花にはなかなか出会えません。
38石の天然ダム⁉林道の東側には水がちょろちょろと流れており、それをせき止めるように石が積み上がっていました。西日本豪雨で流れ落ちてきたのでしょうか。ここから数m、足元に小石が転がっていました。
林道の東側には水がちょろちょろと流れており、それをせき止めるように石が積み上がっていました。西日本豪雨で流れ落ちてきたのでしょうか。ここから数m、足元に小石が転がっていました。
39ミズタビラコ直径3�仭宛紊硫屬魯�ュウリグサやハナイバナに似ています。花の中心部の副花冠が黄色ではなく白であることでキュウリグサと、葉や茎がそれほど毛深くなく花が並んで咲くことでハナイバナと見分けられます。ここだけでした。
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直径3�仭宛紊硫屬魯�ュウリグサやハナイバナに似ています。花の中心部の副花冠が黄色ではなく白であることでキュウリグサと、葉や茎がそれほど毛深くなく花が並んで咲くことでハナイバナと見分けられます。ここだけでした。
40アサヒナカワトンボ橙色翅型♂
縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。
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橙色翅型♂
縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。
41霰ヶ山南西斜面より櫃ヶ山＆星山ズーム
左奥が星山（ほしがせん）、手前の鋭利な山が櫃ヶ山（ひつがせん）です。生い茂るススキロードはこの直前に終わりました。
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櫃ヶ山＆星山ズーム
左奥が星山（ほしがせん）、手前の鋭利な山が櫃ヶ山（ひつがせん）です。生い茂るススキロードはこの直前に終わりました。
42イワニガナ花の直径は2〜2.5cmです。別名をジシバリといい、オオジシバリに似ていますが、葉は丸っこいものが多いです。株数は少なく、群生は見られませんでした。
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花の直径は2〜2.5cmです。別名をジシバリといい、オオジシバリに似ていますが、葉は丸っこいものが多いです。株数は少なく、群生は見られませんでした。
43大空山ズーム中央が大空山です。富栄山（ふえいざん）はこのすぐ左ですが、木々で見えませんでした。今回は霰ヶ山（あられがせん）頂上からの展望がいまいちでしたが、下山する頃になり天気が回復してきました。
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中央が大空山です。富栄山（ふえいざん）はこのすぐ左ですが、木々で見えませんでした。今回は霰ヶ山（あられがせん）頂上からの展望がいまいちでしたが、下山する頃になり天気が回復してきました。
前脚で顔を掻いていました。おそらく、複眼をきれいにしようとしていたのでしょう。動画でそのシーンを撮影しています。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【霰ヶ山周回ルート初挑戦】
この日は出発直前まで天気予報が微妙にかわり続けるほど大気が不安定な状況でした。そこで、雨が途中から降っても安全な道（林道など）が多く、かつ、山行の主な目的を展望ではなく、生物観察におきました。その結果、霰ヶ山（あられがせん）を訪問することにしました。
この時期の霰ヶ山については2019年6月23日に訪問していることもあり、とてもよい印象がありました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1904260.html
当初の計画では、ピストンせず復路では往路で歩いた道から作業道を南西に進み、南側の舗装道路を回って戻る予定でした。グーグルマップの航空写真では道があるようにも見えたので、最後にプチ冒険のつもりです。標高750mの林道がきつくUターンする辺りで作業道入口を確認しておきました。
今回は残念ながら天気がいまいちで頂上からの展望はあまり効きませんでした。霰ヶ山登山口まで下りてくると、昨年鹿親子に出会ったのを思い出し、ちょっとだけと往路とは反対の道を進みました。引き返してもよかったのですが、天気予報どおり天気は回復傾向、プチ冒険できそうです。地形図上では862m峰の西斜面で林道はなくなっていたのですが、グーグルマップの航空写真では西に作業道が延びて舗装道路に出られそうに見えたと連れが言いました。ちなみに、帰宅後に調べてみると、作業道は舗装道路から南に延びており、林道とはつながっていませんでした😓
とにかく、この林道は終点まで歩いたことがなく、これまでの経験から鹿などの動物やササユリが見られるのではないかという期待がもてます。好奇心と期待が道がなくなるかもという不安を上回り、結局、霰ヶ山を反時計回りに一周することにしました。
しばらくは自動車が通れるほど広く歩きやすい砂利道が続きました。霰ヶ山北東斜面岩群＜写真29,30＞の少し北には大きめの水たまりがあり、連れからクマの前足跡があるように見えたと報告が😅
まあ、そんなこともあろうかとそのまま進み、ササユリを探しながら真庭市に入ると、こちらはあまり歩かれていないようでススキが茂っていることもありました。地形図上で道がなくなる地点に近づくと、ススキは増えたり減ったり、たまに避けて通れるぬかるみや倒木があったりと、なんとなく荒れてきました。
地形図の破線の道が途切れる辺りで、予想通り林道は突然なくなりました😰周辺は植林帯で、細い踏み跡が西北西に下る方向と東南東に上る方向に見えます。西北西は舗装道路が近いですがゴールまでが遠いので、一か八かで東南東に上り往路の林道に戻ることにしました。踏み跡はすぐになくなり、高さ70�冂�のササが密生していることもありましたが、なるべく踏み跡らしいところを選んで下ると、元来た林道に合流しました。
かき分けるほどのヤブではありませんでしたので、初の試みであった霰ヶ山周回ルートは思ったより楽でした😙唯一の不安はマダニでしたが、鹿が多い山域にもかかわらず、今回は1匹も見ませんでした。マダニがしがみつく暇がないほどスイスイ歩けたからなのか、あぶれるマダニがいないほど鹿が多いからなのかは定かではありません😁とりあえず、今回もマダニは避けられてラッキーでした。
【今年初ササユリ(*^-^*)】
この日、霰ヶ山（あられがせん）に来た最大の目的は、ササユリが開花しているか否かを確かめることでした。ちなみに、今年はまだ一度も見ていません。3年前と比較すると開花のタイミングとしては少し早い気がしましたが、未だ他の登山客に一度もお会いしたことがない謎に包まれた霰ヶ山だからこそ、自分たちがまだ気づいていないササユリ（開花）スポットがあるはずだと、ササが生い茂る斜面を注視しながら歩きました。「第一ササユリ発見😃」・・・などと、喜びの声を発しながら、まるで宝探しのごとく、ササユリ探しに興じました。
結果は写真や動画で紹介している通りです。全て霰ヶ山の周りの林道沿いで見つかりました。1株ずつ点在しているようですが、例年、県北のササユリの見頃は6月末から7月初めなので、これからもっと見られるでしょう。
【初めて鹿に吠えられる(-_-;)】
初めて霰ヶ山を訪問した時から、よく鹿に出会います。
2015年09月27日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-728774.html
最近では昨年の9月5日に訪問した際に親子鹿に出会いました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3492353.html
実はこの時に霰ヶ山の東尾根の登山口に気づかず、そのまま林道を少し進んだ所で親子鹿を発見しました。餌を口にくわえたまま警戒しながらこちらをじっと見つめていましたが、そのうちにピョンピョン跳ねるようにゆっくり立ち去りました😊
今回もそうした微笑ましいシーンが見られるのではないかと思い、林道をどんどん進んでいきました。すると、突然子鹿が我々の近づいてくるのに気づいたのか、道から谷の方に全速力で下りていきました。さらに道を少し進むと、“ピュー”という鹿の鳴き声の直後にまるで犬のような“ワン”という鳴き声が聞こえました。一瞬、“野良犬😨”と思いましたが、姿は見えません。しばらく周辺を見渡しましたが、そのうちに声も聞こえなくなりました。
数m後ろで立ち止まっていた連れが追いついてくると、
「鹿、吠えたよなあ？」
あっ、やっぱり。
「ピウーッ、ガウッ、ピウーッ、ガウッてセットやったから、鹿よなあ？」
うーん、そうちゃうか。
帰宅後に調べてみると、威嚇の際にゲゲゲ、ガガガなどと連続して鳴くことがあるようで、試聴すると確かに似ていました。おそらく、この鳴き声の主は我々から逃げていった子鹿の母親でしょう。子鹿に対しては“ピュー”と警戒の声を発して注意喚起をし、我々に対しては威嚇の声を発し、自分に注意を引きつけたのかもしれません。子連れの母鹿なら、我が子を守るため吠えるような強烈な声を上げても不思議ではありません。
写真や動画で撮影することができませんでしたが、人生で初めて鹿に吠えられました😅ちょっとうれしいのはなぜでしょう😊霰ヶ山の鹿は次に我々にどんなシーンを見せてくれるのでしょうか😍えっ、鹿に叱られたのに、ちっとも反省してないって？次回から鹿が視覚に入ったらしっかり気を遣って怖がらせないようにします🙇
こっそり拍手
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