五月晴れを期待して立山へ

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月05日(月)

• GPS: 46:41
• 距離: 11.9km
• 登り: 946m
• 下り: 957m

コースタイム

10:50室堂-12:00キャンプ場（テント設営）
7:35キャンプ場-10:30一ノ越-13:10雄山神社-14:35一ノ越-16:00キャンプ場
6:30〜7:30（テント撤収）-9:20室堂

天候

3日：曇〜雨〜晴
4日：晴〜曇〜天頂（環水平アーク）
5日：曇〜霰

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

森林限界の温度差を初体験。
早朝から9時過ぎ頃まで：雪面にピッケルのシャフト刺さらず（2cm程度）
9時過ぎから昼頃まで：ピッケルの機能を利用可能。
昼過ぎから夕暮れまで：ピッケルは、ブレードまで刺さり、壷足発生（斜面にはクラックが入り、ピッケルがブレードまで刺さると、下が空洞か？と雪崩の恐怖）

写真

5/3 6:52

これから登る立山
（高速道路からの眺め）

5/3 8:07

マイカーを乗り捨て
ここからバスで室堂
まで一気に直行します

5/3 9:58

雪の回廊
開通当初は16m
とアナウンスするも
目測5m程度

5/3 10:50

室堂に着いて
テント場は
さて　どっち？

5/3 10:50

この方向ね
よーっし

5/3 10:55

でも更に
確認して

5/3 10:55

行くぞー

5/3 11:15

スキー組は
シールを剥いで
お先に〜っ！
天気は崩れて来てるから
ボッカ組も
速く来いよー。

5/3 17:32

テント設営中に
降っていた雨も
止み、日が差して
来たので

5/3 17:34

スキー組は
真砂岳から滑降
したいと準備
数日前に雪崩も
発生しており
今回のCLは、中腹で
戻れと無線連絡

5/3 17:47

テント設営中は雨に濡れ
手袋を絞りながら
作業してたのにこの晴れようは
なによ
山の天気は本当に
恐ろしい

5/3 17:50

サンセット
スキー組も戻ったし
飲んで食って寝よう
今夜は冷えるぞー
ペットボトルで
湯たんぽ作りをする
寒がりも居たなー

5/4 7:08

朝日も高く成ったが
初心者が居るんで
今日は
雄山神社ピストンの
雪上トレーニング
（これ以上の天気は望み
べくもない快晴）

5/4 8:16

歩き出して15分
体温とアイゼン調整
をして
一ノ越へ

5/4 8:21

初心者も
太陽を背にして
大満足

5/6 13:34

これまでの
浮かれた気持ちも
一瞬にして凍る情景
大汝山方向から一直線に
鮮血に染まるライン
中腹には手袋も転がる
谷底まで滑落したようだ
谷底に5〜6人の人影
10分程してヘリが旋回
救出されたようだ
後刻、死亡情報入る
（ご冥福を祈る）

5/4 10:28

気を引き締めて
一ノ越へ到着

5/4 11:02

天頂には
太陽を取り囲む虹
不吉を晴らそう

5/4 11:11

5/4 12:33

一ノ越山荘前で
気分転換の
小休止

5/4 13:04

気を引き締め
中央に見える
雄山神社を目指し
歩き出す

5/4 13:05

やっと
頂上一等三角点

5/4 13:13

御神酒を捧げ
全員で参拝し

5/4 13:18

神社を
後にしました
スキー組の二人は
ここから
御前谷へ大滑降
残る皆は二人の無事帰還を
祈りテントバへ戻る

5/5 7:31

天気の崩れは
予報より速い
別山行きを取り止め
帰路につく

5/5 7:47

雷鳥荘へ直登
テント場は
次第に
点となります

5/5 7:55

右手には
危険な雪庇も
存在

5/5 8:37

雪上に雷鳥
アップ撮影したいが
カメラ及ばず

5/5 8:46

更に登ると
岩陰に雷鳥
目線を頂戴と
心で呼び掛けるが
ハイマツ方向に
消える

5/5 10:54

室堂で乗ったバスは
美女平まで

5/5 11:06

上がって来た
ケーブルカーに
乗り換える

5/5 11:16

荷物は
連結した貨車に積み
立山駅へ

5/5 11:29

乗り捨ててあった
マイカーを待ち
帰路につく

撮影機器：

Caplio GX100 VF KIT リコー

感想

dedeppo5

帰宅したら、連休後半も山の事故多発とのニュースが流れてた。

午前の、ピッケルも刺さらなかった堅いアイスバーンが午後には
圧雪（踏んでも固まらない）にも成らない、壷足雪に変化。
更には、朝通って安全と思っていた雪面（斜面）に、午後には
尾根と平行な小クレバスの出現。

森林限界雪山デビューの私をお連れ下さったリーダーさん、有り
難うございました。

この度は
刻一刻と変化する雪山の怖さと、素人の危険性を、まだまだその
一部でしょうが知らされました（谷へ流れる鮮血ライン等、大変
貴重な勉強でした）

更に、鈴鹿と異なり、アルプスでは、APRS追跡が全く出来ない
ことも知らされ、素人の浅はかさを大反省しました。

コメント

ゲスト

凄いです
更なるレベルアップですね！凄いです。私は3週間前から原因不明の膝関節痛でまともに歩けなくなって、当分は登山はムリな身体になってしまいました。

dedeppo5

Re: 凄いです
陽気も良くなるので、医者と相談し、じっくり直して頂戴。

それにしても
膝の痛みって何だろうねえ。
若い時のウサギ跳び？orバイク事故？or急激な運動負荷？
或いは、景気が上向き仕事量の増加？

筋力upも必要だろうが、新緑が深くなるので、ワインディング
ロードに楽しみを暫くシフトしたらどうだろうか？

ゲスト

なんでしょうか？
レントゲン撮影で骨、軟骨に異常なし。リウマチも血液検査で異常なし。５０肩みたいなものでしょうか？今年のアルプス登山も計画は自分なりに決めて有るのですけどね

dedeppo5

Re: なんでしょうか？
診察で異常が無いんなら、徐々に負荷を増やす筋トレでもしようか（私は
全くの素人で判らん＝無責任⇛AACには医師も居るけどね）