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Yamareco

記録ID: 443022
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

終始好天に恵まれた、残雪の燕岳(中房温泉〜燕山荘宿泊)

2014年05月06日(火) 〜 2014年05月07日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
11.4km
登り
1,465m
下り
1,447m

コースタイム

【1日目:燕山荘までの登り】
8:00JR穂高駅BS - 8:50中房温泉BS - 9:00中房温泉登山口(登山届提出) - 9:30第1ベンチ - 10:00第2ベンチ - 10:40第3ベンチ - 11:50合戦小屋(昼食休憩45分・アイゼンを装着) - 13:05合戦ノ頭 - 14:10燕山荘(時間があったので蛙岩方面に行き、途中で引き返して結局15:15にチェックイン)

【2日目:燕岳登頂と下山】
6:15燕山荘 - 6:45燕岳山頂 - 7:20燕山荘 - 7:50合戦ノ頭 - 8:00合戦小屋 - 8:55第3ベンチ(アイゼンを外す) - 9:20第2ベンチ - 9:40第1ベンチ - 10:00中房温泉登山口(中房温泉で入浴と昼食) - 12:50JR穂高駅
天候 1日目:曇りのち晴れ・微風
2日目:晴れ・山頂付近では弱風
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行きは、JR篠ノ井線・穂高駅⇒定期バスで中房温泉に。
帰りは、タクシーで中房温泉⇒JR篠ノ井線・穂高駅に。

5/3(土)の落石による中房線の通行止めですが、5/5(月)に日中だけ通行可能になりました。
これからの状況ですが、5/8(木)から3日間にかけて集中工事が行われるとの事です。
詳細は公共機関に問い合わせたほうが、良いかもしれません。

定期バスですが、5月と6月は、平日の運行がほとんどありません。
行きのバス運賃は\1,700円でした。
帰りのタクシー運賃は\7,600円でした。
コース状況/
危険箇所等
燕山荘までは一本道なので、特に道に迷うことはありませんでした。

アイゼンの装着ですが、上りは合戦小屋でしました(ただし蹴り込みましたが)。
合戦小屋から上でも、日中は雪が腐っているので、ノーアイゼンでも可能かも知れません。
下山に関しては、第3ベンチでアイゼンを外しました。

ゴールデンウイークから少し後に来たためか、
全体的に人が少なかったと思います。
中房線の通行止めの影響もあったのかもしれません。

登山ポスト:中房温泉の登山口にあります
下山後の温泉:中房温泉に入浴しました(中房温泉では軽食も可能です)
予約できる山小屋
中房温泉登山口
JR篠ノ井線・穂高駅です。中房温泉行きの定期バスに乗車します。
2014年05月06日 07:46撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 7:46
JR篠ノ井線・穂高駅です。中房温泉行きの定期バスに乗車します。
中房温泉登山口です。ポストがあるので登山届けを提出しました。
2014年05月06日 08:54撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 8:54
中房温泉登山口です。ポストがあるので登山届けを提出しました。
登り始めてから暫くの間はガスが出ていました。
2014年05月06日 09:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 9:31
登り始めてから暫くの間はガスが出ていました。
第1ベンチです。
2014年05月06日 09:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 9:32
第1ベンチです。
第1ベンチからしばらくすると、荷揚げ用のゴンドラ線とすれ違いました。
2014年05月06日 10:02撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 10:02
第1ベンチからしばらくすると、荷揚げ用のゴンドラ線とすれ違いました。
第2ベンチです。
2014年05月06日 10:03撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 10:03
第2ベンチです。
この辺りから、ガスが晴れ始めました。
2014年05月06日 10:35撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 10:35
この辺りから、ガスが晴れ始めました。
第3ベンチです。
2014年05月06日 10:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 10:41
第3ベンチです。
雪が多くなってきたので、落ちないように蹴り込みながら進みました。
2014年05月06日 10:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 10:53
雪が多くなってきたので、落ちないように蹴り込みながら進みました。
本格的にガスが晴れてきます。
2014年05月06日 11:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 11:51
本格的にガスが晴れてきます。
蛙岩でしょうか?
2014年05月06日 11:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 11:39
蛙岩でしょうか?
森林限界に近づいてた、と思っていたら・・・
2014年05月06日 11:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 11:47
森林限界に近づいてた、と思っていたら・・・
合戦小屋に着きました。
2014年05月06日 11:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 11:53
合戦小屋に着きました。
ここで昼食休憩。セブンアイ・金のカレーです。
2014年05月06日 12:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 12:18
ここで昼食休憩。セブンアイ・金のカレーです。
アイゼンを装着しました。一応ピッケルも持ちました。
2014年05月06日 13:09撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 13:09
アイゼンを装着しました。一応ピッケルも持ちました。
合戦沢ノ頭まで直登します。
2014年05月06日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 12:52
合戦沢ノ頭まで直登します。
直登している最中、槍の穂先が見えました。
2014年05月06日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 12:52
直登している最中、槍の穂先が見えました。
合戦沢ノ頭です。ここからもう一息です。
2014年05月06日 13:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 13:04
合戦沢ノ頭です。ここからもう一息です。
燕山荘が見えました。近いようでなかなか着かない・・・
2014年05月06日 13:15撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 13:15
燕山荘が見えました。近いようでなかなか着かない・・・
やっと到着です。
2014年05月06日 14:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/6 14:01
やっと到着です。
予定時刻よりも大幅に早い到着だったので、蛙岩方面に寄り道しました。
2014年05月06日 14:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 14:10
予定時刻よりも大幅に早い到着だったので、蛙岩方面に寄り道しました。
結局、蛙岩までは行きませんでした。代わりにすばらしい景色が見えました。表銀座方面です。
2014年05月06日 14:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 14:26
結局、蛙岩までは行きませんでした。代わりにすばらしい景色が見えました。表銀座方面です。
燕山荘にチェックインします。
2014年05月06日 14:09撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 14:09
燕山荘にチェックインします。
まずはビール。
2014年05月06日 15:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 15:56
まずはビール。
本館に案内されました。本来8人用のベッドの2階部分を、今回は3人で広々と使えました。
2014年05月06日 16:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 16:47
本館に案内されました。本来8人用のベッドの2階部分を、今回は3人で広々と使えました。
落書きもありました。私が生まれる前に書かれたものです。
2014年05月06日 15:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 15:34
落書きもありました。私が生まれる前に書かれたものです。
夕食後、サンセットを見に山荘の外に出ました。夕日に照らされる燕岳です。
2014年05月06日 18:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 18:18
夕食後、サンセットを見に山荘の外に出ました。夕日に照らされる燕岳です。
裏銀座方面。日が沈んでいきます。
2014年05月06日 18:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 18:27
裏銀座方面。日が沈んでいきます。
安曇野の夜景を見下ろして、1日目を終えました。
2014年05月06日 19:37撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/6 19:37
安曇野の夜景を見下ろして、1日目を終えました。
朝陽です。新しい一日が始まります。
2014年05月07日 04:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 4:39
朝陽です。新しい一日が始まります。
燕山荘を出発します。まずは燕岳ピストンです。
2014年05月07日 06:17撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:17
燕山荘を出発します。まずは燕岳ピストンです。
まぶしい朝日を浴びながら、山頂を目指します。
2014年05月07日 06:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:34
まぶしい朝日を浴びながら、山頂を目指します。
イルカ岩や・・・
2014年05月07日 06:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:23
イルカ岩や・・・
メガネ岩などの奇石を見ることができました。
2014年05月07日 06:37撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:37
メガネ岩などの奇石を見ることができました。
燕岳登頂おめでとう。
2014年05月07日 06:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:45
燕岳登頂おめでとう。
山頂から北燕岳方面を見ます。遠くに見えるのは、鹿島槍でしょうか?
2014年05月07日 06:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:45
山頂から北燕岳方面を見ます。遠くに見えるのは、鹿島槍でしょうか?
槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂・奥穂・前穂・大天井・常念でしょうか?
2014年05月07日 06:46撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 6:46
槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂・奥穂・前穂・大天井・常念でしょうか?
山頂から燕山荘に戻ってきました。あとは下山するだけです。
2014年05月07日 07:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 7:20
山頂から燕山荘に戻ってきました。あとは下山するだけです。
何度も何度も振り返りました。
2014年05月07日 07:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/7 7:53
何度も何度も振り返りました。
下山後、中房温泉で立ち寄り湯に入りました。
2014年05月07日 10:11撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 10:11
下山後、中房温泉で立ち寄り湯に入りました。
JR穂高駅から眺める大天井岳です。来年のゴールデンウィークには行くぞ!
2014年05月07日 12:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/7 12:49
JR穂高駅から眺める大天井岳です。来年のゴールデンウィークには行くぞ!
撮影機器:

装備

個人装備
ザック ハードシェル(上) ハードシェル(下) ブーツ アイゼン ゲイター ピッケル 厚手グローブ インシュレーション ミッドレイヤー ズボン ベースレイヤー(上) ベースレイヤー(下) 靴下 ネックゲイター ビーニー ゴーグル クリップオンサングラス 眼鏡 携帯電話 携帯電話バッテリー 救急セット一式 エマージェンシーシート ヘッドランプ 単4電池 スリング(150cm) カラビナ ストーブ 燃料(230g) 耐風ライター カラトリー一式 アルファ米 インスタントカレー 行動食・非常食一式 水(2L)

感想

北アルプスに来るのは、実は、今回が初めてです。

残雪期とはいえ北アルプス、もっと厳しいものを想像していたのですが、
意外とあっさり出来てしまいました。
すべては、天候に恵まれたからだと思います。
この前日には、前線の通過があり、奥穂高方面で死者を含む多数の遭難者を出しています。
私が登ったのは、前線が通過した翌日であったため、終始穏やかな天候だったのでしょう。

また天候に恵まれたおかげで、北アルプス初にして、
表銀座〜裏銀座方面の大パノラマも目にすることが出来ました。
槍ヶ岳の穂先が見えたときには、以前の雲取山登山で富士山が見えたときの、
何倍もの感動がありました。

合戦尾根は、北アルプス3大急登のうちのひとつと聞きます。
しかし、息を上げないよう汗をかかないよう、ペースを落としてゆっくり登ったためか、
体のどこも痛むことなく、すんなりと登れました。

唯一残念だったのは、天の川が見れなかったことです。
(私はまだ天の川を見たことがない・・・)
北斗七星とオリオン座くらいしか見れなかった・・・

本当は行程を3日間に分け、表銀座方面に足を伸ばして、大天井〜常念に至りたかったのですが、
まだ初心者ということもあり、断念しました。
大天井の直登は、遠目に見てもキツそうなことが想像できました。
ギアも今回初投入の、使い慣れていないものばかりだし。
地道にレベルアップして、また挑戦したいと思います。

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体力レベル
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