記録ID: 443335
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
陽光の焼岳
2014年05月06日(火) [日帰り]
hananao
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:00
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 940m
- 下り
- 942m
コースタイム
6:55中の湯登山口−9:22下堀沢取り付き点−10:35雪渓上端−10:47山頂−11:54下堀沢取り付き点−13:54登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登り初めは一部夏道が出ているが、あとはほとんど残雪の上を歩く。雪は締まっており歩きやすいが、午後気温が上がると樹林帯の踏み抜きに注意。でもワカンは無用。 ・下堀沢の雪渓は中段と最上部が急。今回は雪が適度に緩んでいてさほど緊張感はなかったが、気温が低くて凍っていたら下りは怖いと思う。 ・念のためピッケルも持参したが、今回はストックで十分であった。アイゼンは必要(ノーアイゼンの強者も何人かいましたが)。 ・樹林帯は迷いやすい地形なので、下りはトレースを外さないこと。 |
写真
撮影機器:
感想
5日は中の湯温泉に宿泊。夜半まで雨脚が強く気分が萎えたが、目覚めるとそこそこの天気。早立ちの場合は朝食をおにぎりにしてもらえる。宿に車を置いてそのまま登れるらしいが、この時期は誰も登った形跡がない。車で少し先の登山口へ向かう。カーブには番号が付いており、中の湯の次が8番。登山口は10番の先。駐車スペースがあり先客は4台。林道の擁壁の切れ目から登る。
下部は夏道が出ているが、すぐ雪道になり、樹林の中を縫うように登る。雪は締まっていて快適。やがてダケカンバの疎林になり開けた平原に出る。ここでようやく目指す焼岳が見えてくる。右手に下堀沢が近づく。左手の尾根筋をトラバース気味に登るトレースもあるが、迷わず沢底を登るルートを取る。雪渓は下から見上げた印象ほど急ではないが、さりとて楽ではない。息が上がる頃、焼岳北峰の岩場に突き当る。左手間近に噴煙が出ていて臭い。右に折れ夏道を少し進み、雪の稜線に上がって今度は左に回り込む。最後は露岩帯を急登して頂上に到着。
下山は往路を戻る。雪渓は高度感があるが、気温が高く適度に潜るので、キックステップで難なく下れる。シリセードで下ることも可能だが(実際に下っているパーティーあり)、所々岩が転がっているので、雪の硬さを見極めないと怖い。私はシリセードで制御不能になり立木に激突した経験があるので、臆病すぎるのかもしれないが。
樹林帯に入ると、登りでは気づかなかったトレースの錯綜個所がある。また、高温による踏み抜きのため、悲鳴を上げている先行パーティーがいた。
日帰りで登れ、変化に富み、残雪期でも楽しめるルートだ。
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