浅草岳 ヒメサユリスト参上!コードネームは黄昏…なんてネ(by SPY×FAMILY)♪
- GPS
- 04:47
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 756m
- 下り
- 743m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に特に危険箇所は無し。登山ポストは駐車場トイレ前にあり。 |
その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は「寿和温泉」(タオル無し700円、※露天風呂はタオル無し600円なんですが、洗い場が2ヶ所しかないので混むと大変です)、「神湯温泉」(タオル無し700円、※洗い場は沢山あります)がお勧めです。今日は「寿和温泉」露天風呂で汗を流しました。最初は僕一人でしたが、直ぐにもう一人は行って来ましたが、問題ありませんでした。土日休日は、要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は毎年恒例のヒメサユリが咲き始めている浅草岳に、ソロで登って参りました。当初は鬼ヶ面山からのピストン(同行者がいれば、下りは桜ゾネコースを下山する予定でしたが・・・)の予定でした。寄る年波のせいか?・・・先日の苗場山の疲れが残っているのか?・・・連日の猛暑の影響で体調が思わしくないのか?・・・目が覚めても身体が重く・・・強い眠気が襲い・・・予定を変更して定番ルートのネズモチ平登山口から橅曽根を登り、なだらかな山頂のお花畑でヒメサユリに出合い、桜曽根を下る周回コースを歩いて参りました。今年も皆さんのレコを見ていると早くも咲いている画像がアップされているので、ジッとしていられません。
自宅の出発時間が当初の予定より6時間30分以上遅れて、AM8:44に出発。途中、「道の駅いりひろせ」にてトイレ休憩後、ネズモチ平駐車場に予定通り90分後のAM10:14に到着。身支度をし、登山届を提出し再び、トイレで用を足して、AM10:19に登山開始。まずはコンクリート舗装道路歩きます。20分弱でネズモチ平登山口に到着。真っ直ぐ行くと桜曽根コースです。僕は桜曽根コースは必ず下りに使うので、ここを左の樹林帯に入る橅曽根コースを登ります。橅曽根コースは眺望はあまり良くありませんが、直登ですので短時間で前岳まで登り上げられます。※橅曽根コースは一部急登がありますし、泥濘箇所が多数ありますので、下りで使うのはお勧めしません。以前、橅曽根コースのピストンの女性にお会いし「楽しくなかった!下りは怖かった!」とおっしゃっていましたが、「下りは桜曽根コースを使えば沢山のお花が咲き乱れていますよ」って教えておきました。桜曽根コースのピストンでも楽しめます。まあ、初めてのお山は良く調べてから登って下さいね・・・。
相変わらず身体が重いのでペースが上がりません・・・。第一渡渉ポイントは沢の水が増水していますが石をうまく使えば問題ありません。第二渡渉ポイントは水量が少ないので、全く問題ありません。標高を上げていくと北西に守門岳が見えて来ます。もう少し標高を上げていくと北に粟ヶ岳、北東に御神楽山が見えて来ます。足元にはホウチャクソウ、マイヅルソウ、ハナニガナ、ゴゼンタチバナetcが咲き乱れています。橅曽根コース上部のツバメオモトは花は終わり、実になりかけていました。(まだ、緑で瑠璃色にはなっていません)程なく、前岳の到着。東に雪渓越しに山頂が見えます。今年の雪渓は巨大です。積雪はまだ300cm以上あるかもしれません・・・。西の端っこを登りますが、ちょっと急斜面なので、皆さんのレコを参考にチェーンスパイクを持って来ましたので、ここで装着。スイスイ登れます。※因みに帰りは試しにチェーンスパイクを使わずの下りましたが、キックステップでギリギリ何とかなりましたが、ちょっとドキドキしました。雪渓が残っている時期はチェーンスパイクや軽アイゼンetcの滑り止めがあれば安心して歩けると思います。下手をすれば、沢に滑落するかもしれないので・・・。
雪渓を越えると、いよいよヒメサユリのお出ましです。つぼみも沢山ありますが・・・沢山咲き始めています。僕は、吉永小百合さん世代では無いですが・・・一回り以上年上の女性ですが、今でも綺麗ですよね・・・。でも、浅草岳のヒメサユリも吉永小百合さんにも負けないくらい綺麗ですよ・・・。足元にはイワカガミ、コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)、ミツバオウレン、イワイチョウ、コバノトンボソウ、ワタスゲ(白い綿毛)etc、頭上にはガクウラジロヨウラク、ベニサラサドウダンツツジ、サラサドウダンツツジ、ミネカエデetcが咲き乱れています。程なく、山頂に到着。予定より約30分遅れ・・・誰もいません。遠望はききませんが・・・360度の大パノラマを画像に収め、手作りサンドウィッチを食べて、時間も押しているので、直ぐに下山開始。
巨大な雪渓を越え、前岳を過ぎ、今度は桜曽根コースを下山します。すると、直ぐに木道上に小さい雪渓があります。ここは注意して歩けば滑り止めは必要ありません。ちょっと登り返すと、木道越しの目の前に絶景を見ながら下ります。嘉平与ボッチを登り返せば、後は桜曽根広場まで緩やかに下って行きます。但し、この区間は所々北側に切れている箇所がありますので、慎重に下って下さい。桜曽根広場手前の「浅草の鐘」で世界の平和の為に鐘を鳴らして広場に到着。ここからはコンクリート舗装道路をネズモチ平駐車場に向かいます。本来であれば、この道路脇はお花畑が広がっているんですが、時期が早かったのか、あまり花は咲いていませんでした。サンカヨウは実になっていましたし、カラマツソウは蕾・・・ただ、ヤグルマソウだけは花盛り・・・。しばらく歩くと、二重遭難の慰霊碑が・・・2,000年だったんで、もう22年も経ったんですね・・・。本当に残念ですね・・・。
程なく、ネズモチ平駐車場に到着。予定より約15分の遅れ・・・。車は約5台位停まっていました。
今日の眺望は、北部の目の前のどっしりした守門岳、粟ヶ岳、御神楽山etcが見え、山頂からは眼下に田子倉湖・・・南部には日光白根山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、会津朝日岳、鬼ヶ面山、権現堂三山etcが見えました。残念ながら日本海や佐渡ヶ島(大佐渡山脈)、弥彦山〜多宝山〜角田山、刈羽三山は見えませんでした。
今日も楽しい山歩きが出来ました。紅葉の時期にも 再訪したいですし、来年も またヒメサユリに会いに来たいと思います。そして 六十里越登山口から鬼ヶ面山経由浅草岳も いつかリベンジを・・・。
因みに ヒメサユリは日本特産のユリで、宮城県南部、及び新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰、周辺にしか群生していない貴重な植物。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
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お困りの調査中の白い花はタチカメバソウ
ナナカマドと一緒に写っているのはイカリモンガと言う蛾の一種ですが
蛾にしては綺麗なので、私もたまに撮ります^^
あと以前、「一ノ倉沢 プチハイキング」のレコに載っていた
ウスバサイシンはミクニサイシンです。
花弁が波打ち、くびれが強い事が特徴です。
ありがとうございます。タチカメバソウ、イカリモンガ…間違いないですね。修正しておきます。
確かに、くびれが強かったですので、ミクニサイシンだと思います。
ありがとうございました。まだまだ分からない事が沢山あります。今後とも、ご指導やご指摘…何なりとお申し付けください。
ではまた〜
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