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Yamareco

記録ID: 4444637
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無雪期ピークハント/縦走
白山

白山 砂防新道・エコーラインのヴィーナス達の目覚め

2022年06月29日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.3km
登り
1,483m
下り
1,498m

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
0:20
合計
8:50
5:50
50
6:40
6:40
80
8:00
8:00
20
8:20
8:20
50
9:10
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30
9:40
9:50
50
10:40
10:50
50
11:40
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50
12:50
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10
13:00
13:00
60
14:00
14:00
40
14:40
別当出合
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス <アクセス・駐車場>
白峰あたりからは狭路・片側交互通行もありますが、
行き違いは問題なく出来る広さがあります。
市ノ瀬〜別当出合はハイシーズン、
土日祝マイカー規制ありで、シャトルバス利用の制限があります。
平日入山休日下山なら入出庫可能です。
マイカー規制制限ない時は別当出合駐車場200台利用可能。
駐車場内にトイレはなく別当出合休憩所まで徒歩10分。
水洗トイレ、更衣室、自販機あり。
道路沿いの路側駐車スペースはチェーンで駐車不可能でしたが
この日の夕方関係者がチェーンを外す作業をしていましたが
利用できるようになるのか何か他の理由かは不明です。
自販機もこの日に使えるよう整備がすすめられていました。
シャトルバス運行が始まれば利用できると思います。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
別当出合休憩所内にあり。用紙や筆記具もあります。

<別当出合〜南竜分岐(砂防新道)>
石畳の階段状の登山道。濡れてると滑りやすいが歩きやすい。
甚之助避難小屋までは樹林帯の中で日差しは避けられる。
甚之助避難小屋下に残雪あるも斜度なし危険なし。
中飯場と甚之助避難小屋に水洗トイレあり。

<南竜分岐〜弥陀ヶ原>
途中まではトラバースの登山道で沢を数回横切る。
雪渓や増水なければ、安全に渡れます。
この日は雪渓のトラバースあり。今後は雪解けでの踏み抜き注意。
黒ボコ岩直下は九十九折の石畳の登山道。

<弥陀ヶ原〜室堂〜御前峰>
エコーラインとの合流地点まではフラットな木道歩き。
そこから室堂経由の御前峰まではじわじわな登りが続く。
室堂ビジターセンター外に水洗トイレあり。軽食販売してます。

<弥陀ヶ原〜南竜山荘分岐(エコーライン)>
途中までフラットな木道歩き。残雪あるも斜度ない場所は危険なし。
南竜側への下りは急斜面の雪渓あり。滑落危険性高し。
技術なしのチェーンスパイクや軽アイゼンでは厳しいでしょう。
ちなみに南竜山荘分岐の標識は雪に埋まったのか見つけられず。

<南竜山荘分岐〜南竜道分岐(南竜道)>
落石も落ちてはいますがおおむね良好のトラバース道です。
別当出合。壊れたらしい鳥居はもう修繕されていました。写真で見るとツギハギ感強いけど、近くで見るとそうでもない。
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別当出合。壊れたらしい鳥居はもう修繕されていました。写真で見るとツギハギ感強いけど、近くで見るとそうでもない。
吊橋てくてく。
砂防新道はこんな石畳の多い道。よく整備されていますね。
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砂防新道はこんな石畳の多い道。よく整備されていますね。
ブナの森をてくてく。日が当たるまでは幸せにあるける…
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ブナの森をてくてく。日が当たるまでは幸せにあるける…
中飯場。奥に滝。
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中飯場。奥に滝。
木々の隙間から別山。見える=開けるわけで暑くなりはじめました;
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木々の隙間から別山。見える=開けるわけで暑くなりはじめました;
甚之助避難小屋手前に残雪。斜度はないので滑り止めはいらないかな。
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甚之助避難小屋手前に残雪。斜度はないので滑り止めはいらないかな。
甚之助避難小屋からの別山。
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甚之助避難小屋からの別山。
黒ボコ岩へ向かいます。
黒ボコ岩へ向かいます。
十二曲り手前で雪渓あり。棚が出来てるので歩きやすい。
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十二曲り手前で雪渓あり。棚が出来てるので歩きやすい。
雪渓を越えてあのが黒ボコ岩。
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雪渓を越えてあのが黒ボコ岩。
棚になってるけど、抜けた時落ちないようイメージして歩く。
棚になってるけど、抜けた時落ちないようイメージして歩く。
日当たりは強いけど、ここからいい風。
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日当たりは強いけど、ここからいい風。
弥陀ヶ原からの御前峰。
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弥陀ヶ原からの御前峰。
室堂越しに御前峰。ちなみに松葉づえの人はケガ人でなくどうやらスタッフの訓練みたい。
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室堂越しに御前峰。ちなみに松葉づえの人はケガ人でなくどうやらスタッフの訓練みたい。
御前峰へえっちらおっちら。
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御前峰へえっちらおっちら。
御前峰からの大汝峰。お池巡りしてる人が多いようですが残雪歩くの好きじゃないから行きませーん。なんて書いて。
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御前峰からの大汝峰。お池巡りしてる人が多いようですが残雪歩くの好きじゃないから行きませーん。なんて書いて。
北への展望。ピークはどこだろう。
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北への展望。ピークはどこだろう。
ガスが抜けて室堂越しの別山。
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ガスが抜けて室堂越しの別山。
室堂へ戻ります。
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室堂へ戻ります。
弥陀ヶ原越しの別山。左側がエコーライン方面。右が黒ボコ岩方面。エコーは人っ子1人見当たらない。
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弥陀ヶ原越しの別山。左側がエコーライン方面。右が黒ボコ岩方面。エコーは人っ子1人見当たらない。
エコーラインから御前峰を振り返る。
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エコーラインから御前峰を振り返る。
南竜山荘を見下ろして。
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南竜山荘を見下ろして。
別山に歩いていく感じ。
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別山に歩いていく感じ。
油坂あたりの残雪はヤバそう。まだピッケルと本気アイゼン要りそうですね;
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油坂あたりの残雪はヤバそう。まだピッケルと本気アイゼン要りそうですね;
やっぱりまだ埋まっているエコーラインから南竜道に下るツヅラ折れ。
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やっぱりまだ埋まっているエコーラインから南竜道に下るツヅラ折れ。
死にはしなさそうですが、足くらいは折りそう。残雪嫌いだからお池巡りやりませんって言ってた人間なのに。
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死にはしなさそうですが、足くらいは折りそう。残雪嫌いだからお池巡りやりませんって言ってた人間なのに。
南竜道をてくてく。すぐ分岐です。
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南竜道をてくてく。すぐ分岐です。
チブリ尾根避難小屋が見えるーと思って撮ったけど、写っているように見えない…
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チブリ尾根避難小屋が見えるーと思って撮ったけど、写っているように見えない…
甚之助避難小屋越しに別山。
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甚之助避難小屋越しに別山。
日差しが暑いので木陰の幸せ。
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日差しが暑いので木陰の幸せ。
砂防の上の滝。滝は涼し気、リアル激暑い。
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砂防の上の滝。滝は涼し気、リアル激暑い。
別当出合Pへ帰着です。何より車が暑い。
別当出合Pへ帰着です。何より車が暑い。
勝山市「きしめん名古屋」で味噌カツ定食。ゆで卵にみそしみしみでおいしい。
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勝山市「きしめん名古屋」で味噌カツ定食。ゆで卵にみそしみしみでおいしい。
白山山麓でとうふ食べ比べ。
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白山山麓でとうふ食べ比べ。
サイハイラン。終盤でした。株がそこまで多くないです。元々里山に多い麓のランですしね。
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サイハイラン。終盤でした。株がそこまで多くないです。元々里山に多い麓のランですしね。
ここのは根生葉が太いのですがなぜ根生葉はこんなに地域差が大きいのか。
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ここのは根生葉が太いのですがなぜ根生葉はこんなに地域差が大きいのか。
コケイラン。斑あり。終盤。けど、めちゃくちゃたくさんありました。
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コケイラン。斑あり。終盤。けど、めちゃくちゃたくさんありました。
斑なし。
ベニバナイチヤクソウ。ダンスしてるみたいなのを被写体に選んでみました。
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ベニバナイチヤクソウ。ダンスしてるみたいなのを被写体に選んでみました。
ササバギンラン。こちらも終盤。
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ササバギンラン。こちらも終盤。
タカネナデシコ。咲くポイント、帰路は工事のため、通行止めになってました。
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タカネナデシコ。咲くポイント、帰路は工事のため、通行止めになってました。
ハクサンチドリ。いつものトコに。ハクサンチドリ目当てなら観光新道がオススメ。
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ハクサンチドリ。いつものトコに。ハクサンチドリ目当てなら観光新道がオススメ。
オオバミゾホオズキ。
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オオバミゾホオズキ。
ノビネチドリ。いつものとこまだ蕾でした。
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ノビネチドリ。いつものとこまだ蕾でした。
咲いてた。
サンカヨウ。見頃のものも多し。
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サンカヨウ。見頃のものも多し。
イワカガミ。見頃も多し。
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イワカガミ。見頃も多し。
イワナシ。ほぼ終盤。
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イワナシ。ほぼ終盤。
キヌガサソウ。見頃。
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キヌガサソウ。見頃。
ミヤマキンポウゲ。
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ミヤマキンポウゲ。
リュウキンカ。黄色い花の小さな花畑が多かったです。
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リュウキンカ。黄色い花の小さな花畑が多かったです。
ツガザクラ。
クロユリ。花も蕾も多い。白山の代表的な花だけあって数すごい。
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クロユリ。花も蕾も多い。白山の代表的な花だけあって数すごい。
イワツメグサ。少ないけど咲き始めていました。
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イワツメグサ。少ないけど咲き始めていました。
アオノツガザクラ。こちらも咲き始め。
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アオノツガザクラ。こちらも咲き始め。
イワウメ。もっさり。
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イワウメ。もっさり。
ヒメクワガタ。
ミツバノバイカオウレン。
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ミツバノバイカオウレン。
ハクサンコザクラ。この1株のみが弥陀ヶ原で咲いていました。
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ハクサンコザクラ。この1株のみが弥陀ヶ原で咲いていました。
咲きそろうにはまだ日にちを要しそうです。
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咲きそろうにはまだ日にちを要しそうです。
チングルマ。こちらも蕾がほとんど。弥陀ヶ原はまだ雪解け直後過ぎるのでしょう。
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チングルマ。こちらも蕾がほとんど。弥陀ヶ原はまだ雪解け直後過ぎるのでしょう。
イワカガミとミツバオウレン。
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イワカガミとミツバオウレン。
楽しみにしてたポイント。テガタチドリ越しの別山という絶景。
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楽しみにしてたポイント。テガタチドリ越しの別山という絶景。
テガタチドリ。やや薄い色味のが多かったです。咲きたてなのでまだしばらく綺麗でしょう。
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テガタチドリ。やや薄い色味のが多かったです。咲きたてなのでまだしばらく綺麗でしょう。
かわいい…
コバイケイソウ。トウモロコシみたい。
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コバイケイソウ。トウモロコシみたい。
ササユリ。むっと香ってました。
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ササユリ。むっと香ってました。
ヤグルマソウ。

感想

花と展望に期待して白山へ。
砂防新道をメインに使い、エコーラインで戻りたい。
けど、エコーラインは残雪多いのか情報が十分ない感じ。
滑り止め等準備を万全にして歩いて来ました。

砂防新道は歩きやすく花も多く楽しみながら。
けど、例年の同時期より雪が多く残ります。
十二曲り手前までの雪渓は予想出来るくらいで通過に支障なし。
このあたりからは涼しい風も抜けて
弥陀ヶ原からの御前峰への展望が素晴らしいです。
御前峰は寒いほどの強風でそそくさと室堂に戻ります。
そして、懸案のエコーライン。遠望の中に人の姿は全くありません。
エコーラインは距離もないし、戻ることが比較的容易なので、
滑り止めあっても危険なら引き返すことにして進みます。
前に別山、後に御前峰の大絶景をひとりじめ。
エコーラインから南竜道へのツヅラ折れの下りは
危険な斜度で雪にまた登山道が埋まっていましたが、
丁寧にジグを切って下ることが出来ました。
雨がないとこんなに雪解けしないということに驚きました。
けど、やっぱり通ってよかったエコーライン、花も展望も好きです。

平瀬道も好きだし、チブリ尾根も歩いてみたいし、
南竜から油坂の頭へも上がりたいし、お花松原へも足を伸ばしたい。
白山だけでも行きたいとこ一杯で身体ひとつじゃ足りません。

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