ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4444686
全員に公開
沢登り
御在所・鎌ヶ岳

【鈴鹿の沢周遊】 焼合谷〜赤坂谷

2022年06月25日(土) 〜 2022年06月26日(日)
 - 拍手
samoa zakki その他5人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:29
距離
24.6km
登り
2,456m
下り
2,463m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:28
休憩
0:55
合計
6:23
9:33
9:35
15
9:50
9:50
90
堰堤入渓点
11:20
11:30
100
490m二股
13:10
13:20
86
760m二股
14:46
15:19
31
15:50
赤坂谷950m付近宿泊地
2日目
山行
9:52
休憩
0:38
合計
10:30
7:10
50
赤坂谷宿泊地950m付近
8:00
8:00
60
乗越ポイント
9:00
9:00
60
赤坂谷出合
10:00
9:00
100
765m二股
10:40
10:40
50
仙香谷乗越ポイント
11:30
12:00
32
赤坂谷宿泊地950m付近
12:32
12:36
31
13:07
13:07
184
16:11
16:12
7
16:19
16:22
18
16:40
ゴール地点
天候 25日:曇り時々晴れ 夕方一時雨
26日:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾高高原キャンプ場下の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
焼合谷500m付近の滝は念のためザイルを出した。
焼合谷760m二股は左股を詰めれるとこまで詰めて、右股に乗り換えたが。最初から右股で良かったかもしれない
左股に入ってすぐの滝はザイルは出さなかったが、シュリンゲで簡易的に確保した
尾高山手前のコルから焼合谷に下ろすルートは急な砂礫のルンぜ
その他周辺情報 グリーンホテル
今回のメンバー
2022年06月25日 09:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:14
今回のメンバー
堰堤を抜けて入渓
2022年06月25日 09:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:47
堰堤を抜けて入渓
いきなり小滝
2022年06月25日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:48
いきなり小滝
いい感じ
2022年06月25日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:48
いい感じ
鈴鹿エメラルド
2022年06月25日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:54
鈴鹿エメラルド
2022年06月25日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 9:59
飛沫を浴びて
2022年06月25日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:01
飛沫を浴びて
小滝を越えていく
2022年06月25日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/25 10:06
小滝を越えていく
気持ちいい
2022年06月25日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:08
気持ちいい
カジカちゃん
2022年06月25日 10:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/25 10:10
カジカちゃん
いい感じの釜
2022年06月25日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:30
いい感じの釜
とりあえず泳ぐ
2022年06月25日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:30
とりあえず泳ぐ
わーい!
2022年06月25日 10:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:34
わーい!
小気味良く滝が出てくる
2022年06月25日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:36
小気味良く滝が出てくる
気持ちいい
2022年06月25日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:38
気持ちいい
時には穏やかになる
2022年06月25日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:40
時には穏やかになる
遺跡のようなナメ
2022年06月25日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:42
遺跡のようなナメ
二段8mくらいの滝
2022年06月25日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:43
二段8mくらいの滝
念のためロープを出して
2022年06月25日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/25 10:47
念のためロープを出して
飛沫を浴びて
2022年06月25日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:51
飛沫を浴びて
水流に負けじと
2022年06月25日 10:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:56
水流に負けじと
越えていく
2022年06月25日 10:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 10:56
越えていく
2022年06月25日 11:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:05
必殺三角飛び
2022年06月25日 11:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:05
必殺三角飛び
面倒なので水の中を
2022年06月25日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:06
面倒なので水の中を
2022年06月25日 11:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:08
一休み
2022年06月25日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:20
一休み
低いアングル
2022年06月25日 11:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:25
低いアングル
ギボウシさん
2022年06月25日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 11:28
ギボウシさん
腰まで浸かってうれしい悲鳴?
2022年06月25日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/25 12:06
腰まで浸かってうれしい悲鳴?
2022年06月25日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 12:22
2022年06月25日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 12:23
滝は続く
2022年06月25日 12:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 12:37
滝は続く
ぐいぐい登る
2022年06月25日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 13:10
ぐいぐい登る
源頭付近でも滝
2022年06月25日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 13:27
源頭付近でも滝
上部はよいしょ、後続はシュリンゲで簡易的確保
2022年06月25日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 13:29
上部はよいしょ、後続はシュリンゲで簡易的確保
コアジサイさん
2022年06月25日 13:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 13:37
コアジサイさん
ガレガレを詰める
2022年06月25日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 13:50
ガレガレを詰める
慎重に歩きます
2022年06月25日 14:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 14:05
慎重に歩きます
急でドロドロな詰めを越え、釈迦ヶ岳へ
疲れた
2022年06月25日 15:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 15:13
急でドロドロな詰めを越え、釈迦ヶ岳へ
疲れた
ピーク写真
2022年06月25日 15:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/25 15:16
ピーク写真
タツナミソウ
2022年06月25日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 15:34
タツナミソウ
なんだかんだで宿泊地
2022年06月25日 17:42撮影 by  SH-M12, SHARP
6/25 17:42
なんだかんだで宿泊地
テンバでの調理風景
2022年06月25日 17:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 17:41
テンバでの調理風景
茄子とベーコンのトマトソースパスタ
2022年06月25日 17:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 17:47
茄子とベーコンのトマトソースパスタ
焼リンゴ
2022年06月25日 18:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 18:53
焼リンゴ
夜は花火
2022年06月25日 20:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 20:57
夜は花火
魔法使い
2022年06月25日 20:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/25 20:57
魔法使い
朝になりました
2022年06月26日 05:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 5:27
朝になりました
まぁまぁな量の中華かゆ
2022年06月26日 05:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 5:35
まぁまぁな量の中華かゆ
炭焼き小屋跡
2022年06月26日 07:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 7:31
炭焼き小屋跡
林業の小屋跡か
2022年06月26日 07:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 7:47
林業の小屋跡か
五右衛門風呂跡
2022年06月26日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 7:49
五右衛門風呂跡
赤坂谷の看板
2022年06月26日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 8:05
赤坂谷の看板
尾根を越えて赤坂谷の二股を目指す
2022年06月26日 08:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 8:06
尾根を越えて赤坂谷の二股を目指す
赤坂谷
2022年06月26日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:06
赤坂谷
いい釜があったので泳ぐ
2022年06月26日 09:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:12
いい釜があったので泳ぐ
気持ちいい
2022年06月26日 09:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:12
気持ちいい
楽しい
2022年06月26日 09:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:14
楽しい
今季初飛び込み
2022年06月26日 09:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:14
今季初飛び込み
相変わらず楽しい赤坂谷
2022年06月26日 09:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:18
相変わらず楽しい赤坂谷
いつもの二条の滝
2022年06月26日 09:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:21
いつもの二条の滝
左岸を登ります
2022年06月26日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:22
左岸を登ります
小滝をこなす
2022年06月26日 09:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:25
小滝をこなす
ハイライトのナメ滝
2022年06月26日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:26
ハイライトのナメ滝
ハイライトのナメ滝
2022年06月26日 09:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:30
ハイライトのナメ滝
2022年06月26日 09:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:31
わーい
2022年06月26日 09:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:32
わーい
思い思いに歩く
2022年06月26日 09:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:33
思い思いに歩く
粟島さんとこの羊羹
2022年06月26日 09:40撮影 by  SH-M12, SHARP
6/26 9:40
粟島さんとこの羊羹
続く滝、右岸から登る
2022年06月26日 09:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:47
続く滝、右岸から登る
2022年06月26日 09:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:50
ナメが広がる
2022年06月26日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 9:53
ナメが広がる
2022年06月26日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:00
いつもはいかない上流部
2022年06月26日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:08
いつもはいかない上流部
穏やかな流れ
2022年06月26日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:25
穏やかな流れ
癒されます
2022年06月26日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:26
癒されます
ナメも
2022年06月26日 10:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:28
ナメも
穏やか
2022年06月26日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 10:30
穏やか
2022年06月26日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 11:07
テンバを経由して釈迦に登り返し
2022年06月26日 12:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 12:29
テンバを経由して釈迦に登り返し
尾高山手前のコルから沢に下降するところ
ちょっとアクシデントがあった
2022年06月26日 14:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 14:28
尾高山手前のコルから沢に下降するところ
ちょっとアクシデントがあった
ツチアケビ
2022年06月26日 16:08撮影 by  SH-M12, SHARP
6/26 16:08
ツチアケビ
ツチアケビ
2022年06月26日 16:09撮影 by  SH-M12, SHARP
6/26 16:09
ツチアケビ

感想

25日 明るく楽しい焼合谷(少し長め)
今シーズン初の泊り沢。当初は奥美濃方面を予定していたが、北陸方面は天気が芳しくないので、K田さんが組み立ててくれた鈴鹿の沢へ行くことに。

早朝に山科に集合し、新名神で鈴鹿を目指し尾高高原のキャンプ場まで。
下の方の駐車場で準備をしていざ出発。
しばらくは、しっかりと舗装された林道歩き。釈迦ヶ岳の登山口、魚止めの滝、第一堰堤を見送り、入渓点の砂防堰堤まで。

堰堤を越えると早速小滝が現れ、鈴鹿らしい花崗岩の岩盤質の沢となる。
次々と出てくる小滝を楽しく超え、鈴鹿エメラルドの釜で泳ぎ、遺跡のようなナメを楽しみながら、わいわい進んでいく。

屈曲を越えた標高500m付近に2段8mの滝が現れる。初心者や久々のメンバーもいるということで、一応ロープを出す。水流に沿って出足をへつり気味に登り、1段目を越えたらあとは簡単に上に抜けられる。

その後も、ナメや小ゴルジュ、小滝が適度に連続し飽きさせない渓相が続く。
どれも簡単でロープを出さずに進んでいける。

そんなこんなで、760m二股付近まで。この辺りだと水量は大分少なくなり、斜度がましてくる感じ。
右股、左股どちらからでもピークを目指せるが、今回は参考にした記録のとおり左股を詰めて、沢型地形がなくなったあたりから右股に移るルートをとる。

左股に入ってすぐ狭まったところに滝が懸かる。
今回のメンバーだとロープを出すか迷うところだが、スリングを出して簡易的に確保するのにとどめる。岩が脆いので注意が必要。

この滝を詰めるとガレガレの沢を詰めることになる。浮石落石に気を付けながら慎重に高度を稼いでいく。
950mくらいで沢地形がなくなるので適当に右股に乗り移る。
右股はまだしっかりとした沢なかんじで、左股と比較するとガレている感じはしない。最初から右股でもよかったかもしれない。

左股も稜線直下はかなり急。ブヨにまとわりつかれながらズルズルする急斜を灌木を頼りに登っていき、やっとこさ稜線へ。一息ついていると、ついてきたのかブヨにたかられるので釈迦ヶ岳の山頂へ。
伊勢湾方面が見えていい感じ。ピーク写真を撮って赤坂谷上流部へ。

さくっと沢地形に下ろしていき、踏み跡なんかも歩きながらテンバ適地を求めて標高を下げていく。
いくつかいいポイントがあったが、最終950m付近を宿泊地とする。

タープを張っているとなんと夕立が降ってくる。止むまでのんびりしようかとも思ったが、焼合谷から連れてきてしまったのかブヨがいっぱいいるので、どうせそのうち止むだろうと思いながら薪集め。
湿った広葉樹ばかりだったので、うまくつくか少し心配したが、なんとか焚付一本で点火することに成功。煙の力で虫を追っ払う。

そのうち雨も止み、火もどんどん大きくなっていい感じだ。
そうとなれば、おなかもペコペコなのでご飯を作るのみ。晩御飯のメニューは茄子とベーコンのトマトパスタ。
M野さんはなんとフライパンを荷揚げしていてびっくり。紙パックのサングリアも出てきて二度びっくり。
おいしいパスタにお腹に収めるころには辺りも暗くなってくる。いつもどおりマシュマロやウィンナーを炙り、K田さん作の焼きリンゴも食べ、締めくくりは花火。楽しい夜は更けていく。

26日 赤坂谷上流部周遊へ
5時起き6時半出を目指したが、結局なんやかんやで7時過ぎ出となり、ちょっと反省。朝ごはんはたっぷりに中華粥、かゆうま。

今日は赤坂谷の上流部をぐるっと回るコース。
765m二股までは沢沿いの道を下ろしていく。概ね左岸についているが、トラバース気味になるようなところは、右岸の植林内を歩くと楽なところもあった。
770m二股付近には林業関係だろうか、小屋が崩れた跡があった。
765m二股は開けていて、最高のテンバ、なぜかやかんがぶら下がっている。

ここから仙香谷へのっこして、赤坂谷出合を目指す。乗越部分はしっかりとした道はついていた。
特になんてこともない沢を下ろしていって赤坂谷出合へ。

出合からは明るく開けて赤坂谷の上流部のハイライトへ。
少し進むと釜があったので泳いだり飛び込んだりして遊ぶ。
いつもの二条の滝は左岸からさくっと越えていく。

この滝を越えるといよいよ川幅いっぱいのナメ滝帯となる。何度来てもいいところだと思う。一歩一歩楽しみながらナメ滝を登っていく。
一気に抜けてしまうのももったいないので、途中で一休み。会員のA島さんのところの羊羹に舌鼓を打つ。

いつもはツメカリ谷にのっこしてしまうので、乗越ポイントから上は当然未踏。
どんな感じかと思っていると、時折ナメを交えた穏やかな平流。天然林ではないが、奥美濃の上流部のような癒しの渓相が続く。

そんなこんなで、再び765m二股へ。ここからは道を交えつつテンバへ戻る。
荷物を撤収がてら一休みして、沢筋ではなく尾根を使って一気に稜線を目指す。
30分ほどで二度目の釈迦ヶ岳へ。昨日よりは少し曇りがちか。

昨日詰め上がったところから東尾根ルートを下ろしていく。
出足がめちゃめちゃ急で、緊張するので慎重に下ろしていく。100mほど下ろすと斜度もましになるが、いかんせん暑くなってくる。

2日間の疲労も蓄積するなか、順調に高度を落としていき、尾高山の登り返しポイントまで。
登り返しだるいなと思っていると、登山者が降りてくる。聞くと少し先で沢に降りて帰るということ。
焼合谷に下ろしたら昨日来た道だし楽に下降できると考え、戻った470mコルから沢に向かって下ろしていく。

それなりに急な砂礫のルンぜ状だが、砂礫が深く堆積していてそこまで怖く感じない。ルンゼを挟んで二手に分かれ、沢型に下ろし切る手前が急なので、ルートを探していると右岸側を下降していたM野さんが滑落してしまう。
掴んだ木が折れて頭を下にするように5mほど落ちて、木に当たる形で止まる。

すぐに駆け付け状況を確認すると、右腕を強打したようだ。幸い骨折ということはなさそう(下山後の診断は打撲)で、他に目立った怪我もないようなので、水を飲んだりして落ち着かせ、ザイルを張って、空身で沢床まで下ろす。
痛み止めとロキソニンテープで対処し、少し冷やす。
地図にある林道を探してみるが見つからないので、結局沢中を堰堤まで下降する。
念のため、空身のままで下降。派手に落ちた割には、大きな怪我がなかったのは本当に幸いだった。

そんなこんなで沢中を堰堤まで進み、あとは林道で車まで。
各人 いろんなところからヒルが出てき3名が吸血被害。まぁ鈴鹿らしいといえば鈴鹿らしい。
下山後はグリーンホテルで汗を流し、京都への帰路についた。

H岡さん作成の動画はこちら↓


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:466人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら