皇海山 クラシックルート

2022年07月02日(土) [日帰り]

• GPS: 11:57
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,058m
• 下り: 2,067m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:08
• 休憩: 0:51
• 合計: 11:59

5:55 銀山平
6:31 6:32 笹美木橋
6:45 6:45 一の鳥居
7:35 7:35 猿田彦神社跡
7:42 7:56 庚申山荘
8:30 8:32 大胎内(分岐)
8:59 8:59 庚申山
9:05 9:06 庚申山展望台
9:13 9:13 御岳山
9:34 9:35 駒掛山
9:41 9:41 渓雲岳
10:03 10:04 薬師岳
10:12 10:12 白山
10:48 10:55 鋸山
11:16 11:16 不動沢のコル
12:06 12:26 皇海山
12:53 12:53 不動沢のコル
13:40 13:41 鋸山
14:12 14:12 女山
14:18 14:18 六林班峠
16:08 16:08 天下の見晴分岐
16:15 16:17 庚申山荘
16:24 16:25 猿田彦神社跡
17:03 17:03 庚申七滝
17:20 17:20 笹美木橋
17:54 ゴール地点

天候

晴れのち雷→夕立

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平登山者用駐車場に停めさせて頂きました

コース状況／危険箇所等

所々湧水によりぬかるみ

その他周辺情報

国民宿舎かじか荘
日帰り温泉あり
山バッジ750円

かめむら別館
かなり年季の入った宿ですが、山行後に宿泊
温泉と天然クーラーで過ごした夜は快適でした

写真

7/2 5:59

3時起きで現着すると6時丁度になっちゃった

7/2 6:00

しばらく林道を歩いて行きます

7/2 6:05

落石でガードレールはベコベコ
地質は脆いようです
皇海山は休火山らしいのでこの岩は凝灰岩かな？

7/2 6:17

長〜い林道歩き
ガードレールの下は渓谷でずっと沢の音が聴こえています

7/2 6:19

坑夫滝
悲しい謂れがあるとか
それを書いて欲しい

7/2 6:35

天狗の投石
よく見ると、最下層は石垣が積まれている
ここには昔何か建物があったのでは？

7/2 6:45

一の鳥居に着きました
鳥居がちっちゃいけどビビッドな赤が映えています

7/2 6:47

木橋を何度か渡りながら歩いて行きます
渓流は凄くきれい

7/2 6:52

路は緩く、参道といった感じ

7/2 6:58

この時間で下山の方お二方とすれ違いご挨拶
庚申山荘に宿泊された方々ですね

7/2 7:04

丁石がいきなり百丁目
なんか得した気分

7/2 7:09

鏡岩に到着

7/2 7:10

なるへそ〜

7/2 7:17

夫婦蛙岩

7/2 7:18

なるへそ〜

7/2 7:25

仁王門

7/2 7:30

笹原の灌木に佇む猿
人語を介すらしい
なんかあったら助けてね

7/2 7:32

百十二丁目に到着

7/2 7:37

開山の上人と明治政府転覆の坊さんが碑で括られています

7/2 7:38

旧猿田彦神社跡に到着

7/2 7:43

庚申山荘に到着しました
バイオトイレ使わせて頂きました
もう山荘には人気なし
皆んな出立したみたい

7/2 7:55

庚申山荘のバックにはこれから登る稜線が大迫力です

7/2 7:59

なんか咲いてた花
今の時期花は少なくこれ限り

7/2 8:07

周りを見渡すと迫り出した岩が怖いくらいです

7/2 8:08

神々しい自然美に圧倒されまくりです

7/2 8:09

湧水も多く、所々こんな感じ

7/2 8:17

背の高い樹林帯の中なので涼しく歩けています

7/2 8:18

奇岩も多く飽きません

7/2 8:18

よくこんな場所にルートを取ったなと言う場所に鉄製ハシゴが掛けてあります
庚申講や修験道で開かれたルートですね

7/2 8:20

時折見晴らしの良い場所には踏み慣らされた跡があり、絶景を頂けました
この辺りの登山道脇に鹿の死屍がありました

7/2 8:21

文字が消えた看板がある所の岩窟

7/2 8:24

道は狭くすれ違いは困難

7/2 8:26

アオバトが鳴いています
僕は楽しくなってきてニヤニヤしながら歩いています
へへへ…(￣∀￣)

7/2 8:27

なんか見どころっぽい奇岩

7/2 8:28

一の門でした

7/2 8:29

大胎内と言う場所
これは入るしかない

7/2 8:31

入った裏側から見たところ
ここから出ると生まれ変われると同時に山レコのレコが全てリセットされます
登山経験値もゼロになりました
お肌もツルツルに

7/2 8:31

さらに奥にも何かありそうな雰囲気
うーん確かめたい…

7/2 8:43

山脈が幾重にも重なる絶景
人工物の無いこの景色は素晴らしい

7/2 8:46

北の方には名のありそうな山
調べないけど

7/2 8:50

笠取山らしい
調べちゃった

7/2 8:52

涼しい風が吹いていて快適

7/2 8:59

庚申山に到着しました

7/2 8:59

三角点タッチ…
ってデカい！
「ヤマレコが選ぶ三角点がデカい山30選」には必ず入りそう

7/2 9:00

結構落ち着ける場所ですが展望はなし
空だけで充分
お天気に感謝

7/2 9:05

ちょっと進むと先が見えて来た
右が皇海山、真ん中が鋸山かな
まだ結構歩くな

7/2 9:05

左に目を向けると高い山々
調べないけど

7/2 9:05

右に目を向けると日光の山々

7/2 9:11

気持ちの良い緩めの稜線
ずっと誰にも会っていません
独り占め感に浸っています

7/2 9:13

御岳山に到着

7/2 9:15

森が深くなってきました

7/2 9:15

ちょっと皇海山が近づいたかな

7/2 9:20

こんなに気持ち良い稜線歩きができるなんて
出遅れて良かった（気休め）

7/2 9:20

チクチクした木だ

7/2 9:28

駒掛山に到着
静かだ

7/2 9:50

近づくにつれて鋸山のシルエットが変わってきました
ゴツゴツしてきたヨ

7/2 10:02

薬師岳に到着しました
トレッキングポールをザックにしまってヘルメットにかぶり替えました

7/2 10:07

急に険しくなってきました
枯れ木が険しさを演出してます

7/2 10:08

皇海山はすぐそこに見えています

7/2 10:12

皇海山が良く見える所に登りました
尾根がラクダの背のように続いています
あの尾根を辿って燧ヶ岳まで縦走した人のレコを見た事がありました

7/2 10:12

日光の山々はずっとモクモク雲が掛かってます

7/2 10:12

良くわかんないけどこの前登った奥白根辺りかな

7/2 10:12

と、まだノコギリが続いているんだった

7/2 10:12

白山に到着しました
ヘルメットはここからで良かったな

7/2 10:15

時折ザレた尾根道
ゆっくり歩きます

7/2 10:19

あれを登るのね
左端にハシゴがある
あっちまで回り込むんだな

7/2 10:19

降りるのにはロープが掛かってる

7/2 10:22

垂直に近いかと見下ろして思ったけどちゃんと角度はあるし足の置き場にも困りませんでした
修験の山っぽくなってきましたヨ

7/2 10:25

久しくなかった険しい山行にワクワクしてきた
これは楽しいぞ
お天気のおかげです

7/2 10:26

ザレた場所のトラバース
ビビって岩に寄りすぎるとかえって滑りそう
落ち着いて歩きます

7/2 10:27

奈落の底かと思いきや結構止まりそう
でも痛いわな

7/2 10:28

ザレザレの斜面にロープ
このロープはありがたい
茂みに入ってからは周りの木をホールドしました

7/2 10:32

あ、こんな所に薔薇っぽい花
原種に近い薔薇みたい
咲いていてくれてありがとうね

7/2 10:33

ぶはっ！
あれを登るのか
楽しいぞ

7/2 10:37

登った所にレコで良く見る短いハシゴ
番線の束で固定してありました

7/2 10:38

ありゃ！
北の方から黒い雲接近中

7/2 10:39

短いハシゴの裏側に掛かる長いハシゴ
ハシゴ持って来るの大変だっただろうな
ありがとうございます

7/2 10:46

シャクナゲが少し残っていました
少しだけ季節を遡ったか

7/2 10:48

六林班への分岐に到着しました
ここで初めて人と会いました
ここからは皇海山からの帰りの方々と多くすれ違いました

7/2 11:03

鋸山からどんどん降って行きます

7/2 11:12

ホシガラスと出会いました
鳴きながら梢に止まっていました
まだ空は大丈夫そうだけどなんかカラスが雷を呼んでいるように思えるね

7/2 11:17

不動沢のコルに到着しました
見えているのは降って来た鋸山

7/2 11:26

ここから皇海山に取り付きます
ここからが結構長かった

7/2 11:30

とてもきれいな景色を楽しみながら登って行きます
急登はありません

7/2 12:03

日陰に入ると涼しい
数人すれ違いましたが、ほぼ一人で歩いている感じ

7/2 12:04

剣がありました
持って来るの大変だっただろうな

7/2 12:05

三角点タッチ
と思いきやここには山頂標識なし
もうちょっと先か

7/2 12:06

あった！
皇海山山頂に到着しました

7/2 12:06

改めて三角点タッチ

7/2 12:06

展望はないけど気持ちいい場所です
ここでお昼にしました

7/2 12:07

この日光山紀行って看板良いな

7/2 12:16

お昼は荷物を軽くするのにパンと大福にしました
ちょっとシャリバテ気味でした

7/2 12:25

雲がモクモクしてきました
早いとこ降りるか

7/2 13:06

出たー！
鋸山
ラスボスより強い中ボスといった感じ
あれを登り返さなくちゃなんない
あの斜度を直登気味に登る路が見えています
あんなとこ降ったっけ？

7/2 13:36

お天気は下降気味

7/2 13:41

ようやく登り返して六林班への分岐に到着しました

7/2 13:43

この尾根道も気持ち良い稜線です
笹原が美しい

7/2 14:16

ずっと笹原が続いています
笹原好きにはたまらないでしょう
深いところで胸元辺りまでの笹です

7/2 14:19

六林班峠に到着しました
ここから庚申山荘まで降って行きます

7/2 14:29

最初の水場で水を補給しました
ここからは水場も多く、通る度に顔を洗いました

7/2 15:12

三才沢に到着しました
ここだけ沢に名前が表示してありました

7/2 15:31

笹原の中の岩
この辺りから遠雷が頻繁に

7/2 15:43

良い感じに曲がったダケカンバ
雨が降り始めました

7/2 15:46

ダケカンバが目立つようになりました
この辺りでまた鹿の死屍
鹿と言うより毛がカモシカのようでした

7/2 16:08

天下見晴への分岐に到着
さっき観て来た景色には及ばないだろうと立ち寄らず
雨が止みました

7/2 17:05

庚申山荘で水だけ補給して真っ直ぐ降って来ました
一の鳥居まで降って来ました

7/2 17:52

銀山平のゲートまで戻って来ました
空は明るくなっています

7/2 17:54

銀山平駐車場まで戻って来ました
いやー結構疲れたな

7/3 9:03

国民宿舎かじか荘で皇海山と庚申山の山バッジを購入しました
@750円

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

しおっち

グレートトラバースで観た時からずっと来たかった皇海山
行程は長いけどどんどん山容が変化して面白い山行となりました
山深く静かで丸一日を過ごすのには最高でした
後半水場も多く、この暑い時期には大助かり
登り堪えも歩き堪えもあるし、何より日光に近いのにヤマビルがいないのが良かった
地元の人に聞くと、実は最近登山客が増えているそうです
夕立に見舞われましたが身体が冷えることもなく楽しい山行となりました

とくにこだわりが無ければ一の鳥居まではチャリでアプローチすることも可能です
夏場は充分な水分を携行し、途中の水場などもチェックして補給計画を立てた方が良いと思います
ミネラル分の補給や携行食も多目に用意してください