登りは修行、尾根は極楽・夏の弥彦山


- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 835m
- 下り
- 831m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:33
天候 | 晴れ、のちときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多宝山のザレ地、表参道の模擬樹木の階段で転けぬよう。稜線は海風が気持ちいいですが日差し強し、稜線に出るまでは木陰でも蒸し暑いので熱中症に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 緑色の硫黄泉が楽しめる多宝温泉だいろの湯に立ち寄りました。 |
写真
感想
守門岳に登るつもりで前乗りした長岡市。SM100Cさん、kastin52さんが前夜祭を開いてくれることになり、駅チカの居酒屋で楽しいひととき。おふたりとも直近に守門岳に登っていて、咲いている花や登山道の状況を教えてもらい、心が高ぶりました。
お店には長岡の地酒が各種取り揃えてあり、調子に乗って飲み比べをしていたら案の定起きられず、翌朝はホテルでゆったりと過ごします。先月に二王子岳を登ったときにも前夜に飲み過ぎて反省したはずなのに、まったく懲りない自分に呆れました。
長岡にはYouTube配信に力を入れているアウトドアショップが複数あり、駅からハイキングも2種類開催中。市内で一日過ごすつもりでホテルをチェックアウトするも、朝のうちからの熱気にやる気を削がれ、自然と車を自宅の方へと走らせていました。
上越国境のアクセスいい山にでも行って涼もうかと思うも、ホテルから弥彦山は近かったよねと行き先変更。海沿いだからきっと涼しいはず、と自分に言い聞かせますが、昨晩おふたりが弥彦は沢登りでも水が温かったと言っていたのを思い出します。
久しぶりの表参道を歩くべく弥彦神社に到着、木陰の登山道は連日40℃の某グンマー帝国よりは過ごしやすいものの、やはり動くと暑い。心拍数上げぬよう牛歩戦術でゆっくり歩くけど、長袖シャツの袖口に溜まった汗が時折手の甲に流れ落ちる有り様。
それでも9合目で尾根に取り付くと海からの気持ちのいい風が吹き渡り、木陰なら気分快適で歩くことができます。日本海には佐渡島が浮かび、靄った内陸部よりも遠望が効きます。修行のようだった尾根までの道とは一転した極楽を満喫できました。
ロープウエイ山頂駅のレストハウスでカレーを食べて力を付けたら、もうひとつの双耳峰である多宝山へと向かいます。山頂までは草原の道、標高は6百メートル足らずなのに榛名山の沼ノ原に咲くような夏の花たちがすでに見頃を迎えつつありました。
夕方近くなって雲が多くなり、幾分涼しく感じられるようになった山道を登山口へ。たくさん汗かいて真っ先にお風呂に入りたくなり、いつも立ち寄るだいろの湯へと向かいます。緑色の硫黄泉とぬる湯の露天に交互に浸かり、疲れた体を癒やしました。
露天風呂に入っているうちに直射日光は当たらなくなり、高速に乗るとすぐに雨。暑さでへたりまくりの低山歩きでしたが、夕立にも当たらず一日終わったことに感謝です。予定外の季節でも花多い弥彦山、晩夏の頃に咲く野生の蘭類も見てみたいなぁ。
コメント
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なんとまさかの弥彦だったんですね…(°_°;)
沢登り後のポンコツふたりして翌日の守門を邪魔したかっこうになってしまい、申し訳ないですm(_ _)m
とはいえ弥彦:低山でもこれだけの花を見つけているなんてさすがでございます。
我々も一部表参道で下りましたが、ほとんど見逃している感じです。
予定が合えば次回こそご一緒させていただきたいと思います。
遠路お疲れさまでした。
まさかの弥彦となったと聞いて、お花はどうだったのかしらと心配でしたが、さすがですねー。たくさん見られたようで一安心。
クサボタン、はやーい!
大好きな花のうちのひとつなので、わたしも見に行きたくなっちゃいます。
#49の花はアオヤギソウかな?
葉っぱがエビネとかバイケイソウっぽかったのでは?
グンマーの秘密の花園探しに行ってみたいなーなどと思っていますので、ぜひともまた乾杯したいです。
もちろん、ニイガタへお越しの際にはご一緒させてくださいね。
実は今週中盤、守門岳予定してました(先週の浅草岳帰りに登山口こっそり下見)
でも、台風🌀襲来、ここはあっさり諦めて雨でも歩ける安全な場所かな〜。
まあお酒が口実ではないので凄く健全かな(笑)
夏の弥彦山、もう盛夏の花が咲き始めてるんですね〜。
でもやっぱり暑そう💦夏山の耐暑訓練となったかと思いますが。
長岡のお酒、銘柄が気になります
普段お会いできない方との前夜祭、楽しそうな雰囲気が
伝わります。油揚げが名物とは独特ですね。
一度食してみたいものです。
弥彦山、参拝の道に由来する道は
傾斜が急ですね。整備された道でも
山の花が多く楽しめたり、佐渡島が見えたり
優れたお山ですね。
弥彦山は信仰の山、というか御神体。日本海に沿って屏風を立てたような山並みで、特に表参道は急登です。息の切れる登山道でも足下には小さい花もあり、稜線に出れば海風が心地よく、佐渡の眺望も素晴らしい。今まで来たことのない季節でしたが、いい山は季節を変えてもいいんだなと実感しました。
こんばんは😄
もうすっかり梅雨明け、てか梅雨あったの⁉️
これからなんでしょうか、こんな梅雨初めて?
かも知れません(°▽°)
守門岳の予定が弥彦山とは、わけを知ると納得。
無理して行ったら大変だったかもしれませんよ。
数年前のこんな時期に守門岳、翌日浅草岳へ。
もう守門岳は汗まみれで何で新潟の山がこんなに暑いの?的な。
雪渓とか見えてるのにですよ^o^
パ○ツ迄びっしょりで、夏に登った雨飾山以来の大汗かきました。
弥彦山で正解だったと思います^o^
yamaonseさんの動物的勘が働いたんでしょう。
前夜祭が楽しかったんですから結果オーライでしたね^o^
なんだか予定とは違った様ですが、色々と楽しそうで何よりです。
この際、前夜祭なんて表現はやめて、祭りで良いのでは?(笑)
前夜祭での越後の銘酒は美味しかったですか。😁 私もこの時期に弥彦山?と思いましたが、レコを見て納得しました。この季節の弥彦山もいろんなお花が咲いていますね。低山でも海が近くて稜線では気持ちよい風にあたれそう。ここは上にも施設があって何かあっても安心そうですね。夏の守門岳、私も行ったときに途中で熱中症ぎみになってしまいました。無理しないのが正解ですね。お疲れ様でした。
なんと、同じ日に弥彦山に登っていました!(レコは作成中〜♪)
私は朝7時前に登ってお昼前に下山したので、五合目下辺りですれ違っていたようです(*^^*)
弥彦山の登り、マジで修行でしたね💦樹林帯は蒸し暑く滝汗状態でした。常連さんたちが元気に登っておられて、すごいなぁ〜と感心しながら😅
私は山頂駅の紫陽花目当てに登りました。この日は佐渡島までクッキリ見えて、展望は良かったですね。さすがyamaonseさん、こんなにたくさんの花見つけられるなんて😳
栃尾の油揚げ、30年ほど前ですが、毎年、出稼ぎで父親の仕事の手伝いで、来てくれて下さった新潟の方々の定番土産でした。
紙の箱に入っていたので、日持ちがせず、刻んで、焼いて親父のつまみ。
親父の晩酌のつまみになり、一切れか二切れ、分けて貰えばラッキー。
久々に見ました。
懐かしいです、
明治時代には東京や京都、大阪を凌いで日本で一番人口が多かった新潟県、子だくさんの家が多かったせいもあるようですが、群馬県にも大勢の人たちが入ってきて、住み着いた人も多かったのだとか。我が家の高祖父も柏崎出身、本家のお嫁さんのお母さんも新発田から嫁ぎ、二王子岳を見て過ごしたのだと法事の席で聞かされました。出稼ぎ、と言う言葉が死語の現代、食べ物で当時のことを思い出すってなんだかいいなあ。
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