規制解除の御嶽山と摩利支天山


- GPS
- 07:20
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:25
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝登山口からは現在山頂まで行けません。 黒沢側からは7/1より規制解除になり山頂剣ヶ峰まで行けます。 八号目からニノ池に至るコースは登山道亀裂のため現在通行止め。(これを知らず下山に通ろうとして登り返すハメに…) 詳しくは下記URL御嶽ロープウェイのホームページをご参照ください。 https://asumo-g.co.jp/ontakerope/mountain/ 一部残雪ありますが滑り止め不要でした。 その他特筆すべき危険箇所はありません。 |
写真
8年前の9/27の噴火災害のまさに当日、登る予定が急用で行けなくなり、夕方ニュースで噴火を知ったときの気持ちは忘れられません。その後何度か登る計画を立てるも当時の気持ちがフラッシュバックしてキャンセル、実に8年ごしの御嶽山です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
8年前の2014年9月27日。まさにその日登る予定でしたが急用で行けなくなり、夕方ニュースで噴火を知ったときの気持ちは忘れません。昼前の噴火であり、私ももし登っていたら高確率で巻き込まれていたでしょう。
それから何度か登る計画を立てるも、どうしても当時の気持ちがフラッシュバックし、登れずにいました。7月1日に剣ヶ峰への道が規制解除となることを知り、実に8年後しに登ることに。
AM4:00頃、六合目の駐車場に着くと、規制解除から間もないことに加え、貴重な晴れ間の週末ということもあり、既に30台ほどの車があり多くの登山者が続々と入山していました。
AM4:20頃出発、八合目の女人堂までの樹林帯では、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、マイヅルソウ、イワカガミなどの花がたくさん。
女人堂に出ると森林限界を突破し景色がいっきに開け、剣ヶ峰方面のゴツゴツしたカッコいい姿が現れます。古くからの信仰の山で、無数の石像や石碑があります。
石室山荘を経由して、AM6:40頃、山頂剣ヶ峰に到着。山頂からはおとなり乗鞍岳、白山、北アルプス、中央アルプス、遠く南アルプスまで、素晴らしい景色が広がっていました。山頂直下には分厚いコンクリートのシェルターが新設され、慰霊碑が立っており、急に胸が締め付けられました。あの日もこんな天気だったと思いますが、この素晴らしい景色が一瞬にして白黒の世界に飲み込まれて、本当に恐かったでしょう。安らかに。
その後はニノ池まで下り、摩利支天山へ。このルートはお花の楽園で、ミヤマキンバイ、チングルマ、キバナシャクナゲ、ツガザクラ、アオノツガザクラ、イワカガミ、その他たくさんの高山植物たちを楽しみながら歩きました。
徹夜での登山だったので少し疲労感があったので、今日はこれでおしまい。下山は三ノ池を経由して八合目に降りる予定でしたが、三ノ池から八合目のルートは、登山道亀裂のためなんと通行止め。摩利支天乗越までだいぶ登り返すハメに。結局ニノ池経由で来た道を戻りました。
数年前に大災害があったとは思えない穏やかな素晴らしい景色を楽しめました。足元の噴石や火山灰、火山灰に埋もれたニノ池、慰霊碑等を見て、当時の気持ちを強く思い出し、今後も安全に登山を楽しめますようにとお参りしてきました。
Instagram(@akfm59)でも少し投稿しています。
御嶽側からだとこんな感じに見えるんですね。ここ数年、視力が右肩下がりでもうカメラ越しじゃないと遠くの山は分からなくなってしまいました。
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