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Yamareco

記録ID: 447648
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山/甘利山・青木鉱泉

2014年05月11日(日) 〜 2014年05月14日(水)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
46.6km
登り
3,078m
下り
2,908m

コースタイム

5/11韮崎駅9:50-甘利山15:30-千頭星山17:30
5/12千頭星山8:00-苺平手前15:30
5/13苺平手前8:00-南御室小屋8:45-9:45-砂払岳薬師岳観音岳12:15地蔵岳13:10
  下山開始14:00-鳳凰小屋15:30
5/14鳳凰小屋6:00-青木鉱泉10:20-14:20釜無川-16:05穴山駅
天候 5/11晴れ 5/12晴れのち雨 5/13雨のち晴れ 5/14晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
韮崎駅/穴山駅
コース状況/
危険箇所等
・韮崎駅〜甘利山まで道路が蛇行していて徒歩は暑くて大変。
・千頭星山から先は踏み跡と印が途切れがちでルートが不明瞭。
・稜線の雪は午後は足場にしたくない感じ。
・青木鉱泉から駅までの徒歩はやめましょう。
 空身早歩き最短ルートで3時間ってとこだと思います…。
・砂払岳以降アイゼンを着けなかったので
 アイゼンなしキックステップで登り降りすることもできます。

 ***
 場所がちょっと違いますが、
 帰りに甲府から3番バス乗り場から15分バスに乗って
 湯村温泉入り口下車で弘法杖の湯に行きました。700円
 茶菓子とお茶を出してくれたりで、なかなか立ち寄り湯ではない
 とても心地よいしっかりとした応対でした。
 ***
携帯の
ショボショボ写真
電池との戦いなり
携帯の
ショボショボ写真
電池との戦いなり
甘利山ルートでは散々
左手に見た富士山。
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甘利山ルートでは散々
左手に見た富士山。
こういう山容が見たかったんだよね。
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こういう山容が見たかったんだよね。
平日なので人は少なし。
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平日なので人は少なし。
飛んでっちゃいそう
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飛んでっちゃいそう
下りがてら
滑落死?

感想

●5/11
5:30
前日テントを買って、ルートを明け方に考えるて、決まらないままカメラを忘れて出発。
韮崎で松屋に寄って時間を潰しがてら朝食をとって
ケイヨーD2でコンパスと靴下とハンカチを買う。

9:50韮崎駅発
釜無川を渡るとちょうど甘利沢川というのがあるので、
チューリップがところどころ植えられた河原を登っていく。
暑い。宮崎を思い出す。やがて道路と合流し、甘利山を目指す。
研ぎ場あたりから、ショートカットできる道跡がちらほらある。
保安林用と旧道混じりで少し藪漕ぎあり。日差しが強く休憩を頻繁に。
地図よりも道路が蛇行していて時間がかかる。

15:00甘利山駐車場
甘利山駐車場〜甘利山は情景がすごく和やかだった。
時間が半端なので奥甘利山も登る。その先から雪が見え始める。

17:30千頭星山
携帯の電池がなくなりかけたのでケチっていくことにする。
雪の残った植生はほぼない広場でテン泊。
よろしくないけど甘利山のキャンプ地は下すぎじゃ…。
寒い。ザックに寝袋ごと足を突っ込んでも寒い。
地図を見ていて難路と書いてあって今更やめたくなる。

●5/12
8:00発
しばらく進んで岩の上を設置してあるロープで降りるが問題はなし。
それから先、1テント張れるくらいの岩穴があるところで、
赤いテープ目印は沢側に落ちていく。
ただの雪解けの沢ではないかと怪しみながら、
手も使いつつザレ気味の岩場を降りていくと、
7mくらい落ちるようになっている。目印はない。
巻いても3mくらいはジャンプすることになりそうで、
これは難路すぎると撤退することにして登り返す。ついでに地図を紛失。
岩穴の先をうろついて正規の下る道を発見する。印が雪で沢側に流れていただけです。
楽だった…。

延々と尾根とアップダウンと平和な笹原を進み、
大ナジカ峠を知らないまま通過して、崩落の山体を右に見ながら登る。
その先も高度を上げていき、アイゼンを着ける。
4つ鳳凰山登山道というような標識があるところで
30分程直登していって林立する木に迷って印を大事にしようとまた戻る。
印通りに右に巻いていくがその先が不明になる。

15:30
雨がポツリと来て見てみれば空模様が不味いので雪一面の広場でテン泊。
雨が降り続き、当然昨日に増して寒い。

●5/13
8:00発
雨がようやく7:00に弱まり始めたので、片付け準備をする。
地図付録の夜叉神峠ルートのガイドの文章と適当な記憶頼りにルートを確定させる。
右巻きで稜線だけ意識していくと赤い印と合流して、
暗い苺平っぽいところを進んでいくと夜叉神ルートとの合流点。
道路並みに開けていて感動する。
幕営地から30分かからなかった…。道は合流以降は明瞭。

8:45南御室小屋
1h弱休憩300円。開いてはいるが5月は荷上げのため休みと書いてある。
ガイドブックの地図と時間を写す。特に難所はなし。
南アらしい展望が岩の間から見えてきてたまらない。
砂払岳前でアイゼンはとったほうがよい。
薬師小屋、薬師岳、観音岳12:15、地蔵岳と素直に進んでいく。
アイゼンを着けるほど雪が繋がっていないのだが残っている感じが結構大変。
早川尾根を目指そうとして赤抜沢ノ頭の先を進むと赤薙沢ノ頭崩壊中と書いてある。
ちょっと進むと、朝の雨と日差しと条件最悪の雪を踏み抜く。
難路とか崩壊とかちょっと懲りているので戻る。
地蔵岳に行く時に見た看板どおり鳳凰小屋へ下る。

15:30鳳凰小屋
やっていたので素泊まり寝具なし4000円。予約していた方達のおかげです。
細かいところにも気を使ってくれる、いかしたお兄さんでした。
寝具をつけとけばよかった…寒かった。

●5/14
6:00発
同宿の方の朝が早いのでつられる。そっちのほうがいいですね。
青木鉱泉から穴山駅への時間は小屋のお兄さん曰く3時間くらいらしい。
五色滝、白糸の滝と見ながら高度を下げていく。
アイゼンは昨日の砂払岳で外して以降着けず。白糸の滝より下は雪はほぼなし。
細かいルートミスはあるが迷うことはない。
ざれ気味のトラバース部分の崩落があるので積雪期は嫌だと思う。
堰が見えてくる。

10:20青木鉱泉
綺麗な外観で、そそられる。早い時間なので休憩だけして道路を行きます。
小山を幾つ数えると着くのか分からない道です。
開けた所に出てから水田作業の方に道を聞きながら。

14:20小武川と釜無川合流
昼食休憩、公園にて。適当に進むも迷う。
ここを登るのよ、と教えてもらって最後は九十九折り。

16:05穴山駅


*持ち物*
ザック:オスプレイケストレル28L
テント:エアライズ1 
寝袋:6度まで対応夏用…昔買ったやつですが今回寝ていて気がつきました。こりゃダメだ。
銀マット

12爪 ピッケル 厳冬期靴
トレーナー 登山用アウター 4季用パンツ 帽子 
サングラス ヘッデン コンパス 地図

ガスバーナー ライター 洗面具 日焼け止め 
肌着下着系の替え2,3着 ペーパー ビニール袋

乾麺饂飩蕎麦計10食・乾燥具材・インスタント味噌汁8・袋醤油・生姜湯4・とろろ昆布
チータラ・ジャーキー180g・ラムネ・飴・ビタミン錠剤
水筒360ml・ペットボトル350ml
(適当に5泊〜7泊して大丈夫なように持って行きました)


*まとめ*
のんびり散歩観光的なペースでテン泊が目的でしたが、
無計画登山でルートファインディングが下手糞でした。
電車内で決めた予定は韮崎〜鳳凰三山〜甲斐駒、予備日悪天含め最大7日でしたが、
ビビッて鳳凰山止まりになりました。
足場として雪に頼れない時期に思えます。
日光もきつくなってきたので駅から登山の季節は終わりました。

*修正点*
地図は縮尺の大きいものを持つ。ルートに問題ないか確かめておく。
靴下を良いものにする。
寝袋をいい物にするかシュラフカバーを持つ。
28Lに納まるよう食料と着替えを削る。

*事後*
のんびり行程なので足の裏が痛いだけで、特にどこも筋肉痛になりませんでした。
ルートを把握していれば、タクシーを利用して
甘利山〜鳳凰山〜青木鉱泉、終電出発から日帰りができると思います。

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