小東岳〜糸岳〜白糸の滝〜県境を歩く
宮城県
山形県
meiken
その他1人 - GPS
- 10:20
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,400m
- 下り
- 1,211m
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7:35 白滝で小休
9:55 樋の沢避難小屋前でお昼休憩（30分）
10:25 樋の沢出合からハダカゾウキ沢に沿って登る
11:50 小東峠
12:10 小東岳
12:30 小東峠〜南に向かって稜線歩きへ
13：35 石橋峠
14：45 糸岳 望洋平、臨潭（のぞき）を経て白糸の滝へ下山
16：40 白糸の滝
16：55 二口林道〜林道歩いて駐車場所に戻る
| 天候 | 晴れときどき曇り 暑い日だった！ ときどき強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
二口林道・大東岳登山口から奥に進んで4kの地点にもう一台車をデポ （石橋沢の近く、残雪と土砂崩れの個所の手前の駐車スペース） 二口林道はここを除いてはほぼ林道を通れる状態ですが山形へは抜けられません。 人とバイクなどは通れるでしょう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※裏コースは幾つかの沢を徒渉したり、トラバースしたりロープや鎖の個所があります。 ※樋の沢出合〜小東峠 ブナの若木の新緑ロードを快適に歩いていきますが 途中から沢登り状態になり、残雪もあるので踏み抜かないように足場を確保しながら進みます。 ※小東峠〜小東岳 分岐までかなり急登。分岐〜小東岳は細尾根を進みます。 眺めが非常に良くシャクナゲが咲いてきています。 ※小東峠〜1132P 快適な稜線歩きが続き山形県側・宮城県側の眺めもいい個所があります。 1132Pへの登りがきついです。 積雪個所を歩いていましたが斜度がきつくなってくると並行している夏道で上がりました。 ※1132P〜石橋峠〜糸岳 急登を下り鞍部にある石橋峠に向かって歩くのは 雁戸山〜南雁戸山のようなアップダウンを思い出しました。 石橋峠から糸岳が目の前にど〜んと鎮座しています。 軽アイゼン付けて雪を拾って登ったり、夏道に出たりの繰り返しです。 糸岳頂上からは大東岳や山形市内の眺めがいいです。 ※糸岳〜白糸の滝 始めの下りは階段状で整備されていると思いきや笹藪が煩わしく半ば藪こぎ状態です。 望洋平からは仙台神室〜三方倉山までの稜線がよく見えます。 臨潭（のぞき）から磐司岩が眺められますが、かなり危ない所で身を前に乗り出さないほうがいいです。 望洋平からずっと急な下りで、目印が少ないと思います。 途中クマの気配ありました。 糸滝沢に沿って下ると白糸の滝コースの入口になります。 糸滝沢が流れ込む二口沢の徒渉ですが橋もなく 雪解け水による増水で徒渉するのに浅瀬を選びました。 長靴が隠れそうになるぐらい水は多いです。 また滑りやすいのでしっかりとストックで支えながらゆっくりと進むといいです。 長靴＆雪面で軽アイゼン使用。 長靴は万能ですが、白糸の滝コースへの急斜面の下りは足指が痛くなるので 指がずれないようにクッションを入れておいた方がいいです。 ※登山ポスト、トイレは秋保ビジターセンターにあります。 ♨温泉は秋保温泉があります。 |
写真
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山菜採りのおじさんはここから沢沿いに入って行った。
しどけ、あいこ、うるい、みずを採るらしい。
沢幅の狭い所を飛び越えて小東峠に向かう
大東岳から真西にある
山頂標示がないよ〜(@_@)
そして1216P
名前がついてもいいくらいの存在感だけど…
ここまでの登りがつらかった
朽ち果てた標示榜
裾野が広がるそのお姿は
ドレスを纏ったようだ
尖がっていれば宮城富士になれたかも？
宮城富士ってないよね〜？
見る角度違えば全然別の山のようだ
これもカメラ泣かせの花(T_T)
ピント合わない
感想
1週間前に新緑の大東岳を歩いて二口山塊の素晴らしさを実感し、またここに訪れた。
山頂部の風衝地から眺めた小東岳、糸岳を近いうちに歩きたいと思ったのだ。
大東岳の裏コースを辿って樋の沢を経由し
小東峠〜小東岳〜そして県境になっている稜線歩きを糸岳まで歩いて行こう。
マニアックなルートなのだろうか？
人が入っている気配があまりない。
新緑は更に増していて大行沢に沿って歩くぶなじゅり〜ん♪
樋の沢からハダカゾウキ沢に沿って歩く若いぶなじゅり〜ん♪
小東峠〜1132Pまでのぶなじゅり〜んの稜線歩き♪
糸岳にかけては残雪歩きを少し楽しみ、やっと芽吹いてきた新緑の淡い色合いがとても新鮮だった。
とても暑い日だった。
風も生ぬるい風であっという間に喉が乾いてしまう。
小東峠に着いた時は疲れてしまって小東岳は見送ろうと思ったのに
すぐそこに見えているピークを目指さないわけにはいかない!(^^)!
ということで、小東分岐まで一気に急登を登りつめ
大東岳を今度はこちらから見上げて拝謁。
そして南面白山から続いてくるルートが目に入ってしまった(^^ゞ
（南面白山からここまで線をつなぎたいな…。もはや県境ハンターの心境になっている）
山形方面が靄っていて遠望はきかなかったが二口山塊や北蔵王の山々が良く見える。
小東岳、糸岳でも名もなきピークからでも
蔵王からの稜線そして面白山から船形連峰に繋がって行く県境稜線を意識してしまう。
広い長い山地の線つなぎだなぁ(^○^)
喉の渇きがものすごくて1.3リットル用意したのに糸岳に着く前にもう飲みきってしまった。
後は下るだけだから何とかなる…と思っていたのが大間違い。
とんでもない急登な下り、そして倒木や藪こぎのトラップを繰り返し
樹林帯の新緑に入って行くと目には涼しいもののもはや頭の中は炭酸が浮かぶ始末。
「炭酸飲みたい、炭酸飲みたい、ほーいほい、よっこらしょ、どっこいしょ〜！」と
騒がしく叫びながら（クマの気配があったので騒がしく叫び続けてまた喉が渇いた）
糸滝沢に出た時はやっとゴールが見えたと思った。
でも糸滝沢が流れ込む二口沢の徒渉でまた難関にぶつかる。
何とか長靴で渡れそうな個所を探し出し、滑りやすい滑床をゆっくりと渡って最後の難関クリア！
二口林道に出て同行者にもらったコーヒーをコップ一杯分味わう間もなく一気に喉に流し込んで
それでも飲みたい飲みたい衝動は消えない(-_-;)
林道歩いて車が見えた時はやっとビジターセンターの自動販売機の炭酸を飲める！
と脳を落ち着かせて自己暗示。
このあと自販機で買ったコーラを一本、家に戻って炭酸一本
夕食時のビールを含めて合計炭酸3本も飲み干してやっと落ち着きました。
仙台市も暑かったようで30℃を超えたとか。
さぞかし、かき氷が美味しかったにちがいない＼(^o^)／
大東岳…裾野を広げた麗しいお姿を再び目の前に拝見して良かったです。
3年前のつらい山行のために苦しい山だと思い込んだ誤解を解くべく
「大東岳、誤解して悪かった、これから仲良くしよう！
あなたは素晴らしい山だ〜」と叫んでいました。（*^_^*）
反省：これから飲み物をちゃんと用意しておこう。
下山後の炭酸をクールバッグに入れて車に用意しておこう。
そして水場のある山を選んでいこう。
固形物が喉を通らなくなるので喉越しの良いもの多めに用意しよう。
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meikenさんの臨場感のある文章、飲みたい飲みたい衝動がよく伝わってきます。しかも炭酸にこだわっているところがナイスで、爆笑してしまいました（失礼！）。
毎回下山後は最寄りの自動販売機に直行する私です（汗）。水はいっぱい持っていかないと…。
そうですね。水はたくさん持って行かないと〜反省です
こんなに喉が乾くとは思っていませんでした。
これからはしっかり夏仕様で準備しなければいけませんね
体の脂肪を分解して水になってくれれば省エネ体質になっていいんでしょうけど
そんなにうまく体は融通利くわけない
炭酸…夏になるとやっぱり炭酸です。
コーラは普段飲まないですが、
キレのある甘くない炭酸をひたすら欲していました
生ビールだと最高なんですけど…
ここに高尾山のビアマウントがあればどんなにいいことか〜
猛暑の中お疲れさん
北石橋コース〜糸岳というルートは紅葉の時期によく登られているようですね。
今回利用した白糸の滝に下りても二口峠に下りても
どこのルートを通っても急登なんでしょう。
コースタイム通りに全然歩けなくて時間ばかりかかってしまいます。
アップダウンの繰り返しは稜線歩きにはつきものですね。
体力を維持しながら歩けるように慣れて鍛えるしかありません
ところで
望洋平〜白糸の滝コース…クマが近くにいますね。
松皮をはぎとっていたり、噛み跡か爪痕あったり？気配はぷんぷんありました。
北石橋はまた次の機会に訪れたいと思っています
北石橋ですが、７年前の１１月４日に行きました。裏コースの北石橋コース入口分岐点の標識から５０分ほどで着きますので（ジジ・ババパーティで）その時は、樋の沢まででした。meikenさんなどへのカッパです
北石橋はよくネットで拝見しております。
沢屋さん達が大行沢遡って行く時にも北石橋通っていますね〜
良く晴れたいいお天気の日に訪れたいと思います。
二口山塊…山同士がひしめき合っているので陽が射さないとちょっと薄暗くて不気味ですよね
秋の紅葉の時期もいいですね
再コメントありがとうございます<(_ _)>
この日は下界でも熱風が吹いていた日ですよね〜
外にいて気持ち悪かったですもん
これからの季節、飲み物の量と水筒の中身を考えていかないといけませんね。
新緑のぶなじゅり〜んはステキです
標高1000m超えたところでも生ぬるい風だったので
下界はもっと心地よくない状態だったと思います
この二口山塊、撮りどころいっぱいありますよ〜
沢とぶな、そして滝、林床の花々、いろんな鳥の声が聞こえてきて
樋の沢避難小屋辺りまででも充分楽しめます。
樋の沢避難小屋の辺りはいつも何かの音や人の声がこだまするようで
ちょっと不思議なスポットなんですよ
夏対策、かち割りレモンの登場ですね
軽い藪漕ぎ・急坂・渡渉・・なかなかワイルドなコースですね〜
なんか好みが自分と似てきたように(勝手ながら)感じて、うれしくなりました
長靴姿もとってもハマってます
昔は糸岳から白糸の滝へ下りるルートは無かったと思います。大東の裏コースから北石橋へ行く道はあって、やはりクマの気配を感じました
県境稜線から眺める大東岳は存在感ありますね。
富士山の姿ではないですが、やっぱり盟主です
meikenさんの二口山塊レコ、シリーズ化したらうれしいな〜〜
今年はワイルドに行こうぜぃ！
花巡りも続けますがさらに点と線を繋ぐ事を意識したいと思います。
長靴、スパ長から解放されてとっても軽いロング長靴の登場となりました。
沢でもどこでも来い！(笑)
kamadamさんstyleに近付いたでしょうか
でも蒸れて蒸れて足が熱くなってきます〜
小東岳への細尾根に干からびたクマのウンチ…
糸岳〜白糸の滝下りで、すぐ近くにクマの気配感じてびびってしまいました
二口山塊次はどことどこを繋ぐ？
和賀山塊も、神室連峰も繋ぎたいのに計画練るのに大変だ〜
面白山から南蔵王をつなぐ県境で、一番行きにくいのが雁戸〜名号峰とここだと思うのですが、いい時期に歩かれましたね〜
小生も2012秋、山形側から二口峠にクルマで入り南面白山往復したことがありますが、小東〜糸岳間のアップダウンで脚が痙ったのを思い出します
それにしても暑い中のロングトレイル、恐れ入りました！
ところで、p1216は猿鼻山、石橋峠〜小東峠間のp1132は山王岳と呼ばれていたようです。それから、白糸の滝から磐司尾根までのあの急傾斜、宮城の三大急登の一つだそうですよ（笑）。kiyoshiさんから聞いたのですが、もう一つは水引入道までのコガ沢コースで（ここもすごいですよね！）、あと一つは仙人大滝〜仙台神室だったでしょうか、、、、忘れてしまいました（笑）
猿鼻山、山王岳という名前があるんですね
名前がついてもいいぐらい立派な山でした。
山と高原地図には載っていないだけなんですね
宮城の三大急登というのがあるんですか
コガ沢コース、確かここ下った事あります。すごかったです。
仙人大滝〜仙台神室、ここはまだ行っていないのでそのうち行きますとも！
二口峠〜南面白山往復とは素晴らしい天狗の足の持ち主ですね〜
かなりのアップダウンの連続ですよ
南面白山〜小東岳まで歩くと私の記録としては線がつながるのでまた近いうちに歩くかも
それにしても
白糸の滝から仙台神室までどうやって繋ぐのか…地図とにらめっこです
この辺りは本当に見どころの多い山域ですね
二口峠が秋の一時期しか通れないので、訪れる人がいまいちな、残念さもあります。
それに比べてコースの整備は結構よく、県境尾根など歩きやすいですね
秋も気持ちいいですよ。今度ぜひ。この辺り、猿も多いようなので、お気をつけて
二口山塊のレコ
ネットで調べても秋が多いのできっと紅葉期は素晴らしいんでしょうね〜
秋にも再訪したいと思います。
二口林道は思ったほどダートではなく駐車スペースもあるのでいい道だと思います。
（桑沼林道より整備されていますよ
人があまり入ってこない分、やはり自然の美しさは保たれているんでしょう
ここ猿もいるんでしたね。
ときどき聞こえる音や声というのはお猿さんの声なのかな〜やっと納得しました
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