富士山プリンスルート

2022年07月17日(日) 〜 2022年07月18日(月)

• GPS: 13:14
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,382m
• 下り: 2,349m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:42

距離 4.7km 登り 813m 下り 74m

8:23 富士宮口五合目
8:43 富士宮口新六合目
8:56 宝永第一火口縁
9:04 宝永第一火口
10:11 宝永山
10:26 宝永山馬ノ背
10:36 10:37 御殿場口下り六合（走り六合）
10:53 10:59 御殿場口六合目
11:38 11:45 御殿場口七合目
12:00 御殿場口七合四勺・わらじ館
12:05 御殿場口七合五勺・砂走館

2日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:28
• 合計: 9:20

距離 10.5km 登り 583m 下り 2,284m

4:15 御殿場口七合五勺・砂走館
4:53 5:05 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
5:22 5:24 御殿場口八合目
6:53 6:56 御殿場口頂上
6:57 駒ヶ岳
7:06 7:07 頂上富士館
7:08 7:11 富士宮口頂上
7:14 7:31 頂上富士館
7:32 7:50 富士宮口頂上
7:51 7:54 頂上富士館
8:00 8:02 富士宮口頂上
8:06 8:07 頂上富士館
8:12 御殿場口頂上
9:08 9:16 御殿場口八合目
9:34 9:39 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
10:23 10:44 御殿場口七合五勺・砂走館
10:46 御殿場口七合四勺・わらじ館
10:53 10:54 御殿場口七合目
11:13 11:16 御殿場口下り六合（走り六合）
11:58 次郎坊
12:38 13:11 大石茶屋
13:18 13:33 御殿場口新五合目
13:35 ゴール地点

天候

晴れ3：曇り6：雨1

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

水ヶ塚公園駐車場(1,000円。1泊2日でも同額)〜シャトルバスで富士宮口5合目。
下山時は御殿場口新5合目〜タクシーで水ヶ塚公園駐車場へ。行きのバス2人分より安かった。

写真

7/17 6:02

富士宮ルート5合目への始発バスは6:00。楽勝で着いてたけど、余裕かましていたらバスがいなくなった。3台セットで戻ってきたのは7時過ぎ。もう少し増便があるものと思ってた。雨も降ってたし、ここでもう結構疲れた。

7/17 9:37

プリンスルートに突入。ジャリジャリで登りにくいとはこのことか。でも序盤だからか、肉体的にも精神的にもそんなには辛くなかった。(※当社比)

7/17 9:40

登り始めは8時過ぎてたけど、その時はまだ雨だった。前の写真が9:37とか。天気予報を信じ、この時点でレインウェアを脱いでしまいこんだ。

7/17 10:14

同行者と相談して、宝永山頂には行かない。と話していたのにそっちに上ってしまったところ。ここは無茶苦茶風が強く(体感15m/s)て、ガチで撤退を考えた。反対方向から来る人もいるので意を決して進み、何とか突破。

7/17 10:34

雲が素敵。この角度でこの立体感。写真では無理がある。肉眼の勝ち。見えている道は御殿場ルートかな？ブルドーザー道路かも。

7/17 10:34

もう少しで御殿場ルートの上りルートに合流するところ。この辺でなんかライブ配信してるおっちゃんに話しかけられたけど怖かったのでほぼスルーさせていただいた。

7/17 11:18

いよいよ御殿場ルートと合流。見上げた風景が美しい。

7/17 11:41

ここまでくれば本日のゴールまであとわずか。とはいえ5合目以来トイレを我慢している点ではかなり辛い。このルートのデメリットの1つ。

7/17 11:42

あの山小屋でトイレを借りよう！からの休業中。たぶん日の出館。この瞬間はなかなか辛かった。

7/17 12:01

ゴール見えた！トイレが見えた！

7/17 13:37

到着！助かった〜。

7/17 12:35

雲海も見放題。

7/17 13:29

宝永山もチラリ。結構上がってるんだなあ。

7/17 13:38

頂上を望む。近いような遠いような。明日、行けるかな。

7/17 15:49

折角なので山小屋名を入れて雲を撮る。

7/17 15:50

足元の石も面白かったので山小屋名を入れて石を撮る。

7/17 15:57

見飽きない。天気も崩れない。

7/17 16:59

虹が出現！

7/17 17:31

続けて小さい虹も！ブロッケン？！と思ったけど人影は入らず。

7/17 17:31

で、ここには虹が3本写ってる。真ん中のは見える。左にはブロッケンならずの小さいやつが。そして右にもうっすらもう1本。肉眼でははっきり3本見えて、見てる皆さんテンション爆上がり。

7/17 18:35

影が伸びてきた。今は日が長いからまだまだ明るい18:35。

7/17 18:36

あ、海が見えた！と思ったら湖。山中湖ですな。※後日確認

7/17 19:04

お、なんか夕方っぽい色になってきた。

7/17 19:06

おー、こんな感じになるのかあ。夕日を正面に見る青春的なシーンは無かった。

7/17 23:16

夜にトイレに起きたらこの風景。月明かりって眩しい。満月でもないのに。星もたくさん見えた。カシオペア座が見えたので北極星を探したら、どれが北極星かわからないくらいの沢山の星。

7/18 4:10

朝出発前に見上げる。無事に登れるのか。ドキドキの一瞬。

7/18 4:12

曇り予報だったので期待していなかったけど、これだけでも美しい。

7/18 4:38

見えそうな予感を感じながら、少しずつでも高度を上げる。

7/18 4:44

いよいよ出そう。雲も最高。

7/18 4:50

来た！下の緑は、穂高の八郎さんが欲してた緑の光なのか？多分違う。でも気に入った。

7/18 4:50

このくらい見えただけでも暖かい。太陽凄い。

7/18 4:57

神々しいなあ。

7/18 4:59

天使のはしごもたくさん見える。肉眼ではより立体的に見えて本当に凄かった。

7/18 5:02

折角なのでCM写真っぽいのを撮ってみた。

7/18 5:02

ピントを看板の方にするとこんな感じになった。どっちの方がエモいのか？
ええ、言葉の意味を分からずに使ってみました。

7/18 5:49

登っていくと雪渓も残っててちょっと嬉しい。

7/18 7:00

で、いきなり頂上に着いてスミマセン。剣が峰を見上げた写真。御殿場口の頂上からちょっと左手にずれると富士宮口の頂上があって、そこからトイレに向かうとお鉢が丸見え。

7/18 7:04

お鉢その1。

7/18 7:04

お鉢その2。くっきり見えて面白い。お鉢周りはしなかったけど十分面白かった。剣が峰にもいかなかったけど見るからに辛そうだった。

これがもらえたのは嬉しい！

7/18 9:06

なんか悲しいお話が書かれている様子。詳しくは読んでないけど、たぶんそう。漢字しかない文なので、「読めない」が正解。

7/18 9:08

これもなんとなく悲しそうな感じ。厳かな気分に浸る。

7/18 9:15

ちょっとずつ降りながらちょっとずつ写真を撮る。同行者の合図というかリクエストというか、それで撮る。

7/18 9:19

これは自分で気づいてテンション上げつつ撮ったもの。見られて嬉しい。

7/18 9:50

ここはおそらく富士宮ルートの9合目からのトラバースルート。行ってみたい衝動に駆られるも、もちろん行かず。1人なら行ってたのかな？いや、さすがに装備的にも怖いし行かなかったかな。何かあったら落ちるよね？

7/18 9:53

登山道が空に消えていく感じを撮りたかったけど、出来には不満足。肉眼ではバッチリ見えていたのでまあ良し。

7/18 10:55

ここまで下りてくればもうゴールしたも同然！と思ってました。

7/18 11:35

前の写真からすぐに大砂走スタート！最初はおおお〜って楽しかったけど、割と序盤で「どこまで続くんや、、、」と涙目に。
見える風景はとても素敵だったけど、「大砂走り＝楽」と思い込んでた自分のせいで、そのギャップに苦しんだ。

7/18 13:03

というわけで大砂走り区間、ここ(大石茶屋)までで4km超。半ば朦朧としながらも時間的にちょうど良いので昼食をとる。このあとバス停までも同じような道で、まだあるんかい！とボヤキながら下山。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

感想

nnnnkenji

いつか富士山に登りたいなあ。登るならプリンスルートがいいなあ。と思っていたそれが実現したという意味で、素晴らしい山行。
まず天候に本当に恵まれた。前日は台風並みの大雨が降っていたはず。登り始めは降っていたけどそれ以降はほぼ無し。雲の中？みたいなタイミングはあったが一旦レインウェアを脱いでからは着ることは無かった。
朝の頂上アタック時、手袋をしなかったらバッチリかじかんだ。行動食を食べようにもうまく扱えない体たらく。あと少しだと思い、半分意地になって登頂まで手袋しなかったが素直にするべきだった。山頂には1時間強いたが、徐々に頭痛がしてきた。とはいえ全体的に体調は良好で下りも楽に動けた。
しかし大砂走りは辛かった。一気に標高を下げる感覚は楽しかったけど、山小屋のお姉さんの言う「自分の意思とは関係なく降りていく」つまりマイペースで動けないというのが、個人的にはキツかった。延々と下りなので、どうしてもつま先が痛くなる。いやほんとキツかった。
御殿場口新5合目からのバスは増便とかは無い模様。本数が少ないのでタクシーを呼んだが、これも「1時間かかります」とか言われる。バスの時間に合わせるか、大石茶屋にいるうちにタクシー会社と相談した方が良いかも。