ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 450070
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

諦める勇気! 涙の白馬岳 小屋泊デビューは豪華2泊☆.。.:*・゜

2014年05月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
12.2km
登り
1,702m
下り
1,686m

コースタイム

5/16(金)
05:32 猿倉山荘、出発
06:53 白馬尻小屋
12:20 白馬山荘、到着

5/17(土)
山頂往復

5/18(日)
08:57 白馬山荘、出発
11:35 白馬尻小屋
12:24 猿倉山荘、下山

天候 5/16(金) 晴れのち曇り「稜線は強風・ホワイトアウト」
5/17(土) 曇り「一時の晴れ間」風は少し治まるがガス。
5/18(日) 曇りのち晴れ☀「稜線は強風だが、大雪渓は微風で暖かい」
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場
コース状況/
危険箇所等
大雪渓にトレースあり「平日は登る人が少ないのでノートレース」
頻繁に小さな落石が起こっていたので注意。「凍った斜面の落下速度早いので注意」
2300mより稜線まで急斜面箇所があるので滑落に注意。
雪渓でのホワイトアウトは注意。

登山ポストあり。
トイレあり。
白馬山荘は営業中「食事提供」夜の部屋内はかなり寒かったです(冬防寒具必要)
下山後の温泉・八方周辺にあり。
周辺コンビニ・スーパーあり。
山小屋泊まり一泊二日、白馬三山縦走登山。
強風の心配がありますが、猿倉山荘を出発です。
18
山小屋泊まり一泊二日、白馬三山縦走登山。
強風の心配がありますが、猿倉山荘を出発です。
中部山岳国立公園 猿倉
2
中部山岳国立公園 猿倉
林道には、まだこれだけの残雪。
2
林道には、まだこれだけの残雪。
林道から白馬岳が見えます。
雲が厚みを増してきたかな?(t)
あの頂にGO!!
ワクワク(^^)(k)
20
林道から白馬岳が見えます。
雲が厚みを増してきたかな?(t)
あの頂にGO!!
ワクワク(^^)(k)
豪快な砂防ダムの滝。
6
豪快な砂防ダムの滝。
東の空は、お日様が出ているのですが・・・!
このまま〜お願い!!
14
東の空は、お日様が出ているのですが・・・!
このまま〜お願い!!
稜線と山頂はガスに覆われ始めている。
でも、やる気全快ですよ(t)
7
稜線と山頂はガスに覆われ始めている。
でも、やる気全快ですよ(t)
白馬尻小屋は完全に雪に埋まってます。
除雪の準備中です。
12
白馬尻小屋は完全に雪に埋まってます。
除雪の準備中です。
まだまだお日様は味方してくれています(^^)
8
まだまだお日様は味方してくれています(^^)
緩やかな斜面の白馬大雪渓を登る。
シャーベット雪で歩きずらい(><)
9
緩やかな斜面の白馬大雪渓を登る。
シャーベット雪で歩きずらい(><)
前方に、登ってる人が豆粒のように見えてます。
kさんの為に、時々休憩も入れながら登りました(t)
ん?
私がヘタレって事ヾ(- -;)?
21
前方に、登ってる人が豆粒のように見えてます。
kさんの為に、時々休憩も入れながら登りました(t)
ん?
私がヘタレって事ヾ(- -;)?
落石も頻繁に起こったので注意して登りました。
落下速度も速くて、小さな石でも当たるとケガしそう。
9
落石も頻繁に起こったので注意して登りました。
落下速度も速くて、小さな石でも当たるとケガしそう。
遠く高妻山も見えてます。
「暑かった高妻山」だぁ〜(k)
8
遠く高妻山も見えてます。
「暑かった高妻山」だぁ〜(k)
2300m付近より、アイスバーンの急斜面になるので、アイゼンを装着。
13
2300m付近より、アイスバーンの急斜面になるので、アイゼンを装着。
風が出て来たので、バランスを崩し滑落しないよう慎重に登りました。
15
風が出て来たので、バランスを崩し滑落しないよう慎重に登りました。
急斜面なので、本当に一歩ずつ確実に歩きます。
12
急斜面なので、本当に一歩ずつ確実に歩きます。
休憩をしながら急登に耐えました。
この先、山荘までは強風により撮影はしてません。
17
休憩をしながら急登に耐えました。
この先、山荘までは強風により撮影はしてません。
山荘に逃げ込んで、温かいストーブで休憩し、落ち着いてから宿泊受付。
この日は二人で貸切りでした(^^)
18
山荘に逃げ込んで、温かいストーブで休憩し、落ち着いてから宿泊受付。
この日は二人で貸切りでした(^^)
貸切の談話室でまったり過ごします。
日常には無い「時」です(*'-'*)
30
貸切の談話室でまったり過ごします。
日常には無い「時」です(*'-'*)
ご飯4杯もおかわりしちゃったあ〜(t)
初の山小屋ご飯です♡
美味しかったね〜(K)
44
ご飯4杯もおかわりしちゃったあ〜(t)
初の山小屋ご飯です♡
美味しかったね〜(K)
二日目の朝も、昨日と同じホワイトアウトと爆風。
山荘で待機します。
7
二日目の朝も、昨日と同じホワイトアウトと爆風。
山荘で待機します。
暇つぶしに山荘内の写真を撮ってみました。
廊下にはストーブも。
8
暇つぶしに山荘内の写真を撮ってみました。
廊下にはストーブも。
自炊場。
ストーブがあり、温かい談話室でした。
PCも携帯も無い、普段と全く違う時が流れています。
(ドコモのみ通じるそうです)
13
ストーブがあり、温かい談話室でした。
PCも携帯も無い、普段と全く違う時が流れています。
(ドコモのみ通じるそうです)
食堂。
シーズン中はきっと満員になるのでしょうね!
12
食堂。
シーズン中はきっと満員になるのでしょうね!
お昼前に、ガスが取れてきました。
やったぁ〜!
晴れた〜(^^)/
33
お昼前に、ガスが取れてきました。
やったぁ〜!
晴れた〜(^^)/
昨日より風は弱くなりましたが、かなり寒いです。
19
昨日より風は弱くなりましたが、かなり寒いです。
さあ! 晴れているうちに白馬岳山頂を目指します。
12
さあ! 晴れているうちに白馬岳山頂を目指します。
この雲の流れからして風が強いのがわかります。
14
この雲の流れからして風が強いのがわかります。
昨日の荒れた天気で新雪が積もりました。
9
昨日の荒れた天気で新雪が積もりました。
すごい!!
天空にいるみたい!
感激です(;;)
16
すごい!!
天空にいるみたい!
感激です(;;)
雲の上で エビに触れる♡
25
雲の上で エビに触れる♡
どれどれ、エビのしっぽをツンツン♪
35
どれどれ、エビのしっぽをツンツン♪
山頂で、束の間の晴れ間を十分に堪能!
10
山頂で、束の間の晴れ間を十分に堪能!
一等三角点に毎度のタッチ。
15
一等三角点に毎度のタッチ。
よっしゃぁ〜!
剣さん 行きますよ〜(^_-)☆
22
よっしゃぁ〜!
剣さん 行きますよ〜(^_-)☆
いつか、剣岳へ挑戦しますよ〜!
18
いつか、剣岳へ挑戦しますよ〜!
剣岳が神々しい。
15
剣岳が神々しい。
待ってた甲斐があったで! どうよこの景色♪(t)
もう、やめられなぁ〜い!(k)
37
待ってた甲斐があったで! どうよこの景色♪(t)
もう、やめられなぁ〜い!(k)
この青空♪ どんなもんじゃ〜い!
53
この青空♪ どんなもんじゃ〜い!
山頂滞在は40分程でしたが、絶景を楽しみました♪
14
山頂滞在は40分程でしたが、絶景を楽しみました♪
名残り惜しいけれど、山荘へ戻ります。
10
名残り惜しいけれど、山荘へ戻ります。
まるで珊瑚のよう(t)
「鱗」みたいと言ったらセンス無しって言われました(笑)(k)
11
まるで珊瑚のよう(t)
「鱗」みたいと言ったらセンス無しって言われました(笑)(k)
ガスに覆われてきました。
6
ガスに覆われてきました。
このあと山荘に戻ると、完全にガスと爆風の世界に逆戻り。
つかの間のチャンスをゲットできました(^^)
14
このあと山荘に戻ると、完全にガスと爆風の世界に逆戻り。
つかの間のチャンスをゲットできました(^^)
二泊目の夕食。
ココにもエビが〜?
実はエビは大好物❤(k)
34
二泊目の夕食。
ココにもエビが〜?
実はエビは大好物❤(k)
最終日の朝食。
普段では考えられないけれど、完食♪
30
最終日の朝食。
普段では考えられないけれど、完食♪
食堂の様子。
三日目の朝。
みなさん、ストーブとテレビの周りに集まり晴れるまで待機。
12
三日目の朝。
みなさん、ストーブとテレビの周りに集まり晴れるまで待機。
ようやくガスも取れて晴れてきました。
待ってましたぁ〜(k)
7
ようやくガスも取れて晴れてきました。
待ってましたぁ〜(k)
ガスが取れて剣岳も見えてきました。
12
ガスが取れて剣岳も見えてきました。
白馬三山の姿も・・・!
縦走して下山したい〜!(k)
18
白馬三山の姿も・・・!
縦走して下山したい〜!(k)
この青空・・・長かった〜〜
待ってましたよぉ〜(o^∇^o)ノ
10
この青空・・・長かった〜〜
待ってましたよぉ〜(o^∇^o)ノ
剣岳をバックに、大町在住の方に撮っていただきました。
19
剣岳をバックに、大町在住の方に撮っていただきました。
剣岳をバックにばんざぁ〜い!
9
剣岳をバックにばんざぁ〜い!
青空とこの絶景。
感激ウルウル(;;)
涙出ちゃうでしょ〜(k)
20
青空とこの絶景。
感激ウルウル(;;)
涙出ちゃうでしょ〜(k)
旭岳の北に見えるのは日本海だよ(t)
うんうん(;;)(k)
16
旭岳の北に見えるのは日本海だよ(t)
うんうん(;;)(k)
白馬山荘のスタッフの皆さん!
お世話になりました。
11
白馬山荘のスタッフの皆さん!
お世話になりました。
ばいばぁ〜い!
また来るね〜!ありがとうございました!
17
ばいばぁ〜い!
また来るね〜!ありがとうございました!
風が強く稜線を歩くのは大変。
3
風が強く稜線を歩くのは大変。
浅間山が遠くに見えている。
LOVE浅間❤ (k)
10
浅間山が遠くに見えている。
LOVE浅間❤ (k)
コッチ(杓子岳方面)に行くの・・・(k)
11
コッチ(杓子岳方面)に行くの・・・(k)
私としては、風が強くkさんを連れての稜線あるきは厳しいと判断し、今回は三山を諦めて大雪渓を下山することに決めました・・・ですが、諦めきれずダダをこねるkさんを説得するのは大変でした(笑)(t)
13
私としては、風が強くkさんを連れての稜線あるきは厳しいと判断し、今回は三山を諦めて大雪渓を下山することに決めました・・・ですが、諦めきれずダダをこねるkさんを説得するのは大変でした(笑)(t)
稜線から、少し降りるだけで強風はおさまりました。
10
稜線から、少し降りるだけで強風はおさまりました。
こう見えていたら、三山に行けそうに思えるのですが、とにかく爆風で女性のkさんでは厳しいと。
13
こう見えていたら、三山に行けそうに思えるのですが、とにかく爆風で女性のkさんでは厳しいと。
山頂は依然、爆風のようです。
・・・諦める勇気も必要ですね(k)
10
山頂は依然、爆風のようです。
・・・諦める勇気も必要ですね(k)
三山に挑戦できず残念のようです(t)
行きたかった〜(;;)
でも、絶対次回挑戦します(k)
13
三山に挑戦できず残念のようです(t)
行きたかった〜(;;)
でも、絶対次回挑戦します(k)
BCの方々が沢山登ってこられています。
元ゲレンデスキーヤーの私は興味津々(k)
9
BCの方々が沢山登ってこられています。
元ゲレンデスキーヤーの私は興味津々(k)
頂上宿舎は風が弱く温かいぐらい。
7
頂上宿舎は風が弱く温かいぐらい。
と宿舎で言ってると「グワァ〜!グワァ〜」と少し下で雷鳥が出没♪
11
と宿舎で言ってると「グワァ〜!グワァ〜」と少し下で雷鳥が出没♪
kさんは、雄の雷鳥に好かれてるようです(笑)(t)
うふふ♪(k)
34
kさんは、雄の雷鳥に好かれてるようです(笑)(t)
うふふ♪(k)
このお尻がたまらなく可愛い♡
34
このお尻がたまらなく可愛い♡
晴れているのに会いに来てくれてありがとう!
41
晴れているのに会いに来てくれてありがとう!
ココも最高の景色じゃないですかぁ〜
何回泣かせちゃうんですか・・(;;)(k)
18
ココも最高の景色じゃないですかぁ〜
何回泣かせちゃうんですか・・(;;)(k)
降りたくないぃ〜(k)
おいおい! まだダダをこねる気か? このまま姥捨て山にしてやるぞ(^^)/(t)
11
降りたくないぃ〜(k)
おいおい! まだダダをこねる気か? このまま姥捨て山にしてやるぞ(^^)/(t)
皆さん、登ってきてます。
BCの方が9割以上です。
10
皆さん、登ってきてます。
BCの方が9割以上です。
雪の無い岩岳スキー場が見えています。
岩岳と言えば学生スキー大会!
頑張れ若者(^^)/
9
雪の無い岩岳スキー場が見えています。
岩岳と言えば学生スキー大会!
頑張れ若者(^^)/
大雪渓もかなり雪が緩んでます。
10
大雪渓もかなり雪が緩んでます。
腐った雪なので、下りはあまり緊張しませんでした。
7
腐った雪なので、下りはあまり緊張しませんでした。
2500m地点の急斜面。
14
2500m地点の急斜面。
油断は禁物、慎重に下りました。
8
油断は禁物、慎重に下りました。
腐れ雪のせいでまったく滑りません(><)
BCの方から 「ヘソで滑るんだ!」とご指導を頂きました
(^^)
16
腐れ雪のせいでまったく滑りません(><)
BCの方から 「ヘソで滑るんだ!」とご指導を頂きました
(^^)
振り返って見ると、どこまでも続く白馬大雪渓。
もう一回登っちゃおうか〜♪
15
振り返って見ると、どこまでも続く白馬大雪渓。
もう一回登っちゃおうか〜♪
妙高山も見えてました。
歩いてみたい山の一つです。
15
妙高山も見えてました。
歩いてみたい山の一つです。
今だけ〜私のものぉ!
幾度もそう思った絶景です。
14
今だけ〜私のものぉ!
幾度もそう思った絶景です。
青空の小蓮華山。
7
青空の小蓮華山。
帰りに見ると、白馬尻小屋は除雪作業を開始してました。
5
帰りに見ると、白馬尻小屋は除雪作業を開始してました。
最終日に日帰りで登っておけばよかったものを・・・(--;)(t)
いいのぉ〜!山小屋泊もまったりした時の流れも私には貴重な体験だったんです!(k)
15
最終日に日帰りで登っておけばよかったものを・・・(--;)(t)
いいのぉ〜!山小屋泊もまったりした時の流れも私には貴重な体験だったんです!(k)
林道歩きスタート!
2
林道歩きスタート!
下の沢が大変お気に召したkさん!
4
下の沢が大変お気に召したkさん!
林道から見えた白馬岳。
10
林道から見えた白馬岳。
雪&新緑&青空。.:*・゜☆
12
雪&新緑&青空。.:*・゜☆
本当はここに下山する予定だったのに・・・(k)
まだ言ってる (-"-;(t)
12
本当はここに下山する予定だったのに・・・(k)
まだ言ってる (-"-;(t)
新緑が眩しい♪
猿倉山荘に無事下山でき、様々な体験ができた白馬岳残雪期登山でした。(t)
今回は色々な涙がありました。(k)
21
猿倉山荘に無事下山でき、様々な体験ができた白馬岳残雪期登山でした。(t)
今回は色々な涙がありました。(k)
帰りの林道脇に咲いてたニリンソウ。
13
帰りの林道脇に咲いてたニリンソウ。
帰りの橋から見えた、唐松岳と不帰嶮の絶景。
29
帰りの橋から見えた、唐松岳と不帰嶮の絶景。
八方から五竜岳。
五竜岳も歩いてみたい!
9
八方から五竜岳。
五竜岳も歩いてみたい!
八方第三駐車場から見える白馬三山。
八重桜と白馬三山。
21
八方第三駐車場から見える白馬三山。
八重桜と白馬三山。

感想

大雪渓〜白馬山荘泊〜杓子岳〜鑓ケ岳
の予定でしたが、天気に恵まれず山荘を2泊して晴れを待ちましたが結果、三山縦走は叶わず大雪渓を下山しました。

白馬三山縦走、山小屋泊、山頂からの朝日と夕日・・・
それを夢みた山行予定でしたが、
天候に恵まれず、全てを叶える事はできませんでした(涙)。

ただ、初めての山小屋、それも2泊となりましたがとても良い経験になりました。

毎日、時間に追われ、いつもいつも急いでいる自分・・・・
それが、
PCも携帯もつながらない、外はホワイトアウト、閉ざされた中でまったりと過ごす時間。
本を読む、TVを見る、そんな事も久しぶり。
色々な山の話、そんな中でまた夢を描いたり・・・・・・
とても貴重な時間でした。
二日目なんて、朝食後に2度寝で10時起床!
普段ではありえません(^^;)

山小屋で水が貴重な事は聞いていましたが、
この時期は排水溝も凍結防止の為に水を流せない事に驚きました。

2日目の束の間の晴れた山頂。
また、最終日も風は強いけれど、晴れた白馬三山・・・・。
縦走は叶いませんでしたが、感激でウルウルです(;;)

一度に沢山の夢を叶えようとすると、無理が出てしまい事故の元。
諦める「勇気」も大切ですね。

私にも その「勇気」が少しはできたかな・・・(これも涙しましたが^^;)

感謝。

白馬岳登山一日目。
八方駐車場より猿倉へ移動した時は、稜線はくっきり見えて星空も綺麗でした。
登山口に着いて出発するが、すこし風が気になる。
稜線は強風かもしれないと思った。
林道、大雪渓を順調に進むが、みるみるうちに雲の厚みが増す。
頻繁におこる落石に注意し、2300mよりカチカチの急斜面を滑落に注意しながら慎重に登りました。
2500m付近で傾斜が緩やかになるが、強風で視界が悪いので現在地を確認しながら慎重に歩を進める。
稜線に出てみると、予想通りの強風で前へ進むのが大変でした。
お昼過ぎに山荘に着きましたが、終日外はホワイトアウトと強風で大荒れ状態。
談話室のストーブで暖まり、スタッフの皆さんの心配りと山小屋のありがたさを痛感しました。
この日の宿泊者は私たちだけで貸切の白馬山荘でした。

二日目も強風でしたが、少しは治まったようです。
朝からホワイトアウトでしたので山荘で待機しました。
お昼を過ぎると次第に雲が取れて晴れたので山頂への往復。
昨日の荒れた天気とは一変、晴れて雲がなくなるだけで快適な稜線歩きになる。
昨日の地獄の行軍はなんだったのだろうか!!!
一瞬の晴れ間の山頂で絶景を楽しんだ。
山荘に戻ると同時に外はまたホワイトアウト。
時間も遅かったので翌日の晴れを信じてもう一泊。
賑やかになった山荘でマッタリ過ごしました。

三日目の朝もホワイトアウトと強風。
9時ごろには天気予報どおり晴れてきました。
準備をして山荘を後にしますが、稜線が強風のため三山は諦め大雪渓を下ることを決断。
kさんには申し訳ないですが・・・。
無理して危険な目に遭ったら大変ですから!
この日は猿倉から大雪渓を登ってくる人がいまして、トレースもあり腐れ雪でした。
アイスバーンと比べて、腐った雪の急斜面の下りは、それほど怖くなかったです。
登りの半分の時間で猿倉に到着。
kさんを無事に下山させてあげてホッと一安心しました。

今回の三日間、悪天候での山行・山小屋のありがたさ・最終日は天気に恵まれたことなど、色々な体験ができたことは
自分にとってプラス材料。
この先ずっと続ける登山に役立てるのに良い経験になりました。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2859人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら