誕生日の✨十勝岳〜上富良野岳〜吹上温泉周回
- GPS
- 07:06
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:07
天候 | 晴れ時々くもり🌤 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
【電車】 18:39 旭川駅 - 19:30 上富良野駅 JR富良野線 970円 【タクシー】 上富良野駅→カミホロ荘 5,450円 上富良野ハイヤーに荷物をデポ 復路 【バス】 13:51 白銀荘 - 14:20 上富良野駅 上富良野町営バス 十勝岳線 500円 【電車】 14:39 上富良野駅 - 14:58 富良野駅 JR富良野線 440円 ガス缶、熊スプレーをセブンから発送 15:52 富良野 - 16:57 滝川 JR根室本線 17:02 滝川 - 17:55 札幌 JR特急ライラック 4010円 19:35 札幌 - 20:13 新千歳空港 JR快速エアポート196号 1,150円 【飛行機】 21:25 新千歳 - 23:00 羽田 ANA084便 7,500マイル+手数料640円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されており、危険だと感じる箇所はありませんでした。 ただし、気象条件により遮るものやエスケープルートがないので、過酷な状況に変化する可能性もあります。 また、噴煙活動が活発になり風向きによっては臭気が強かったり、警戒が必要な場合があるかもしれません。 気象庁 十勝岳の活動状況 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/108.html 噴火予報(警戒レベル1、活火山であることに留意) ●十勝岳温泉〜D尾根〜上富良野岳 登山口にポストあり。整備された登山道を歩きます。安政火口付近は落石、土砂崩れに注意しながら歩きました。岩の樹林帯、木の階段を歩き、D尾根に入ると十勝岳が見えます。急登を九十九折りに登ると上富良野岳の山頂です。 ●上富良野岳〜上ホロカメットク山〜十勝岳 絶景の稜線歩きです。稜線の一部はヤセ尾根で切れ落ちている箇所があるので、悪天候時は注意が必要です。上ホロ避難小屋は工事の影響で今シーズンは休業のようでした。たおやかな稜線を歩き、山頂直下は緩やかな直登です。山頂からはガスの切れ間から、十勝連峰縦走路と雪渓の大雪山が見えました。 ●十勝岳〜昭和噴火口〜吹上温泉 山頂直下はガレ場の下山です。砂が混じって急な所は滑るので注意が必要です。火山灰の稜線は濃霧時は迷いやすいようなのでペンキを辿りながら歩いた方が良さそうです。岩場の急坂を下り、雲ノ平分岐からは樹林帯のアップダウンです。徒渉箇所があり、渡れそうな石をつたいながら歩きました。吹上温泉手前は熊笹地帯で熊鈴を鳴らしながら歩き、雰囲気の良さそうなキャンプ場が見えたら吹上温泉です。 |
その他周辺情報 | 大雪山国立公園十勝岳温泉郷 カミホロ荘 https://kamihorosou.com/ いいお湯でした☺️ 吹上温泉保養センター 白銀荘 https://www.kamifurano.jp/archives/facility_item/465 大人700円 次回は泊まりたい♨️ 上富良野ハイヤー 0167-45-3145 https://goo.gl/maps/9bB6sdV1CYc2evKF9 上富良野町営バス 十勝岳線 http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/contents/01soumu/0140sharyo/bus-hp/bus_tokachi-2021.06.05.pdf?updt=20220502 天馬 札幌ステラプレイス店 https://goo.gl/maps/P1vdcALmVhsv8k2a7 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ポール
ゲイター
着替え
温泉道具
|
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備考 | チェーンスパイクを携行していましたが使用しませんでした |
感想
北海道遠征Day③
目が覚めて外を見ると、薄明るく雲もなく山が見えました。
準備をして外へ出るとひんやりと涼しい。凌雲閣へ向かう登りで汗をかきました。
登山口からは整備された登山道を歩くと右側に富良野岳、左側に三段山が見えてお天気になりそうな予感。正面にどーんと安政火口の景色が見えて、昨日歩いた旭岳とはまったく違う山容でした。樹林帯の登りは大変でしたが、汗をかいてもベタついてまとわりつくような感じはなく、サラッとしていました。
D尾根に入り視界が開けると、今度は左側にすらっと均整の取れた十勝岳と、対照的にもくもくと噴煙が上がっている様子が見えました。
あまりの絶景に、しばし写真に集中して、なかなか前へ進めませんでした。
右側には太陽の光を浴びて、鮮やかな山肌の富良野岳が見えて、上富良野岳への登りも疲れを忘れてしまいました。
稜線へ上がるとたおやかな稜線が広がっていて、登山道の脇のお花畑が出迎えてくれました。昨日見たお花畑でやや麻痺していましたが、避難小屋の周辺には見頃のお花畑が広がっていました。正面に十勝岳を見ながら、右側はお花畑の天国、左側は切れ落ちた荒々しい地獄のような景色のトレイル。緩やかにアップダウンを歩き山頂直下が見えると優しい山容が見えて、緩く直登を登りました。
山頂は思っていたよりも、多くのハイカーで賑わっていました。十勝連峰の大雪山へ向かう縦走路は、残念ながら全貌は見えず時折その姿が見えて、ますますこの先の稜線を歩いてみたいという気持ちが膨らみました。
下山方面からは続々と登って来ていました。
噴煙なのか、ガスなのか濃霧で若干登山道が見えづらくなり始めました。急坂を下り、時折後ろを振り返ると稜線から見た美しい形とは対照的な荒々しい山頂の姿でした。眼下には上富良野の町の田園風景が広がり、下から黒い集団が登ってくるなぁと目をこらして見てみると、自衛隊の方々とスライドしました。ヘルメットや服装が暑そうで、汗をかきながら登っていましたが挨拶をしてすれ違いました。
避難小屋に着いて、少しお昼休憩をしました。山頂の方を見るとガスで白くなっていて、windyでは午後から崩れる予報。天気が良いときに稜線歩きが出来て、本当に良いタイミングでした。
雲ノ平分岐を過ぎて、樹林帯のアップダウンを歩くと両サイドは熊笹が刈られていました。なんとなく熊が出て来そうで怖くなって、熊鈴を鳴らしながら歩きました。雰囲気の良さそうなキャンプ場が見えて、その先に白銀荘の建物が見えました。白銀荘は内湯も露天風呂もいくつもお風呂があって、いいお湯でした。
上富良野駅まではバス。
駅でhama3110さんに荷物を回収してきてもらって急いで電車に乗りました。車窓から見える景色は名残惜しく、なんとなくまたおいでよと山々に言われているようでした。富良野駅に到着後は出口の反対側にあるセブンイレブンまで歩き、ガス缶や熊スプレーを発送。再び駅に戻ると、出口を戻ったところにヤマトの発送する所があって、少し残念な気持ちになりました。
ローカル線で滝川駅まで出て、特急で札幌駅に向かいました。コインロッカーへ荷物を預けて、念願だったスープカレーを食べに行きました。
ちょっと歩いてみようと外へ出ると、関東とは比べものにならないぐらい涼しく、すれ違った女性が「今日暑いねー」て言ってたけど、「これのどこが?」という体感でした。
始めて来た札幌の街は、旭川よりも一区間が短く歩きやすかったです。せっかく来たので、お土産を見る時間を削って時計台を見に行くことにしました。時計台はテレビで見た景色のままで、感激しました。
急いで駅へ戻り、予定よりも早い電車で空港へ向かいました。無事に着いて疲れてほっとしたのか、ロビーでも、機内でも気がついたら寝ていました。
なんとか公共交通機関やタクシーを駆使して乗り継いで、百名山を2座、完登することが出来ました。行く前も、行ってからも天気に翻弄されて何度かリスケしながら繋ぎました。
広い北海道で、久しぶりのバックパッキング&山旅で始めはどうなることやらと思いましたが、我ながら良い旅になりました。
登山口に下りて即ビール。
時間はかかるけれども、長距離運転や渋滞からは解放されたアプローチでした。
誕生日に山にいる幸せと素晴らしい景色は最高のプレゼントになりました。
次回は、稜線から見えた山々を縦走したいなと、ますます夢がふくらむ山行でした。
雪のない北海道、素晴らしかったです☺️
遅レス失礼します。
お誕生日登山だったのですね
十勝岳も祝福しているような好天で何より。
進むにつれ違った表情を見せる十勝岳っていいですよね。
私も以前、大雪から縦走して以来ご無沙汰なので、再訪したいです。改修後の上ホロ避難小屋泊かな?
大雪のリベンジといい、こちらといい骨のある北海道遠征お疲れ様でした。
下山後、札幌経由で新千歳から空路で戻られるのも行動力素晴らしいです。
お疲れ様でした
仕事を休んで山頂で迎える誕生日は、なんとも贅沢すぎる1日でした✨
公共交通機関で行ける山の候補は、大雪山以外に十勝岳と羊蹄山でしたが、
天気予報が良かった十勝岳を選んで、歓迎されているような気持ちになりました😊
見る方向によって山容の違う十勝岳をぜひとも次は、大雪山から歩いてみたいです。
ShuMaeさんは縦走されたとのことで、さすがです‼️😆
当初の予定では、大雪山からトムラウシ山まで縦走する予定だったこともあり、✈️旭川in、札幌outでした。
十勝岳へ行くならむしろ旭川outの方が時間のロスはなかったのですが、空路のアプローチが往復で違うとバックパッキングの醍醐味を味わえるのと、札幌の時計台も見られて観光も出来たので良かったです😉
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