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Yamareco

記録ID: 4528631
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳から朝日岳を経て蓮華温泉へ(過去レコ)

1980年08月01日(金) 〜 1980年08月04日(月)
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GPS
75:20
距離
37.0km
登り
3,821m
下り
3,206m

コースタイム

1日目
山行
0:330
休憩
0:50
合計
0:00
8:10
50
9:00
9:20
135
11:35
12:05
93
葱平
13:38
13:08
52
頂上宿舎
14:00
2日目
山行
0:480
休憩
0:00
合計
0:00
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
480
14:30
天候 初日は雨、2日目以降は晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
大阪21:04発の夜行急行ちくま1号で松本4:27着、白馬まで4:42発急行アルプス15号で5:54着。白馬駅からバスで猿倉へ。
栂池自然園に下山して、そのころは運行していたバスで白馬駅へ出て、急行で松本まで、特急しなの、新幹線を乗り継いで大阪へ。
コース状況/
危険箇所等
大雪渓、小雪渓とも特に危険という状況ではなかった。
三国境から朝日岳も概ね歩きやすいが朝日岳を過ぎ五輪尾根に差し掛かると展望は抜群に良いが足元はひどい泥濘だった。
白高地沢の渡渉点に橋は無いので靴を脱いで渉った。(現在は橋が架かっていると思います。)
その他周辺情報 蓮華温泉。野天風呂は最高のロケーションにある。ただし、脱衣場などは一切なし。

感想

白馬岳から朝日岳縦走し、五輪尾根から蓮華温泉に至るルートを歩いた。

この頃の常として夜行で白馬駅に着き、バスで猿倉へ出て、歩き始めた。小雨だったが大雪渓の取り掛かりから本降りとなり、寒いくらいだった。
大雪渓を登り切りったあたりから小雨、その後薄日が差す天気となり、足取りも軽くなった。葱平で昼食休憩し、白馬山荘に14時に着いた。部屋に落ち着き、休憩後山頂に向かった。

翌朝はご来光を見て、朝食後出発。三国境、鉢ヶ岳、雪倉岳をこえて進む。三国境ではコマクサが咲いていた。
朝日岳の山腹を巻く登山道を経て、朝日小屋へ。
雪渓の雪をレジ袋に入れて冷やしたビールは旨かった。大ジョッキも追加して周囲の雰囲気も相俟って最高のロケーションで、大満足だ。

翌日は先ず、朝日岳に登ってから、五輪尾根の下りにかかった。
足元は泥濘がすごいが、展望は抜群で花も多かった。
東に向いていた登山道が南東を向くと、カモシカ坂の急坂となり標高差で250mほど下ると緩やかな地形の樹林帯となり、やがて白高地沢の河原に出る。橋が無いので、靴を脱いで渉ったが、水深は50cmくらいで、注意を要した。そこで昼食休憩とし、再び東を向いて進み、小さな尾根を2〜3個越えて南に回り込むように下ると瀬戸川に突き当たる。橋を渉って200mくらい登り返すと高山植物がきれいに咲く広い湿原の兵馬の平に着いた。
湿原を進んでいくと、前方から数人の登山者が血相を変えて走ってきたので、聞いてみると熊がいたそうだ。我々もドシンという音を聞いていた。
前後する登山者と協議して10人以上になったので、一団となって大声を上げ、手を叩きながらその場を通過した。
幸いにも熊が現れることはなく、無事蓮華温泉に着いた。
新館がああったが、我々登山者は旧舘に通された。旧舘は古い形式の山小屋だった。
白馬岳から同じコースを歩いてきた、男性2人パーティと女性2人パーティとでお別れ会も行って、楽しい思いで深い山旅だった。
野天風呂は小屋から10分くらいのところに比較的広い「仙気の湯」が、さらに登ったところに薬師の湯があった。
目の前に広がる雪倉岳〜朝日岳〜五輪尾根の大パノラマを眺めながら一人で薬師の湯に入っていたら、おばちゃんのグループがやってきて入りたいという。そのころはまだ初心だったので、おばちゃんパワーに押されてすごすごと退散したのも良い思い出だ。

翌日、同行のS氏は始発のバスで平岩に出て、大糸線で白馬に出て合流することにしたが、我々2人はもう少し歩きたかったので、白馬大池に登り返し、天狗原を経て栂池自然園に下山した。
そのころはまだロープウェイはなく、バスが自然園入口まで来ていた。
下山するとバスが停車していたので飛び乗り、白馬駅に出た。

白馬駅でS氏と合流して昼食後、松本、名古屋を経由して大阪に帰った。
(2022年7月 記)

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