阿弥陀様を拝みに。阿弥陀、赤岳周遊
- GPS
- 09:18
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,670m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:12
天候 | 早朝は快晴、段々とガスが出現しのちに雨のあと曇ったり晴れたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿弥陀岳の中岳方面へ降る際は慎重な足運びが求められます。 |
写真
感想
今年の目標である、阿弥陀岳へ登りました。
2020年に八ヶ岳へ行った際は、赤岳、横岳、硫黄縦走。
昨年は赤岳キレットに挑戦したので通過しませんでした。それなら今年、ということで。
夏の八ヶ岳は駐車場がすぐ満車になることで有名なので朝の4時着。まだ空きはありましたが半分は埋まっていたと思います。仮眠も考えましたが、午後からの天気急変が怖かったので御小屋尾根から登り始めます。なだらかで歩きやすい登山道のため阿弥陀岳付近に来るまでは楽な登山道だと感じました。
ところどころ木々の間から南アルプスが見えていたのは胸が高まります。展望台と呼ばれる場所の直下は若干石がゴロゴロしていて歩きにくいです。その先はハイマツが増えていきます。八ヶ岳特有の若干赤みを帯びた岩も目立つようになりました。登山道の隅に咲いているお花がとても可愛いです。
急登ではありますが阿弥陀岳は登りやすいと感じました。少なくともこちらのルートは...
山頂に着くと無数の白い虫が飛んでいました。写真にすごく写ります。この時から赤岳山頂はガスに包まれていきます。時折ガスの切間から刺す太陽光が岩肌を照らします。モノクロでもカラーでも絵になる山です、赤岳。
阿弥陀岳の山頂はとても広く、赤岳の何倍もありそうです。饅頭を食べた後、中岳方面へ。
ここからが問題。阿弥陀岳の危険箇所はこちら側でした。転がりやすい石や岩、ザレた登山道のため滑りやすく落石しやすい最悪な登山道です。
自分が滑っても石を落としても誰かが怪我をしそうなので今回1番神経を使いました。登る方がいる場合は先に通過してもらってから降りるようにしました。角度もあるため自分が滑落しないようにせねばなりません。とても緊張を強いられる道でした。
阿弥陀岳から中岳は歩きやすく晴れた青空に阿弥陀岳が映えます。今日の目標達成です。中岳から文三郎尾根への合流も歩きやすく直ぐに着きました。文三郎から眺める中岳と阿弥陀岳は2年前を思い出させます。赤岳へ登る岩場、2年前は怖くてびびってましたが今は普通に登れるようになりました。成長ってするものですね。
山頂に着くとツアー客や沢山の登山客で溢れかえっており老若男女楽しい時間を過ごしていた気がします。
ここ最近北アルプス含む山小屋で感染者の確認が相次いでいることもあり足速にその場を離れ地蔵尾根経由で降りることとしました。残念ながらその時はもうガスガスで何も見えない状態です。しかも突然雨が降ってきて、雨雲レーダーにも写るほどの大きさでした。甲斐駒ヶ岳以前はここまで雨に降られることも無かったのだけれど...
赤岳展望荘の屋根の下で雨宿り。十分ほどでしょうか。早く降りたい。小康状態になった隙を見て降ることにしました。地蔵尾根は阿弥陀岳よりも簡単で慎重な足運びであれば落ちることはないと感じました。一箇所だけ崖になっているところもありますが、ストックをしっかり使いながら降りれば問題ないでしょう。
金属の階段を過ぎると傾斜も緩くなり、歩きやすくなります。
行者小屋で友達と合流し南沢経由で帰りました。
次、
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