荒涼とした大地とパノラマの大絶景。十勝岳（北海道百名山一気制覇制シリーズ�ぁ�
kaiseituduki
体力度について
- GPS
- 04:58
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,121m
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| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
百名山63座目、そして北海道百名山一気制覇シリーズ4座目は十勝岳。
【前の山からの流れ】
前日は大雪山旭岳に登る。本州から13時間車を運転した後にフェリーでの睡眠、7時間半の羊蹄山登山、15時間の幌尻岳登山とハードな行程の連続だったので、大雪山ではロープウエイを利用し、歩行時間を短くおさめ、気力と体力の回復に努めたいと思った。大雪山登山後の移動もできるだけ少なくしたかったので、大雪山の後は距離的に比較的近い十勝岳を設定した。登山後の昼食は「道の駅びえい・丘のくら」に立ち寄り、特産の豚のランチを食べる。駐車場は狭かったが多くの観光客が訪れていた。翌日が登山の以外に長距離移動も含めて超ハードスケジュールなので、美瑛の町でガソリンを給油し、夕食をコンビニで調達してから入浴場所である白銀荘に移動した。ここは広い休憩所があり、のんびりできるのがいい。2時から6時まで写真を整理したり、ゴロゴロしたりしてくつろいだ。この旅の中で初めてゆっくりできる時間を過ごせてリフレッシュできた。こういう時間を組み込むことも長期の旅では必要だと感じた。この休憩室は給水器やコップ、ゴミ箱等も設置されており、居心地がいい。コンビニ弁当もここで食べてゴミも捨てた。北海道に行って気付いたことだが、コンビニや道の駅にゴミ箱がないことが多い。ガソリンスタンドでもゴミを引き取ってくれない所もあった。ゴミはでる一方なので、捨てられる時に捨てておかないと車内が乱雑になる。またここはビールの自販機もあるので、帰りに購入して車中泊する十勝岳望岳台駐車場に移動した。この駐車場は十勝岳の眺めもよく、広々していて車中泊する登山者も多くいた。夕日を見ながら買ってきたんビールを飲んでこの日は早めに寝た。
【実際に歩いてみて】
この日の裏ミッションは利尻島への移動である。移動距離は290kmもあるが、稚内発16時40分のフェリーに乗らなければならない。遅くても1時間前には港についておきたい。このため十勝岳の出発時間を3時30分に設定した。フェリーの時刻から逆算すると、遅くても9時30分には戻ってきたい。裏ミッションに追われてのスピード登山となった。日が昇る前の出発となったが、登山道は整備されていて登りやすい。序盤に一箇所、間違いやすい所があるが、前を歩いていた登山者が戻ってきたので事なきをえた。前日の大雪山と同様に火山灰の砂礫が多いが、大雪山より歩きやすい。アップダウンも少なく、岩陵地帯もほとんどない。北海道百名山9座の中では一番歩きやすかった。この日は天気にも恵まれた。当初は山頂付近にガスがかかっていたが、だんだんとれていき青空が広がった。荒涼とした大地に曲がりくねった道が山頂に向かって伸びていて独特の雰囲気を醸し出す。この枯れた寂寞の山歩きがこの山の最大の特徴だと思う。
山頂に到着すると先ほどの寂寞からうって変わって、華やかなパノラマの大絶景が広がる。雲海、噴煙、広大な畑作地、雪渓、そして多くの山々。とにかくいろいろな景色が目に飛びこんでくる。個人的には一昨日に大変な思いをして登った幌尻岳が見えたのが嬉しかった。山頂では三重県出身で富良野でお仕事をされている男性と話が弾んだ。今日の最終フェリーで島に渡り、明日登ることを伝えると、その方は昨年、当日の始発フェリーで島に渡り、タクシーで登山口に移動し利尻岳に登り、最終フェリーで稚内に帰ってきたそうである。そんな登り方もあるのかと感心した。下山も歩きやすかったので一気に下ってきた。この日のコースタイムは4時間58分。移動距離は10.5kmで累積標高差は1135m。ロープウエイを使わず、自力で歩いて登るには長すぎず、短すぎず、ちょうどいい距離で、眺めも最高にいい。とても気持ちいい山行になった。
【5座目の登山にむけて】
予定より早く8時30分に下山できたので準備を整えて9時に出発した。昼食を食べている余裕がないので美瑛のコンビニでサンドウイッチ等を買って運転の合間に食べる。稚内までは下道を使って約290km。2時50分ころにフェリーターミナルに到着。情報を仕入れてから、稚内温泉童夢に移動して入浴。ガソリンを入れて道の駅わっかないの駐車場に車を停めて徒歩10分でフェリーターミナルにむかう。16時40分発のフェリーにのり18時20分に利尻島に到着。迎えの車にのり宿泊地「利尻ぐりーんひるinn」に到着。
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十勝岳の最新記録
十勝岳の天気いいでしね。快晴に近いのではないでしょうか。
私が登った時山頂にはハエのような大量の虫がいて、山頂から追い出されたのですが、どうでしたか？
当日は登山より、290kmの長距離移動の方がキーポイントに思えます。
乗り物の時刻が決まっている場合は、乗り遅れるわけに行かないため、気が焦る場合がありますよね。
以前、私は移動距離が長く十勝空港着ギリギリがあり焦りました。
がしかし、今回は２時間弱前の到着とは余裕があり予定通りでしたですね。
これなら、警察のねずみ取りに引っ掛かることは、無かったのでしょう。おそらく。
十勝岳は何もかも最高でした。山頂の虫はまったくいませんでした。稚内への移動は行きもそうですが帰りが真っ暗で辛かったです。これについては雌阿寒岳の時に書きます。スピードは周りの車に合わせ北海道標準で走っていますが、今のところ大丈夫です。
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