甲武信ヶ岳(シャクナゲは今が旬!残雪もあるよ)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,809m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
6:08 徳ちゃん新道登山口
7:47 分岐点(徳ちゃん新道・近丸新道)
9:27 木賊山
9:46 甲武信小屋
10:10 甲武信ヶ岳頂上 (撮影)〜10:22
10:52 三宝山(昼食)〜11:20
11:50 甲武信ヶ岳(再)
12:20 木賊山
13:30 分岐点(徳ちゃん新道・近丸新道)
14:26 徳ちゃん新道登山口
14:50 道の駅みとみ
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆徳ちゃん新道 危険箇所 前半の急登ののち、ザリザリの砂っぽい尾根がやや注意が必要です。分岐点手前では細い尾根での岩場あり。シカの死骸が残っているのでギョッとするかも知れません。 ◆戸渡新道 分岐直後、岩場のやせ尾根があります。バランス崩すと転落危険ありです。木の根でできた段差が大きいので上り下りとも足への負担あり。木賊山に近いエリアは残雪と残雪が溶けた泥道ですのでスリップ危険。 ◆木賊山近辺 残雪のほか、甲武信ヶ岳側の傾斜が大きいので滑り台になるおそれあり。途中の開けた砂場もズルッと足をとられるかも。 ◆甲武信ヶ岳近辺 頂上周辺の岩場のほかは特に危険なし ◆三宝山 甲武信からの道のりでもっとも残雪が多いです。踏み抜き注意。かなり太い倒木の乗り越えが多く、その際に乗せた足が滑る危険あり。 |
写真
感想
シャクナゲの季節だと聞き、登ってきました甲武信ヶ岳。
日帰りピストンなので、例によって夜明け前から家を出立しての早朝から登りはじめです。
同じタイミングで登る方々も何人かはいましたが比較的少ないようでしたね。
道のりは前述のとおり、登山口までは舗装路、徳ちゃん新道経由の戸渡尾根を行きました。麓に近いところからヤマツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲと満開の花の種類が変化していくので飽きずに登れましたね。
特筆すべきはやはり主役であるシャクナゲです。徳ちゃん新道の途中から現れるシャクナゲのトンネルでは右も左も満開の花ですから、どの花をカメラに収めようか迷ってしまうほど。天気も良かったので木漏れ日に照らされた花が実に鮮やかでした。
上に登るほどに満開から半開、蕾と巻き戻っていく様もなかなか楽しい印象。白状するとシャクナゲが現れた地点ではすでに散り始めていたので「ん、ちょっと遅かったのかな?」と心配になっていたのです。
ただ花を眺めながらの途中にあったシカの死骸にはちょっとゲンナリ。幸い、既に乾ききっていましたので腐臭も少なくハエなどもおらず、言わばミイラ状態だったのですが見ていて気持ちのいいものではありませんね。さすがに写真に撮る気は起きませんでした。まあ興味本位で観察はしたところ、ツノは切り取られて持ち去られているようでした。シカのツノって何かに使えるんでしょうかね?
シャクナゲのエリアを抜けると、残雪と融けてドロドロになった山道が続きます。アイゼンは必要ない程度ですがベチャベチャなので靴とズボンのスソが泥だらけになります。面倒くさがらずにスパッツ装備すればよかった。斜面ではズルっと滑って転びそうになりましたしね。ちなみに雪が多いのは、木賊山頂上周辺と甲武信小屋側の斜面、甲武信ヶ岳北面から三宝山にかけてで、そのほかはだいたい乾いていました。
甲武信ヶ岳頂上は若干狭いながらも数グループは休憩可能な広さです。山頂の柱は台の上に立っているので記念撮影の際は下から見上げる形になり、今回のように晴れていると青空をバックにいい写真になりますね。山頂でシャッターをお願いしたお二方には本当に感謝です。逆光になるからと何度も試行錯誤して撮影してくださったんですよ。
ついでだからと寄り道した三宝山は、広い山頂で腰掛けにちょうどいい石もあり人もまばらと休憩にはもってこいです。甲武信ヶ岳からのアップダウンと残雪の難儀さを考えると気軽に寄り道するにはちょっとハードルが高い気がしますが、せっかくなら県の最高峰を押さえておくのも良いかと。それだけに、あまりに放って置かれた感のある山頂標は何とかしてあげて欲しい気がするのですけどね。
今回、荷物が軽かったこともあって8時間30分(休憩抜き)で日帰り往復できましたが、標準コースタイム総計は11時間20分です。山荘かテントで1泊の方が安心かもしれません。テント泊装備で登る人も多くすれ違いましたし。
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