甲武信ヶ岳

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月21日(月)

• GPS: 13:57
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,792m
• 下り: 1,434m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:41

距離 7.1km 登り 1,380m 下り 123m

9:40 西沢渓谷入口バス停
9:55 10:08 ねとりインフォメーション
10:10 10:11 近丸新道登山口
10:15 10:17 徳ちゃん新道登山口
12:51 13:02 徳ちゃん新道分岐
15:44 15:51 戸渡尾根分岐
16:00 16:04 木賊山
16:21 甲武信小屋

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:36

距離 9.0km 登り 413m 下り 1,312m

6:34 甲武信小屋
6:57 7:06 甲武信ヶ岳
7:40 7:41 三宝岩
7:53 三宝山
8:37 8:46 尻岩
9:07 9:08 武信白岩山（南峰）
9:39 武信白岩山
10:30 10:59 大山
11:29 11:30 十文字小屋
11:41 十文字峠
12:39 12:47 水場
12:55 五里観音
13:13 毛木場駐車場
13:14 ゴール地点

天候

1日目　晴れ、雲の多い時間もあり
2日目　晴れ、昼近くに雲が増え、午後一時的に雷雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

自宅から集合場所の塩山駅まで車、自宅から約100km、高速は使わず0円
塩山駅から西沢渓谷まで山梨交通バス　1220円

毛木平から信濃川上駅までジャンボタクシー　12500円
信濃川上駅から塩山駅まで（小淵沢駅乗り換え）1690円
塩山駅から自宅まで車　0円

コース状況／危険箇所等

西沢渓谷登山口から甲武信岳小屋まではずっと急登が続きます。道はピンクテープをたどっていけば間違うことはありません。
甲武信岳小屋から甲武信岳山頂もわかりやすい道です。山頂直下は岩があります。
甲武信岳から三宝山はいったん下り、上り返します。
三宝山から武信白岩岳はいったん大椹峠まで下り上り返します。倒木の多い場所は踏み跡を見失いやすいかもしれません。
武信白岩岳から大野山は梯子や鎖場があります。また大野山から十文字小屋までの下りは鎖場が3カ所続きますが、足場も手掛かりもあるので危険はありません。
十文字小屋から毛木平まではなだらかな下りですが、沢筋を歩くので橋を渡ったり渡渉が必要な場所があります。

写真

7/20 9:39

西沢渓谷からスタート！始めは沢の水音を聞きながら、涼しい林道を歩きます。

7/20 10:08

ねとりインフォメーションのトイレ。ずっと”ねとり”って何だろうと思っていたけど、今回調べたら地名だと判明。

7/20 10:16

西沢山荘、建物はあるけれど営業はしていません。右側に徳ちゃん新道の登山口があります。

7/20 10:55

徳ちゃん新道はずっと急登です。

7/20 11:15

ずっとこんな樹林の中を登ります。

7/20 11:43

ちらっと見えた山、どこ？

7/20 11:44

みなさんまだ余裕😊

7/20 12:04

モミジ？なんかかわいい😍

7/20 12:12

まだまだ余裕🤭

7/20 12:17

シャクナゲが増えてきました。アズマシャクナゲの花は終わってます。咲いてたらお花のトンネル。

7/20 12:34

急登は続きます。岩が増えてきた。

7/20 12:40

ずっとこの景色、なんだか心が折れそう・・

7/20 12:58

近丸新道と徳ちゃん新道の合流地点。看板には小さなキツネ🦊とクワガタ虫

7/20 13:01

ここから戸渡尾根です。

7/20 13:03

木の根がすごい。

7/20 13:03

少し緩やかになりました。

7/20 14:07

ガシガシ登ります。

7/20 15:04

あっ、シャクナゲの花発見❗️ハクサンシャクナゲですね。

7/20 15:27

いきなり眺望の開けた場所に来ました。下から見上げたときものすごく高く見えた崩落跡です。

7/20 15:27

ということは木賊山頂はもうすぐ！

7/20 15:56

鶏冠山に続く尾根の分岐、今は進入禁止です。

7/20 15:56

あっ、またシャクナゲ！こんなに咲いているなんて‼️

7/20 15:57

苔に覆われた道を進むと

7/20 16:00

木賊山2468.8mに着きました。

7/20 16:00

三角点です。

7/20 16:03

ここにもシャクナゲが咲いています。

7/20 16:12

あれが明日登る甲武信岳、この先の鞍部に甲武信小屋があります。

7/20 16:21

甲武信小屋に到着。

7/20 18:01

荒川水源の碑。この山に降った雨が埼玉の荒川、山梨の笛吹川（富士川）、長野の千曲川（信濃川）を作り出しています。

7/20 18:16

夕ご飯のあと、雲がまるで山脈のような形に見えました。

7/21 5:05

明日登る三宝山を地図で確認。長野と埼玉の県境線が三宝山のところで小さく蛇行して、無理矢理三宝山を埼玉県に取り込んだみたいになってます。埼玉県なら最高峰ですが、長野県なら名を知られない地味な山だったんだろうな。

7/21 6:07

21日、快晴ですが、午後から雷雨の予報です。

7/21 6:23

会の旗を広げて記念撮影

7/21 6:33

小屋のまわりのヤナギランはもうすぐ咲きそうです。

7/21 6:53

山頂が近づくと富士山が見える場所がありました。

7/21 6:53

雲海がきれい！

7/21 6:57

甲武信岳2475m山頂に着きました。

7/21 6:58

あっ、山頂にワンコさんがいました。黒柴のイブキちゃん！お父さんと登ってきたそうです。

7/21 6:59

イブキちゃん抱っこさせてもらって記念撮影📷
幸せ〜😍でもイブキちゃん、離れたがってる？

7/21 7:09

下山します。次は三宝山！

7/21 7:39

道はわかりやすいけど倒木が多いです。

7/21 7:44

三宝山2483.5mに着きました。樹木に囲まれて展望はありません。一等三角点がありました。

7/21 7:45

シャクナゲがいっぱい！

7/21 7:45

もう咲いてないと思っていたのでうれしい☺️

7/21 7:49

三角点の上に小さなお地蔵さん、

7/21 7:49

これが本日のいちばん大きな花かな？

7/21 8:02

大きな岩がゴロゴロした道を下ります。

7/21 8:37

大椹峠、尻岩の前でひと休み

7/21 9:08

また上り返しです。

7/21 9:16

ハシゴを越えて

7/21 9:20

武信白岩山がドーン、でも山頂に行くことはできません。

7/21 9:22

岩場が増えてきました。

7/21 9:40

大山へ向かいます。

7/21 9:56

信州方面はガスっているみたい。

7/21 9:59

倒木の多い道

7/21 10:11

大山山頂に到着、でも標識はなし

7/21 10:37

昨日小屋でご一緒だった方、今回偶然会津駒ヶ岳の小屋Ｔシャツを着てたので記念撮影

7/21 10:48

大山からは鎖場が3カ所あります。

7/21 10:51

手掛かり、足掛かりはあるので、鎖を持たなくても大丈夫

7/21 10:55

北側の斜面は少し湿度が高いのか、樹木にサルオガセが増えてきました。

7/21 10:58

最後の鎖場も無事通過

7/21 11:07

すれ違った人から「十文字峠付近で熊を見た人がいる」との情報！気をつけて行きましょう。

7/21 11:30

十文字小屋到着。小屋番さんはお留守でした。熊の気配もなし。おしるこ食べたかったなー😋

7/21 11:30

シモツケの花。今回の山行ではあまりお花を見られなかったので、なんかうれしい！

7/21 11:31

このあたりはアズマシャクナの群生地です。

7/21 12:02

なだらかな道を下山します。

7/21 12:42

水場、冷たい水が出ていました。

7/21 12:49

毛木平までの沢筋の道は私の記憶と少し違っていました。台風による増水の影響で付け変えたのか、でも整備された道でした。

7/21 12:54

五里観音、秩父と信州を結ぶ往還に置かれていた観音様です。この観音様の位置も変わっているような気がします。

7/21 12:59

最後に渡渉があります。

7/21 13:02

まもなく毛木平駐車場、ここで大きな雷鳴があり、雨もポツポツ・・

7/21 13:03

千曲川源流・狭霧橋。このあたりから雨が本格的に降り出しましたが、ほとんど濡れずにあずまやに駆け込むことができました。毛木平からはタクシーで信濃川上駅に向かいます。お疲れさまでした。

7/21 13:11

毛木平に咲いていたお花　　ホタルブクロ

7/21 13:11

ウツボグサ

7/21 13:11

キバナノヤマオダマキ

撮影機器：

iPhone 14 Apple

感想

みーやん🐕‍🦺🐕

今回は山の会の定例山行でした。リーダーを任命された甲武信岳は5年ぶり。慣れた山だから精神的には余裕だったのですが、体力の低下を実感させられる山行となりました。西沢渓谷からの徳ちゃん新道上りがきつい😓梅雨明け直後の暑さも相まって苦難の連続🤪
まず西沢渓谷から見上げると目立つ、木賊山山頂直下の崩落跡が遠い。あんな場所まで今日中に行ける気がしない。ずっと続く樹間の上りは日陰でありがたいけど気分が上がらない。たまに吹き抜ける乾燥した風がありがたかったです。
甲武信小屋は内装が一部改築されていました。けど夕食のカレーは変わってなくて残念な感じ。白ご飯のみおかわりできます。
お天気には恵まれて、甲武信岳山頂からは南、中央アルプスの山並み、富士山、遠く北アルプスまで見渡せました。初日は雲の多い時間もあったけど穏やかな天気、2日目は昼ごろから雷雨の気配がして、毛木平の手前で降り出しました。でも本降りの直前に東屋に逃げ込むことができました。
期待してなかったハクサンシャクナゲが見られたのもラッキー❗️まだあと1週間は見られそうですよ。

体力低下を考えると甲武信岳は私には最後かな？という感慨もあり、たくさん写真を撮りました。