白馬五竜スキー場から五竜岳
- GPS
- 11:17
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 2,331m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
現在テレキャビンは停止中です。最初はゲレンデ内を歩く必要があります。 地蔵ノ頭を降りるまでは雪はありません。 地蔵ノ頭を降り、登り返すところから雪が出てきます。 以降、夏道を歩いたり、雪の上を歩いたりなのでアイゼンは必要ないと思います。 ストックがあれば歩きやすいです。 西遠見岳を降り、白岳への登りの途中からアイゼンとピッケルを着けました。 白岳のトラバースルートはクラックがあったので注意して通過したほうがいいです。 五竜山荘から五竜岳まではほとんど雪はありません。 アイゼンは外しました。以降、着けることはありませんでした。 山頂直下の急登には雪がありますが、ルートを選べば雪の上を歩かなくても登れます。 登山道が雪の重みでしょうか、ヒビが入ってたり崩れかかっているところがあります。 なるべく乗らない方がいいでしょう。 |
写真
感想
土日は天気が良さそうなのでゴンドラが止まっている五竜岳に行ってきました。
午後は雷が来るかもしれないらしいので早めに出発します。
といっても、最初は登山道ではなくゲレンデ内の作業道を歩くので、迷わないようにヘッドランプがいらないくらいに明るくなってからです。
歩いてみれば何てことは無い、ジグザグ登っていくだけでした。
ただザレてて歩きにくいです。おまけに急なところもあるので意外と疲れます。
最後はゲレンデ内を直登しました。そうしたらアルプスだいらを通り過ぎてしまいました。
最終リフトからちょっと登るとケルンが立ってる地蔵ノ頭に到着します。
地蔵ノ頭を降りちょっと歩くと雪が出てきます。ルートがよく分からないのでGPSを見ながら進みました。
このあと夏道だったり雪の上を歩いたりを繰り返します。
夏道は結構急な所もありますが、雪の上は比較的なだらかなのでアイゼンは必要ないと思います。
多少滑るのでバランスを取るためにストックはあったほうが歩き安いかもしれません。
小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山を通過し、いよいよ白岳へ向かいます。
西遠見山を降り、少し歩くと完全な雪道になります。しかも結構な急斜面。
ここでアイゼンとピッケルを着けました。
夏道は白岳に登るのですが、体力温存のためにトラバースして五竜山荘を目指します。
薄くトレースも残っているので参考にしながら。
途中クラックがあったのでなるべく上を歩きました。もう少しすると崩れるでしょう。
トラバース中、上のルートを歩く3、4人のパーティーがいました。
この日初めて人を見ました。
五竜山荘に着くと風が出てきて汗冷えをしそうだったのでアウターを着ました。
また、五竜岳を見るとルート上に全く雪が無いように見えるのでアイゼンを外しました。
巻き道は完全に夏道が出ていてほとんど危険な箇所はありませんでした。
2箇所ほど雪渓の上を歩きますが、慎重に進めば大丈夫でしょう。
これもあと何日かすると消えてしまうと思います。
直下には雪の壁がありますが、ルートを考えれば雪の上を歩かなくてすみます。
雪の上を歩くとなるとかなり腐ってるので緊張するでしょうね。
頂上の稜線もほとんど夏道が出てました。全く問題なく歩けます。
五竜岳に到着すると、多少霞んでるものの絶景を見ることがありました。
アウターを着てましたが、いらないくらい暖かい風が吹いてました。
ひとしきり写真を経ってから下山します。
と、山頂の雪の上で雷鳥を発見しました。夏毛が1羽、冬毛が1羽でした。つがいでしょうか。
夏毛のほうは見えなくなってしまったのですが、冬毛のほうは目の前で食事をしてました。
ぜんぜん逃げないんですね。人間が怖くないのでしょうか?
食事の邪魔になるので写真を撮ったら退散しました。
下りも雪の壁は通らず岩伝いに降りてきました。
多少踏み跡らしきものがあったので、皆さんここを通ってるんでしょうね。
途中の雪渓で水の流れる音がしてるので雪を掘ってみると氷の上を水が流れてました。
飲み物は2リットル持ってきたのですが残りが半分以下になっていたので補給しました。
雪解け水なので頭がキーンてなるくらい冷たかったです。
これも期間限定の水場でしょうね。
五竜山荘まで降りてきてパンを食べ、アウターを脱いで下山開始です。
下りは夏道の白岳ルートを行きます。最初の登りがかなり堪えます。
直下の雪道はかなり緩んでるのでアイゼン無しでグリセードぎみに降りていきました。
雪がなくなると更に暑くなり、とうとう半袖一枚になりました。夏山のような暑さでした。
雷が来るどころかずっと晴れてたので直射日光を浴び続けてかなり大変でした。
期間限定の水場で補給しておいてよかったです。
スキー場まで降りてくると作業道はザレてて歩きづらいのでゲレンデの真ん中を歩きました。
草がクッションになって膝に優しかったです。
そんなこんなでかなりの長距離でしたが無事行って来れました。
今度行く時はゴンドラが動いてる時にしようと心に誓いました(笑)
次の日も白馬か唐松岳か燕岳辺りに行こうかと思ったのですが、疲労感が半端無いので帰ってきました。
もうちょっと体力をつけないと縦走の2日目がきついですね。
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