籾糠山(虫レコ注意)


- GPS
- 04:50
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 600m
- 下り
- 613m
コースタイム
8:19 天生湿原
10:17 籾糠山
11:06 木平湿原
12:09 天生湿原
12:45 天生峠
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
河合町角川から国道360号へ入り道なりに白川郷方面へ。国道360号は幅員が狭くカーブの連続。 登山口の天生峠に駐車場、トイレ、靴を洗える水場あり。 駐車場は70台ほど、無料。観光・ツアーバスもおもに白川郷側から入ってきます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
森林環境整備推進協力金 500円 携帯トイレ利用 400円 携帯トイレ利用ブース数か所。水場はなし。 登山道は最初から最後までとてもよく整備されている。しかし全体的に滑りやすいので注意する。 土日は入山人数が多いらしく監視員さんが複数パトロールをしているよう。 大発生しているマイマイガ、籾糠山山頂付近以外には大量にいます。 一齢幼虫は有毒、二齢以上も毛虫なので刺されると肌荒れます。 糸を吐き、道にぶら下がってカーテンのように道をふさぐほどなので、帽子をかぶる、肌を出さない、ストックなどで払いながら進む、定期的に体をチェックするなどするべき。 下山後は白川郷の湯 700円。http://www.shirakawagou-onsen.jp/ ここも露天風呂で幼虫が運動会していました。 |
写真
感想
梅雨に入ってしまい、女だらけの登山計画もナシ。
雨の休みを腐ってしまうのではなく、潤いに行こ、と小雨承知で天生湿原へ。
パラリパラリと降っているなか駐車場着、気温は16度くらい。のんびり準備し一応上だけ雨具着。
管理所を通り協力費を払ってパンフレット↓をもらったられっつごー。
http://www.nouhibus.co.jp/img/amoumap.pdf
これを参考に、今日はカラ谷から籾糠山まで登り木平湿原を通って帰る計画の再確認。よし。
入ってすぐにある熊注意看板にたまらない可愛さを感じたのだが、同時に不穏な気配…よくよく見るとまわりは毛虫だらけ('A`)
いるだろうとは思っていたが、見上げる木の葉っぱの裏には・・・ひぃ〜
これは木陰にいられる気がしない!猪臥山でもカメラポーチの中、服の中と忍び込まれ結局腰あたりをやられたのが綺麗に治るのに結構時間がかかったのだ。もう勘弁してほしい。
・・・でも負けん。今日撤退してたら夏山なんていけないのだ!と気張って進むが、ブランコ虫と言われるほどの毛虫たち、糸でぶら下がり3次元の攻め。
いつもなら前は見ても目の前の空間に目を凝らしながら歩かないので、これは油断したら絶対転ぶ、そのうえ泣きっ面に毛虫だろう、ということで。結論至極ゆっくり歩くことにした。
シャドウボクサーさながら避けたりジャブをうったりしつつ、さっそく天生湿原着。
もうミズバショウは見頃をとうに過ぎてクッタクタだったが、コバイケイソウやワタスゲなどがぽけぽけ咲いているようだ。それに小雨が降ったりやんだりでうっとうしいが、緑色がしっとりとしてとても綺麗。
歩くごとに徐々にでてくる巨木もすごく素敵でたまらない。
途中に咲いていた初めて見るキヌガサソウは、大振りで大印象なのに凛として上品な美しさのある花だった。歳をとったらこの花のような女になれたらいいなぁとつい思ってしまうような。
今日毛虫と戦ったら、その道が一歩でも進めるだろうか?さておき。登山道はとても丁寧に整備されており、ゆっくりでもサクサク次の分岐へ進むことができるのでその点はお気楽だった。平日ながら他の登山者も結構いるので寂しくないし。
問題の毛虫も、籾糠山分岐のあたりからは各段に減って一安心。たくさんベンチがあったが水分補給で立ち止まる以外に休みを取ることもなく山頂着。
ちらり垣間見える北アルプスを眺め、先着のおじさんがおばさま方に植物の教授をしているのを盗み聞きしてへへ〜と思ってから下山開始。ちなみに山頂は狭いので入山人数を考えるとごはんは別でとらなければ、と思ったが、下山途中ここでゆっくりご飯を食べよう♪と思える場所はなし。
神経質なのかもしれないけど、でも持ってきた手巻きずしにもしも毛虫が入ってしまったら・・・!と無駄に豊かな想像力がごはん時をことごとくのがしていく。
結局、駐車場まで行動食をつまみながらの山行で、さすがに最後の方は腹ペコだった。
で、おなかが減るとイライラする。最後によったミズバショウ群生地のあたりと、カラ谷分岐から登山口までが特に毛虫が湧いていて、気づけば何匹も私の上を歩いている。
もう、うっとおしすぎてムカ〜っと来たので、いっそのこと、撮る!拒否ではなく享受してやる。
とおかしなテンションで駐車場に着くまで見つけた虫たちを片っ端から撮ってきた。
なので、今回のレコは人によっては大変害のある内容となっております、ナメクジ含め。どーもすみません(´∀`)
でもまぁまぁ楽しめたかな?次の日首元がかぶれていたので結局やられたか…とゲンナリしたことも事実ですけど。
あと余談
駐車場ついて体チェックをしていたら、案の定。インナーを覗くとブラジャーの上を歩いてるヤツがいる。スパッツやザックにもしっかりはりついているのでてめこのやろっとぺぺっっとやっつけていたところに
「すみません、お花は何が咲いていましたか?」
と声をかえられ振り返った。
そこにはなんと
手には包帯、足も少し引きずるような動き、擦り傷だらけの顔、おでこ全体に張り付いた血のにじむガーゼ…応急処置はしてあるが傷だらけ、血まみれのおじさんが…('A`;)
混乱してしまい、しどろもどろにとりあえず質問に答えたが、いったい何事だ。
なぜこのおじさんは病院に行かないのだ。
「だ、大丈夫ですか。。。」
と聞くのが精いっぱい、おじさんはアァ、マァありがとうなんて濁して自分の車の方へ戻ってしまった。
たぶん、お連れさんもいるようだったが・・・なんだったん・・・。
みなさん、怪我したら周りの人のためにもさっさと病院行きましょうね。あぁ怖かった。
女子会延期になり
尺取虫に毛虫に・・・しかし山ヒルはいないんだね。
空中に浮かぶ虫(あれは毛虫?イモムシ?)撮影よくできたね〜
私も苔で有名な山犬嶽にいってみます〜 一人ぷらっとね。
でもって怪しいおじさん実は幽霊だったりして〜〜
でも気持ち悪いね。なにかと一人気を付けてくださいよ!!
その発想はなかった!やめてよ怖いから
そいやここら辺は山ヒルは聞かない、寒いからかな?毛虫に山ヒルになんてことになったらもう山入んないから〜いなくていいし〜
なんやかんや楽しかったけど結局人が一番怖いんかい、という今回の話…。
姉さんも色んなことに気を付けて行ってらっしゃい!
あ!あのタオルは!!!
それにしても、すごいイモムシの種類ですね。
もしかして、ここは蝶も乱舞するような場所なのかもね。
昨日、コメリでサクランボの苗木を買ったら
マイマイガの毛虫が付いていた。
当分、この界隈ではマイマイガに悩まされそう。
オーマイマイガー!!
それはイモムシハンドブックです。乱舞するのはきっと蛾だと思いますけど、また違う時期にも行ってみたいですねここ
そしてなにげに一番拍手もらってるこのタオル、お気にです
大量発生、数年は続くらしいですからね〜サクランボの無事を祈ります。首をしゃくとりむしばりに長くして
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