日光/金精峠から奥白根山
- GPS
- 06:59
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:59
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金精トンネル手前の金精山登山口駐車場に駐車。5:50時点で満車状態で20数台駐車。200m程湯元側に下った北側路側帯にも10台程駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・金精山登山口駐車場〜金精山:金精山周辺ではロープ場・梯子場も多々あり注意が必要。また金精山の南側はトレースが多くあり解り難い。菅沼に下りるルートもあるようなので要注意。 ・金精山〜五色山〜前白根山〜五色沼避難小屋:金精山直下を除き特に危険個所は無い。 ・五色沼避難小屋〜奥白根山〜弥陀ヶ池:奥白根山周辺は岩場が続くので落石・滑落には要注意。 ・弥陀ヶ池〜五色山:特に危険個所無し。 ◆登山ポスト 金精トンネル登山口に登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 湯元に多数あり。 |
写真
感想
そこそこ天気が良さそうなので金精峠から金精山、五色山、前白根山を巡って奥白根山と周遊して来ました。金精山は僕的に未踏の山だったのでちょっと満足だし、コバルトブルーの五色沼にも出逢えたし。気が早い紅葉も見られたので後1ヶ月もするとより美しくなることでしょう。
一週間程前の時点ではグズグズとした空模様が続きそうな週末だったけれど直前になって晴れマークが出ているのに気が付いた。近場の未踏ルートと言うことで物見山か四郎岳か金精山かと迷いはしたが奥白根を絡ませると良い山旅が出来そうだと金精に決めた。国道120号線の金精トンネルの湯元側の駐車場から奥白根を目指すと湯元から登るよりも出だしの標高が高いので楽と思いがちだけれど、結局金精山の登り下りがあるから同じレベルと言うことも確認できた。
5:50頃に駐車場に到着したらもう満車状態なのには驚いた。流石に百名山と思ったけれど金精峠から根名草山方面に歩く人も半分位。根名草山も未踏だけどちょっと地味で候補にはしかねていた。藪がひどいとは聞いたことがあるけれど今度チャンスがあれば歩いてみよう。金精峠には金精神社があるのだけれど、これがちょっと記憶と違うものだった。以前M子と五月連休にお詣りに来た時には立派なお社と立派な木彫のシンボルがあって二人でムフフと笑ったもんだったけど。ググってみるとどうやら片品に移築されたらしい。残念。そこから金精山に掛けては更に急登になって行く。時折ガスが晴れて湯元側も望めたが山頂に立った時は東側は真っ白だった。方や西側は割合と展望できる。国境平で湯元からの径を合わせて緩やかに五色山へと登って行く。
五色山からは五色沼が見下ろせるが着いた時は未だガスで大半が覆われていた。小休止している間にどんどんと晴れてコバルトブルーの湖面が全部見渡せるようになった。まだ奥白根はガスの中だったけれどもそれも前白根に向けて歩いているうちにガスは晴れていってくれた。おかげさまで念願だった五色沼越しの奥白根を望むことができた。前白根は30年前に登ったけれど山頂ではガスだけでなく雨も降って来て展望の記憶はまるでない。こう天気と展望が良いといろいろなものが見えるが特に印象的だったのは前白根から白根隠山、白檜山から錫ヶ岳へと延びる白錫尾根。中禅寺湖南岸の大平山辺りと似ているけれど笹原で覆われたたおやかな尾根は是非歩いてみたいと思った。
一旦五色沼避難小屋まで下りそこから奥白根山に向かって一直線に登る。白錫尾根が同じ目線の高さになる頃には森林限界を越えて岩稜帯になる。なかなか見えなかった山頂だが見えてきても山頂は火口丘と言う感じでまだ距離はある。避難小屋から1時間掛けて漸く奥白根山山頂に届いた。奥白根は活火山でレベル1と言うことだが山全体が火山らしい猛々しさに満ちている。展望も良好だけど、残念ながら燧ヶ岳とか男体山とか高山の頂きはガスが掛かっていた。やっぱり天気は重要な要素だな。それでも十分上等な方だ。山頂域は四方八方に張り出しているので皆思い思いに好きな場所を見つけて休んでいる。僕はやっぱり五色沼が見下ろせる所が良いので火口の縁に座って小休止。イワヒバリも遊びに来てくれた。
帰路は弥陀ヶ池経由で五色山に登り、再び金精山を越えて金精峠に戻る。この登り返しが結構辛かった。湯元に下る登山道も結構急坂が続いたけれどどちらがマシか?金精峠では間違えて根名草山へ向かう所だったけれどここでお社の遺構に出会えた。金精峠登山口駐車場に戻ってくるとほぼ朝のままの満車状態だった。駐車場の心配が要らない点では湯元の勝ちかな。日光はまだまだ知らない遊び場が多いんでもっと遊ばないとね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する