9月白山参り 【恐怖の不動滝下降】
- GPS
- 09:35
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 2,375m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:36
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
不動滝から林道までは険悪です。 落石多発、不用意に立ち入らないほうがいい。 |
写真
感想
今日は9月の白山参りの日。せっかくなので相棒を誘って重い登攀具を分担して不動滝に行こう。不動滝は2段滝で以前行ったときは下段しか見ていない。今日は懸垂下降して攻めよう。
深夜発でガシガシ行くけど荷物が重すぎてスピードが出ない。8.5mm50mロープは重い…。別当から1時間半もかかり甚之助、南竜分岐までキッチリ2時間もかかった。ここで重い登攀具をデポして山頂に行く。日の出までまだ時間がたっぷりあるのでゆっくり登ろう。
室堂からは渋滞になっていた、そして山頂には多くの登山者がご来光を待っていた。とりあえずピックって奥宮で9月のお参りを済ませた。しばらくご来光を待つが東の空には雲があるので極上ではないだろう、まだ時間がかかるし寒いので下山します。
サックと分岐まで下りて再び重い荷物を担ぎ南竜を目指す。エコーラインの登り口を過ぎて万才谷から入渓し下降していく。水は冷たくて気持ちがいい、沢は最高です。
堰堤を過ぎるとパラダイスが待っている、小滝や大くてきれいな渕、ナメ床…飽きの来ない沢です。クライマックスは100mほど続くナメ、水も少なくて快適です。以前は高巻をしたのでここは歩いていなかった。
視界が開くと滝上です、セルフを取ってロープを投げ入れてみる、ギリ滝壺まで届いたので立ち木に支点を作り懸垂下降をする。直漠で空中懸垂もありそうなので楽しみです。相棒はビビっていた。
ロープに荷重がかかるまでは慎重に、後は快適な空中散歩です。滝壺に降り立ち終了、早く降りてらっしゃい…。
直ぐに下段の滝がある、下が見えないからハーケンで支点を作り5m下のバンドまで下りて観察する。うーん、途中から噴水のように大量の水が噴き出てずぶ濡れになるし視界が無くなれば危険、ロープさばきも滝に打たれながらしないとダメだべ。
懸垂をあきらめ時間がかかるけど尾根をトラバースして反対の崖から降り立つ作戦にした。険悪な崖を登りトラバースする、足元から崩れて落石を誘発している。
なんとか草地にたどり着き立木を支点に懸垂で30m、更に下って滝下にたどり着いた。下から眺めるとやはり懸垂しなくてよかったと思った、上から落ちてくる水より噴き出している水の方がはるかに大量だった。
最後は出合に落ちる滝を下降する、大岩やボロ壁しかなく支点には向かない、しかし工事で使ったと思われるワイヤーが残置してあったのでこれを支点に利用して懸垂下降した。これで不動滝は終了、安全地帯の林道に登り上げ登攀具を外し別当へ。
戦いは終わった、お疲れさまでした。。。
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