岡山県鏡野町 角ヶ仙周回 保育園児が登るマッターホルン⁉
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:19
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 527m
- 下り
- 531m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:19
歩行距離4km、歩行時間3時間、歩行数9,500歩、消費カロリー1,400Kcal
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。 今回上りで利用した南尾根登山道は、8月末にササ苅りが行われました。相変わらず滑りやすく急な細道で、上からササがかぶさってくる箇所がありますが、足元がはっきりと見えるようになりました。今月初めにこれを保育園児がピストンするとのことでしたが、予定通り行われたのかどうかはわかりません。標高990m台でGPSのログが直線的になって地形図の破線の道から逸れている箇所がありますが、GPSの電池交換の際のエラーで、実際は破線通りです。 下りの南西尾根登山道のほうは、植物が体に当たることはほとんどなく、急な箇所はありますが階段状の道が多く歩きやすいです。 なお、南尾根で1匹、頂上で3匹のキイロスズメバチに会いました。妙におとなしく、脚の周辺を飛び回るだけで、ほとんどついてきませんでした。手で払おうとしたり追いかけたりしない限り、刺されることはないでしょう。 南尾根登山道は、8月末にササ苅りが行われ、道幅は変わらない箇所も多いですが、足元がはっきり見えるようにはなりました。特に麓近くのササ原がなくなっているのでかなり開放感に浸れます。ササが顔に当たってくるのが気にならなければ、上りで利用もありです。下りの場合は、ササが体に当たるものの、足元が見やすくなった分、多少楽に歩けそうです。なお、標高990m台でGPSのログが直線的になって地形図の破線の道から逸れている箇所がありますが、GPSの電池交換の際のエラーで、実際は破線通りです。 南尾根の登山道は、最初は作業道で、入口に道標はありません。溝状に掘れた箇所の左右どちらかに細道がついており、溝に水はあったりなかったりです。ちょろちょろ流れをまたぐ箇所がありますが、ここは雨天でも心配ないでしょう。 標高750〜760mの地形図にはない作業道の分岐は、赤や黄色のテープを追って歩けば大丈夫です。植林帯の道はそのうちにササの間の細道になっていましたが、明瞭で足元はしっかり見えました。 標高870mを過ぎると、ササが足に当たる急登になりましたが、やはり足元は見えました。1箇所だけ、土がかなり崩れて落ち葉がたまっている所がありました。ここが一番の難所で、細い木の幹を掴み、横向きで下りた記憶があります。 標高950〜1,000mは、高さ1m程のササがかぶさってくる細道でした。足元は見えるので、整備はしたものの、強風や雨により垂れてきたのだろうと思います。顔に当たってくるので多少手でよけながら歩きました。標高990m台でGPSのログが直線的になって地形図の破線の道から逸れている箇所がありますが、GPSの電池交換の際のエラーで、実際は破線通りです。 標高1,000mを過ぎると、ササの高さは40�冂�になることもあり、展望も効きます。 標高1,090m辺りから平らな石埋まりの上を4〜5m歩きました。ササは高さ30�冂�ですが、片側は草が茂った急斜面です。ここは記憶になく、昨年のログから微妙に逸れているので、今回初めて整備された箇所かもしれません。 ここを過ぎると、またササの間の細道になり、標高1,130m辺りから広い道が頂上まで続きました。 南西尾根登山道のほうは、最初はかなり急ですが、ステップが切ってあるので下が乾いていれば滑らずにすみます。標高1,110mを過ぎると比較的緩やかになり、しばらくは展望も効きます。 標高990m小ピークを過ぎると擬木の階段が増えてきます。急な箇所もありますが、たいていは階段状だったりステップが切ってあったりするので今までの南尾根の下りと比較すると、かなり楽でした。 しかも、こちらのほうは植物が体に当たることはほとんどありませんでした。木陰が多いのである程度日差しや風雨はしのげます。 |
| その他周辺情報 | スタート＆ゴール地点の越畑（こしはた）キャンプ場から西に進んだ国道179号線沿いにある道の駅「奥津温泉」では、地元の新鮮な野菜などの購入や食事処「温泉亭」でのランチバイキングなどが楽しめます。 |
写真
01香々美ダム高さ33m、堤頂長131mの重力式コンクリートのダムで、度重なる洪水被害や農業用水不足を防ぐ目的で昭和48年に建設されました。紅葉の時期には美しい光景が見られます。左手前に微妙に色づいているのは桜です。葉数はかなり少なくなっていました。
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高さ33m、堤頂長131mの重力式コンクリートのダムで、度重なる洪水被害や農業用水不足を防ぐ目的で昭和48年に建設されました。紅葉の時期には美しい光景が見られます。左手前に微妙に色づいているのは桜です。葉数はかなり少なくなっていました。
香々美（かがみ）ダムのフェンスの上にいました。動画を撮り始めると、翼を広げてポーズ。乾かしているのでしょう。
03越畑ふるさとセンター越畑（こしはた）ふるさと村にある公的宿泊施設です。旧越畑小学校校舎をそのまま利用しているようですが、なかなかモダンでおしゃれです。マイクロバスが停まっていましたが、この日は営業している様子がありませんでした。この右に見えるはずの角ヶ仙（つのがせん）は、このときは雲に隠れていました。
越畑（こしはた）ふるさと村にある公的宿泊施設です。旧越畑小学校校舎をそのまま利用しているようですが、なかなかモダンでおしゃれです。マイクロバスが停まっていましたが、この日は営業している様子がありませんでした。この右に見えるはずの角ヶ仙（つのがせん）は、このときは雲に隠れていました。
（伝説のきこえる部屋）
越畑ふるさと村のシンボル的存在の古民家です。入口に「伝説のきこえる部屋」と書いた木札が掲げられています。
戸を開けてみました。かなりの広さです。天井に見えているのはツバメの巣の跡？
06シジュウカラ近くの電線に止まって鳴いていました。動画を撮り始めたとたんに向こうを向いてしまいましたが、胸からお腹にかけてのネクタイのような黒い筋模様はなんとか確認できました。
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近くの電線に止まって鳴いていました。動画を撮り始めたとたんに向こうを向いてしまいましたが、胸からお腹にかけてのネクタイのような黒い筋模様はなんとか確認できました。
屋根の形と土壁が印象的な建物です。ここはいつも開けっぱなしにしてあります。
08たたら記念館内部中はいつも暗いので、じっくり見たことはありませんでしたが、スマホを向けてみると思ったよりも明るく写りました。ずいぶん前に訪問したときには、入口にあるスイッチで照明がついたのを帰宅後に思い出しました。今でもつくのでしょうか。
中はいつも暗いので、じっくり見たことはありませんでしたが、スマホを向けてみると思ったよりも明るく写りました。ずいぶん前に訪問したときには、入口にあるスイッチで照明がついたのを帰宅後に思い出しました。今でもつくのでしょうか。
09たたら鉄山パノラマ山裾に小さな民家があります。「たたら鉄山パノラマ」と書いてありましたが、ジオラマの間違い？岡山県は古代から製鉄が盛んでしたが、主原料が鉄鉱石から砂鉄へとかわるにつれて、産地の中心は県南から県北へと移っていきました。
山裾に小さな民家があります。「たたら鉄山パノラマ」と書いてありましたが、ジオラマの間違い？岡山県は古代から製鉄が盛んでしたが、主原料が鉄鉱石から砂鉄へとかわるにつれて、産地の中心は県南から県北へと移っていきました。
10たたら製鉄の炉粘土でできた炉の中で木炭を燃やすことで砂鉄を溶かします。この左右にふいごがありました。ふいごをタタラと呼んだので、たたら製鉄といいます。炉は1回使用すると取り壊されます。
粘土でできた炉の中で木炭を燃やすことで砂鉄を溶かします。この左右にふいごがありました。ふいごをタタラと呼んだので、たたら製鉄といいます。炉は1回使用すると取り壊されます。
11サワオトギリここからが山行中の写真です。旧越畑キャンプ場の駐車場からしばらく舗装道路を歩き、道標のない作業道入口まで来て、この写真を撮ろうとしてカメラを車内に忘れたことに気づき、取りに戻りました😓サワオトギリの直径1�冂�の花はオトギリソウに似ていますが、花弁の縁や葉の縁に黒点があり、葉の表側には白点があります。
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ここからが山行中の写真です。旧越畑キャンプ場の駐車場からしばらく舗装道路を歩き、道標のない作業道入口まで来て、この写真を撮ろうとしてカメラを車内に忘れたことに気づき、取りに戻りました😓サワオトギリの直径1�冂�の花はオトギリソウに似ていますが、花弁の縁や葉の縁に黒点があり、葉の表側には白点があります。
12ヒメキンミズヒキキンミズヒキよりも少し小さめの花は直径数�弌△�しべは数本しかありません。花弁の細さや花の大きさには個体差があるので、おしべの数で見分けるのが最も確実な方法かもしれません。たくさん咲いていました。
キンミズヒキよりも少し小さめの花は直径数�弌△�しべは数本しかありません。花弁の細さや花の大きさには個体差があるので、おしべの数で見分けるのが最も確実な方法かもしれません。たくさん咲いていました。
舗装道路の向かいです。全体的に毛深く、花の下唇にある青い筋模様が特徴です。
14ハカワラタケ切られた木にたくさん生えていたので、急斜面を少し下りて見に行きました。カサの直径は1〜3�僉�厚さは1�伉�、裏の管孔は歯牙状です。
切られた木にたくさん生えていたので、急斜面を少し下りて見に行きました。カサの直径は1〜3�僉�厚さは1�伉�、裏の管孔は歯牙状です。
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスに似ていますが、花被片は反り返らず、花柱には斑点がありません。この1株だけでした。
16ムラサキホウキタケ左の大きいほうは高さ5�僉�直径5�冂�の塊、小さいほうは3�冂�でした。よく似たムラサキホウキタケモドキはあまり枝分かれせず色が薄いです。名前がよく似たウスムラサキホウキタケは、先端がブロッコリーのつぼみのようになっており、次第に薄茶色に変色します。
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左の大きいほうは高さ5�僉�直径5�冂�の塊、小さいほうは3�冂�でした。よく似たムラサキホウキタケモドキはあまり枝分かれせず色が薄いです。名前がよく似たウスムラサキホウキタケは、先端がブロッコリーのつぼみのようになっており、次第に薄茶色に変色します。
ギンリョウソウに似ていますが、秋に咲きます。咲いているのは初めて見ました。
18角ヶ仙南尾根より泉山ズーム
標高1,000mを過ぎると、振り返ると泉山（いずみがせん）が見えるようになりました。動画には南南東方面の天狗寺山（てんぐうぎさん）や山形仙も映っています。
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泉山ズーム
標高1,000mを過ぎると、振り返ると泉山（いずみがせん）が見えるようになりました。動画には南南東方面の天狗寺山（てんぐうぎさん）や山形仙も映っています。
角ヶ仙南西尾根越しに泉山
振り返ると、南西方面に下る予定の角ヶ仙（つのがせん）南西尾根越しに泉山が見えました。
直径1.5�兪宛紊硫屬禄弔頬湿�につきます。この1株だけでした。これから増えてくるでしょう。
21カバイロツルタケカサの直径は6�冂�、裏にはひだがあり、表側にも条線がきれいに見えています。落ち葉に隠れていますが、つぼがあります。テングタケの仲間には珍しく無毒で、色にも特徴がありわかりやすいです。
カサの直径は6�冂�、裏にはひだがあり、表側にも条線がきれいに見えています。落ち葉に隠れていますが、つぼがあります。テングタケの仲間には珍しく無毒で、色にも特徴がありわかりやすいです。
22角ヶ仙頂上三角点「角ヶ仙」
標高1,152.5mの頂上三角点があります。ピーク標は昨年8月には無事でしたが、今回は割れて垂れ下がっていました。晴れていれば展望が効くのですが、なぜかこのときだけガスって真っ白でした。ここでザックの周辺をキイロスズメバチ3匹が飛び回り、下山開始時には脚の周辺を飛びながらついてきました😅
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「角ヶ仙」
標高1,152.5mの頂上三角点があります。ピーク標は昨年8月には無事でしたが、今回は割れて垂れ下がっていました。晴れていれば展望が効くのですが、なぜかこのときだけガスって真っ白でした。ここでザックの周辺をキイロスズメバチ3匹が飛び回り、下山開始時には脚の周辺を飛びながらついてきました😅
23角ヶ仙南西尾根より泉山ステップが切ってある急斜面を下りてほっと一息、なぜかキイロスズメバチも去っていきました。ここからしばらくは正面に泉山（いずみがせん）を見ながら下れます。歩きながら動画を撮りました。
ステップが切ってある急斜面を下りてほっと一息、なぜかキイロスズメバチも去っていきました。ここからしばらくは正面に泉山（いずみがせん）を見ながら下れます。歩きながら動画を撮りました。
24角ヶ仙南西尾根の露岩昔から登山道の目印になっていた岩です。植物に埋もれかけでしたが、次第に周辺が整備され、今ではこのとおりです。下に空間があるのは今回初めて気づきました。連れが「大人の隠れ家」としゃがみ込んでいますが、バレバレ😅
昔から登山道の目印になっていた岩です。植物に埋もれかけでしたが、次第に周辺が整備され、今ではこのとおりです。下に空間があるのは今回初めて気づきました。連れが「大人の隠れ家」としゃがみ込んでいますが、バレバレ😅
カサの直径は1〜5�僉⇔△砲呂劼世�あり、柄はベージュで白い毛のようなものが生えていたように思います。アマタケでしょうか。
26根曲がりヒノキ雪の重みで根元が曲がったのでしょうか。頂上のガスが嘘のように晴れてツクツクボウシが鳴いていました。展望を楽しみに引き返すのはあきらめ、そのまま下りました。
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雪の重みで根元が曲がったのでしょうか。頂上のガスが嘘のように晴れてツクツクボウシが鳴いていました。展望を楽しみに引き返すのはあきらめ、そのまま下りました。
27シコクママコナ苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。2株だけでした。
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苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。2株だけでした。
28松ぼっくりに生えたキノコ直径1�冂�の幼菌です。なんと、松ぼっくりに生えており、持ち上げてみると、さら細い糸状の菌糸が1本、地面とつながっていました。慌てて戻しました😅
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直径1�冂�の幼菌です。なんと、松ぼっくりに生えており、持ち上げてみると、さら細い糸状の菌糸が1本、地面とつながっていました。慌てて戻しました😅
29角ヶ仙展望所跡今は展望が効かないので、この展望図は無用の長物と化しています。今までは地面に立っていましたが、今回は寝かせてありました。側にベンチが残っているので、日陰で休憩できます。
今は展望が効かないので、この展望図は無用の長物と化しています。今までは地面に立っていましたが、今回は寝かせてありました。側にベンチが残っているので、日陰で休憩できます。
カサの直径は3�冂�、表側のイボ、つば、柄も同じような色です。これ以上大きくはなりません。とても可愛い毒キノコです😍
こちらはカサの直径2�冂�の幼菌です。登山道沿いに何本も見かけました。
角ヶ仙（つのがせん）名物の道標です。振り返って撮りました。ゴールまであと少しです。
33ナヨタケ科のキノコカサの直径は1〜2.5�僉⇔△惑�いベージュのひだです。乾燥するとこのように色が薄くなるキノコは、ムササビタケ、ムジナタケ、イタチタケなどどれもよく似ており、広葉樹に生えます。階段に使われている丸太に生えているのですが、杉のような気がして気になりました。動画も撮りました。
カサの直径は1〜2.5�僉⇔△惑�いベージュのひだです。乾燥するとこのように色が薄くなるキノコは、ムササビタケ、ムジナタケ、イタチタケなどどれもよく似ており、広葉樹に生えます。階段に使われている丸太に生えているのですが、杉のような気がして気になりました。動画も撮りました。
どちらも秋に開花するイネ科植物です。チカラシバは、力強く根を張り引っ張ってもなかなか抜けないというのが名前の由来です。
長さ2�冂�の花はこれ以上開きません。ひし形に近い形の葉が特徴です。咲き始めのようで花数は少なかったです。
37ハネナガイナゴ体長は3�冂�、真上から見ると頭の先から翅の先まで茶色一色に見えます。コバネイナゴに似ていますが、翅の先端は腹部の先端よりもかなり長く突き出ます。
体長は3�冂�、真上から見ると頭の先から翅の先まで茶色一色に見えます。コバネイナゴに似ていますが、翅の先端は腹部の先端よりもかなり長く突き出ます。
白花と赤花があり、西日本には赤花が多いそうですが、岡山県では両方見られます。ここは白だけでした。
39アケボノソウ直径2�冂�の花の清々しい印象が夜明けの空、曙（あけぼの）を連想させることから名付けられたといわれています。花弁の中央には黄緑色の蜜腺があり、先端には緑黒色の斑点が散りばめられています。よく咲いているのはこの株だけで、つぼみしかない株が10株くらいありました。動画も撮りました。秋はアケボノ😊
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直径2�冂�の花の清々しい印象が夜明けの空、曙（あけぼの）を連想させることから名付けられたといわれています。花弁の中央には黄緑色の蜜腺があり、先端には緑黒色の斑点が散りばめられています。よく咲いているのはこの株だけで、つぼみしかない株が10株くらいありました。動画も撮りました。秋はアケボノ😊
40万葉のみち終点香々美（かがみ）〜越畑（こしはた）間の約16kmには万葉集に登場する植物のうち104種類が見られることから、万葉のみちと名付け、万葉植物を植えた花壇8ヶ所、東屋とシンボル広場を1ヶ所ずつ整備しました。終点にはエゴノキを詠んだ柿本人麻呂作とされる「山ちさの白露しげみうらぶれて心に深めてわが恋止まず」の歌碑があります。
香々美（かがみ）〜越畑（こしはた）間の約16kmには万葉集に登場する植物のうち104種類が見られることから、万葉のみちと名付け、万葉植物を植えた花壇8ヶ所、東屋とシンボル広場を1ヶ所ずつ整備しました。終点にはエゴノキを詠んだ柿本人麻呂作とされる「山ちさの白露しげみうらぶれて心に深めてわが恋止まず」の歌碑があります。
正面から見ると、花弁は上、左右の合計3枚であることがわかります。草に埋もれかけていました。
側の別の花です。先細りになりクルンと巻いた萼の形がおもしろいです。
43ツマグロオオヨコバイやっとゴールかと思いきや、愛車の上に止まって足止めする奴が😅翅の先端までの長さは1.5�冂�、頭部から胸部にかけての黒斑と翅の先端が黒っぽいのが特徴です。最後まで楽しませてもらいました😊
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やっとゴールかと思いきや、愛車の上に止まって足止めする奴が😅翅の先端までの長さは1.5�冂�、頭部から胸部にかけての黒斑と翅の先端が黒っぽいのが特徴です。最後まで楽しませてもらいました😊
44田んぼ越しに丑寅権現＆角ヶ仙南西尾根
香々美（かがみ）川沿いに出て少し南下した所です。振り返ると、黄金色の田んぼ越しに左端に標高1,017.2mの丑寅（うしとら）権現、右には下った角ヶ仙（つのがせん）南西尾根の990mと950mの小ピークが見えました。残念ながら、角ヶ仙頂上はこの背後に隠れて見えません。
丑寅権現＆角ヶ仙南西尾根
香々美（かがみ）川沿いに出て少し南下した所です。振り返ると、黄金色の田んぼ越しに左端に標高1,017.2mの丑寅（うしとら）権現、右には下った角ヶ仙（つのがせん）南西尾根の990mと950mの小ピークが見えました。残念ながら、角ヶ仙頂上はこの背後に隠れて見えません。
45ふるさとの家越しに角ヶ仙天気が回復したので、越畑（こしはた）ふるさと村に再び立ち寄りました。茅葺き屋根のふるさとの家の左奥に角ヶ仙がわずかにのぞいていました。紅葉の時季には手前のモミジがきれいです。
天気が回復したので、越畑（こしはた）ふるさと村に再び立ち寄りました。茅葺き屋根のふるさとの家の左奥に角ヶ仙がわずかにのぞいていました。紅葉の時季には手前のモミジがきれいです。
46越畑ふるさと村より角ヶ仙＆南西尾根
ふるさと村入口付近より正面に見えました。手前から下った角ヶ仙南西尾根の950m小ピーク、990m小ピーク、角ヶ仙です。周辺はマッターホルンだらけ😁こうして見ると、歩きやすいほうの南西尾根もたいがいで、過去にこれをピストンした岡山の保育園児のすごさがよくわかります。
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角ヶ仙＆南西尾根
ふるさと村入口付近より正面に見えました。手前から下った角ヶ仙南西尾根の950m小ピーク、990m小ピーク、角ヶ仙です。周辺はマッターホルンだらけ😁こうして見ると、歩きやすいほうの南西尾根もたいがいで、過去にこれをピストンした岡山の保育園児のすごさがよくわかります。
47道の駅くめなん名物ゆずソフトクリーム
帰宅途中に立ち寄りました。野菜などはありませんが、久米南町特産のユズを使用した商品などが販売されていました。ソフトクリームはゆずが400円、バニラや、バニラとゆずのミックスは350円です。真っ白だったので、バニラと間違えられたのかと思いましたが、爽やかなユズの風味が強く、おいしかったです😋
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ゆずソフトクリーム
帰宅途中に立ち寄りました。野菜などはありませんが、久米南町特産のユズを使用した商品などが販売されていました。ソフトクリームはゆずが400円、バニラや、バニラとゆずのミックスは350円です。真っ白だったので、バニラと間違えられたのかと思いましたが、爽やかなユズの風味が強く、おいしかったです😋
48京御門の桐襲津山市にある和菓子店「京御門」の人気商品「桐襲」（きりかさね）です。直径3cm程の饅頭の中にゆず風味の白あんが入っています。久米南町のユズを使用しているため、「道の駅くめなん」で購入できました。以前の菓子箱はリボンで綴った画集のようなデザインで、おしゃれなので保管しています😊
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津山市にある和菓子店「京御門」の人気商品「桐襲」（きりかさね）です。直径3cm程の饅頭の中にゆず風味の白あんが入っています。久米南町のユズを使用しているため、「道の駅くめなん」で購入できました。以前の菓子箱はリボンで綴った画集のようなデザインで、おしゃれなので保管しています😊
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【角ヶ仙の麓に広がる越畑ふるさと村を訪問】
この日は午後から雷雨の可能性があったので、短時間で山行を終えられる角ヶ仙（つのがせん）に登ることにしました。
道中、越畑（こしはた）ふるさと村を訪問しました。今まで越畑の地名は、「こしわた」だと思っていたのですが、最近では地元の道標や看板のローマ字表記は「koshihata」となっており、手元の岡山県地図の地名索引でも「こしはた（こしわた）」でした。以後、「こしはた」と呼ばせていただきます🙇
角ヶ仙山麓のこの地は、吉井川の支流香々美（かがみ）川のほとりにあり香々美ダム＜写真01＞を有する素朴で静かな山里で、紅葉スポットでもあります。伝統的な建物や風景が残っている地域として県内初の「ふるさと村」に指定されました。2017年11月12日には、紅葉狩りを楽しみました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/112852-detail-154166
今回も旧越畑小学校校舎を利用した「越畑ふるさとセンター」＜写真03＞に自動車を停めましたが、特に管理人さんはおられず、宿泊施設でもある「越畑ふるさとセンター」以外、自由に見学できました。「ふるさとの家」＜写真04,05＞は屋根が茅葺きです。昔、親戚の茅葺き屋根の家に泊まったことがありますが、断熱性や通気性・吸音性など、現代の家屋より優れている面があります。「たたら記念館」＜写真07〜10＞の館内には、江戸時代から明治時代初期にかけて「たたら製鉄」で栄えていた頃を偲ばせる展示物がありました。
晴れていればここから角ヶ仙が見えるのですが、朝は雲がかかって微妙な天気でした。
【保育園児がチャレンジした!?南尾根コース】
昨年8月2日に角ヶ仙（つのがせん）に登った際は、旧越畑（こしはた）キャンプ場を起点とし、南西尾根を登り南尾根を下るコースを進みました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3411829.html
“越畑のマッターホルン”といわれるだけあって、出発点との高度差は約500m、なかなかの急登です。
よく登られる南西尾根の登山道を過去に保育園児も登ったようで、初めて頂上に立ったときには、登頂記念旗（現在はありません）がありました😱当時はこちらの登山道も現在ほどは整備されておらず、園児の歩幅では急斜面を上り下りするには苦労する箇所もいくつかあり、よくぞこのコースを往復したなあと感心していました。
さらに驚くことに、今年は同保育園の園児が角ヶ仙の南尾根のほうをピストンするとのことでした。このコースは下りで何度か利用したことがありますが、特に上部は急登で滑りやすく、ササヤブで足元が見えにくいということもあり、転倒するリスクが非常に高いハードなコースです。ササがかぶさってくるため、周回したい人の下山専用コースとなっていました。このコースを園児が往復、想像しただけで😥
毎年、9月初めに行われ、今年も事前に保育園児の保護者の方々が下草刈りをされたようです。集団登山が予定通り行われたかどうかはわかりませんが、あのササに埋もれそうな細道が整備されている今なら南尾根コースを登れそうです。今回は、保育園児目線で登ってみました。結果は・・・
【岡山の保育園児恐るべし】
旧越畑（こしはた）キャンプ場駐車場に自動車を停め、南尾根の登山道入口に向かいました。最初は作業道で、入口に道標はありません。溝状に掘れた箇所の左右どちらかに細道がついており、溝に水はあったりなかったりです。ちょろちょろ流れをまたぐ箇所がありますが、ここは雨天でも心配ないでしょう。保育園児が歩くとなると、深さ30�冂�の溝に飛び降りてみたり、水遊びをしようとしてみたり、そちらのほうが心配かもしれません😅
標高750〜760mの地形図にはない作業道の分岐は、赤や黄色のテープを追って歩けば大丈夫です。我が子のためにかなり頑張られたようで、あのササ原はどこだったっけと考えているうちに、気づけばササの間の細道になっていましたが、明瞭で足元はしっかり見えました。標高870mを過ぎると、ササが足に当たる急登になりましたが、やはり足元は見えました。
どこだったかは忘れましたが、1箇所だけ、土がかなり崩れて落ち葉がたまっている所がありました。ここが一番の難所で、細い木の幹を掴み、横向きで下りた記憶があります。もしかして、滑った保育園児のたまり場？
驚くことに、そこ以外には滑った跡もなく、予想以上に地面はきれいでした。どうやって登り、そして下りたのでしょう。岡山の保育園児恐るべし😮ここをササ苅りしながらピストンとは、岡山の保育園児の保護者も恐るべし😮
標高950〜1,000mは、高さ1m程のササがかぶさってくる細道でした。足元は見えるので、整備はしたものの、強風や雨により垂れてきたのだろうと思います。保育園児なら手でよけなくても歩けるでしょうが、完全に埋もれてしまいます😫
標高1,000mを過ぎると、ササの高さは40�冂�になることもあり、振り返ると泉山（いずみがせん）が大きく見えました。下山時にはよく見え、保育園児のテンションも上がったことでしょう😄
標高1,090m辺りから平らな石埋まりの上を4〜5m歩きました。ササは高さ30�冂�ですが、片側は草が茂った急斜面なので、保育園児が転べばただではすみません。ここは記憶になく、昨年のログから微妙に逸れているので、今回初めて整備された箇所かもしれません。ここを過ぎると、またササの間の細道になり、標高1,130m辺りから広い道が頂上まで続きました。
生憎、頂上に到着するとガスって周辺は真っ白でした。保育園児は、頑張ったご褒美の絶景を楽しめたでしょうか。
南尾根の登山道は、道幅は変わらない箇所も多いですが、足元がはっきり見えるようにはなりました。特に麓近くのササ原がなくなっているのでかなり開放感に浸れます。ササが顔に当たってくるのが気にならなければ、上りで利用もありです。下りの場合は、ササが体に当たるものの、足元が見やすくなった分、多少楽に歩けそうです。
それにしても、これをピストンとは、岡山の保育園児のすごさを思い知らされました😅台風接近で延期になったんちゃうやろな😁
【南西尾根登山道は天国⁉】
下りは保育園児とは違い、歩きやすいほうの南西尾根にしました。いや、軟弱者ではなく、ここを下ったことがなかったので試したかっただけです😁
最初はかなり急ですが、ステップが切ってあるので下が乾いていれば滑らずにすみます。標高1,110mを過ぎると比較的緩やかになり、正面に泉山（いずみがせん）を見ながら下れます。標高990m小ピークを過ぎると擬木の階段が増えてきます。急な箇所もありますが、たいていは階段状だったりステップが切ってあったりするので今までの南尾根の下りと比較すると、かなり楽でした。下りが苦手なはずの連れもあまりもたつくことなく歩け、急なのは気にならなかったそうです。南尾根に比べると天国だとご機嫌でした😊
しかも、こちらのほうは植物が体に当たることはほとんどありません。基本は木陰ですが、下るにつれて天気が回復し明るくなってきました。ツクツクボウシも鳴き始め、頂上のガスは何だったのでしょうか😅
下山後、麓の越畑ふるさと村から角ヶ仙南西尾根と頂上＜写真46＞を望みましたが、なかなかのマッターホルンぶりでした😅これよりもハードなコースを保育園児がピストンしたのかと思うと😭
【麓は花、中腹はキノコ、そして頂上付近は蜂😅】
今回のコースでは麓中心に9月初めにしては意外と花が咲いていました。
サワオトギリ、ヒメキンミズヒキ、ゲンノショウコなどの常連さん（？）をはじめ、アキノタムラソウやアキノキリンソウのように名前に“アキ”を冠する花もありました。そしてゴールの旧越畑キャンプ場の広場ではアケボノソウの可愛い花に癒やされました😍
山の中腹はキノコがたくさん見られました。特に、サンゴのようなムラサキホウキタケ＜写真16＞、松ぼっくりから生えたキノコ＜写真28＞、まるで、「きのこの山」のようなナヨタケ科のキノコ＜写真33＞など、インパクトあるキノコが出てくる度に、思わず唸ってしまいました。
そして、頂上付近ではキイロスズメバチらしき蜂につきまとわれました。
南尾根の標高1,010m辺りで出会った1匹は、しばらく顔の周りを周回し去っていきました。気になったのは、近くにいたはずの糸にぶら下がっていたイモムシが消えていたことです😓これを横取りするなよということだったのでしょうか。
さらに、頂上には1匹がザック周辺を飛んでいましたが、そのうちに3匹となりスパッツに止まろうとしました。うろちょろするのであまりはっきりとは見えませんでしたが、顔は間違いなくスズメバチ系、体長3�冂�しかない割には太めでかなり黄色っぽかったのでキイロスズメバチだろうと思うのですが、気になったのは、あまりにもおとなしかったことです。
スズメバチの中でも気性が激しいほうといわれており、もう群れが解散しているはずの晩秋に側を通りかかったというだけであっちへ行けと顔に向かってこられたことがあります😓ところが、今回出会った個体は顔を覚えようと向かってくることもなくただ脚の周辺を飛び回り、しかも、頂上から数m離れるとついてくるのをやめました。巣が近くになく、パトロール中でもないとなると、食料調達係か時期的にオス蜂でしょうか。
汗をなめたかったのか、食べこぼしを期待していたのか、単なる興味本位なのかよくわかりませんが、このくらいおとなしければ、手で払おうとしたり追いかけたりしない限り、保育園児が刺されることはないでしょう😊
この日も他の人に出会うことはありませんでしたが、サプライズが多い山行となりました。下山後に越畑（こしはた）ふるさと村に再び立ち寄ると、今度は角ヶ仙（つのがせん）南西尾根と頂上＜写真46＞がはっきりと見えました。
きれいに整備はされていますが、決して保育園児でも登れるお手軽な山ではありません。なにしろ、“越畑のマッターホルン”ですからね😉
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