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Yamareco

記録ID: 468515
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂-西穂縦走。荒天により敗退

2014年06月21日(土) 〜 2014年06月22日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.2km
登り
2,254m
下り
1,793m

コースタイム

5:00新穂高-7:00白出沢-11:30穂高岳山荘-12:15奥穂-14:00ジャンダルム(大雨避難)-16:00天狗のコル-18:30上高地
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
コース状況/
危険箇所等
白出沢は7割くらい雪渓がつながってます。
稜線雪無し。
天狗沢左岸壁の10tトラック大の氷塊が崩壊。
上部に、崩壊寸前の氷塊のストックが4つほどあり。
トラバースはロシアンルーレット。
まだ晴れてます。
2014年06月21日 05:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
6/21 5:04
まだ晴れてます。
治山道を進む
2014年06月21日 05:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 5:23
治山道を進む
穂高牧場
2014年06月21日 05:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 5:49
穂高牧場
白出沢へ
2014年06月21日 06:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 6:48
白出沢へ
笠ヶ岳
2014年06月21日 07:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 7:11
笠ヶ岳
風穴涼しい
2014年06月21日 07:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 7:26
風穴涼しい
右股は天狗沢。崩落でゴロゴロ
2014年06月21日 07:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 7:36
右股は天狗沢。崩落でゴロゴロ
白出大滝
右岸へ取り付く
2014年06月22日 20:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/22 20:04
白出大滝
右岸へ取り付く
笹が邪魔である。
2014年06月21日 07:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 7:57
笹が邪魔である。
滝を上から。
2014年06月21日 08:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 8:02
滝を上から。
滝の上右岸。
写真に撮れなかったけど熊の親子が...
2014年06月21日 08:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 8:50
滝の上右岸。
写真に撮れなかったけど熊の親子が...
右股はセバ谷。
左俣が本渓。
右股はセバ谷。
左俣が本渓。
上部
2014年06月21日 10:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 10:20
上部
山荘で水を買います。登山客誰もおらず…
2014年06月21日 11:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 11:32
山荘で水を買います。登山客誰もおらず…
涸沢カール。
2014年06月21日 11:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 11:33
涸沢カール。
頂上。
寒い!
2014年06月21日 12:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 12:24
頂上。
寒い!
馬の背上部
2014年06月21日 12:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 12:44
馬の背上部
核心のリッジ。登りより下りのほうが怖い。
今回は登りルートではなく写真向かって右を少し巻いた。
2014年06月21日 12:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 12:51
核心のリッジ。登りより下りのほうが怖い。
今回は登りルートではなく写真向かって右を少し巻いた。
振り返る。
2014年06月21日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 13:00
振り返る。
ロバの耳
2014年06月21日 13:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 13:21
ロバの耳
微かにジャンダルムが。。。
2014年06月21日 13:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 13:44
微かにジャンダルムが。。。
ジャンダルム下部は信州側を巻く。
2014年06月21日 13:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 13:52
ジャンダルム下部は信州側を巻く。
2014年06月21日 13:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 13:58
霧で自分がデポした荷物を他人だと思った・・・
そして雨が!
ツエルトで小休止。
2014年06月21日 14:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 14:04
霧で自分がデポした荷物を他人だと思った・・・
そして雨が!
ツエルトで小休止。
コル前のルンゼ。
鎖は氷に埋まり、足場はツルツル。
雨で岩はつるつる。
アイゼン着用。
2014年06月21日 15:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 15:01
コル前のルンゼ。
鎖は氷に埋まり、足場はツルツル。
雨で岩はつるつる。
アイゼン着用。
すぐ前を冷蔵庫大のカチカチの氷が沢山転がって登山道まで達していた。
あとちょっと早く降りていたら。。。
2014年06月21日 16:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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6/21 16:45
すぐ前を冷蔵庫大のカチカチの氷が沢山転がって登山道まで達していた。
あとちょっと早く降りていたら。。。
天狗沢を振り返る。
2014年06月21日 17:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
6/21 17:27
天狗沢を振り返る。
撮影機器:

感想

新穂高を起点に、奥穂-西穂をゆっくり縦走しようと計画。
天気予報はいまいちだったので、悪天候になったら途中でエスケープ。判断場所は、山荘、奥穂山頂、天狗のコル。
泊地は天狗のコル前か、西穂山頂、その他のビバークポイントを時間によって適宜に。

新穂高温泉の無料駐車場を出発。
まだ晴れ間が。
この時点で駐車場には10人ほどの登山客。
治山道を進み白出沢出合へ。
樹林帯はコケがはっていて幻想的。
重太郎橋の手前で沢へ、ここから雪渓歩き。
大滝は右岸を巻く。

荷継沢との出合で前を見ると熊二頭が!
トラバースして右岸尾根へ入っていきました。
この山域で熊に出会うのはこれで4回目。
熊に好かれているようです

途中轟音とともに左岸の尾根から落石、初夏は落石が多いです。
左右に小さな滝。
雪渓上部は踏み抜きが多発しました。

山荘周りは小屋番以外は見当たらず。水を買って頂上へ。
頂上付近で団体さんと会う。
頂上で小休止。寒い!

馬の背では、核心部分は小さく巻く。
馬の背側から見るロバの耳はいかつい。

ジャンダルムの頂上にいる時に雨が。
少し様子を見てツエルトでティータイム。しかしどんどん雨脚が強くなる。
気圧も下がり回復の見込みはないと今回は中断に決める。
ビバーク、引き返し、天狗沢と考える。
ビバークは回復の見込みが無いのと、出来るうちにエスケープしたいために却下。
ロバの耳と馬の背をこの雨で降りるより、天狗のコルに向かったほうがリスクが少ないため天狗沢へ。
ルンゼの鎖場は内部が凍って、そこに雨が降ったためツルツルピカピカ。
岩も雨でツルツルなのでアイゼンを履き下る。

天狗のコルで、飛騨側の天狗沢に人が落ちた気がしたのでコルにて少し探索。
気のせいだったようだ。

天狗のコルを下る。
上から見ると左岸に10tダンプ大の氷塊がいくつも滝の上にある、何で落ちないんだろうと思いながら下る。
3分の1位下ったら時左岸からすごい轟音が。
さっきの氷塊が崩壊!
目の前を冷蔵庫大の大きさの氷が、すごい速さで落ち、バウンドしながら雪の溶けた登山道まで達していた。
あともう少し下るのが早かったら。。。粉々はたまたボキボキ?
しばしその後のルートを考える。次の崩壊を避けられるのは左岸の壁際のルートだけ。それ以外は、放射状に氷の球が広がるため逃げれない。しかし、左岸の壁際も落石の危険性がある。氷の球の軌跡と壁との中間地点を歩くルートが比較的安全そうだ。
しかし、そのルートまでには、崩壊地点の下をトラバースしなければならない。
氷の球は放射状に広がるので上部を走ってトラバース。
無事ヒュッテまで降り、そのまま上高地へ。
上高地BTで野宿。

次の日までずっと雨でした。

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