記録ID: 471506
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
残雪きびしい農鳥岳(奈良田からピストン)
2014年06月28日(土) 〜
2014年06月29日(日)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,266m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
1日目:6:00奈良田-6:30発電所-7:10登山道入り口-10:40大門沢小屋11:00-15:30大門沢下降点-15:35(ビバーク)
2日目:3:45ビバーク地点-4:50農鳥岳-5:50大門沢下降点-8:40大門沢小屋9:15-12:00登山道入り口-12:30発電所-13:00奈良田第2駐車場
2日目:3:45ビバーク地点-4:50農鳥岳-5:50大門沢下降点-8:40大門沢小屋9:15-12:00登山道入り口-12:30発電所-13:00奈良田第2駐車場
天候 | 1日目:小雨が降り続く。2日目:早朝まで雨、次第に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路 6月29日13:20奈良田-西山温泉湯島の湯(入浴550円)-甲府南IC-都留IC-秋山-相模湖IC-首都高-19:30船橋 高速代5,770円 ガス代9,000円 (不足分6,000円補充 残19,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
農鳥へはアイゼン、ピッケル必携。また稜線手前のハイマツ帯は道迷いしやすい残雪地帯になっています。軽装では無理だと、大門沢小屋の小屋番さんも登山者に忠告をしてました。 ◼︎奈良田〜大門沢小屋 渡渉、もろく崩れた土のトラバース、手作りの木の橋、緊張が続きます。 小屋の近くで靴を脱いで渡った渡渉がありました。冷たい水の中を歩くと足が痛くなります。 大門沢小屋は7/1からの小屋明けに向けて準備中でした。ありがたいことに飲み物を買うことができました。(コーラ300円、ビール500円) ◼︎大門沢小屋〜下降点(稜線) 2730mの先、ハイマツ帯のあたりまで雪はありません。 雪渓の急斜面が出てきたところから、夏道を見つけるのが非常に難しいと思います。他人のトレースは雨ですぐに消えます。ピッケル、アイゼン、ルーファイ必携。 ◼︎下降点〜農鳥岳 ところどころ雪渓があります。残雪が残っているのは急斜面で、岩のマーキングも埋れています。こちらもアイゼン、ピッケル、ルーファイ必携です。 稜線はキバナシャクナゲ、ハクサンイチゲ、イワカガミなどが綺麗です。 -- 以下、冬期に向けて ・登山道入り口〜大門沢小屋 尾根に乗るところまではテープ豊富。尾根にのってトラバースに入るところからテープが少なくなる。急斜面にぶつかるところから沢沿いの道に切り替わる。渡渉の先、少し登ると小屋。 ・大門沢小屋〜下降点 テープは少なく、木にうっすらついているペンキマークが目印。樹林帯途中で河原の中にある小尾根へ。ハイマツがでてきて植生がまばらになったところで岩峰のほうに斜面を登ると夏道が見つかる。 |
写真
感想
白峰三山縦走はなかなか進みません。前回北岳、今回農鳥岳、と1つずつこなしています。
今回は雨の中の修行だったので、橋の写真ばかり。
大門沢の急登・下山はきついですね。筋肉痛です。
そのうえ濡れた靴下で歩いていたので、靴ずれ・血豆で、まともに歩けません。
久し振りに動画を撮ってみました。あっさり渡ってるようで結構怖いです。
ゴールデンウィークに白峰三山を計画するもクラストした急斜面にビビリ北岳のみで敗退。
今回は冬季リベンジの偵察を兼ね三山の縦走を計画。
結果、奈良田から農鳥岳までで、またもや敗退となりました。
初日は農鳥小屋まで入り、翌日に北岳を経て広河原まで行くつもりでしたが力及ばず敗退となりました。
今年は雪が多く、主稜線でも登山道の半分は雪の下でした。雪渓に入ったあと夏道を見つけるのは厄介です。登山道を外せば這松のヤブコギになってしまいます。コースタイムどおりに歩くことは困難です。
今時期を登るにはちょっと計画が甘かったようです。
計画を練り直し、再度挑戦します。
第2回、なかなか進まない白峰三山縦走です。またまた敗退です。ヤマレコというより橋レコ??
そして、下山後からずっとひどい筋肉痛です。なかなか厳しいコースでしたが、大門沢小屋でお買い物、給水できたのは非常に有難かったです。小屋番さんに感謝です。
晩秋にまたチャレンジかなぁ。
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コメント
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はじめまして。
大変おつかれさまですね。
貴重なレポありがとうございます。
当方、週末に広河原から奈良田へ縦走計画でしたが、
農鳥岳周辺の情報が、???でした。
初コースで無理な山行になりそうになるので、
装備だけはイケそうですが、縦走は止めときます。
間ノ岳辺りで戻る予定にしておきます。
初めまして。
時期的に中途半端な気がします。積雪期なら稜線通しに行けると思いますが、雪がないとハイマツ帯になります。夏道も胸までハイマツに埋れるようなところもあります。夏道を忠実に拾わないと進退極まります。雪渓、ハイマツ帯が交互に表れアイゼンの脱着も煩雑です。
雪山の装備、経験があればじゅうぶん行けると思いますが、時間的にかなりゆとりをもたないと危険です。積雪期より時間がかかる感じです。
私も昨年の6月初旬に同じコースをピストンしました。
残雪が多く、ルーファイと厄介なハイマツに苦労しました。
緊張しまくりの山行だったので、このレコは懐かしく拝見しました。
私の時は好天でしたが、この天候では更にハードルが高くなりますネ。
下降点でのビバークは適切な判断かと、、、
お疲れ様でした
想定以上の残雪でした>_< ただ、テント装備で1日であがるのも下るのも、体力的にはいささか無理があったとは思っています。
我々にも日帰りで西農鳥にいける体力があれば良いのですが、、、なかなか難しいですね。
また季節を改めてリベンジに行こうと思います!
kotsさん、kaitoさん
はじめまして。
s3214さん、こんばんは。
今年の農鳥は雪がかなり残っているようですね。
また、登山道の崩落も有ったようでご苦労お察しいたします。
我々もGWに奈良田よりワンデイに拘り農鳥を目指しましたが
思いの他時間がかかり途中敗退しました。
また、昨年の冬もソロで山頂を目指しましたが、ちょうど31枚目の
ハイ松あたりで時間切れのために引き換えしております。
6月に再チャレンジ予定が伸び伸びになっていたところ、貴重なレコを
アップ頂き大変参考になります。
夏山になってしまいますが再度計画を練り直したいと思います。
お互いリベンジ頑張りましょう。
一つの山、コースにこだわるのいいですね!
taeさんのファンなので、度々レコを拝見させていただいております。
K_2さん達の農鳥レコに気がついたのは、下山後でした。。貴重な情報を見落としてしまい、ちょっと失敗でした>_<
お互い、次の農鳥はリベンジできるといいですね!頑張りましょう♪
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