大石峠から御坂黒岳
山梨県
SoraAoku
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 969m
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| 過去天気図（気象庁） | 2014年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全コース、道は明瞭、分岐には道標も多い。 |
写真
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ここにもカメラスタンド。展望台には車で来たような観光客が数名、この日、山中で会った最初の人たち。この後、黒岳までに山歩きの人10数名とすれ違う
感想
新宿6:00発の河口湖行きのバスは途中停車が少ない特急便で、10分程度の乗り換え時間で出る上芦川行きバスには山歩きの同好者がいるかと思っていたが、私の他の乗客は河口湖畔で降りた地元の人1名のみだった。若彦トンネル手前が大石峠入口BS、左手の小さい舗装路を進んだ。
往時の街道を思わせる勾配の緩やかな坂を上っていくとブナやマツ類の林になり、ハルゼミ類の声が続く地帯になった。鳴き声は高低や音調の異なる複数種類が聞き分けられた。大石峠付近になるとツツジの木が目立つようになったが花期は終わっていた。
峠の道標まわりにアヤメが十数株咲いていた。近くにはタニウツギ類の低木と落花直前のヤマツツジが花を咲かせていた。また、ここからの黒岳までの稜線の道にはサラサドウダンツツジの花がいたるところに落ちていて、踏み歩くことになった。1500mから1600m帯では地面に落ちた花を見ると完全に色が消えたものとピンク色が残っているものがあった。標高が上がるにつれて花が咲いている木も散見されたが、このあたりの花盛りは6月中旬かと思った。
稜線の木陰道は露岩地点はあるものの気楽な散歩道の感じだった。時々右手に富士山や河口湖が見えたが、富士山頂が見えたのは不逢山(あわずやま)付近までで、その後は雲が厚くなるばかりだった。中藤山で昼食の後に新道峠まで下ると、この日バスから降りて初めてヒトに会ったが、車で付近まで来た様子の人たちだった。その後、黒岳までの間に十数人の山歩きやトレランの人たちとすれ違った。
黒岳の登りから山頂にかけては丁度花盛りのサラサドウダンが何本もあった。ブナやミズナラが多い気持ちの良い林だが上り下りとも短い急勾配の部分が何箇所かあった。御坂峠からの下りは緩やかで幅広の九十九折れで、アカマツやヒノキが混じるようになってから30分ほどで三つ峠入口BSに着いた。
河口湖駅発のホリデー快速富士山号に乗っていると三つ峠山に登ってきたという青年二人と向かい合わせになって、しばし山談義を楽しんだ。このころから雨が降り出し、夕方の都心付近では強い雨となった。朝の都心も雨だったが、山歩きの最中はほぼ晴れの、清々しい山歩きができた梅雨の晴れ間だった。総歩数は、街中歩きも含めて、28427歩。
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