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Yamareco

記録ID: 474046
全員に公開
沢登り
奥秩父

雲取山 多摩川 後山川 青岩谷

2014年07月05日(土) 〜 2014年07月06日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.8km
登り
1,611m
下り
1,606m

コースタイム

1日目
山行
3:10
休憩
0:00
合計
3:10
10:50
90
片倉橋・後山林道車止め
12:20
12:20
70
林道終点Co950m青岩谷二股入渓
13:30
13:30
30
12m大滝
14:00
Co1140m泊地
2日目
山行
6:40
休憩
0:50
合計
7:30
7:30
150
Co1140m泊地
10:00
10:00
60
Co1800m最後の二又
11:00
11:30
90
雲取山山頂
13:00
13:20
100
三条の湯
15:00
車止め・片倉橋
一日目片倉橋・後山林道車止め 10:50→ 林道終点Co950m青岩谷二股入渓12:15→ 12m大滝13:30→Co1140m泊14:00
二日目 泊地7:30→Co1800m最後の二又10:00→山頂11:00-30→三条の湯13:00-15→車止め・片倉橋15:00
天候 一日め 雨
二日め曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
後山林道は片山橋で通行止め
青岩谷は苔むしたきれいな沢。冗長な区間が無く、難しい滝は無い。
源頭は山頂に向かうと、ヒザ丈以下の笹原になる。標高1800m付近に最後の苔いっぱいの二又があり、水が切れるしばらく登るとトラバース道が横切る。これを辿るとほどなく雲取山南南東の稜線1940mの夏道分岐に出る。
三条の湯は午後2時からしか入浴できないとの事で、諦めて下る。
匂いの強い花。林道にて。
2014年07月05日 11:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/5 11:53
匂いの強い花。林道にて。
三条の湯への長い林道。
2014年07月06日 20:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
7/6 20:07
三条の湯への長い林道。
林道終点よりさき、青岩谷への下り道
2014年07月05日 12:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/5 12:15
林道終点よりさき、青岩谷への下り道
青岩谷への降り口
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
青岩谷への降り口
青岩谷歩き始め
2014年07月05日 12:35撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/5 12:35
青岩谷歩き始め
小滝
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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小滝
子鹿のむくろ
2014年07月05日 12:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 12:47
子鹿のむくろ
梅雨時、豊かな水
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
4
7/6 20:08
梅雨時、豊かな水
ノーザイルで行く小滝群
2014年07月05日 13:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 13:04
ノーザイルで行く小滝群
へつる
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
へつる
最大12mの滝、この沢最大。
2014年07月05日 13:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 13:31
最大12mの滝、この沢最大。
12m滝、左側行けるかもしれないけど
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
4
7/6 20:08
12m滝、左側行けるかもしれないけど
ガレルンゼを登って小尾根を超える
2014年07月05日 13:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
7/5 13:41
ガレルンゼを登って小尾根を超える
下りもガレたルンゼ
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
下りもガレたルンゼ
ガレを降りたところにあるすてきな釜滝
2014年07月05日 13:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 13:45
ガレを降りたところにあるすてきな釜滝
へつり
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
へつり
水際にはカツラの大きな木が多い。
2014年07月05日 13:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/5 13:53
水際にはカツラの大きな木が多い。
水がごごごごの淵
2014年07月05日 14:17撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 14:17
水がごごごごの淵
焚き火でメシ炊き
2014年07月05日 16:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5
7/5 16:27
焚き火でメシ炊き
タープなので雨でも平気で焚き火だ!
2014年07月05日 17:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/5 17:37
タープなので雨でも平気で焚き火だ!
地図見てる
2014年07月06日 06:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 6:07
地図見てる
こんなボトルまだ持っている。1980年代製
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7
7/6 20:08
こんなボトルまだ持っている。1980年代製
朝の森、カツラの林。
2014年07月06日 07:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 7:36
朝の森、カツラの林。
飽きない渓相
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
飽きない渓相
へつってまたぐところ
2014年07月06日 20:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:08
へつってまたぐところ
朝日が射して来た。
2014年07月06日 07:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 7:50
朝日が射して来た。
日が射すと輝く小滝
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:09
日が射すと輝く小滝
狭い函、変化多彩
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
7/6 20:09
狭い函、変化多彩
函の奥に滝
2014年07月06日 08:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 8:49
函の奥に滝
溝の中
2014年07月06日 08:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 8:50
溝の中
ぐるぐる〜〜〜



2014年07月06日 08:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
7/6 8:50
ぐるぐる〜〜〜



滝は素手で登れるものばかり
2014年07月06日 09:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 9:00
滝は素手で登れるものばかり
コケの上に咲く花
2014年07月06日 09:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 9:08
コケの上に咲く花
ヘンなハンマー
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:09
ヘンなハンマー
コケを洗う水流
直接水をごくごく
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:09
コケを洗う水流
直接水をごくごく
コンタ1800、最後の二股。コケの滝
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:09
コンタ1800、最後の二股。コケの滝
コケの谷を登る
2014年07月06日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:09
コケの谷を登る
源頭は低いササの急斜面。ダケカンバからカラマツへと変遷する。
2014年07月06日 10:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 10:25
源頭は低いササの急斜面。ダケカンバからカラマツへと変遷する。
1900くらいでトラバース道に出た
2014年07月06日 20:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:10
1900くらいでトラバース道に出た
鹿と対面
2014年07月06日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 10:43
鹿と対面
トラバース道は夏道の分岐のところに出た
2014年07月06日 10:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 10:45
トラバース道は夏道の分岐のところに出た
避難小屋への上り道
2014年07月06日 10:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 10:56
避難小屋への上り道
山頂ふたり
2014年07月06日 11:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 11:07
山頂ふたり
飛竜への稜線分岐からの眺め
2014年07月06日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 11:37
飛竜への稜線分岐からの眺め
三条湯への道は、石工さんが直した石垣の道が美しく出来上がっている。岩は石灰岩。
2014年07月06日 20:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 20:10
三条湯への道は、石工さんが直した石垣の道が美しく出来上がっている。岩は石灰岩。
三条の湯、風呂は2時からで諦める
2014年07月06日 13:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 13:02
三条の湯、風呂は2時からで諦める
三条の湯、たたずまいがよい
2014年07月06日 13:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 13:12
三条の湯、たたずまいがよい
三条の湯を去る
2014年07月06日 13:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 13:14
三条の湯を去る

装備

個人装備
ノコギリ
登攀具個人装備
沢個人泊まり装備(お風呂マットとシュラフカバー)
沢基本装備
共同装備
ツエルトとタープ
各1
ストーブ(非常用)焚き付け
1組
ロープ30m

感想

30年ぶりに高校の同級会であったシンドーが、ずっと山を続けていた。沢や雪山を30年以上ずっと続けている人はそう多くない。山梨東部の多摩川源流は甲府からより、八王子からのほうが楽に行ける感じ。シンドーはこの山域の沢はほとんど登っちゃっていたけど、青岩谷だけは行っていなかった。ぼくは山梨県内で唯一登り残していた百名山の雲取山は、ぜひこのルートから行きたいと暖めていたので、丁度良かった。
甲府から特急で一時間の八王子駅前で八王子住人のシンドーの車に載って、多摩川源流域へ。凄い峡谷に青梅街道が延びる。平野ではなく、豊かな山間に日本人が住んでいた16世紀以前の名残だ。
後山林道は土砂崩れで数年前から工事中で、4分の一で通行止め。しっとり緑の梅雨の林道を1時間半歩いて青岩谷へ。こんなところでも温泉に行くのか釣りなのか、傘さした人と何人かすれ違った。
青岩谷はナメと小滝が連続して、楽しい谷。一つだけ直登の難しそうな12m滝を左岸のガレルンゼでまく。標高1150mに鍾乳洞があってそこへの道が、三条温泉から伸びてきているようだ。看板があったが、道も鍾乳洞も特に確認せず前に進んだ。ゴルジュ状の景観が終わり、沢床が広くなると、苔むした広い河原、カツラの大木など、清々しいところになったので、天場にする。タープの下で焚き火。薪は連日の雨でとっぷりと濡れているので、用意したガンピだけではなかなか火がつかない。ビール飲みながら屋根の下でのんびり取り組む。エスビットも使って暖炉のような火床ができあがった。シンドーも道具の物持ちが良い。アルミ水筒まだ持っていた。火を見ながら昔のことや今のことを話した。雨は寝るまでやまなかった。
たき火が消えると、明け方寒くて起きた。雨はやんでいた。
朝モチとラーメン食べて出発。後半も次々小滝が現れハーハー言いながら登っていく。小鹿のむくろを何度も見る。コケがふさふさで、足の置き場に困るほど美しい。地図読みでどうのこうの証拠をあげたり、確信半分で進むのは、楽しい。シンドーの車にもいまどきのカーナビはなかった。1390の二又は1330二又のようにも思えた。1470を右へそのあと1490を左へ行ったら、もう一本沢だった。1800でコケの生い茂る小滝が最後の二又。その上は低いササの斜面を登って、トラバース道に出る。そのまま直登しようかと思っていたけど、ここまで立派な道だと、もういいやという気分になって、シカに見守られて登山道へトラバースする。雲取の南尾根に出ると登山者がたくさん歩いていた。山頂までは樹林がなく見晴らしの利く道だった。立派な避難小屋の裏が山頂。シカも人もいる。シンドーは冬も入れて3回目の山頂、ぼくは初めて。割と天気はよいけど展望は1~2キロくらいか。富士山など、遠くの山は見えないけど、日差しが少しあるだけでも上出来だ。
三条の湯への下りは森の中。温泉近くまで降りると、急な斜面に上手に石垣が組んであり、人ひとり分の回廊が作ってあって感激する。三条の湯のたたずまいも山奥の傾斜地らしくてすごくいい。風呂に入ろうと思ったが、午後二時まで待たなければならないとのことだったのであきらめて下る。林道2時間近くあるから。雨上がりの湿潤林道は下り坂で気分が軽い。
丹波山ののめこい湯のぬるぬる湯に浸かって、青梅街道を下る。山間に鉄道、昔々のなくなってしまった北海道の炭鉱鉄道線を思い出した。多摩に降りると、意外なほど牧歌的な田畑の道を通って八王子駅に着いた。東京もいろいろなんだなあ。

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コメント

たき火で歌いました!旧制松本高校校歌
【一】
千山萬岳高きを競ひ
峙つ信州日本の屋上
一寰あまねく霊気を湛へ
民族勝りて直ぐなるところ
我が校教への聖歌を点ず
【二】
県の森かげ睦の月日
向上一路に並み居る今を
後には忍ばん楽土の栄を
嗚呼わが紅顔数百の健児
つとめよ青春再び曙けず
2014/7/9 11:09
腹がへったらまた歩け!
昔の歌はよい歌詞がたくさんありますね。焚き火を囲んでの高歌放吟楽しかったです
2014/7/12 16:10
Re: 腹がへったらまた歩け!
あぁ我がこうがん〜!
2014/7/13 7:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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