シャスタ山

- GPS
- 12:33
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,145m
- 下り
- 2,132m
コースタイム
16:45 ブリュワークリーク登山口(2225m)
18:30 幕営地点(2700m)
【7/5(土)】
05:30 幕営地点(2700m)
07:30 ホットラム氷河末端部(3300m)
09:40 ウィンタン氷河へのトラバース地点(3750m)
12:25 山頂着(4322m)
12:55 山頂発(4322m)
13:25 ホットラム氷河へのトラバース地点(3750m)
13:55 ホットラム氷河末端部(3300m)
14:50 幕営地点着(2700m)
16:20 ブリュワークリーク登山口(2225m)
天候 | 7/4(金) : 快晴 7/5(土) : 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の標高は2225m、シャスタ山の標高は4322mで、標高差は2097mあります。 【登山口〜幕営地点】 登山口からしばらくは明瞭なトレイル歩き。ブリュワークリークに出合ったところからシャスタ山に向かって進みます。踏跡は殆どありませんが、基本的には枯れた沢を遡上するように進めば問題ありません。視界が良ければまず迷う事はありません。ハイマツの森林限界付近は幕営好適地となっています。 【幕営地点〜ホットラム氷河末端部】 砂礫の斜面を進む感じで、薄いですが踏跡はあります。不安定な砂礫の上を歩くよりも雪渓の上を歩いたほうが歩きやすいです。 【ホットラム氷河末端部〜ウィンタン氷河へのトラバース地点】 このあたりから斜度がきつくなります。ホットラム氷河という名前ですが表面は雪渓に近い感じです。先行者のトレースがあったため踏み抜く事もなく楽に歩くことができました。ホットラム氷河をそのまま詰めても山頂に到着しますが、斜度がきつく岩場もあるため、殆どの登山者は3750m付近から向かって左手のウィンタン氷河へトラバースするようです。下山はシリセードで一気に下る事ができました。 【ウィンタン氷河へのトラバース地点〜山頂】 ホットラム氷河に比べるとウィンタン氷河は傾斜がきつく、45度以上はありそうな雪の斜面を登っていくことになります。柔らかい雪の下には氷の層が隠れている事もあります。アイゼンとピッケルで表面の状態を確認しながら進みますが、幸いにも先行者のトレースが階段状になっていたため、比較的安全に歩く事ができました。氷河を登り詰めると最高点となる火口壁の岩があります。最高点の岩へは容易に到達する事が可能です。 |
写真
感想
シャスタ山はカリフォルニア州北部にあり、カスケード山脈ではワシントン州のレーニア山(4392m)に次いで2番目に高い山で、側火山にシャスティーナ(3758m)を従えた美しい独立峰です。
この山の詳しい情報は下記HPで閲覧可能です。
http://www.summitpost.org/mount-shasta/150188
7/4(金)は独立記念日の祝日で、3連休となるこの週末に以前から計画していたシャスタ山へでかけてきました。シャスタ山はミネラルウォーターのブランド、クリスタルガイザーの採水地としても有名です。山頂へのルートはいくつもありますが、比較的難易度が低く、なおかつ登山者の少ない東側のブリュワークリーク登山口を利用しました。
今回利用したルートは標高差約2100m、その気になれば日帰りも可能ではありますが、いかんせん居住地のオレゴン州からは登山口まで車で8時間近く掛かってしまう事から前日夕方に入山し、翌日に山頂を目指す日程を組みました。おかげでずいぶんとゆったりとしたスケジュールで登ることができました。
快晴の3連休の週末でしたが、この日程でこのルートを使ったパーティーはその他に4組程度。他のパーティーは標高3300m付近を幕営地に選んでいたため、初日の夜は雄大な景観の大自然を独り占めすることができました。
シャスタ山は人生で初めて経験する富士山より高い山。日本では経験できない4000m超の山ですが、陽が長く天候の安定しているこの季節であれば比較的安全に登ることができます。山頂ではその他のルートから登ってきた多くの登山者で賑わっていました。
teri
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