笠ヶ岳（90/100）苦しんで登った飛騨の英峰

2022年10月08日(土) 〜 2022年10月10日(月)

• GPS: 21:50
• 距離: 33.2km
• 登り: 2,552m
• 下り: 2,542m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:39

6:52 新穂高温泉無料駐車場
7:00 7:06 新穂高温泉バス停
7:06 7:14 新穂高登山指導センター
7:14 7:15 新穂高温泉バス停
7:15 7:15 新穂高登山指導センター
7:16 7:17 中崎山荘 奥飛騨の湯
7:25 7:30 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:48 7:48 お助け風穴
8:04 8:04 中崎橋
8:16 8:25 笠新道登山口
13:04 13:20 杓子平
15:36 15:36 笠新道分岐
15:39 15:39 分岐指導標（仮称）
15:42 15:44 笠新道分岐
16:31 16:36 抜戸岩
17:31 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:11

6:53 笠ヶ岳山荘
7:20 7:20 抜戸岩
8:24 8:26 笠新道分岐
8:26 8:26 分岐指導標（仮称）
8:33 8:33 抜戸岳
9:56 9:57 秩父平
11:10 11:10 大ノマ岳
11:49 11:55 大ノマ乗越
12:47 12:47 弓折岳(分岐)
12:49 12:53 弓折岳（三角点）
12:56 12:59 弓折岳
13:05 13:09 弓折乗越
13:57 13:58 鏡平山荘
13:59 14:02 鏡池
14:04 鏡平山荘

3日目

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:57

7:45 鏡平山荘
7:49 7:49 鏡池
8:25 8:26 シシウドヶ原
8:47 8:49 イタドリが原
9:06 9:06 チボ岩
9:21 9:23 秩父沢出合
10:04 10:04 小池新道入口
10:22 10:26 わさび平小屋
10:38 10:38 笠新道登山口
10:49 10:49 中崎橋
11:04 11:04 お助け風穴
11:19 11:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:30 11:30 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:42 11:42 新穂高温泉無料駐車場
11:42 ゴール地点

天候

10月 8日；曇り時々雨、のち晴れ
10月 9日；晴れ後雨
10月10日；雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

前日に高山に一泊。
10月8日（土）は、レンタカーを早朝に新穂高温泉の登山者用無料駐車場へ入れ、前日の山上の積雪状況を問い合わせ、支障ないことを確認し登山開始。

コース状況／危険箇所等

特にないが、杓子平から抜戸岳へ登る途中、左の方を大きな落石が転がり落ちていったのには、肝を冷やした。

その他周辺情報

予報で濡れることが想定出来てたので、予めもっといろんなものに撥水スプレーを振りかけておくべきでした。

ひらゆの森は白濁した湯が温まり、露天風呂の種類が多く休憩室も備わり、ゆっくり出来る。
平湯温泉BTの館内の湯が、足湯だけの営業に変わっているので助かる。

写真

10/8 6:51

新穂高温泉の登山者用無料駐車場へ、わナンバーのN-BOXを駐車。

10/8 6:59

新穂高ビジターセンター「山楽館」で登山者カード提出。

10/8 7:38

アズマギク。
もう花の季節は終わってるので貴重。

10/8 7:47

時折弱い霧雨が降ってます。

10/8 8:19

笠新道のスタート地点。

10/8 9:16

登り始めて直ぐに体調が良くないことに気づきました。
足が重い。

10/8 11:30

シラタマノキ。

10/8 12:20

ナナカマド。

10/8 13:24

長い時間がかかって、漸く、杓子平辺り。
何故足が重い？寝不足？風邪でも引いたか？
いろいろ考えます。

10/8 13:44

キンコウカとチングルマの、ドライフラワーというか、紅葉というか、枯れ姿というか・・・。
小雨も降ってきました。

10/8 14:11

足が重くて時間がかかるし、こんな天気で気分も明るくなれません。
泊まる山小屋に電話して、遅れる旨を伝えました。

10/8 15:07

抜戸岳の分岐を間近にして、晴れてきました。
でも体調が悪いのは変わらず、時間がかかります。

10/8 15:41

やっと笠新道分岐。
ここまで来れば、もう後1時間位と思ったら、そうは問屋が卸さずでした。

10/8 15:41

晴れた〜。
山々の絶景を見ると来た甲斐を感じます。

10/8 15:58

振り返って抜戸岳。

10/8 16:23

雲に浮かぶ穂高連峰。

10/8 16:32

抜戸岩。

10/8 16:33

紅葉はクロマメノキ？
山のブルーベリーです。

10/8 16:40

サンセットショーが始まりました。

10/8 16:42

笠ヶ岳とその肩に沈む夕陽。
ここからが歩が進まず時間がかかりました。
少し前を同様に歩が進まない二人連れが歩いています。

10/8 17:00

黒部方面の稜線。

10/8 17:15

穂高連峰と月。

10/8 17:27

槍、大キレット、穂高と、月。

10/8 17:28

小屋が見えてからの傾斜がキツかった。

10/8 17:42

疲労困憊なのでビールで流し込みます。
前を歩いていた二人連れは、滋賀から来たご夫婦でした。
マイカーで来て、新穂高から10時間かかった由。
こちらは11時間くらいかかってます。

10/9 5:29

翌朝。2日前に積もった雪の名残の小さな雪だるまと、槍穂高連峰。

10/9 6:10

笠ヶ岳山荘を後にして笠ヶ岳山頂に登ります。
既に下りてくる人も。

10/9 6:22

富士山と南アルプスのシルエット。

10/9 6:21

槍穂高が近くで観れる贅沢なロケーション。

10/9 6:22

笠ヶ岳山荘と黒部の山々。

10/9 6:27

山頂の祠。
無事ここまで来させて頂き感謝。

10/9 6:27

標識のある山頂へ向かいます。

10/10 9:06

百名山、90座目登頂！
日本アルプス、最後に残った百名山でもあります。

10/9 6:29

風景だけでもう一枚。

10/9 6:35

山の上は、もう霜が下りる季節。

10/9 7:30

笠ヶ岳山荘を出発し、双六岳への縦走路を歩きます。
笠ヶ岳を振りかえって。

10/9 7:36

乗鞍岳、御嶽山。

10/9 7:36

八ヶ岳かな？

10/9 7:37

水晶岳、赤牛岳、立山、奥は剱岳でしょうか。

10/9 7:37

縦走路。下りは普通に歩けますが、登りはこの日も息が上がって良くありません。

10/9 7:59

薬師岳。素晴らしい存在感。

10/9 8:00

笠ヶ岳を振り返って。

10/9 8:06

黒部五郎岳と薬師岳。

10/9 8:24

昨日、苦しんで登った分岐まで来ました。

10/9 9:00

笠ヶ岳の反対側、岐阜側からの姿。

10/9 9:16

見下ろす先は、秩父平。

10/9 10:33

ヤマハハコ。

10/9 11:12

チングルマと槍ヶ岳。

10/9 11:27

紅葉と槍穂高。

10/9 11:46

分岐がある弓折岳への登り、体調不良だからこれが厳しくて時間がかかる。

10/9 13:05

やっと弓折岳分岐。
もとは双六岳に登ってここに戻ってくる計画。
でも双六岳は断念しエスケープ。

10/9 13:07

宿泊予約済みの鏡平山荘。
明日は確実に雨の予報なので、これを通り過ぎて同じ経営のわさび小屋まで足を延ばすべきか迷いました。
電話が通じず、しかも13時半頃に雨が降り出し、結局鏡平山荘に駆け込むことにしました。

10/9 13:55

雨に耐えられずレインウェアを着ましたが、あと少し。

10/9 14:01

チェックイン前に鏡池で写真。

10/9 17:36

美味しいはずだけど、体調不良でそうでも無い。

10/10 7:16

ひとり部屋を希望してこの様な蚕棚（ひとりスペース）。
結構快適。
朝に体温計測すると、37.0度。
これまでの体調不良の原因は、風邪のせいだとわかりました。

10/10 7:42

雨の中、そして熱のある中を出発。
振り返れば昨日のチェックイン時の体温計測の時は36度代。
つくづく、泊まる前に熱が出て無くて良かった。

10/10 7:54

石を組み合わせた小池新道を下ります。
時には小さな沢が近接します。

10/10 8:05

たまに木道の時も。

10/10 8:59

沢や涸れ沢も横切ります。

10/10 9:22

終盤で横切る大きな沢、秩父沢。

10/10 9:53

降り続ける雨でレンズも濡れます。
切り拓いた小池義清氏には申し訳ないですが、体調不良もあり、石が積まれた下り道、終盤にはもう飽き飽き、笑。

10/10 10:25

わさび小屋でバナナ。美味しい。

10/10 11:33

新穂高ビジターセンター「山楽館」に戻ってきました。

10/10 11:56

わナンバーN-BOX、三日ぶりの再会。
無事下山したぞ。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

OPPO Reno3 A SIMフリー OPPO

装備

備考

積雪を心配してアイゼンを持って行ったが、溶けていて不要だった。
望遠付きコンデジも寒い中では動作せず、結果としてどちらも重りになっただけ。

感想

ひたちの住人

山で風邪をひくと、心肺機能が低下して酸素が取り込めず苦しい状況になる事は、前にも槍ヶ岳、大キレット等で経験してますが、毎回辛いものがあります。
因みに、帰宅しての抗原検査キットで、コロナは陰性でした。

大ノマ乗越を超え弓折岳登っているときに、飛ぶように下っている小学校高学年位の男の子と、それに遅れてついて行く母親らしき二人連れに会いました。
男の子は、「僕は笠ヶ岳に登ると百名山になるんだよ。だからこの後の天気予報が良くなくて少し遠いけど、頑張って行くんだ。」と話してました。
山荘にたどり着かないうちに、雨に降られてるはずだけど、大丈夫だったかな。