赤岳(美濃戸口から、登り:文三郎尾根、下り:地蔵尾根)


- GPS
- 10:06
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
6:25 やまのこ村
6:35 美濃戸山荘 6:40
9:05 行者小屋 9:15
9:30 阿弥陀岳分岐
10:35 文三郎尾根分岐
11:20 赤岳山頂 12:25
12:50 赤岳天望荘 13:30
13:55 行者小屋 14:15
16:00 美濃戸山荘 16:05
16:45 駐車場到着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[トイレ] 行者小屋と赤岳天望荘で利用しました。ともに100円。各小屋にもそれぞれトイレはあります。 [水場] 下山時に行者小屋で補給しました。無料です。 [温泉] 八ヶ岳山荘のお風呂を利用しました。500円。内風呂です。温度は少し高め。入浴後には八ヶ岳牛乳(200円)をいただきました。 |
写真
感想
台風一過の好天を期待して午前2時ごろに家を出発。途中ワイパーを最大にしないといけないくらいの大雨が降ってきてとても不安でしたが、甲府を過ぎたころには雨も上がり一安心。南アルプスを左手に眺めながら高速をひた走り5時半前には駐車場に到着しました。美濃戸まで行くか悩みましたが、車を傷つけるのも嫌なので美濃戸口から出発することにしました。
準備を済ませてまずは美濃戸に向けて林道を歩き始めます。かなり荒れた林道ではありましたが普通の車でも十分に通れる感じでした。実際に普通のセダンの車も通っていました。
40分ほどでやまのこ村に到着。既にほぼ満車状態のようで小屋の方が誘導に大変そうでした。少し歩くと美濃戸山荘に到着します。林道はここで終わりです。小屋の前のベンチで少し休憩し小屋の前の分岐を右に進みます。
しばらくは沢と並行して歩いていきます。何度か渡渉しますがきちんとした橋が架かっている個所は2か所だけであとは石を渡っていきます。渡るのに困難な個所はなかったと思います。途中沢を渡らないといけないところを見落としてしまい間違って直進してしまった箇所が1か所ありました。下山時に確認しましたが確かに少しわかりにくいところに赤テープがありましたが、注意深く歩いていれば気づけたと思います。
さらに進んでいくと少し周りが開けてきます。河原のようなところをしばらく歩き救助用のヘリポートを通り過ぎると行者小屋に到着します。かなりの賑わいでテーブル付のベンチはすべて埋まっていました。小屋前広場の端っこの方のベンチでおにぎりを食べていよいよ赤岳に向かいます。ここから赤岳方面は文三郎尾根と地蔵尾根がありますが文三郎尾根から登ることにしました。
テント場の横を通り過ぎてしばらく歩くと阿弥陀岳との分岐に出ます。ここを左手に進み赤岳方面に向かいます。ここからはかなりの急登が続きます。少し進むと階段の連続です。ひたすらの階段の登りはかなりきついですが周りの景色を堪能しながら頑張って登っていきます。右手に阿弥陀岳左手に赤岳を見つつ振り返ると眼下に行者小屋が見え、遠くには蓼科山も見え北アルプスも見えました。
周りの絶景に支えられて何とか文三郎尾根分岐まで登ってきました。ここで中岳阿弥陀岳方面を見ながら少し休憩します。中岳方面から登ってくるルートもありますがこのルートもかなりきつそうです。
ここから赤岳に向かって進みますが最後の最後にかなりの岩場の登りが待っていました。心が折れそうなくらいの岩場でしたがゆっくりと確実に一歩一歩進んでいき何とか山頂に到着することが出来ました。
山頂は既に多くの方が休憩していました。山頂の標識の横には神社があり三角点もありました。さっさと記念撮影を済ませて休憩ポイントを探します。東側は完全に雲がかかってしまい眺望は全くなかったので阿弥陀岳が良く見えるポイントに腰を下ろして1時間ほど休憩しました。
休憩を終えて名残惜しいですがいよいよ下山します。まずは赤岳頂上山荘に向かいます。ここでバッチを購入し赤岳天望荘方面に向かいます。ここの下りはかなりの急登でした。かなりのガレ道だったので足を滑らせないようにして慎重に降りていきます。赤岳天望荘方面から登ってくる人も沢山いたのですれ違いが結構大変でした。なんとか赤岳天望荘まで降りてきて振り返ってみるとかなりの急坂だったことが良く分かります。
山荘はかなり立派な感じでした。トイレは中に入って地下に下りた廊下の奥にありました。山荘前で少し休んでいるとカメラを持った人が集まっていたので近づいてみるときれいな花がいっぱい咲いていました。蝶もいてみんなでシャッターチャンスを狙っていました。
少し進むと地蔵の頭に出ます。ここにはお地蔵さんがいます。無事に下山できることをお願いして地蔵尾根を下りていきます。こちらの尾根もかなりの急坂でした。こちらの尾根にも途中いくつかの階段がありました。
1時間弱で何とか行者小屋まで降りてきましたが、午前中よりも賑やかになっていました。当然テーブルは全部埋まっておりみなさん生ビールを楽しんでいました。テント場もほぼ埋まっており隣との隙間がほとんどない状態でした。ここで美味しい水を補給して赤岳に別れを告げて下山します。
下山中もかなり大勢の方とすれ違いましたが、多くの方がテント装備を持っていました。既にほぼ満席状態のテント場にもかかわらずあれだけ多くの人がテントを背負っていましたが無事テントが張れたのでしょうか。やはり週末のテント場はかなり混雑するということですね。やはりテント泊は平日の夜に限りますね。
下山は相変わらずペースがあがらず予想以上の時間がかかりましたが何とか美濃戸まで下山することが出来ました。美濃戸山荘前のベンチで一休みし、美濃戸口まで最後の一頑張りでなんとか無事下山することが出来ました。
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