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Yamareco

記録ID: 477534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(スバルライン〜須走口)

2014年07月12日(土) 〜 2014年07月13日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.9km
登り
1,453m
下り
1,792m

コースタイム

7/12 14:00スバルライン五合目〜14:39六合目〜15:35七合目山小屋
7/13 3:21七合目〜4:55八合目〜6:28本八合目〜7:21九合目〜7:53吉田口頂上8:10〜本八合目(食事休憩)10:01〜砂払い五合(休憩)12:10〜12:40須走口五合目

*御殿場ルート登山道閉鎖中のため下山ルートを須走に計画変更
天候 12日:はれ
13日:曇りのち(濃霧)雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:高速バス 富士山五合目(スバルライン)
復路:登山バス 須走口五合目〜JR御殿場駅

御殿場駅行バスは急カーブ続き(運転手より事前説明有)なのでバス酔いされる方は注意。市街地まで下った所でお手洗い付の停留所に一旦停車。
コース状況/
危険箇所等
吉田ルート七合目から岩場。慣れていない者には足場を探し辛い箇所も。
須走ルートの砂走りは、砂のクッションに油断すると中小の石に足を取られる危険性。
強風時、六合目以上は風除けになるものが限られる(落石防止壁・山小屋)。

県営五合目総合管理センター(スバルライン五合目)で登山届が出来る。
新宿発の高速バスに乗りMt.Fujiへ。前日まで予約完売も当日空席有。 (8/17差替)
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新宿発の高速バスに乗りMt.Fujiへ。前日まで予約完売も当日空席有。 (8/17差替)
渋滞で予定の1時間遅れ五合目着。訪れるのは小学校の遠足以来云十年ぶり。
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渋滞で予定の1時間遅れ五合目着。訪れるのは小学校の遠足以来云十年ぶり。
小御嶽神社で安全登山祈願。
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小御嶽神社で安全登山祈願。
富士山みはらしのホットケーキ。3,776mを頂く。
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富士山みはらしのホットケーキ。3,776mを頂く。
富士山。そばで見るといつも見るのと違う感じがする。
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富士山。そばで見るといつも見るのと違う感じがする。
頂上までよく見える。今から登りますよ〜
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頂上までよく見える。今から登りますよ〜
出発。左の建物が総合管理センター。登山届が出せる。外で保全協力金を払うとバッヂと携帯用トイレ(意外にかさ張る)が貰える。
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出発。左の建物が総合管理センター。登山届が出せる。外で保全協力金を払うとバッヂと携帯用トイレ(意外にかさ張る)が貰える。
登山計画書提出。お巡りさん教えてくれた電話番号違ってました…
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登山計画書提出。お巡りさん教えてくれた電話番号違ってました…
おんまさん
泉ヶ滝。
開けた場所に出る。
開けた場所に出る。
六合目。ここまでで引き返す観光客も。
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六合目。ここまでで引き返す観光客も。
上の方ガスってます。
上の方ガスってます。
登り始め。深呼吸しつつマイペースで良い調子。
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登り始め。深呼吸しつつマイペースで良い調子。
下から雲が上がってくる。
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下から雲が上がってくる。
山小屋だ。七合目か。雪も見える。
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山小屋だ。七合目か。雪も見える。
プチ渋滞。
人でごった返す七合目日の出館前。
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人でごった返す七合目日の出館前。
本日のお宿到着。まだ16時前なので4,5人目。
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本日のお宿到着。まだ16時前なので4,5人目。
16時半早めの夕食。ハンバーグカレー。同席の女性が「結構おいしい!」と。同感。温かい食事が有り難い。朝食用のお弁当も同時に渡される。
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16時半早めの夕食。ハンバーグカレー。同席の女性が「結構おいしい!」と。同感。温かい食事が有り難い。朝食用のお弁当も同時に渡される。
お腹も満たされ外に出てみると下界は雲の中。
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お腹も満たされ外に出てみると下界は雲の中。
お世話になった七合目トモエ館さん。この日の予約は「4割程度」とのこと。トイレも綺麗でした。
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お世話になった七合目トモエ館さん。この日の予約は「4割程度」とのこと。トイレも綺麗でした。
明日登る道を見上げる。無事登頂できるかな。
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明日登る道を見上げる。無事登頂できるかな。
好天を願い、床に就く。
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好天を願い、床に就く。
寝付けず広間に出る。来たときは空だった下駄箱が埋まった。
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寝付けず広間に出る。来たときは空だった下駄箱が埋まった。
甘酒を頂く。小屋内は温かいが外気はやはり冷たい。
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甘酒を頂く。小屋内は温かいが外気はやはり冷たい。
富士講の方々が納めた板だそうな。山小屋の雰囲気を味わう。
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富士講の方々が納めた板だそうな。山小屋の雰囲気を味わう。
外に出るとお月様綺麗。まだ登山者がやってくる。
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外に出るとお月様綺麗。まだ登山者がやってくる。
動くヘッドライトの光と河口湖方面の夜景。
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動くヘッドライトの光と河口湖方面の夜景。
夜明け前に出発。山腹でご来光を待つ。
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夜明け前に出発。山腹でご来光を待つ。
み…見え……
八合目。
赤土に雪がまだ。この辺りから頻りに鳥の鳴く声。励まされているようで元気が出る。
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赤土に雪がまだ。この辺りから頻りに鳥の鳴く声。励まされているようで元気が出る。
振り返ってみるも、見えないなあ。
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振り返ってみるも、見えないなあ。
どれが亀岩?(防護壁の上。見逃す)
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どれが亀岩?(防護壁の上。見逃す)
徐々にこんな石の道。火山だなあ。
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徐々にこんな石の道。火山だなあ。
ふと振り向くと、おてんとさんが!
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ふと振り向くと、おてんとさんが!
「下山道」の手作り感。山中湖から霧が発生。
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「下山道」の手作り感。山中湖から霧が発生。
本八合目
一ヶ所に降り注ぐ光。あれは権現山?神々しい。
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一ヶ所に降り注ぐ光。あれは権現山?神々しい。
本八合目トモエ館
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本八合目トモエ館
本八合を過ぎたあたりから霧が
本八合を過ぎたあたりから霧が
九合目。濃霧に包まれ風も強くなる。
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九合目。濃霧に包まれ風も強くなる。
7:53吉田口頂上。登り切る。「富士…」が入らなかった。
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7:53吉田口頂上。登り切る。「富士…」が入らなかった。
神社も小屋も閉まっている。登頂を喜びつつ下山の事が頭に浮かぶ。
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神社も小屋も閉まっている。登頂を喜びつつ下山の事が頭に浮かぶ。
風が強く吹き付けるのでベンチに誰もおらず皆さん建物の陰に避難。
風が強く吹き付けるのでベンチに誰もおらず皆さん建物の陰に避難。
指がフレームインする余裕のなさ。時折強い風にあおられるので登山講習で教わった耐風姿勢を初めて試みる。剣ヶ峰行を断念。
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指がフレームインする余裕のなさ。時折強い風にあおられるので登山講習で教わった耐風姿勢を初めて試みる。剣ヶ峰行を断念。
下山開始。濃くなる霧。何も見えね。
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下山開始。濃くなる霧。何も見えね。
山側にかなりの雪。
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山側にかなりの雪。
10m先に人が居ても判らない。初富士の下山、迷い易いという御殿場ルートにしなくて良かったと思う。
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10m先に人が居ても判らない。初富士の下山、迷い易いという御殿場ルートにしなくて良かったと思う。
吉田・須走ルート最後の分岐。須走ルートをゆく人が見えず不安だった。地図確認。強まる雨脚にここでカメラをしまう。
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吉田・須走ルート最後の分岐。須走ルートをゆく人が見えず不安だった。地図確認。強まる雨脚にここでカメラをしまう。
須走下山道終盤、安堵からかなんとなしに撮った一枚。木々に囲まれるのはやはり良い。
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須走下山道終盤、安堵からかなんとなしに撮った一枚。木々に囲まれるのはやはり良い。
小御嶽神社で頂いた御朱印。頂上の久須志・奥宮両社開山前だったのが残念。無事に下山できました感謝。
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小御嶽神社で頂いた御朱印。頂上の久須志・奥宮両社開山前だったのが残念。無事に下山できました感謝。
富士山保全協力者証。黄がスバルライン五合目で、赤は須走口係員さんの北斎推しに絆され?記念に。
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富士山保全協力者証。黄がスバルライン五合目で、赤は須走口係員さんの北斎推しに絆され?記念に。

感想

初めての富士登山、良い経験をさせて貰った。

初日は好天。初の高所登山になるので五合目で2時間過ごし14時出発、六合までは軽装の観光客も歩いている。ザレた道を踏みしめ深呼吸しつつ快調に七合目へ。眼前に広がる景色に自分はいま富士山に居るのだと感慨深く。山小屋の雰囲気は心地良く食事も美味しく頂けたが眠れず体を休めるのみに。天気予報(docomoLTE入る)で天気が崩れそうなのを知り、出立を早めご来光は少し登ってから拝むことに。

二日目は3時スタート、暗闇の岩場はヘッデンで照らしても登り辛いが人も疎ら。岩の影に若者が寝ていてギョッとする。八合目付近で日の出時刻を迎えるも雲で太陽は拝めず。暫し進み切れ間から射す朝日に元気を貰う。火山岩の道は国際色豊か、Good morning.声をかけるとmorning〜♪,オハヨウゴザイマス,コニ↑チワ!。皆さん割と軽装だが元気。本八合目あたりから霧の中、九合目は風も強くなる。7:53吉田口頂上到着。富士山に登った。見知らぬ人たちと喜び合う。高山病にも罹らず体調は良い。神社や売店はまだ閉鎖、火口も覗けず。天候と自分の能力を考え剣ヶ峰は諦める。山は逃げない、また来よう。

下山道は既に深い霧、つづら折りの下の道が見えない。本八合に戻り休息とエネルギー補給、身支度を整える。荒天時の山小屋の有難みを知る。再出発、濃霧の中を進みながら聴くドーンドーンという自衛隊演習の大砲音が不気味。砂走りはスキーの感覚に似て楽しい。須走ルートは本来であれば雄大な景色を楽しみながら下れるようだが、視界が悪いため目標物が見えず時が長く感じられる。六合あたりで晴れ間から緑地帯が見えると登山者からあがる歓声。昼過ぎ須走口到着。無事に登り、下りてくることが出来ました感謝。今度は富士宮口や御殿場ルートも歩いてみたい。


追記1:Mt.Fujiで会った人達

・八合手前でご来光待ちのご夫婦。初回は頂上ご来光登山(おそらくツアー)だったので2度目の今回は二人でのんびり登ると話して下さった。なんか素敵。写真撮って頂き感謝。
・女性ペアに挨拶した際、登りに息を切らせたお一人から「サワディカ…」と聞こえたのでサワディカップと返したら「びっくり!」と笑顔。言う人あまり居ないのだろうか、タイ語これしか知りませんけど。少し元気になった様子で良かった。
・同じバスで御殿場駅に降りた背の高い男性。金剛杖を持っていたので聞くと登頂したと。Congratulations!と言うと大きな手を差し出しガッシリ握手。second timeだそうな。こちらが初めてだと知るとまた大きな手で握手。気持ちよく家路につくことができた。


追2:七合目にて
http://www.yamareco.com/modules/diary/88526-detail-76291
帰宅後
http://www.yamareco.com/modules/diary/88526-detail-76433

翌2015年の記録 (富士宮〜お鉢〜御殿場)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-679829.html

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体力レベル
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