毛無山1964m(麓,2往復,20kg)
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- GPS
- 11:23
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
※[CT ] CTt 予定t 結果t [%CT ]
※[----] 03:00 03:00 03:00 [----] 毛無山P820m
→[0:15] 03:15 03:15 03:13 [087%] 麓山の家840m
→[0:10] 03:25 03:25 03:19 [060%] ゲート868m
↑[0:15] 03:40 03:38 03:32 [087%] 地蔵峠分岐920m
↑[0:25] 04:05 04:01 04:01 [116%] 見晴台1080m
↑[0:45] 04:50 04:41 04:50 [109%] 5合目1380m
↑[1:30] 06:20 06:02 05:53 [070%] 稜線合流1900m
−[0:10] 06:30 06:12 06:00 [070%] (小休止、行動食)
→[0:10] 06:40 06:22 06:04 [040%] 丸山1880m
↓[0:50] 07:30 07:07 06:27 [046%] 第二地蔵峠1550m
↓[0:10] 07:40 07:16 06:33 [060%] 地蔵峠1510m
↓[0:20] 08:00 07:34 06:48 [075%] 水場1360m
↓[0:30] 08:30 08:01 07:08 [067%] 沢横切る1200m
↓[0:45] 09:15 08:42 07:43 [078%] 地蔵峠分岐920m
−[0:10] 09:25 08:52 07:49 [060%] (小休止)
↑[1:00] 10:25 09:46 08:39 [083%] 沢横切る1200m
↑[0:45] 11:10 10:26 09:16 [082%] 水場1360m
−[0:10] 11:20 10:36 09:28 [120%] (小休止、昼食)
↑[0:30] 11:50 11:03 09:47 [063%] 地蔵峠1510m
↑[0:15] 12:05 11:17 09:55 [053%] 第二地蔵峠1550m
↑[1:10] 13:15 12:20 10:43 [069%] 丸山1880m
→[0:10] 13:25 12:30 10:49 [060%] 稜線合流1900m
→[0:15] 13:40 12:45 10:58 [060%] 毛無山1946m
→[0:15] 13:55 13:00 11:14 [107%] 大見岳1964m
→[0:10] 14:05 13:10 11:20 [060%] (1959m)
→[0:10] 14:15 13:20 11:24 [040%] 大見岳1964m
→[0:15] 14:30 13:35 11:37 [087%] 毛無山1946m
→[0:10] 14:40 13:45 12:01 [240%] 稜線合流1900m、登山者の方と10minぐらい談笑
↓[1:10] 15:50 14:48 12:42 [059%] 5合目1380m
−[0:10] 16:00 14:58 12:48 [060%] (小休止、行動食)
↓[0:30] 16:30 15:25 13:19 [103%] 見晴台1080m
↓[0:20] 16:50 15:43 13:39 [100%] 地蔵峠分岐920m
↓[0:10] 17:00 15:52 13:53 [140%] ゲート868m、沢で靴とストックを洗う5min
−[0:10] 17:10 16:02 13:58 [050%] (小休止)
→[0:10] 17:20 16:12 14:04 [060%] 麓山の家840m
→[0:15] 17:35 16:27 14:18 [093%] 毛無山P820m
万歩計忘れた
※ 標準CT 結果CT %CT
↑ 06:35 05:16 080% 負荷20kg 登り
↓ 04:45 03:25 072% 負荷20kg 下り
→ 02:25 02:01 083% 負荷20kg 縦走その他
※ 13:45 10:42 078% 合計
− 00:50 00:36 072% 休憩その他
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
南アルプスの夏山シーズンが楽しみな一方で昨年と同程度の体力がキープできているか不安、そんなわけで昨年も実施した毛無山での体力確認山行へ、負荷20kg、時計回り、反時計回り、2回登れば累積標高2000m超、アミノバイタル禁止、今回はわざわざ雨の日を選んで雨天歩行訓練を兼ねることに・・・。
結果、昨年より少し速いタイムで完歩できたので体力は維持できている。一度も尻餅をつかずにこのコースを歩けたのは初めてかもしれない、最後まで集中力を切らさなかった。3時間おきの行動食でシャリバテは起こさなかった。ずぶ濡れで歩いたら股ズレ、肩ズレを起こしたてヒリヒリ痛い、手袋をせずにストックを使い続けたら掌の皮が剥けた、いろいろ問題点が浮かび出して収穫の多い雨天山行だった。
【2014年7月5日 土曜日】
金曜日帰宅後19:30就寝−0:00起床、少し寝不足ぎみ。
0:58自宅出発−2:24毛無山臨時P到着、朝食はセブンイレブン富士宮朝霧高原のミニ弁当。
小雨のなか上下カッパを着込み、テン泊装備のザックに南アルプスの天然水を3本追加。
計量20.20kg。
登り一本目、尾根直コース、3:01毛無山臨時Pヘッデンスタート、舗装路をちょっと歩いただけで猛烈に暑い、ゲートで登山届け提出。地蔵峠分岐へ向かう途中で間違って右方向へ進んでしまい見覚えない道を歩いたが林道に合流して正規登山道へ修正できた。地蔵峠分岐から急登が始まると暑すぎて調子が悪い、二合目に辿り着く前に少し歩いては止まるといった状態になってしまった、このままでは2登なんて無理だ、とにかく体を冷やさねばと思いゴアジャケットを脱いでTシャツ1枚になり水分補給、既にTシャツは汗でずぶ濡れだから雨で濡れても気にならない、むしろ木々から降り注ぐ水しぶきが冷たくて気持ちいい。四合目を超え少し調子が上がったものの本調子にはほど遠い、四合五尺のレスキューポイントでゴアパンツも脱いで体をさらに冷やすことにした。軽い撥水性のあるストレッチパンツは小雨程度なら濡れなかった、ここからだいぶ本調子に近付いたような気がする、もしかするとストレッチパンツの上にノンストレッチのゴアパンツを履いていたから歩行摩擦が大きすぎて調子が上がらなかったのかもしれない。五合目からは別の意味で調子が上がらない、楽しくないのだ、この登山道は四回目だから新鮮味が無く、ツツジの時期も過ぎて花も咲いていない、途中でカウントを忘れてしまい次が何合目だか判らなくなった、つぎはきっと八合目だろうと思い込んでいたら7合目の案内板が現れてガックリ、歩みが止まる。いや・・・南アルプスへ行きたかったらこの程度でへこたれるな・・・自分に喝を入れて再び歩き始める。眺望無しの富士山展望台を通過して九合目を過ぎれば間もなく5:53稜線合流、スタートしておよそ3時間、一回目の行動食で海苔巻きパクっ、暑さがキツくて冷たいお茶をガンガン飲んでしまう、水分の消費が早い。
下り一本目、地蔵峠コース、6:00稜線合流点出発、ところどころに設置されている茶色の道標は記憶に無い、最近追加されたのだろうか。サクサク下っているうちになんだか調子が良くなってきた、軽快に地蔵峠を通過して稜線を離れる、ガレの登山道を下っているところで雨が強くなってきた、撥水性パンツもいよいよずぶ濡れに、でも暑いからカッパを着る気にはならない。もし沢が増水していたら渡渉を諦めて引き返すつもりだったが沢はほとんど増水しておらず難なく通過、7:43地蔵峠分岐到着、あっという間に下ってきた感じだった。
登り二本目、地蔵峠コース、7:49地蔵峠分岐出発、引き続き調子が良く、登り一本目の調子悪さはどこへいってしまったのか。地蔵峠コースは尾根直コースと違って斜度が緩いし変化があって楽しい、沢を眺めながらの登山道、渡渉が6カ所ぐらい、比丘尼(ビクニ)の滝、ちょっと危なげな岩場のトラバースなどもある。沢を外れれば苔生した深緑がいい感じ、金鉱石窯、石垣跡などを見物、花はコアジサイや終わりかけのツツジ、4cmぐらいのアカガエルや掌サイズのでっかいヒキガエルに10回ぐらい遭遇、そういえばカモシカを初めて見たのもこの登山道だったことを思い出した。軽快に進み9:16水場到着、およそ六時間目、昼食のイナリをパクパクっ、ここでオーイお茶500mLとアクエリ1Lを飲み干してしまったので重しの南アルプスの天然水に手をつける。9:28水場出発、ロープのある岩場を登りガレの登山道を暫らく歩くと地蔵峠へ、両側に笹が生い茂る稜線を歩くと第二地蔵峠へ、ここから稜線合流点までの登り350mがちょっとキツかった。調子がいいとはいえやはりバテた、それでも道中に咲いていたドウダンツツジがちょとだけ疲れを忘れさせてくれた。10:58毛無山で証拠写真を撮ってから大見岳1964mの岩の上へ、ここが天子山塊最高地点、地味だね・・・。さらにちょっと進んで尾根分岐のある1959m地点まで足を伸ばす、何かあるわけでもないのにいつもここが折り返し地点、そしてタカデッキ方向へ行ったことはない。
下り二本目、尾根直コース、11:20 1959m地点出発、ガスに霞んだ稜線がいい雰囲気を出している、眺望のご褒美があれば30分は休憩する毛無山山頂も今日は素通りする。稜線合流点の手前で沼津から来たというAさんBさんが登ってきた、話によれば今シーズン聖岳→百間洞→赤石岳の縦走に挑戦したいので雨の毛無山へ特訓にきたという、そして少し前には地蔵峠コースも登っているのだとか、自分と同じように南アルプスを目指して訓練されている方々に会えてなんだかすごく嬉しい、10分ぐらい歓談した。この後、M2PとM1すれ違う、AさんBさんによれば毛無山の主とソロ女性も登っていたらしいので今日の毛無山は8人登っていたことになる、こんな雨の日にしては結構な人数だと思う。いよいよラスト1000mの下り、雨のせいで岩や根っこ、泥土が滑りやすい、危なげな足置きは体重をかける前に滑らないか確かめながら慎重に。12:42五合目到着、九時間目にしてはちょっと遅めの行動食で海苔巻きパクっ。四合目を過ぎたあたりから足への疲労感が襲ってきて三合目までがキツかった、予定より早いこともありここからは無理せずにペースを落として歩く。地蔵峠分岐点を過ぎた先の河原で泥だらけのブーツとストックを洗う、そういえば毛無山には蛭がいないのだろうか?これまで見たことがない。ゲートに無事到着、登山届け回収、最後まで集中力を切らさずに下ってくることができた、この登山道を尻餅つかずに完歩したのは始めてかもしれない。麓山の家で団体のハイカーに遭遇、何とか富士山ウォークといった旗を掲げており100人以上はいたと思う。14:18毛無山臨時P到着、雨が止んで雲間から毛無山山頂が現れそうだ。
計量18:55kg。
飲み物は1.5Lでは足りず2L必要だった、重りの南アルプスの天然水を500mL飲んだ。南アルプスの天然水がザックの中でこぼれていた、このボトル、一旦キャップを開封するとしっかり閉まらない、おかげでシェラフ等が濡れてしまった。着替え中、なんだか股がヒリヒリ痛い、よく見ると股ズレを起こしていた、肩ズレも起こしている、ずぶ濡れで歩くということはこういった問題があることが分った。手袋をせずにストックを使い続けたら掌の皮が剥けた、これも雨のせいだと思う。筋肉痛は火曜日まで残った。このコース飽きちゃった、来年はもうやりたくないのが本音、でもアルプス縦走前にやらないと不安なんだよなぁ。越前岳4登なんてもっとやりたくないし、他に近場で標高差1000mぐらいのコースないだろうか。
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