2014シーズン一発目 黒戸尾根で登る甲斐駒ケ岳(テント泊)
- GPS
- 91:05
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,597m
- 下り
- 2,587m
コースタイム
5:45尾白川渓谷駐車場〜6:00竹宇神社〜7:55笹の平〜10:40五合目小屋跡〜11:30七丈小屋〜テント設営12:35〜14:30甲斐駒ケ岳山頂15:00〜16:30七丈小屋
【2日目】
6:40七丈小屋〜8:00刀利天狗〜10:40尾白川渓谷駐車場
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【五合目小屋跡〜七丈小屋】 垂直に近いはしごがあったりするので慎重に 【七丈小屋〜山頂】 狭くて急な岩場が続く場所がありますのでクライミング的な動きができるとスムーズに登れます。あと落石注意です。下りの方が高度感があり、足が置ける場所も少ないため十分に注意が必要です。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
台風一過の土曜日の晴天を逃すまいと尾根登りの登山道を探していたところ・・・・嫁が黒戸尾根のコース図を持ってきました。シーズン1発目にそこ選びますか、ハイそうですか。。
【1日目】
朝6時前に尾白川渓谷駐車場を出発、神社裏のつり橋を渡ってウワサの黒戸尾根スタートです。山頂まで2200m登るのかぁ・・・長い。 風の通らない樹林帯を歩くため蒸し蒸しして暑い。足元にはキノコがニョキニョキ生えているので気晴らしに写真を撮りながら黙々と登る登る登る。テント泊の重装備なもので日帰りスピードハイカー&トレイルランナーにバンバン抜かれます。
笹の平到着も休憩無くスルー。標高700上げたのにサッパリ変化もゴールも見えないこの絶望感、たまりませんねw 刃渡りまでは樹林帯&キノコが延々と続きます。刀利天狗あたりからはハシゴや鎖が出始めて歩きのアクセントになります。5時間で五合目小屋跡に到着・・・まだ5合目。 さらに標高100m近くを下ってからの連続ハシゴとどMにはたまらないアップダウンです。
だいぶ疲れてきたあたりで発電機のエンジンの音が聞こえて七丈小屋到着。テントの受付を済ませてテン場へ。到着が早い方だったので先行は5張程度、平らないい場所にテントを張ることができました。
疲れていたけれど翌日はお天気下り坂予報だったので気合を入れて山頂アタック決行!荷物はほぼなくなるし元気に行ってきました!八合目手前までは樹林帯が続き、その後はやっと森林限界で視界が広がります。それにしても狭くて急な岩場が続きますね。テン場を出発してから2時間で山頂に到着。いいお天気の山頂でしたが道路の土砂崩れで広河原方面からのアクセスが止まっているため人はまばら。360度のパノラマを目の前にしてのんびり過ごしちゃいました。
下りは1時間半でテン場に戻り、水場で冷やしていたビールで乾杯♪晩御飯はカレーと荷上げた野菜とウインナーのスープ&おつまみで満腹♪夕立も無かったしいい1日でした〜。・・・それにしても疲れた。日が暮れたのでテントに入ってコーヒー飲んで横になったらあっという間に夢の中でした。
【2日目】
ご来光アタックの人たちの気配で目が覚めたのが3時。しばらくウトウトしていたけれど結局目が覚めてしまったので4時起床。朝ごはんを食べてのんびりと用意。お天気は雲が高いが曇り、鳳凰三山の方に怪しい雲がかかり始めていたのでいつまで持つか・・・。
まったりとテント撤収して6時半に小屋を出発して下山開始です。下りは1800mほど標高差を下るので膝が大爆笑の予感・・・。ハシゴの箇所を過ぎたところでトレッキングポールを組み立てて使い始める。そして下っている途中で雨がポツポツ、念のためザックカバーをかける。前日山頂取っておいて本当に良かった(^^; この頃はすでに樹林帯だったのでパラっときたもののほとんど濡れずでした。
下りは4時間ほどで駐車場まで下山。赤石岳を思い出す急で長い下り・・・・、案の定膝は大爆笑。。南アルプスは甘くないですね〜。駐車場レストランで冷えたラムネと登山バッジを頂いて無事にミッション終了でした。
温泉は近くにあった「おじろの湯」で汗を流す、入浴料720円と高いですがいい温泉♪帰り道に南アルプス市の農園で桃狩りをして帰りました。
ということで今年も夏山スタートしましたー!早く梅雨明けて欲しいな♪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する