記録ID: 4815186
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
朝夕の穂高を撮りに南岳（南岳新道ピストン）
2022年10月20日(木) 〜
2022年10月21日(金)
長野県
岐阜県
S_Isam
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 14:50
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,312m
- 下り
- 2,248m
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1日目
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:08
距離 12.5km
登り 2,105m
下り 121m
| 天候 | 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
4時40分新穂高着 途中コンビニ立ち寄り |
| コース状況／ 危険箇所等 |
南岳新道を初めて利用しましたが、やはり急登続く健脚者向けルートです。でも、笠新道より大分マシかと個人的には思えます。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
4時半過ぎに新穂高温泉の無料駐車場着。平日なのに1番上のスペースはほぼ満車。槍平や南岳の小屋はもう終わったけど、双六小屋は今日まで泊まれるからかな？
ザックの荷造り中にご挨拶代わりに星撮り。オリオン座流星群が写ったと思いきや、これは人工衛星みたい。
1
10/20 4:45
4時半過ぎに新穂高温泉の無料駐車場着。
平日なのに1番上のスペースはほぼ満車。槍平や南岳の小屋はもう終わったけど、双六小屋は今日まで泊まれるからかな？
ザックの荷造り中にご挨拶代わりに星撮り。オリオン座流星群が写ったと思いきや、これは人工衛星みたい。
平日なのに1番上のスペースはほぼ満車。槍平や南岳の小屋はもう終わったけど、双六小屋は今日まで泊まれるからかな？
ザックの荷造り中にご挨拶代わりに星撮り。オリオン座流星群が写ったと思いきや、これは人工衛星みたい。
やっと明るくなって穂高平小屋へのショートカット入り口 この手前にそれらしい道を見つけて入ったけど途中で道がなくなり、間違いだと気づいて引き返した。薄暗いと道迷いがある😅
2
10/20 5:53
やっと明るくなって穂高平小屋へのショートカット入り口
この手前にそれらしい道を見つけて入ったけど途中で道がなくなり、間違いだと気づいて引き返した。薄暗いと道迷いがある😅
この手前にそれらしい道を見つけて入ったけど途中で道がなくなり、間違いだと気づいて引き返した。薄暗いと道迷いがある😅
ショートカットルートは足元悪い場所もあるけど、ルートは明瞭。
日が当たればもっと綺麗だろうな。
明日ここを通る頃は、日も高いから楽しみ。
明日ここを通る頃は、日も高いから楽しみ。
蒲田川右俣を進みます。谷間のこの辺りはまだ日がささないけど、奥の笠ヶ岳はしっかり朝日を浴びる。
滝谷の水を汲みます。穂高好きなら、この水はプレミアム😁帰りもここで滝谷の天然水をお土産にした😆
滝谷出合から上を見る。北穂とドームが見える。まだ、日が当たらないのでよく分からなかったけど、翌日の帰りにここを通った時は、日が当たり、手前の紅葉が鮮やかだった。
10/20 8:20
滝谷出合から上を見る。
北穂とドームが見える。まだ、日が当たらないのでよく分からなかったけど、翌日の帰りにここを通った時は、日が当たり、手前の紅葉が鮮やかだった。
北穂とドームが見える。まだ、日が当たらないのでよく分からなかったけど、翌日の帰りにここを通った時は、日が当たり、手前の紅葉が鮮やかだった。
槍平小屋ここで南岳から降ってきた方とお話しした。大キレットを目指したけど、寒気と強風で引き返した様子。雪はほとんどなく、アイゼンは必要ないとのこと。一応軽アイゼンを持ってきたけど、一安心。やはりこの時期の北アルプスは色々厳しい。
5
10/20 9:13
槍平小屋
ここで南岳から降ってきた方とお話しした。大キレットを目指したけど、寒気と強風で引き返した様子。雪はほとんどなく、アイゼンは必要ないとのこと。一応軽アイゼンを持ってきたけど、一安心。やはりこの時期の北アルプスは色々厳しい。
ここで南岳から降ってきた方とお話しした。大キレットを目指したけど、寒気と強風で引き返した様子。雪はほとんどなく、アイゼンは必要ないとのこと。一応軽アイゼンを持ってきたけど、一安心。やはりこの時期の北アルプスは色々厳しい。
南岳新道の本格的な登りが始まる。木の梯子が多いし、結構険しい。そして、とにかく急登が続く。
小屋から1時間ほど急登を登ると中崎尾根の向こうから笠ヶ岳が姿を現す。
2,800メートル付近から歩いてきた蒲田川右股沿いの新穂高方面を見下ろす。さっきはまだ日がさしていなかったから分からなかったけど、凄い紅葉が拡がってる🍁！
7
10/20 12:02
2,800メートル付近から歩いてきた蒲田川右股沿いの新穂高方面を見下ろす。さっきはまだ日がさしていなかったから分からなかったけど、凄い紅葉が拡がってる🍁！
この先尾根は岩で行く手を阻まれるので、左のガラ場にルートをとります。
ここは有名なハイマツの中の木道
この先に梯子があり、その先のガラ場のトラバース道が良く見えている。
この先に梯子があり、その先のガラ場のトラバース道が良く見えている。
今まで見えなかった東の世界が見渡せる。左から富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、少し分かりづらく仙丈岳、間ノ岳、農鳥岳。空気が澄んで、遠くまでよく見える。
3
10/20 13:16
今まで見えなかった東の世界が見渡せる。
左から富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、少し分かりづらく仙丈岳、間ノ岳、農鳥岳。空気が澄んで、遠くまでよく見える。
左から富士山、甲斐駒ヶ岳、北岳、少し分かりづらく仙丈岳、間ノ岳、農鳥岳。空気が澄んで、遠くまでよく見える。
南アルプスの続き
左から塩見岳、悪沢岳、荒川岳、ほぼ中央に赤石岳、聖岳、上河内岳、離れて右に光岳かな？
左から塩見岳、悪沢岳、荒川岳、ほぼ中央に赤石岳、聖岳、上河内岳、離れて右に光岳かな？
北アルプスを望遠で
左の黒部五郎岳と双六岳
手前の笠ヶ岳へと続く稜線がかっこいい。
左の黒部五郎岳と双六岳
手前の笠ヶ岳へと続く稜線がかっこいい。
冬季小屋の第一扉は縦開閉で、このように木で固定して開けっ放しにできます。僕は夜中もずっと開けっ放しにしました。第二扉だけで十分だし、結構重く、いちいち面倒なので笑。
3
10/20 13:28
冬季小屋の第一扉は縦開閉で、このように木で固定して開けっ放しにできます。僕は夜中もずっと開けっ放しにしました。第二扉だけで十分だし、結構重く、いちいち面倒なので笑。
中は窓など当然ないので真っ暗ですが、こうして入り口扉を開けておけば、光が入ります。
中は六畳と夏の外トイレに繋がる六畳位の部屋が二つ。長椅子もあり、物を置けるし座れるし、とても便利。
そういえば、こんな畳やコンパネがあり、敷いて使ってくださいとのこと。本当にありがたい。ここの冬季小屋はとてもいい。
槍ヶ岳アップ
手前に中岳、大喰岳を従えてかっこいい‼︎
赤い屋根の槍ヶ岳山荘も少し見えてます。
手前に中岳、大喰岳を従えてかっこいい‼︎
赤い屋根の槍ヶ岳山荘も少し見えてます。
北アルプス北部の山並み
真ん中の白馬岳は雪で白くなってる。
右の鹿島槍ヶ岳が堂々としてるな。
真ん中の白馬岳は雪で白くなってる。
右の鹿島槍ヶ岳が堂々としてるな。
穂高連峰アップ
左から北穂、中央奥に奥穂、小さくロバの耳と右にジャンダルム
左から北穂、中央奥に奥穂、小さくロバの耳と右にジャンダルム
乗鞍岳とその左奥に御嶽山
手前の稜線は、西穂からジャンダルム方面に繋がる。
手前の稜線は、西穂からジャンダルム方面に繋がる。
南岳小屋の位置がよく分かる。確かにあの小屋の向こうに行けば、大キレット越しの穂高がよく見えそう。
槍穂高に会えた嬉しさに滅多にしない自撮り😆
そしてやっぱり3000メートル峰は嬉しいな😊
そしてやっぱり3000メートル峰は嬉しいな😊
山頂をあとにして、小屋奥の大キレット展望台へ大キレット越しの穂高岳、かっこよすぎ‼︎これが見たかった。左のギザギザは前穂高とその北尾根。
6
10/20 14:59
山頂をあとにして、小屋奥の大キレット展望台へ
大キレット越しの穂高岳、かっこよすぎ‼︎これが見たかった。左のギザギザは前穂高とその北尾根。
大キレット越しの穂高岳、かっこよすぎ‼︎これが見たかった。左のギザギザは前穂高とその北尾根。
アーベンロート撮影のためにロケハン😆
西日が当たる、ここからが良さそう。
西日が当たる、ここからが良さそう。
翌日2時過ぎに起きて、小屋から10分の南岳山頂へ。このグルグルを撮りたくて😆寒いけど、思ったよりは暖かい。風も弱く、撮影にはもってこい。
10
10/21 3:30
翌日2時過ぎに起きて、小屋から10分の南岳山頂へ。このグルグルを撮りたくて😆寒いけど、思ったよりは暖かい。風も弱く、撮影にはもってこい。
山頂から移動して今度は穂高と冬の大三角形
左端にオリオン座流星群か？
左端にオリオン座流星群か？
冬の大三角形から穂高に落ちる流れ星🤩
かなり明るい流星が真ん中のいい所に流れてくれた😁
かなり明るい流星が真ん中のいい所に流れてくれた😁
1番明るいシリウスの右に小さい流星
その右上の少し長い軌跡は人口衛星だと思う。
その右上の少し長い軌跡は人口衛星だと思う。
左から黒部五郎、双六、真ん中が丸山、三俣蓮華、奥に薬師、鷲羽。ゆっくり歩きたい山々。
西の笠ヶ岳と抜戸岳の下に大きな影
穂高と大きく窪んだ大キレット、そして南岳の影がハッキリして面白い🤣
穂高と大きく窪んだ大キレット、そして南岳の影がハッキリして面白い🤣
お世話になった冬季小屋をあとに槍平、新穂高方面へ下ります。冬季小屋は貸切でした😆ありがとうございました。また来ます😊
葉っぱを落とした木々が尾根に沿って並び、そこが日を浴びて輝く
標高2400メートルまで降ったところで、カメラをさっき休んだ所に忘れてきたことに気づく😅標高200メートルを登り返し、忘れ物のカメラを見つけた😆空身になって登ったけど、この登り降りはこたえたな😆
4
10/21 9:00
標高2400メートルまで降ったところで、カメラをさっき休んだ所に忘れてきたことに気づく😅標高200メートルを登り返し、忘れ物のカメラを見つけた😆空身になって登ったけど、この登り降りはこたえたな😆
カメラの忘れに気づき、ザックを置いて登り返した場所に戻る。あーシンド😮💨
気を取り直してズンズン降ります。槍平小屋近くなり、中崎尾根の向こうに笠ヶ岳が見えなくなる。
槍平小屋に到着
カメラ忘れのための200メートルアップダウンがこたえた😅
ここまで4人の単独行の男性と出会う。
カメラ忘れのための200メートルアップダウンがこたえた😅
ここまで4人の単独行の男性と出会う。
滝谷出合から北穂滝谷
顕著なドーム型の岩峰はそのまま滝谷ドーム笑。
日が当たる手前の紅葉がことのほか綺麗だった。
顕著なドーム型の岩峰はそのまま滝谷ドーム笑。
日が当たる手前の紅葉がことのほか綺麗だった。
白出沢からの登山口分岐思えば15年近く前、僕が学生の頃に山をやってたことを知った山好きのかつての上司に、どこか連れてけと言われて登ったのが、ここから白出沢を詰めて穂高岳山荘に泊まり、奥穂から西穂に抜けた山行だった。山に戻るきっかけになった。
10/21 12:26
白出沢からの登山口分岐
思えば15年近く前、僕が学生の頃に山をやってたことを知った山好きのかつての上司に、どこか連れてけと言われて登ったのが、ここから白出沢を詰めて穂高岳山荘に泊まり、奥穂から西穂に抜けた山行だった。山に戻るきっかけになった。
思えば15年近く前、僕が学生の頃に山をやってたことを知った山好きのかつての上司に、どこか連れてけと言われて登ったのが、ここから白出沢を詰めて穂高岳山荘に泊まり、奥穂から西穂に抜けた山行だった。山に戻るきっかけになった。
白出沢出合からは長い林道。
でも紅葉綺麗だし、今までの道よりずっと歩き易い。
でも紅葉綺麗だし、今までの道よりずっと歩き易い。
穂高平小屋から今朝までいた南岳（左）を見上げる。右は多分涸沢岳だと思う。
感想
ずっと気になっていた南岳新道。本当は槍や双六からの西鎌尾根と繋げたいけど、休みはそんなにないし、今回はオリオン座流星群が見えるかもということで、写真メインで南岳冬季小屋を利用させてもらうピストン登山を敢行。
期待どおりの好天に恵まれ、朝夕の大キレット越しの穂高と夜の星空を堪能できました。
新穂高から登れるこの南岳新道も、今後よく訪れそう😁
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新穂高まで下道で3時間半なのが大きいですね。ガソリン高いし😅
南岳はこれまで通過ばかりでしたが、穂高の展望が最高なので、ここ目的でこれからも来ることになりそうです😆
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