白馬乗鞍岳から白馬大池へ 帰りに栂池自然園散策
- GPS
- 05:35
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 728m
- 下り
- 727m
コースタイム
09:25登山口
10:20天狗原
11:10白馬乗鞍岳山頂
11:40白馬大池山荘12:05
12:35白馬乗鞍岳山頂
13:15天狗原
14:00登山口
14:50栂池自然園駅
歩行時間5時間10分
天候 | 曇り、山頂は時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
信号「岩岳入口」を左折、県道433号線に入り 約6kmで栂池ゴンドラリフトの栂池高原駅に着きます 高原駅の駐車料金が500円(日帰り)、 栂池自然園往復乗車券が3,300円、自然園入園料300円です トイレ、登山相談所(登山届を提出)、日帰り温泉が高原駅に完備 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜天狗原 登山口からすぐの急坂に木道が付けられています 濡れてちょっと滑りやすいのでご注意ください 木道を過ぎると尾根沿いの緩やかな登りになります 一箇所、残雪帯(約20m)を渡りますがアイゼンの必要はありません 天狗原〜白馬乗鞍岳山頂 湿原に渡された木道を過ぎると 大岩の間を縫う歩きにくい急坂 途中から、残雪も現れますので滑落、転倒注意です 最後の残雪帯にはロープがありますが 手前にも残雪上に踏み跡がある為、 そこを歩いている人も多く見かけました 急斜面ですので、滑落注意です 白馬乗鞍岳山頂〜白馬大池 這松帯を抜けると再び大岩の重なる緩やかな斜面を 大池の縁に沿って歩きます 視界のある日は問題ありませんが ペンキのマークを見落とさないように注意してください |
写真
感想
いつか登ろうと思いながら、あまりにも身近な超有名な山で、
乗り物を駆使して標高2000メートル近くまで行ける為、
花のシーズンは観光客で溢れ、長い間敬遠していました。
それでも、一度は乗鞍岳に登り、栂池自然園を訪ねようと思い立ち
休日を使って登る事にしました。
平日だから静かだろう、なんてとんでもない間違い。
五人囃子やら何やら目印をつけた団体がバスから降り立ち、
次々とリフト駅に押し掛けているではありませんか!
しかも、駅で聞くと最近、7時から運行しているそうで
何とも出遅れた感じに、ちょっとがっくりしました。
気を取り直してリフトに乗り込み、ロープウェイに乗り換える時には
今度は団体さんのおかげで臨時便が出て助かりました。
禍福はあざなえる縄の如し、一面を見て落ち込んではなりません。
軽そうなザック姿の観光客を掻き分けるように登山口に向かいます。
渋滞が始まったのは天狗原の木道を過ぎ、大岩の重なる歩きにくい急坂。
まさかこんな場所で何が?と思いましたが
世の中は夏休みに突入、学生さんが一斉に山に繰り出していたのです。
それも計算に入れずにやって来たkyom4はまたしても大失敗?
高校生たちの軽快な足取りを羨ましく目で追いながら
白馬大池山荘に着くと、なんと青空がお出迎え!
麓は曇りでも、山上の晴れは良くあるパターン、
来て良かったと再び、しみじみ嬉しくなりました。
高校生たちは、午後1時に下山開始予定とのこと。
大分青空も翳りはじめ、一足お先に大池を後にしました。
弾むような賑やかな声が、湖面を伝って遥かに聞こえていました。
彼らの華やかな青春の1ページに白馬大池が残る事を祈ります。
登りの大渋滞は何だったのかと不思議です。
テン泊の重いザックが急坂でかなり速度を落とさせたのでしょう。
帰りの登山道は静まり返っていて、寂しくなるほど。
時折、単独で登って来る方を見かけましたが、
大池山荘で宿泊する計画か、天狗原までなのでしょうか?
午前中の喧噪など知る由もなく、淡々と擦れ違って行きます。
一時間ほど時間に余裕があり、栂池自然園を散策。
歩き易い木道には、家族連れ、御年輩の方が目立ちます。
考えてみると、二千メートル付近に咲く天上の花々を見る為に
リフトやロープウェイは本当に有難い存在かもしれません。
いずれは、乗り物のお陰で高山植物を楽しむ日が来ると思うと
栂池自然園までの近さになんとなくほっとします。
帰宅した夕方、ニュースが長野県内の梅雨明けを告げていました。
夏山シーズンいよいよ開幕です♪
涼しい山頂でくつろいで過ごせる日が幾日あるか、楽しみです。
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