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Yamareco

記録ID: 482068
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳〜赤沢岳〜爺ヶ岳

2014年07月21日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.8km
登り
2,039m
下り
2,128m

コースタイム

7/21(月) 扇沢駐車場5:15〜6:05大沢小屋〜7:40針ノ木峠8:00〜8:30針ノ木岳〜9:05スバリ岳〜10:15赤沢岳〜11:15新越山荘11:30〜13:05種池山荘13:20〜13:50爺ヶ岳南峰〜14:05種池山荘〜15:55扇沢駐車場(行動時間:10時間40分)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢まで自家用車
コース状況/
危険箇所等
針ノ木雪渓の状態はよい。大きなクレバス無し。針ノ木とスバリの間は崩れているので十分注意。鳴沢岳近辺も若干悪い。
針ノ木雪渓全景。
2014年07月21日 05:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 5:50
針ノ木雪渓全景。
天気もいいし気合入る!
2014年07月21日 06:31撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 6:31
天気もいいし気合入る!
このルートはなぜか目印がすべて鯉のぼりなのである。
2014年07月21日 06:33撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 6:33
このルートはなぜか目印がすべて鯉のぼりなのである。
うーむ、気持ちいい。
2014年07月21日 06:53撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 6:53
うーむ、気持ちいい。
快調すぎるほど飛ばします。最後の詰めは左です。
2014年07月21日 07:16撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 7:16
快調すぎるほど飛ばします。最後の詰めは左です。
稜線は近い
2014年07月21日 07:35撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 7:35
稜線は近い
登りきった。後立山方面。
2014年07月21日 08:03撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:03
登りきった。後立山方面。
槍穂高方面。ちょっと雲が出てきた。
2014年07月21日 08:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:12
槍穂高方面。ちょっと雲が出てきた。
針ノ木とスバリ。針ノ木は個人的にかなり好みの山。
2014年07月21日 08:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:12
針ノ木とスバリ。針ノ木は個人的にかなり好みの山。
親切なお方が撮影を申し出てくれました。
2014年07月21日 08:36撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:36
親切なお方が撮影を申し出てくれました。
縦走路と剣。
2014年07月21日 08:36撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:36
縦走路と剣。
剣は昨年投降した長次郎谷と平蔵谷がはっきり確認できます。長次郎谷の熊の岩までちゃんと視認できる。
2014年07月21日 08:37撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:37
剣は昨年投降した長次郎谷と平蔵谷がはっきり確認できます。長次郎谷の熊の岩までちゃんと視認できる。
黒部湖
2014年07月21日 08:38撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 8:38
黒部湖
針ノ木にはタカネシオガマがありました。
2014年07月21日 08:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 8:45
針ノ木にはタカネシオガマがありました。
スバリ岳。この山もなかなかの外観だ。
2014年07月21日 09:07撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 9:07
スバリ岳。この山もなかなかの外観だ。
スバリには少しですがコマクサもありました。
2014年07月21日 09:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 9:08
スバリには少しですがコマクサもありました。
山頂は針ノ木に負けず好展望。
2014年07月21日 09:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 9:11
山頂は針ノ木に負けず好展望。
信州側に猛烈に雲がわいてきた。
2014年07月21日 09:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 9:20
信州側に猛烈に雲がわいてきた。
針ノ木を振りかえる。
2014年07月21日 09:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 9:26
針ノ木を振りかえる。
黒部湖に船が浮かんでます。
2014年07月21日 09:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 9:49
黒部湖に船が浮かんでます。
拡大。ガルベ号?
2014年07月21日 09:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 9:49
拡大。ガルベ号?
鳴沢岳。ここからは完全に雲の中に入りました。
2014年07月21日 11:07撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 11:07
鳴沢岳。ここからは完全に雲の中に入りました。
新越山荘そばにアオイの花が咲いてました。
2014年07月21日 11:42撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 11:42
新越山荘そばにアオイの花が咲いてました。
種池が近づくと湿っぽくなり、キヌガサソウが目立ち始めます。
2014年07月21日 13:01撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 13:01
種池が近づくと湿っぽくなり、キヌガサソウが目立ち始めます。
キヌガサソウが凄い群生です。こんなに見たのは初めてです。
2014年07月21日 13:01撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
7/21 13:01
キヌガサソウが凄い群生です。こんなに見たのは初めてです。
2002年に登り残した爺ヶ岳南峰を登りました。これにて日本海から水晶岳まで繋がりました。
2014年07月21日 13:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 13:50
2002年に登り残した爺ヶ岳南峰を登りました。これにて日本海から水晶岳まで繋がりました。
種池山荘はリニューアルしたんですね。
2014年07月21日 14:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 14:12
種池山荘はリニューアルしたんですね。
柏原新道の雪渓トラバース。ルートが切り欠いてあり、危険ではありません。
2014年07月21日 14:25撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 14:25
柏原新道の雪渓トラバース。ルートが切り欠いてあり、危険ではありません。
扇沢の駐車場が近づいてきました。10時間超えのハードワークもようやくおしまいです。やれやれ。
2014年07月21日 15:14撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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7/21 15:14
扇沢の駐車場が近づいてきました。10時間超えのハードワークもようやくおしまいです。やれやれ。
撮影機器:

感想

夏の縦走に向けトレーニング。奥穂日帰りの予定だったが、北の方が天気が良さそうなので扇沢起点の周回コースに急遽変更した。標準コースタイムは16時間45分、奥穂日帰りとほぼ同じくらいのきつさだと思う。
 扇沢から針ノ木峠まで2時間25分はちょっと早すぎた。このせいなのか、後半バテることになる。雪渓の雪は朝一ではかなり硬かった。しかしクレバスは無く傾斜もそれほどでないので、アイゼンは使わずにピッケルだけで行けた。天気も良く快調に進む。針ノ木小屋のすぐ手前まで雪を繋いで登れた。針ノ木小屋で朝飯。小屋に泊まった方とお話ししたが、昨夜は大雨だったが、昨日日中の天気はそう悪くなかったそうだ。10時頃まで天気は良く、槍穂から白馬までの全山と、足元の黒部湖が見渡せた。11年前に歩いた船窪〜不動の難所も眼前に見えたが、ここのアップダウンは見ててほんとにつらそう… 多分北アルプスの一般路では一番きつい区間だろう。剱は丸見えで、昨年登った長次郎雪渓と平蔵谷も確認できた。何故か立山だけは山頂が雲に覆われていた。
 針ノ木山頂からスバリ岳までは短い区間だが崩れているので要注意。その先も鳴沢岳近辺の岩場は少し嫌らしかった。途中ですれ違った女性は「なかなか過酷です!」と言い残して去っていった。少しだがコマクサが咲いていたのはうれしかった。新越山荘で軽く昼飯。暑くて水の消費が多いので山荘で少し補給。ぬるいけど美味い水だ。越中側の新越沢から汲み上げているようだ。テント山行の男性と少し話をする。今朝は最高の日の出だったそう。自分もこの辺の山域でまたテント山行がをしたくなった。
 岩小屋沢岳を超え種池山荘に近づくと、足がだんだん前に出なくなってきた。天気もガスに覆われて視界はなくなった。この界隈は地形上風があまり当たらないせいか、樹林限界が高く湿り気を感じる。なので花豊富。特にキヌガサソウがたくさん。これほど群生して咲いているのは初めて見た。
 前に爺ヶ岳に登ったときに登り残していた南峰を往復することにする。湿気が酷く暑くてヘロヘロ、山頂からも周囲の山は雲に隠れ下界だけが見える。ただの苦行となってしまった。鹿島槍方面からは人がいっぱい下りてきていた。3連休で五竜から縦走してきた人もいるようだ。私もようやく下山。柏原新道は広く歩きやすい道だが、今日の行動ももう10時間になり足が止まりがちになる。ベトベトに蒸し暑いので水をかぶりたいが水場もない。朦朧になりながら扇沢までたどり着いた。
松川村のすずむし荘で汗を流してようやくさっぱりし、レストランで食事した。ここのサーモン丼は絶品。眠くて途中仮眠を取りながら小田原まで帰った。余談だが今回のルートを歩いたことで北アルプスの未踏区間がまた減り、日本海から水晶岳までがつながった。

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