不帰キレットに挑む~白馬岳、五竜岳~


コースタイム
4:50猿倉~ 5:40白馬尻小屋~ 8:20避難小屋~ 9:00白馬岳頂上宿舎~ 9:50白馬岳~ 11:25杓子岳~ 12:35白馬鑓ヶ岳~ 13:10天狗山荘
7/21
5:00天狗山荘~ 5:20天狗ノ頭~ 9:40唐松岳~ 10:17唐松山荘~ 12:45五竜山荘
7/22
5:25五竜山荘~ 6:30五竜岳~五竜山荘7:50~ 11:30アルプス平
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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写真
感想
昨年、雷雨のため諦めた不帰キレットに挑んできました。
7/19は、激しい雨だったそうですが、私が到着してからは雨は降らず好天に恵まれました。
今年は雪が多く、雪渓は葱平まで直線コース。18キロのテント装備の後悔が始まります…
歩行中、常に落石の音がするので急いて通過したいものの歩は進まず。少しずつ登っていきました。
白馬岳の分岐へザックをデポして、ほっ!白馬岳山頂は、多くの人で賑わっていました。
分岐へもどっておにぎりを食べたら復活し、巻道を行く予定だった杓子岳も登ってしまいました。
その後、鑓ヶ岳を超えて天狗山荘へ。黒い天狗山荘は今年も格好よかったです。
天気がよかったたので、テント場はいっぱいでした。
前日が寝不足だったため、夕食を食べて早々に就寝。
シュラフは暑くて、途中からカバーだけで寝ていました。
翌朝、スッキリと目が覚め、テントから外をのぞくと見事な雲海が広がっていました。
出発の準備が整った頃、日の出ショーのスタート。感激の余韻に浸りながら、二日目の登山を開始。
天狗ノ頭までは、足取りも軽やかに進みましたが、天狗ノ大下でいきなりビビリはじめます。
落石しないように気をつけましたが、いくつか落としてしまいました。ガレ場はむずかしい。
次は、いよいよ不帰キレット。
もう、必死でした。あまりに怖くて、荷の重さも忘れたほど。二峰の岩登り、恐怖で足の震えが止まりませんでした。すごかったです。一度経験すれば、もう充分なところです。
唐松山荘を超えてからの牛首の鎖もかなりのスリルでした。
その先は、五竜山荘まで穏やかな道のりでした。
五竜山荘では、雷鳥の親子に遭遇。警戒心なさすぎて心配な鳥です。
この夜、雨は降らなかったものの凄まじい風でした。
三日目、テントはなんとか無事で、朝を迎えることができました。
本当は、八峰キレットを超えて鹿島槍を目指す予定でしたが、五竜岳山頂でガスと強風を目の当たりにしてすごすごと退散。遠見尾根を下山してゴールとしました。
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