常念岳、蝶ケ岳



- GPS
- 34:58
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,821m
- 下り
- 2,699m
コースタイム
7月25日5:40一の沢出発ー常念小屋ー横通岳ー常念小屋(泊)
7月26日 5:50 常念小屋出発ー蝶ケ岳ー三俣駐車場 → 一の沢駐車場(タクシー)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初は三俣から前常念コースを計画したが、山小屋の方から一の沢コースの方がお勧めですと言われたので、一の沢から登ることにした。前常念コースは登る人が少なくガスが出るとルートを外れ危険な上、体力的に中高年は回避した方がよいでしょう。 全体的に天気さえ良ければ特に危険なところはなく登山道はよく整備されています。 一の沢駐車場は二箇所ありますが、週末は車中泊する人も多く深夜から多くの車が止まっています。駐車場までは道がわかりにくいため、初めての人はカーナビがないと特に夜は行き着けません。常念小屋から常念岳への登りや蝶が岳までの登山道はあまり危険を感じるところはないが、常念岳頂上はあまり広くないので風が強いときはバランスを崩さないよう気をつけたい。大きな岩を乗り越えるときストックが邪魔になるので頂上近くでは早めにストックをしまった方が良い |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(2)
予備電池(2)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具(1)
ナイフ
保険証(1)
飲料(4)
ティッシュ(2)
バンドエイド(1)
タオル(4)
携帯電話(3)
計画書(1)
雨具(2)
防寒着(2)
スパッツ(2)
手袋(1)
ストック(2)
ビニール袋(2)
替え衣類(2)
入浴道具(2)
ザックカバー(2)
クマよけ鈴(1)
食器(2)
水筒(2)
時計(2)
日焼け止め
非常食(1)
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共同装備 |
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(1)
ローソク
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ(2)
ポリタンク(2)
車(1)
gpsロガー(1)
ガスコンロ(1)
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感想
憧れの北アルプス初登山 焼岳は以前登ったが本格的な北アルプスは始めてだ。梅雨明け後の金・土だったので金曜は山小屋満杯状態、しかし翌日の土曜はもっと混むので山小屋の人が電話での予約を断っていた。深夜に一の沢駐車場に着くとすでに半分くらい埋まっている。
駐車中の半分くらいは車中泊と思われる。翌日4時ころから皆さん起き始め早い人は、4時から出発していた。われわれは朝食や準備をして5時半ころ出発した。入山口で入山届けを提出し、登り始める。一の沢ルートは60%くらい沢筋を歩くのでこの季節でも比較的涼しい。前常念ルートは日当たりが良いので大変だろうと思う。最初は登りもきつくなくあっという間に2時間近く快調に歩くと胸突き八丁手前の雪渓が見えてくる。
冬はこのあたりなだれがあちこちで発生するらしい。胸突き八丁のあたりには野生のサルが何匹かいるが人を恐れることもなく、人を襲うこともないようだ。変に餌を与えたりすると味を占めて人から餌を奪おうとするのだろう。絶対やってはならない行為だ。胸突き八丁からは急な登りになる。急な階段があり重い荷物がこたえる。危険な場所ではないがバランスを失うと怪我につながるのだろう。
最後の水場で水を補給しまだまだ続く急坂を1時間ほど登ると常念乗越しに到着。最後はあっけなく小屋の赤い屋根が見えるので意外であった。昼前であったがすでにガスが出てきており、穂高や常念はくっきりとは見えない。小屋前のベンチで昼食をとり少し休憩したあと横通岳を往復することにした。約二時間で往復して常念小屋に戻ってくるとガスも晴れ周りの山々が良く見えるようになっていた。
日の入りを見ながら夕食の準備をしてすばらしい山並みを見ながら最高の食事でした。山小屋の夕食は整理券をもらうために並び3回に分けて実施していた。この山小屋は泊まりの場合、水は無料でokであり、お茶やお湯がポットに準備されているので、お湯を沸かす必要がない。電気も100円で使えるので携帯などの充電も可能だ。
アイスクリームまで売っているのには驚いた。ただし地上価格の2〜3倍になる。夜は8時にはほとんど就寝に入る。
混んでいたので一畳に二人くらいのスペースしかない。こういうときはテントの方が快適そうだ。両隣のイビキモありなかなか熟睡はできなかった。朝は4時に起床もう薄明は始まっていて外には20人くらいがすでにご来光を待っている。我々も食事をして日の出を見に外へでて写真を撮る。見事な日の出とモルゲンロートの山並みがすばらしい。
今日は最高の景色を見ながら蝶が岳への縦走ができるだろうと心が弾む。6時前に登り始めるが結構風が梓川から上がってくる。涼しいのだが荷物を背負っているとバランスを崩しかねないので結構緊張しながら山頂へ進む。山頂からの眺めはまさに絶景、雲ひとつない青空の中に北アルプスの山並みが手にとるように見える。遠くは八ヶ岳、富士山、鳳凰三山、南アルプス、乗鞍、御嶽山、北アルプス、ものすごい景色が眼前に広がる。
山頂はそれほど広くないので滑落に注意しないと怪我をしかねない。大きな岩を乗り越えるときは慣れないとちょっと怖いかも。これから目指す蝶が岳方面も良く見える、結構ありそうだ。常念岳を降り始めると大きな岩があるので慎重に進む。後ろから団体の登山者が続いてきたので少し早く歩くと息が上がってしまった。
蝶が岳まではいくつかのピークをアップダウンするので思ったより疲れた。普段より自炊の道具や水、カメラ、ビデオなど重いものが多かったので、登りはきつい。蝶からの下山も考えると省エネ登山をしないとスタミナと足がもちそうになかった。蝶槍手前で後ろから元気そうな女性に追い抜かれた。頂上で写真を撮ってもらいましたが、三俣から早朝登り
始め前常念経由で蝶が岳、三俣に日帰りで縦走するとのことすごい健脚である。
私も同行の息子に常に離され、ついていくのがやっとの状態。「10分も待った」よといわれる始末。以前登りで頑張りすぎて足が攣ってしまい、下山でえらい目にあったので、マイペースを心がけました。蝶槍まで行けばあとはゆったりとした稜線歩きのため山並みをゆっくり眺めながらの登山となりました。ペースが遅かったせいで蝶が岳には午後到着となりましたが、下山を頑張りほぼ予定タイムで三俣にたどり着きました。山頂で予約したタクシーに乗り、一の沢まで戻り温泉によった後帰途に着きました。最高の北アルプスでした。
k-tomiさん、こんばんは。
二日間ともお天気に恵まれ、綺麗なモルゲンロートも見る事が出来、
本格的な北アルプスデビューは、素晴らしい山行となりましたね
重い思いをしてビデオを持って行った甲斐がありましたね d('∀'о)♪
やはりビデオだと、画質が綺麗でいいですね
これからも、どんどん撮る回数が増えると思いますよ。
今回は息子さんとの親子登山だったんですね。
私も父と登るんですが、昔はよくおいていかれました(;-_-) =3 フゥ
それが今となっては逆の立場
もっと父が元気なうちに、登っておけば良かったと後悔しています
お疲れ様でしたヽ(´▽`)/
MIKIさんコメントありがとうございます。ほんとビデオを持っていってよかったです。実はmikiさんの飯豊山でのビデオをみてこれは持っていくべきと持参したしだいです。息子は来春の就職が決まり、一緒に行けるのも今年が最後と思い強引に誘って行ってきました。一生の思い出になることでしょう。それにしても東北を中心にすごい山歴ですね。私はあと10年くらいどのくらい登れるかわかりませんが、マイペースで登っていきたいと思います。来週末は会社の同僚と尾瀬、至仏、燧ケ岳に登る予定ですが、天気が!
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