皇海山


- GPS
- 11:22
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,284m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好。黄/橙の道標やピンクテープがしっかりと設置されている。鋸山直下は鎖やロープを使って岩場を登り降り有り。 |
その他周辺情報 | 庚申山荘営業中 六林班峠付近の水場で給水可能。但し濾過推奨。 |
写真
感想
皇海山へ行きました🙂
意を決して皇海山へ。銀山平の駐車場で車中泊。午前3時に起床、準備を整えて4時前に出発。最初は4キロ程度林道が続く。ヘッデンで前を照らしながら歩いていると暗闇の中に鹿の目が光る。結構な数がいる。脅かさないように静かに通過する。
一の鳥居を超えると登山道が始まる。キチンと整備されていて歩きやすい道。ノンストップで庚申山荘まで進んだ。山荘のベンチで小休止がてら朝ごはんを食べた。
山荘裏手の道を進むと岩の壁が現れる。岩の下や横を通過する。そうこうしていると庚申山に到着。少し進んだところで初めて視界が開ける。どの山も名前が分からなかったが、沢山の山々を眺めることができた。幾つかのピークを超えると眼前に鋸山。唐突に現れる岩壁の下り。鎖を掴んで慎重に降りる。コルを過ぎると岩壁の登り返し。ロープを掴んで慎重に登る。こんな感じの登り降りを数回くり返すと、鋸山頂上に到着。皇海山はもちろん、色付いた周囲の山を綺麗に眺めることができた。
鋸山から不動沢のコルへは一気に下る。土の下に霜柱が沢山あり、下りの難易度が上がっている。疲労も出始めているのでかなり堪えた。やっとのことで皇海山登山道に入る。最初こそ緩やかな坂道だが、ロープが出始めるあたりから急登となりグッと標高をあげなければならない。登山口からおよそ11キロ歩いた後だったので、なかなか足が前に出なかった。山頂は眺望無し。記念撮影を済ませてお昼ごはんを食べた。体が冷える前に鋸山方面へ戻り始めた。
鋸山までの登り返しはとても大変だったが、これを登りきれば後は下るのみ!と自分に言い聞かせ、何とか気合で頂上に到着。分岐を六林班峠方面へ。低い笹薮の道を一気に下った後は狭い尾根伝いに進む。次第に笹薮が背丈ぐらいになってくるのでポールで掻き分け足元を確認しながら進んだ。六林班峠を庚申山荘方面へ曲がると沢が出始める。この辺りで担いできた水が底をついたので水場で給水した。フィルターで濾過した大量の水をまずはガブ飲み。ここからは節水する必要はなく飲み放題。そう思うと急に体が軽くなった気がした。
六林班峠〜庚申山荘までの道は、とても長かった。同じような沢を超えるシーンが沢山あり、ループしている気分になってくる。しかし、ところどころ紅葉した木々が太陽に照らされ綺麗に発色していたので、何とかダレずに通過する事ができた。この時期に来たのは正解だと思った。
庚申山荘からは関東ふれあいの道をひたすら下り、登山口の一ノ鳥居までもくもくと進んだ。最後は4キロの林道を歩いた。アスファルトの硬さが疲れた足に響き、終いには足の裏が痛くなってしまった。小一時間歩くと駐車場に到着。怪我なく車に戻れたことに安堵した。
とっても大変な登山でした。色々な山の大変な部分を詰め合わせたような山だと思います。でも、そんな山だからこそ天気に恵まれ綺麗な紅葉を見れた事はとてもラッキーでした🙂
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