金峰山と瑞牆山(富士見平小屋テント泊)
- GPS
- 27:54
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 7:14
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 5:38
6:10駐車場-6:58富士見平小屋
<テント設営>
7:51富士見平小屋-10:39金峰山-13:25富士見平小屋
10月29日(土)
4:25富士見平小屋-5:42瑞牆山山頂-7:37富士見平小屋
<テント撤収>
9:37富士見平小屋-10:02駐車場
天候 | 10月28日(金):快晴後晴れ、無風 10月29日(土):快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金峰山:大日小屋付近から先日降った雪が見られ、稜線に上がるまでには雪が繋がっていた。登りの時点では一部硬くて氷のようになっていたが、下りの時には緩んでいた。滑り止めは、自分は持参するも使用せず。 瑞牆山:雪氷なく、滑り止めは不要だった。 |
写真
感想
10月28日(金)
瑞牆山荘近くの駐車場には5:34に到着、ガラガラ。外気温は0℃で寒いが、風がないので数字ほどの寒さは感じなかった。食事と準備の後6:10に行動開始。ヘッドライトは不要だった。今回は富士見平にテント泊して金峰山と瑞牆山に登る予定。駐車場から小屋までは1時間足らずなので多少荷物が重くても何とかなる。実際に今日は軽量化には気を使わず、必要と思われるものは何でも詰め込んできた。途中小屋の少し下にある水場に寄って1リットル給水し、富士見平小屋には6:58に到着。7時前に着いてしまった。小屋内で受付して幕営地を探す。この時間は新たに設営している人はまだいないようだった。平で寝心地が良さそうなところを選び設営。サブザックに当面必要なものを詰め込み7:51に金峰山へ向けて歩き出す。最初は少し急傾斜が続くが、じきに緩くなり大日小屋に到着。この辺りから数日前に降ったと思われる雪が見えるようになってきた。更に進むと大日岩。天気は快晴で無風。絶好の登山日和だが、足下は雪が増え始める。稜線に上がる斜面あたりからは雪が繋がった。積雪は多くはないが、まだ早い時間のため硬く滑り易かった。帰りここはチェーンスパイクかなあ、と思いつつ通過。稜線に上がると八ヶ岳と南アルプスが目の前に。八ヶ岳の雪はほぼ見えなかったが、南アルプスは、北岳などは既に雪が着いているように見えた。そしてここからはアップダウンを繰り返しつつ山頂へ向かう。標高が高く、日陰になっているところでは雪が雪のまま残っているところもあった。雪に足を取られペースは上がらないが、滑って転ぶのは嫌なので慎重に進む。五丈石が徐々に近付く。10:39に無事金峰山の山頂に到着。山頂付近の岩場からあちこち記念撮影。写真を撮った後は、少し下って休憩。標高がほぼ2600メートルあるのでさすがに寒く、フリースを着て暖を取る。八ヶ岳や南アルプス、富士山などがよく見えた。20分ほど座って休憩後下山開始。経験的に、雪が着いた時は下山のほうが時間がかかると思ったが、案外そうでもなかった。風弱く天気快晴のため、気温が上がり雪が緩み始めていたのだ。登りで苦労した各所は案外簡単に通過することができた。登りにつるつる滑りながら歩いたところも、下りでは緩んでいて特に滑り止めの必要性は感じなかった。とは言え雪を全て融かすほどの気温上昇ではないので、各所の積雪はそのまま根雪になるかもしれない。順調に距離を伸ばしてテント場には13:25に到着。その気になれば瑞牆山往復が十分可能だが、今回はゆるキャンが目的なので、その後はテントで沈殿。昼寝したり持参した食材を消費して過ごす。10月末にしては暖かで助かった。夜は17時を回ると暗くなり、18時前には暖かいシュラフにくるまって寝てしまった。
10月29日(土)
3:25に起床。冬用のシュラフだったので、寒さ知らずの一晩だった。寝てる間にも風は吹かず、起きて外を見ると星がきれいだった。寝床を片して食事の支度。朝食後外に出ても寒さはそれほど感じない。トイレを済ませて4:25に行動開始。真っ暗なのでヘッドライトの灯りが頼り。今日は早朝に瑞牆山へ登って山頂からご来光を見る予定。単独だし周囲にハイカーの姿は全く見えないので、良いペースで進む。昨日の経験から、途中からは雪氷があるかもしれないと思い進む。しかし進めども雪は現れず、山頂直下まで至ってしまった。すれ違い等も皆無だったので、あっと言う間に着いてしまった。分岐を過ぎても結局雪氷は一切なし。無人の山頂には5:42に到着。貸し切り。今日も快晴無風。瑞牆山は山頂が狭くていつ来ても人で溢れていたが、今日は一番乗りだった。日の出までにはまだ少し間があるが、既に明るくなり始めていて、一番きれいな時間と言っても良かった。ただし気温が低く寒いので、持ってきた防寒着をまとって暖を取る。下界に無事を報告しつつ、ご来光を眺める。日の出の時間帯に日の出を見られることは案外なくて、しかも無人の山頂となると滅多にない。寒さに耐えつつ景色に見とれる。結局50分近く山頂にいてモルゲンロートの時間を楽しんだ。6:30を過ぎてから下山開始。経験的に岩場の下りはストックが邪魔になるので、ザックに取り付ける。下り始めると続々と登りの人とすれ違うようになる。早起きはやはり得だったようだ。途中カンマンボロンの入口を見つけ、一瞬行こうかとも思ったが、今日は食料と水を最小限しか持参しなかったので諦めた。すれ違いは頻繁だったが良いペースで下り、7:37にテントに到着。下りは1時間程度しかかからなかった。テント場は朝よりもテントが増えていて、週末を感じさせた。こちらはテントに戻ったら撤収の準備。テントは結露せず乾燥状態だったので撤収が楽だった。残った食料を消費した後9:37に下山開始。食料を食べきったのでかなり軽くなった。相変わらず登りの登山者の列は切れないが、コースが広めのところが多いので、あまり待たずに歩けた。駐車場には10:02に到着。25分で降りてきた。駐車場は、予想どおりにカオスになっていた。
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