栗ノ木洞−鍋割山−塔ノ岳


- GPS
- 06:48
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,509m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:46
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大倉バス停−渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
寄から栗ノ木洞へは、登山道への取り付きがやや分かりにくいものの整備はまずまず。後沢乗越から先は(登山道の)一級国道クラスです。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25000地形図
コンパス
水筒
食料
レインウェア
傘
着替え
防寒着
ヘッドランプ
ストック
保険証
ティッシュ
タオル
計画書
時計
携帯電話
カメラ
筆記具
緊急保温シート
ガイド地図
ツェルト
応急医薬品
GPS
予備電池
非常食
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感想
高松山へ向かうらしい高齢者グループを下ろしたバスは、それでも十数人を乗せたまま寄に着いた。寄沢から雨山峠への道が長期通行止めで登山ルートは限られてしまっているが、それなりの利用はあるらしい。
天気は曇りのち晴れの予報を律儀に守って、冷え込みはないものの、どんよりした空になっている。バス停裏の公的施設とも売店ともつかない所の自動ドアを手で開け!て、ひと声かけてトイレを借りた。
土佐原のしだれ桜と鍋割山方面の案内に従い、民家の間から茶畑の急坂を辿る。以前、一度登山道の入口を間違えかけたので、ヤマレコアプリで確認しながら案内表示を確認。分岐点が寄展望台ということに初めて気づいた。若者一人を先に通し、その後をついて戻り気味にコンクリート舗装の道を登り、茶畑の脇から登山道に入った。
東屋の横を通って鹿柵のゲートを抜け、山腹の林を通りながら高度を稼ぐ。すぐに尾根に出ると思ったのは記憶違いで、かなり歩いて送電鉄塔の所で再び鹿柵を抜け、林道交差に至る。伐採作業をしているようだ。
ここからは基本的に尾根伝いの登りとなる。10分ほど歩いた所に二又があり、本道らしい方は左に巻いたが、結局、200mほどで尾根通しのルートと合流した。やがて、林が開けると櫟山。7,8人が休憩していた。そのうちの若者3人組と前後して出発する。尾根をゆるゆると100m登れば栗ノ木洞の平らな頂上だ。
ここからは逆に100mの大下りとなる。もったいないが急坂を一気に下り、ほどなく後沢乗越に着いた。さすが人気のコースとあって、大勢の登山者が行き交っている。一休みして厳しい標高差400mの登りに挑んだが、すでに結構疲れていることに愕然とした。先日、腰痛で1週間ほどおとなしくしていたせいか、足がなまってしまったようだ。
櫟山から前後して歩いて来た若者3人を見送り、マイペースで急坂を辿った。時々現れる平らな尾根で汗を拭って一休み。標高1000mを越えて振り返ると、相模湾が雲間の光でまだらに輝いていた。水蒸気が多く、大島がかなり霞んでいる。
やがて木道が現れ、頂上が近づいたことを知って一安心。アセビに囲まれた区間を抜けると、鍋焼きうどんを求める登山者の列が見えて鍋割山に到着した。天気は今一つだが、今日もにぎわっている。南側の芝生はスペースがないので、山頂の標柱がある北西側の広場で弁当にした。本来なら富士山の全身が見えるのだが、重たい雲で箱根の先は見えない。
30分休んで出発。たまに太陽が顔を出すようになったが、陰っているとさすがに寒い。綿入りを着込んだまま鍋割山稜を辿る。左の檜洞丸から蛭ヶ岳にかけての稜線は、1500mから上が雲に覆われて見えない。どうも予報より天候回復が遅れているようで、紅葉の木々も日影では今一つ輝きがなく、残念だ。
金冷シから一段と人影が増えた木段の道を登って塔ノ岳へ。すれ違い待ちが良い休憩になった。日は差してきたが午後になっても厚い雲は消えず、山頂の眺望も今日は今一つだ。
まだまだ登ってくる人の多い木段を下り、大倉尾根を辿る。花立付近の山腹にまずまずの色づきの紅葉が見えた。一本松のもみじ回廊の色づきはどうだろうか。やっと檜洞丸山頂の雲が消えたのを見納めに、花立山荘を経て長い階段を下る。
疲れた脚が厳しくなり、堀山の家前のベンチで5分休憩。2000円でオリジナルTシャツを売っていた。閉まっている駒止茶屋前を過ぎて標高800mを切り、くだんの一本松が近づいたが、あいにくモミジの葉はまだ青々としていた。そういえば以前、12月にまだ紅葉が残っていたのを思い出した。
雑事場ノ平で最後の休憩。鍋割への登りできつくなった時はどうなるかと不安がよぎったが、特段ペースダウンはせずに歩ききれそうだ。日が照って暖かなアスファルトの道を下って、無事に大倉バス停に着いた。今日は久々の鶴巻温泉弘法の里湯にゆっくりつかろうと思う。
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