雲上の庭園に遊ぶ鳳凰三山

2014年07月29日(火) 〜 2014年07月30日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,843m
• 下り: 2,006m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 2:16
• 合計: 7:05

6:15 夜叉神峠登山口
7:05 7:15 夜叉神峠
8:19 8:29 杖立峠
9:06 9:14 火事場跡
10:21 12:06 南御室小屋
13:17 13:20 砂払岳
13:02 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 2:56
• 合計: 8:16

6:02 薬師岳小屋
6:10 6:35 薬師岳
7:23 8:22 観音岳
9:35 アカヌケ沢の頭
9:48 10:56 地蔵ヶ岳
11:20 11:32 鳳凰小屋
11:29 11:41 燕頭山
14:15 御座石鉱泉

天候

1日目　晴れのちガス
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・芦安に前泊　夜叉神峠（ここまでバス有り）までバス。

コース状況／危険箇所等

・夜叉神峠登山口〜夜叉神峠　急な道ですがジグザグのよく整備されて歩きやすい。
・夜叉神峠〜南御室小屋　殆ど樹林帯の中を登り、長いが急登はない。
・南御室小屋〜薬師岳小屋　少しの間、急な道となる。砂払岳までの登ると視界が開ける。
・薬師岳小屋〜地蔵岳　岩の道のアップダウンは少しあるが快適な稜線歩きです。
・地蔵岳〜鳳凰小屋〜御座石温泉　鳳凰小屋までは砂礫の中を急降下する。燕頭山まではなだらかな下りですが、御座石までは1000mを急降下する。急な下りなので浮石や木の根に注意。

その他周辺情報

夜叉神峠広河原間林道崩壊の為、広河原までのバスはなく空いていた。復旧は9月位とのことです。それまでは広河原方面には行けません。また、白鳳峠の登山道も崩壊の為、下山出来ません。バスと白鳳峠登山道は利用される時は確認必至です。

写真

7/29 6:12

夜叉神峠登山口、バス広河原線通行止めの為か駐車場の車も少なく登る人も少ない。

7/29 7:00

林の中をジグザグに登って行きます。

7/29 7:13

夜叉人峠、ここから見る白根三山はいつ見ても美しい。

7/29 7:32

ここからは展望のきかない樹林帯をひたすら登ります。

7/29 9:26

岩のゴロゴロした道を登って行きます。

7/29 10:21

南御室小屋、ずっと暗い樹林帯を登ってきたので和みます。ガイドタイムに比べあまりにも早いので、ここで長〜いランチタイム。くつろいでしまいました。

7/29 12:37

再び樹林帯の道を登ります。

7/29 13:06

砂払岳まで来るとやっと眼の前が開けてきました。
でもガスが出ていました。

7/29 13:13

岩陰にハクサンシャクナゲが出迎えてくれました。

7/29 13:13

シャクナゲは岩に似合います。

7/29 9:07

唯一、少し開けた火事場跡、北岳はガスが出始めました。

7/29 13:14

ガスの中で花見です。

7/29 13:17

ガスで観音岳は見えません。

7/29 13:21

コメツゲクサが可憐な花を咲かせています。

7/29 13:23

観音岳小屋、予定より早めについてしまいました。

7/29 16:29

時間もたっぷりあるので砂払岳に登り、晴れるの待ちます。薬師岳と観音岳が姿を現しました。明日は期待出来るかな。

7/30 4:59

少し雲がありましたが翌朝、ご来光見られました。

富士山も目覚めました。

7/30 5:01

いつ見ても感動です。

7/30 5:04

薬師岳の影が明けゆく白根三山に映します。

7/30 5:07

塩見岳もすっかり目覚めました。

7/30 6:08

朝食後、薬師岳から自然が創り出した石庭が白根三山を借景に素晴らしい眺めです。ここから雲上の庭園漫歩が始まります。

どこを見ても日本庭園。

庭園の借景に富士山。

7/30 6:11

雲海に浮かぶ富士。

7/30 6:12

薬師岳の石庭。

7/30 6:15

7/30 6:16

右に富士山。

7/30 6:17

左に稜線を歩きながら白根三山を眺め尽くします。

7/30 6:18

北岳の勇姿。眺めながら歩くなんて、超スローペース！

7/30 6:19

鳳凰三山の稜線にはいくつもの石庭が出現しています。

7/30 6:26

八ヶ岳も雲上に浮かんでいます。

7/30 6:28

鳳凰三山の最高峰、観音岳山頂。

7/30 6:35

今、歩いてきた稜線。

7/30 6:55

ビランジが

7/30 6:59

稜線で咲き誇っています。

7/30 7:28

甲斐駒ケ岳もすぐそこに。

7/30 7:29

素晴らしい山頂からの眺め、ここで大休止。あくなく眺望を楽しみます。

7/30 7:29

岩陰に三角点発見！

7/30 7:56

甲斐駒。

7/30 7:57

仙丈ヶ岳。

7/30 7:57

白根三山。どこまでも。

7/30 8:02

富士山。

7/30 8:10

塩見岳。

7/30 8:27

雲上の庭園歩きは続きます。

7/30 8:40

オベリスクが見えてきました。

7/30 8:45

雲海に浮かぶ秩父連山。

7/30 8:56

人面岩と北岳。

7/30 9:09

石庭歩きはなおも続きます。

7/30 9:18

タイの楽園ビーチみたい！

7/30 9:20

本当に似ていいる場所があるのです、

7/30 9:32

岩陰にはビランジの共演！

7/30 9:32

登山道脇のそこにかしこに。

7/30 9:32

咲いています。

7/30 9:32

脇を見たりしたを見たり忙しい。

7/30 9:33

可憐なビランジに会えて良かった。

7/30 9:48

鳳凰三山の真打ち登場、オベリスク。

7/30 9:53

青空に立ち尽くすその姿はこう神々しい。

7/30 10:04

子授かりの願掛け地蔵がいっぱい！

7/30 10:09

オベリスクへ登れるところまで行ってみます。

7/30 10:16

一気に高度が上がります。

7/30 10:19

オベリスクの根元へ来て鼓動を聞きかました。
ここから先は一枚岩なので止めました。

7/30 10:23

北岳から誰かこちらをみているかな。

7/30 10:27

展望を楽しみ急な岩場を降ります。

7/30 10:32

オベリスクに触れられただけでも良かった。

7/30 10:57

一休みしてオベリスクを眺めます。

7/30 10:57

急な白い砂礫の中を鳳凰小屋目指して下ります。

7/30 11:00

一気に下ります。

7/30 11:09

樹林帯に入ると鳳凰小屋も近い。

7/30 11:32

鳳凰小屋。ここで水を補給させてもらいました。
長い下りに役に立ちました。ありがとう！

7/30 11:41

小屋の周辺では色々な植物が咲き誇っていました。
しかし、時間がないのでゆっくり見ている暇はありません。ハクサンシャクナゲ。

7/30 11:47

稜線でゆっくりしすぎて、御座石鉱泉へ超特急で下ります。

7/30 12:23

もう鳳凰山はガスの中です。

7/30 12:29

燕頭山、ここから一気に1000m下ります。

7/30 12:45

下るほど汗が吹き出してきます。
下山口の御座石鉱泉ではバスに間に合いゆっくりと
汗を流せました。

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

saramasa

夜叉人峠広河原間林道崩落のため、通行できず来るべきか迷ったが、今回は電車を利用して縦走することにした。やはり、夜叉人側からの登山者は少なく静かな山旅の始まりであった。
樹林帯の中の長い道は急登は少なく思いの他、宿泊の薬師小屋まで早い時間で登れてしまった。長い樹林帯が終わるとそこは自然の創り出した石庭が広がっていた。翌日のその稜線は自然の創った造形美とそのバックに屏風のような白根三山を眺めながらの稜線漫歩は飽くことなく素晴らしい世界を眺められました。あまりにもその世界を楽しんだため、バスの時間が
ギリギリとなってしまいました。ドンドコ沢を下る予定だったが鳳凰小屋のお兄さんに「御座石に下ってギリギリだよ」と言われ御座石鉱泉に下りました。お陰様でバスの時間の一時間前に到着。御座石鉱泉でたっぷりと汗を流すことが出来ました。鳳凰小屋のお兄さんありがとう！
鳳凰三山の稜線歩きは最高の眺めを満喫できました。